神戸市立小磯記念美術館で特別展「新宮晋 地球の遊び方」を観てきました。(会期は9/23まで)
毎度のことながら、終了間際のすべり込みです。
風を受けて動くオブジェで世界的に活躍している新宮さんは、小磯良平の遠縁にあたり、小さいころから小磯さんに絵を見てもらっていました。
この展覧会は新宮さんの小学校時代の水彩、東京藝大時代の油絵、イタリア留学時代の作品さらには絵本の原画など約120点が展示されています。
作品の傍らには作品にまつわるエピソードなども掲示されておもしろく読みました。
藝大時代の師でもある、小磯さんと作品の傾向が違ってきたとき、小磯さんがホッとしたようだったとか、家事にいそしむ母親のスケッチは母がすすんでモデルになったとか、風で動く作品制作を思い立ったいきさつとかです。
三田の兵庫県立有馬富士公園内には今年6月、新宮さんの作品12点と現地の池を見て構想された新作「風のロンド」を設置した「風のミュージアム」がオープンしました。
季節もよくなったし、行ってみたいですね。