島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

東海道15.

2025-01-13 | 京都へ、京都から

 小川さんの地図は綺麗でよくわかるので、また利用させてもらっています。

青線の東海道はいよいよ難所と言われてた日ノ岡峠に差しかかりました。

 今は地下鉄東西線と同じ線路を通り、地下に潜った京阪電車京津線も、この東海道に沿って路面電車のように走っていたので(つい最近までです)、この峠を降りる時はキーキー言っていたような気がしてます。

 峠の九条山には、京津線の九条山駅も有りましたが、その付近にあったのが粟田口刑場です。

今はこんな看板以外何もありませんが、この地で1万五千人の人が処刑されましたし、明智光秀の遺体もここにさらされたようです。

 このまま旧東海道とは違いますが、三条通を山科側に下って行くと左側に(滋賀に行く時に信号で止まるといつも見てます)、京津国道改良工事の紀念碑(昭和8年)が建っています。

その土台の溝が入った石は、車石の転用です。

 又その横の粟田口刑場で亡くなった人達の供養の為に建てられた大名号碑は、元々は峠の粟田口刑場にあったのですが、明治の廃仏毀釈で切断放置されていたのを、ここに再建したそうで、南無阿弥陀仏の弥で切断されていたのを再接合した跡が、はっきりわかります。

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東海道14.

2025-01-10 | 京都へ、京都から

 昨日は今季初めてうっすらと積雪あって、今日は大雪の予想でしたが、朝起きても雪はなし。

でも8時ころから吹雪になって、あっという間にグランドは白くなりました。

 正月明けましたので、再び「京都へ、京都から」の東海道編に戻ります。

久しぶりなので、前回の地図再掲しますが、今は三条大橋を出立して約1㎞ちょっと行った蹴上付近です。

 写真は、地図のインクラインの下をくぐるトンネル「ねじりまんぽ」です。

「まんぽ」はトンネルの意味の古い言葉らしいですが、私は使ったことありません。

ねじりまんぽは内壁のレンガをらせんに積むと強度が増す方法(理屈はもひとつ理解不足)で作られたトンネルです。

この写真の西口の扁額(ヘンガク)には、第3代京都府知事北垣国道の揮毫した雄観奇想(ユウカンキソウ)(見事な眺めと優れた考えの意)が掲げられています。(半分しか写ってませんが)

 このねじりまんぽを左に見ながら蹴上の坂を上り、京都市営地下鉄東西線の蹴上駅入り口を通り過ぎて日ノ岡峠を進みます。

電動自転車なので、スイスイ上りますが、江戸時代はなかなかの難所だったので、もっと急坂だったようです。

 日向大神宮(ヒムカイダイジングウ)の一の鳥居が見えてきました。

ここが本来の粟田口(京の七口)らしいですが、東海道を行き来する旅人は道中安全をこの神宮で祈り、その門前には弓屋・井筒屋・藤屋という京で有名な茶屋も並んでいたそうです。

 日向大神宮の参道を少し登りましたが、もっと上に本堂は有るようなので諦めて、この写真琵琶湖疏水の蹴上舟溜まりを見るだけにしました。

ここからインクラインは始まり、またこの疏水の水はここから埋設された約4.6㎞のベルギー製鋳鉄管を通して東本願寺まで運ばれ、防火用水として使われている本願寺水道の始まり地でも有ります。

この水源地と京都駅近くの東本願寺の高低差は48ⅿなので、充分屋根まで届く水圧の防火用水になるそうで、1897(明治30)年に完成したそうです。

 東本願寺の前の烏丸通を通る京都市電の軌道も、お東さんの前だけ避けるように膨らんで通してますし、明治の頃の東本願寺は力があったんでしょうね。

 向かいに蹴上浄水場が見える広場に、この義経地蔵が有りました。

金売り吉次と共に鞍馬山から奥州に向かう牛若丸(義経)一行が、この日ノ岡峠に差し掛かった時、馬に乗った平家一族の9人とすれ違い、一団の一人が誤って泥水を蹴り上げ、義経の衣服を汚してしまい、謝ることなく通り過ぎたので、義経はその9人を切り殺したそうです。

その後我に返った義経は後悔し、村人に9人の菩提を弔うように頼んだそうで、その時造られた9体の一つがこの地蔵だそうです。

源義経、立派な人なのかどうかわからないですね。

 一説にはこの馬の蹴り上げから、蹴上(ケアゲ)の地名も生まれたようです。

私の小学校時代、バスで山科の郊外学舎に向かう時にここを通る時は、いつも皆が自分の髪の毛をつまんで、「毛あげ」と叫んでいましたね。

 ブログ書き終えて外を見たら、明るくなってましたが雪は2㎝ほど積もってました。

今日はどこも大雪らしいので、皆さんお気をつけて!

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あの素晴らしい時をもう一度

2025-01-08 | ノンジャンル

 今年は奇跡の9連休と世間では言われていた正月休みも終わりましたね、私は11連休の正月休みだったんですが、家内のデイサービスは正月休みなく、火曜日・金曜日とデイに行ってくれたので、それに合わせて私も正月休みの火曜日・金曜日はちょっと仕事に行きました。

ですからいつもと同じで、今年もこのように週休5日で少しだけ働くので、1年中正月と同じと言えば言えます。

老々介護のこんな生活も、体力的には苦痛なく、慣れてしまえばこれも人生、この範囲で出来る楽しみをみつけて生きていこうと思っています。

 でも日常のくだらない会話や駆け引きが、家内と出来なくなった寂しさはありますね。

 最近はテレビでYouTubeを観ることを憶え、買ったワイアレスヘッドホーンを耳につけて懐かしい曲を聴きながら、パソコンに向かいながら歌ってます。

 それでは皆さん  一緒に歌いましょう!!

    =あの素晴らしい時をもう一度=

  命かけてと 誓った日から 🎶

  素敵な想い出 残してきたのに

  あの時 同じテレビ観て 面白いと言った 二人の

  心と言葉は 今はもう通わない

  あの 素晴らしい 時をもう一度 ♬

 

  ちあきなおみの歌を 歌った部屋は

  いろいろ変わって しまったけれど

  あの時 ずっとフーク(死んだ愛犬の名です)を 追いかけて行った 二人の

  心と体は 今はもう通わない

  あの 素晴らしい 時をもう一度 ♪

 

  離れたベッドに ポツンと いるようで

  涙が知らずに あふれてくるのさ

  あの時 レコードが流れても 変えないでと言った あの人の

  心と気持ちは 今はもう通わない

  あの 素晴らしい 時をもう一度

  あの 素晴らしい 時をもう一度  🎵

北山修さん、2年後輩に免じて許してください。

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誕生日のおすそ分け

2025-01-06 | ノンジャンル

 昨日は正月後の日曜日、娘と孫が家内のお誕生祝いに来てくれました。

毎年正月の集まりと一緒に家内の誕生祝もしてしまうのですが、今年は当直や緊急入院の家庭もあって、5人だけで祝いました。

孫Ⅲ-2もメッセージが書けるようになっています。

 京都の洋菓子老舗バイカルの近所の店(本店?)が昨年11月に新装されてますが、久しぶりのバイカルのケーキは美味しかったです。

小さめのホールケーキですが、家内が四分の一も食べてしまいました。

 皆が帰った後、録画していた今年初の競馬は、放送する3レースだけしか買わなかったですが、最初の中山10レース、9→10が来たら3着は後ろを走る7・8・1・6何でも良かったのですが、一番高めの7が来て、新春そうそう万馬券です。

9→10→1・6・7・8と3連単を買っていたので、この写真を見て私の完璧さに驚きましたよ!!こいつは春から縁起がいいわい!!

 次のレースGⅢ京都金杯、5頭ボックスの3連複で5頭目を外人女性騎手にしたらその7番がまんまと来てくれたので、9000円近くの三連複も獲れました。さすがに7を頭の3連単は買っていませんが。

この分では3レース目のGⅢ中山金杯も獲れるかと思いましたが、買った馬は1頭も来ず、いつもの競馬で終わりました。

 初詣でも家内安全や家内の健康ばかり祈願して、競馬や麻雀の勝ちは願わなかったのですが、そのけなげな気持ちが神に通じたのか、家内の誕生日のおすそ分けなのかでした。

 今年の正月中央競馬は月曜日も有るのですが、負け続けてたので止めるつもりでしたが、今日もこの後中継レースだけ買ってしまう予定なので、まんまと中央競馬会の作戦にはまりそうですね。

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おせち料理

2025-01-04 | ノンジャンル

 他人のブログの美味しそうなおせち料理を見てて、若い頃に早くに結婚した友達の正月に押しかけて徹麻した後の朝食、綺麗なおせちの中に人生で初めての「くわい」を食べたことを何故か思い出しました。

 今年の我が家のおせちは、勤務してる診療所の老人ホームキッチンのおせちで、1個たったの1500円を二つ買っていますが、くわいはなかったです。

 三が日で二人でやっと食べ終わりましたが、13種類のどれもが美味しい!!

来年も是非これを買って食べたいものですね、と言うくらい便利で、丁度良いくらいの量で、美味しいですので、万円の付くおせちは不用でした。

雑煮は作れないので無しで、お神酒も無しの我が家のお正月です。

 まあこのおせちだけで三が日を暮らしたわけではなく、ステーキを焼いたり、おかずを買ったりして過ごしましたが、昼はやっぱりうどんかラーメン。

 ヒガシマルうどんスープで私が作れるオールスタートッピングの、

こま切れ肉・ちくわ・ソーセージ・ゆで玉子うどんは今年も健在です。

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