8月26日(火)、宝塚大劇場でエリザベート―愛と死の輪舞―を観てきました。
この公演は花組新トップ明日海りおさんのお披露目であり、娘役トップの蘭乃はなさんのサヨナラ公演でもあります。
明日海りおさんの黄泉の国の帝王トートは透き通るような美しさ、蘭乃はなさんのエリザベートは輝くような美しさでした。
このコンビでの宝塚の舞台が1回限りというのはなんとももったいない気がします。
2回のウイーンの旅―といっても駆け足ツアーなので、偉そうなことは言えませんが―で、結婚のいきさつや青年に刺されて客死したことなどエリザベートのことは少し知識があります。シシィ博物館も見学してきました。
舞台はエリザベートを暗殺したルキーニの裁判が煉獄の裁判所で100年も続いているところから始まります。
まったく予備知識がなかったら分かりづらかったかもしれません。
明日海りおさんオープニングから、フィナーレまで、銀髪のかつらで通します。
2009年の新人公演でもトート役を演じたそうで、その公演を観た方々にとっては感慨ぶかいものがあるでしょうね。