NHKの朝ドラ『らんまん』は、いよいよ来週最終回を迎えます。
楽しい半年間でした。
牧野さんの生涯はなんとなく知っているし、植物園に入ればどこでも、牧野さんゆかりの展示があります。
でも牧野さんって、正確なところ、どんな一生を送ったのでしょう。
以前読んだ朝井まかてさんの『ボタニカ』も、今回読んだ長尾剛さんの『牧野富太郎の恋』も史実を基にしてはいますが、創作部分が入っているようです。
朝ドラの『らんまん』に至ってはオリジナルストーリー^^と銘打っています。
今朝の放送でも、関東大震災に遭遇するまで、十徳長屋に住んでいますが、これまで読んだ本では増え続ける子どもと標本、資料を保管するために次々広い借家に転居して、その都度ためた家賃を踏み倒していたようなのです。
まあ、朝ドラ『らんまん』では万太郎をはじめ、善人が多く登場して、いつも気持ちよかったからいいのですが。
この『牧野富太郎の恋』の終盤にこんな記述があります。よく話題になる言葉です。
「君、『雑草』などという植物は、この世にないよ。植物は全てそれぞれが名を持ち、特色を持ち、独自の生命を精一杯に生きているんだよ。もし名がなければ、つけてやるだけさ」
皇居に招かれた牧野が陛下お付きの若い宮中職員の
「このあたりは、ずいぶんと雑草が生えていますね・・・」ということばに昭和天皇と牧野さんが反応して、二人の思いを牧野さんが代弁しました。
「この世に雑草という植物はない」と言ったのは昭和天皇なのか牧野富太郎なのか、結局どちらなんでしょう。
リーグ優勝が決まってから、負け越している阪神。今夜(9/20)、甲子園での阪神・巨人戦はノイジーのタイムリーで、4-3で阪神勝ちました。
京セラドームでは、オリックスがリーグ優勝を決めました。