日本で9年、アメリカで19年、プロ野球選手として活躍したイチローさんが日本の野球殿堂入りを果たし、そのスピーチが素敵でした。
演台においたメモに目を落としながら、流暢ではないけれど決まりきった文言を使わず、ご自分の言葉で誠実に話されました。
殿堂入りの通知式は1月16日。今日17日の記憶をスピーチから外せません。
イチローさんは阪神・淡路大震災の揺れを、神戸のオリックスの寮で経験、「命の危機」を感じたそうです。
私もあのとんでもない揺れに14階建てのマンションの7階で遭遇しました。
このビルはこれからどういう風に崩れていくんだろうと思いました。その時は腰が抜けるような恐怖心は特に感じませんでした。
ガタガタ、ボキボキ、シューシューという音と、少しガスの臭いがしました。
あの日から30年、震災への思いは個人差があります。
それは仕方がないことです。
「神戸は、僕にとって今も特別な場所」といって、気にかけてくれるイチローさんをこちらからも注目していきたいです。
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