自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

東大合格生のノートは必ず美しい(文藝春秋)~太田あやさん

2009-01-21 | 
絵本のような本です。
文藝春秋ではめずらしい、ビジュアル本なんですって。

大学受験には関係なさそうな大人が買って読んで(見て^^)いるようです。

これを読んで娘や息子の受験の参考にするのではなく、自分の受験には間に合わなかったけれど、仕事や資格試験や趣味などのノートづくりに役立ちそうだ、とね。


美しいノートをつくる法則があるそうです。

とにかく文頭は揃える
写す必要がなければコピー
大胆に余白をとる
インデックスを活用
ノートは区切りが肝心
オリジナルのフォーマットを持つ
当然、丁寧に書いている

とうだいのおとにしたいために、ちと苦しい^^ところもありますね。

やっぱりきれいにノートをとったから、東大に入れたのではなく、東大に入れるような人はノートがきれいにとれるということなんじゃないかしら。

私の経験では、字がへたでも飛びぬけた頭脳の持ち主はごまんといますが、きれいな字を書く人で、頭の悪い人はいませんね。

1月15日付けの新聞にこんな記事がありました。
コクヨS&Tが、この本と提携して、「ドット入り罫線シリーズ」を売り出して、今のところ目標の3倍ペースの売り上げなんだそうですよ。




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気になる2人

2009-01-20 | 社会・時事
この新年、一番TVに出てたのが、手前のはるな愛ちゃんだったんですって。バラエティ番組、あまり見ない私でもよく見かけたもの。

男子高(暁星学園だって)出身の女子大生、椿姫彩菜さんも知的な美人。愛ちゃんより、一回り下なのに、いつもしっかりしたコメントしてるよね。

愛ちゃんと椿姫彩菜さん、金子勝さんと竹中平蔵さんが今私が気になる2人、二組です。




このところ、一緒にTV出演して、にらみ合ってる^^慶応大学経済学部教授のお2人さん。

手前が金子さんで、向こう竹中さん。経済無知の私には「何にも言えねー」けど、竹中さんの立て板に水のしゃべりはかえって信用できないんだなー。

いざなぎ景気を超えたいざなみ景気(この名称は正式には認知されてないらしい)と言われてたころ、預金に利子はほとんどつかなかったし、景気よさを庶民には実感できなかった。

そんなころ(3年ほど前だったかしら)、「景気のよさを肌で感じますね。新幹線のグリーン車が混んでいる。しかも小さい子ども連れが多い」と。ずいぶん説得力のない発言する人なんだぁと、あきれたっけ。

「郵貯をアメリカに投資しよう」なんていうフリップを持った番宣もつい最近まで流れてた。この人は今一番蓄えを持っている高齢者のお金を吐き出させ、アメリカに渡したいようです。

参議院議員を2年で辞めたのもねぇ。自分の考えに自信があるなら、任期いっぱい、おやりになったらよかったのに。K氏の後ろ盾がないといじめられるからですか?


やっぱり、かわいくて、明るくて、おしゃべり上手なはるな愛ちゃんがいい!

はるな愛は32歳、大西賢示(本名ね)は36歳だって。

言うよね~^^。


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京都大学交響楽団 第184回定期演奏会

2009-01-19 | コンサート・音楽・宝塚
1月13日(火) ザ・シンフォニーホールで京都大学交響楽団第184回定期演奏会

曲目は―
J.シュトラウス2世◆喜歌劇「ジプシー男爵」序曲
M.ラヴェル◆ラ・ヴァルス
J.ブラームス◆交響曲第2番
アンコールで
ブラームスのハンガリア舞曲第6番
客演指揮/阪 哲朗さん
指揮の阪さんを見に来た人もいるくらいファンの多い方です。今年もドイツが拠点になりそう。ドイツ、ドイツ、行きたいです。

ザ・シンフォニーホール京都コンサートホール大ホールで1日あけての2回公演です。

一人一人、しっかりと技術を身につけたメンバーが集まった音だと感じました。管のソロも実に見事です。

ブラームスの2番、4楽章の華々しいラストを終えたあと、拍手に応えてアンコールでハンガリア舞曲第6番を演奏したのですが、なんと途中からチェロを除く全員が立ち上がって^^演奏したのです。

指揮の阪さんはやれやれ^^といった感じで客席のほうを向く演出です。さらに阪さん、やってられないよ^^といったふうに指揮台から消えたそうです。

私はそんなことをやってのけた^^オケの人たちの顔を見回していたので、阪さんがいなくなったのには気がつきませんでした。

立ち上がったのはいいけれど、オケのみんなはすごい真面目な顔でこわばっていた^^ように見えました。最後まで緊張していたのかもしれませんね。

京都公演ではどうだったんでしょうかね。




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第115回リラックスコンサート~新年の夢をピアノにのせて

2009-01-18 | コンサート・音楽・宝塚
1月17日(土) 武庫川女子大学甲子園会館でリラックスコンサート

曲目は―
ベートーヴェン◆ソナタ第14番「月光」、エリーゼのために
シューマン◆子供の情景より「トロイメライ」
ショパン◆子犬のワルツ、ノクターンop15-2
スクリャービン◆左手のためのノクターン
ショパン◆華麗なる大円舞曲
ドビュッシー◆子供の領分(グラドゥス・アド・バルナッスム博士、ジャンボーの子守唄、人形のセレナーデ、雪は踊っている、小さな羊飼い、ゴリボックのケークウォーク)、月の光
ハチャトーリアン◆トッカータ
ファリャ◆火祭りの踊り
王 建中◆山丹丹開花紅艶艶
外山雄三◆幻想曲
アンコールでリムスキー・コルサコフのくまん蜂の飛行

ピアノ/内田美苗さん 朗読(子供の領分)/貞光裕美子さん(内田さんの娘さんです)



阪神・淡路大震災から14年目のこの日、演奏会はバッハのアヴェ・マリアから、静かに始まりました。

木洩れ日が差し込み、ときおり鳥のさえずりが聞こえるホールです。

聴きなれた曲の多いプログラムに、内田さんの解説がそえられて、新しく知ったことの多い演奏会でした。

さんの曲や、中国公演のために用意された外山さんのオリジナル曲も初めて聴けました。

内田さんは長いキャリアをお持ちの方ですから、そうお若くないはず^^ですが、ピロピロとよく指が動きます。スタイルもぜい肉ひとつなく、お嬢さんと並ぶと美人姉妹^^のようです(と、ご本人が言ってました)。

日々、ご自分に課することが多いのでしょうね。(それにひきかえ・・・シュン)


このリラックスコンサートではベーゼンドルファーのピアノを使うことが多いのですが、このピアノ鍵が9つ多いんです。間違えることのないよう(ありえませんが)、白鍵も黒い^^のです。

以前聴いたコンサートで、「今日はベーゼンドルファーなので、低音部にハンケチを置きました」と、言っていたピアニストがいました。

「日本ベーゼンドルファー」は倒産しましたが、ヤマハがウィーンの本社の経営を引き継いでいます。




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焼けただれたカメラ

2009-01-17 | 展覧会
阪神・淡路大震災の日から14年が経ちました。

大きな被害を受けなかった(と今ではそう思います)私は、もう朝早く目をさますこともありません。

ただ、子どもたちがうたう「しあわせ運べるように」を聞くと、条件反射のように目頭が熱くなってしまいます。


先週土曜日の地元紙の夕刊に「震災の猛火に耐えたフィルム120本」という記事が載りました。

地震後起きた火災の類焼で自宅が全焼してしまった男性が撮り溜めていた写真のフィルムが、奇跡的に焼け跡から見つけ出せたというのです。


家は地震でほぼ全壊だったので、あきらめていましたが、火事さえなければ、思い出の品、大事な品はもっともっと手元に残ったはずだったのです。


震災の1と月後には大阪で個展を開く予定でした。

焼け跡から見つけた、長野県・伊那谷の四季を撮った写真は鮮やかなカラーでよみがえり、もうダメだと思っていた個展を開くことができたそうなのです。

その写真を今日、1月17日にJR甲子園口近くのギャラリーで見ることができました。


震災後も伊那谷通いは続いて、もう70回以上とか。

伊那谷の自然や行事、伝統芸能、そこに住む方々との結びつきが、入谷さんの14年間を支えてきたのでしょうね。


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TSUTAYAデビュー

2009-01-16 | 映画・テレビ
今年は映画をたくさん観るゾウ

で、初めてTSUTAYAのカードをつくりました。

家族にはひんしゅくかってます。
山のように溜まったVHSテープと溜まり始めたDVDはどうするのっ。

だからぁ、返す日が決められてたら、いやでも観るでしょう。ということ。
近くにレンタルショップがないので、街に出た^^とき借り返しできるよう、
7泊8日で借りてきます。

シニア料金というのがあるのだけれど、新作と準新作は適用されないんだって。
な~んだ。


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私は貝になりたい

2009-01-16 | 映画・テレビ
房江、賢一、直子、さようなら。
・・・・・・
・・・・・・
せめて、せめて生まれ変わることができるなら、
いえ、お父さんは生まれ変わっても、
もう人間になりたくありません。
人間なんていやだ、
・・・・・・
・・・・・・
どうしても生まれ変わらなければいけないのなら、
私は貝になりたい。


重苦しい映画だと想像できましたから、観に行くことはないと思っていました。

でも、日本の四季が美しいと評判の映画でした。
そこへ、つい4・5日前、地方紙1面のコラムに、「私は貝になりたい」が取り上げられたのです。

隠岐諸島の西ノ島にある摩天崖(まてんがい)という、海面からの高さ260mの断崖を映画に使うことで、
約50年前に映画化を断念した「深い深い、海の底の貝」の意味の重さを今回は表現できたと・・・。

観ておこうと思いました。

豊松は面会に来た子どもたちの指をつんつんとさわって、しゃぶります。写真は涙をさそう、その場面です。
ネットで簡単に拾えましたが、ジャニーズのタレントさんが入っているのに珍しいですね。大丈夫かな?

戦争がいつ、どこで起きてもおかしくない世界です。
その悲惨さ不条理さから、目をそらしてはいけませんね。





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北辰斜にさすところ(DVD)

2009-01-15 | 映画・テレビ
お正月休み―もう2週間経ったんですねぇ。早いです―に娘が、
「ビデオ借りてくるけど、何か観たいのある?」
と聞いてきたので、昨年亡くなった緒形拳さんの「長い散歩」をリクエスト。

映画館で観たときよく分からないところがあったから――というより、少し眠ってた^^から。

映画の中には、遺作となったTVドラマ「風のガーデン」の緒形さんより、たくましい緒形さんが存在していました。

続けて観た「北辰斜にさすところ」はオットが借りてきたもの。
作品の冒頭に、緒形直人さんが出てきて、不思議な縁を感じました。

「北辰・・・」はタイトルからして地味。
鹿児島の旧制第七高等学校の寮歌だそうだけど、私も含めて分かる人のほうが少ないでしょうね。

公開は1年ほど前。当時おすぎさんが、
「誰が見て、誰が楽しむのだろう。多分この映画のモデルとなった人達だけだろう。・・・」
と、酷評してました。

おすぎさんの言うとおり^^、実は三國連太郎さんが演じたモデルの息子さん(モデルも息子さんも現役の医師です)が、オットのチンドン遊びで、少しご縁があるのです。

私は七高(鹿児島)と五高(熊本)の野球の試合に現在の鹿児島大学、熊本大学の100周年記念試合を重ねて、静かに反戦や青春のありかたを語っているこの映画、いい映画だなぁと観終えました。

三國連太郎の娘役をした太目のおばさん、見覚えあるけど誰かなぁと思ったら、佐々木愛さんでした。
鬼籍に入った北村和夫さんを始めとして、シルバーオールスターキャスト^^でした。

(写真はWeb上から借用しました)






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座り心地

2009-01-14 | 日常・身の回り
外出によく利用するのは阪急電車ですが、昨夜は久し振りに大阪からJRの下り普通電車に乗りました。

どうも座ってて違和感があります。


座面のくたびれ様から、そう新しい車両ではないようなのですが、電車のシートって、こ~んなに浅かったかなぁと思える短さです。

天○よしみちゃん体型で、足が長くない^^私でも、ひざ裏までシートが届きません。



まぁ、お行儀よく座らせるためとか、立ちスペースを広げるためとか、製造コストを下げるためとか、いろいろ理由があってのことなのでしょう。

新快速、快速はそこそこ混んでますが、かなり空いている普通電車です。

座って本を読みながら帰れるので、普通好き^^な私です。


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告 白(双葉社)~湊かなえ さん

2009-01-13 | 
愛美は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたからです。

新人作家のデビュー作が、全国のミステリー通書店員が選ぶ「2008ミステリーベスト10」の国内部門の1位になってしまったのが、この「告白」です。

6章だての第1章「聖職者」は短編として発表され、「小説推理新人賞」を受賞。その後、2・3章を連作、4・5・6章は単行本にした際の書き下ろしです。

ある中学校の教室、学年終業式の日に担任の女性教師が学校を去ることを話します。

彼女はこの1年の間に、どうしても学校に連れてくるしかなかった日に、幼い1人娘を学校のプールで亡くします。公には事故として処理されましたが、このクラスの生徒に殺されたこと、そしてその犯人2人に復讐の矢をすでに放ったことを告白します。

たとえ殺人と分かっても、少年法によって少年たちは守られてしまうからです。

章を追うごとに、告白者が代わります。2人の犯人のうち実際に手を下してしまった少年、幼なじみの少女、少年の姉、少年に殺されたため告白はできなかったけれど母親が残した日記、首謀者の少年・・・。

告白はとても説明的で、読者があれこれ推理する必要もなく、すいすい読めます
ページをめくる手は止まらず、ぐんぐん読めます

少年たちを守る大人がまったくいないわけではありません。ただそちら側の人間が間が抜けた人間のように感じてしまいます。でも、誰かをしっかり愛し、守ろうとした人間がいるということは救いです。

後戻りも、しょく罪へも向かわない、破壊的な最終章は別な展開があってもよかったと思いました。
・・・が、その突拍子もないラストが、な~んだ、これはやっぱり物語だったんだと、妙に安心させてくれます。




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