今ではお酒が主体の当店ですが、10年ほど前までは食品の類もそこそこ取り揃えておりまして、その頃からお付き合いいただいている一部の業者の方と細々ですが交流が続いております。
その中の一つ、静かな人気商品のお茶が在庫僅かとなりましたので発注の電話をかけると、受話器を取られたのはおじいさん。
「もしもぉーーーし、マイタ商店ですがーーー。」
「・・・え~~~~~?(?_?)」
ご高齢ですから こちらの声を聞き取れないのは致し方ないこと。その辺は慣れておりますので、大きな声でゆっくりと、文節ごとに区切って話すように努めます。
お次は味噌屋さんに発注。こちらでも電話に出られたのはおじいさん。
さらに味噌漬け屋さんにも電話を… やはり受注担当者はおじいさん。うちとお付き合い下さっている食品系の業者さんは家業のところが多いので、このようなやり取りは日常的。一回の電話の効率はよくないかも知れませんが ほんわか温かな気持ちになれます。
プルルルルル・・・
おっと今度はお客さんから注文の電話が。
「お酒持って来てくれるかね。」 あぁ 〇〇さんのおばあちゃん。以前贈答用に使って下さったのと同じお酒と言うので、
「金鶴ですね。」 ・・・ちょっと声が小さかったかな。(・_・)
「・・・え~~~~~?」 ・・・やっぱりね。(~_~)
「き・ん・つ・るっ」 ・・・これならわかるでしょ。(^。^)
「シンプル~~~???」
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ばあちゃん、間違え方がオシャレですぞ。(~_~;) 横文字かい・・・
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追伸
追伸 若いお客さんもいらっしゃいますよ、ウチだって。
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