自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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芦屋交響楽団 第95回定期演奏会

2022-11-07 | コンサート・音楽・宝塚

11月6日(日) 兵庫県立芸術文化センター大ホールで
芦屋交響楽団 第95回定期演奏会

曲目は―
ファリャ◆バレエ音楽「三角帽子」 第2組曲
マーラー◆交響曲 第9番

指揮:黒岩英臣さん

 

1967年発足の芦屋ポップスオーケストラを母体に、1970年に芦屋交響楽団は結成されました。
その創世期には故芥川也寸志さんが音楽監督としてかかわったという歴史と実力に恵まれたアマチュアオーケストラです。

今回のマーラーの9番は22年前にも取り上げられたということですが難しい曲ですね。
静寂の中、「死に絶えるように」と楽譜に記されている最後は、拍手のタイミングにとまどうような終わり方です。
マーラーは楽器の弾き方、吹き方にも細かい指示が多いそうです。
ところがマーラー、この曲の初演を耳にする前に亡くなったそうですよ。

演奏時間は約80分。初めて生で聴く私は時々集中力が途切れました。


この日(11/6)、NHKEテレの「クラシック音楽館」は95歳のマエストロ、ヘルベルト・ブロムシュテットさんが指揮する同じマーラーの9番でした。
いい復習はできましたが、味わうところまではいけませんでした。

ブロムシュテットさんはコンサートマスター・篠崎史紀さんに支えられて登場、椅子に座っての指揮でした。
演奏後、振り向いたブロムシュテットさんを観客がスマホで撮影し出しました。いいの?
ステージの袖から再登場するのを待ち受けて、またスマホが向けられます。
晩年の朝比奈隆さんもそうでしたね。多分撮影はしなかったと思うけれど。

 

芸術文化センター前の広場のケヤキが紅葉していました。
今日(10/7)は立冬でした。季節は何があっても進みますね。



昨日はガーデンズのつるはんでつるはん御膳をいただいて帰りました。

 

 

コメント (6)
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