たとえサポーターがいたとしても、畑を耕し、収穫した野菜を調理して食べ、日記を書き、本にする。
そんな幸せな102歳はなかなかいないでしょう。
石井哲代さんは広島県尾道市で暮らしています。
『102歳、一人暮らし。』には「長生きできる八つの習慣」「生き方上手になる五つの心得」「私らしくいるための五カ条」など石井哲代さんの人生訓がいっぱい。
でもそれは日々普通に暮らしている中で生まれたもの。たまたま分かりやすく、編集されたのであって、決して「こうしなさい。ああしなさい」というものではありません。
文藝春秋のBOOKSのページに、まんまるで穏やかなお顔とともに、一部が紹介されています。
良く寝て、食べて、何かをする
102歳の真ん丸なお顔、活気を感じます
私も、お迎えが来るまでそうありたいと思っていますが、
心折れる時があります
錆びない鍬になりたい!
人生目標を持たなければいけませんね、教わりました。
100歳超えても、本を執筆できる体力、知力があるのは幸せですね。なかなか、こうはいかない方のほうが多いでしょう。
お年がお年だけに、身体の不調も多くなっているようですが、毎日
日記をつけているそうです。
頭がはっきりしているのがうらやましいです。
さすがに、本づくりにあたっては中国新聞のサポートが大きかったようです。
でもそのネタは哲代さんが提供しているわけですよね。
教師として、長年頭を使っていたのがボケを遠ざけたのでしょう。