兵庫県立美術館でポンペイの壁画展を観てきました。
会期は12月25日(日)までです。
およそ遺跡だとか出土品とかに興味を持たないほうでした。
ポンペイのことも、ヴェスヴィオ火山の噴火で火山灰に埋まった街として、歴史の教科書的な知識がある程度でした。
ところが、ポンペイの埋没がAD79年と、2000年以上も前であったにもかかわらず、再現フィルムやジオラマでその当時の人々が現代とそう変わらない日々を送っていたということが実感としてわかると、俄然、発掘された色鮮やかな壁画の素晴らしさに驚かされたのです。
1963年に発掘された「カルミアーノ農園別荘」の食堂の壁画は組み立てられ、中に立つと古代ローマ人がすぐそばのドアから出てきそうでした。
常設館のコレクション展「ハナヤ勘兵衛の時代デェ!!」、「彫刻大集合」も楽しんで観てきました。