島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

葦船学校㏌奈留島

2015-07-10 | 奈留島
 
 7月5日(日)雨の予報でしたが、これは良い方にはずれて曇り。
奈留島地域おこし隊の東(ヒガシ)さんが担当してるし、童里夢もカレー作りを担当しているので、「参加しなさい」との家内の命令もありましたし、なんにでも参加したい私ですので、頭数を増やして参加料も増やすためにもと、朝早くから奈留島に向かいます。
 
 今回は葦ではなくガマを使って作ります。
奈留島にはこの写真の場所1ヶ所に少しだけしか生えていないので、福江島の奥浦から刈り取ってきたガマを使うそうです。
 作業の講師は石川仁(イシカワジン)さん、冒険家で、これに似たヨシ船で太平洋・大西洋・チチカカ湖を航海された人のようですが、親切丁寧に子供たち相手でもキレずに教えてくれていますし、盛り上げ方も上手で熱心です。
孤高の冒険家と言うより、気の良いおじさんという感じでした。
 
 以前に刈り取って乾かしておいたガマを、昨日の作業で束にしておいてくれています。
この束を左右に6束ずつ集めて縛り、中央に1束を置いてぐるぐるらせんに縄を巻いてひっつけます。
 
 この縄をバットで叩きながら左右から引っ張って、しっかりと締め上げて固定。
 
 これでほぼ形は出来上がりました。
ちょっとは手伝っていた私ですが、このあたりで疲れが出たのか、本来の怠け癖が出たのか、一人で昼寝の体制に。
昼のカレーの合図で起きました。
 
 もう二つ作ったガマの束を、それぞれ側壁に固定し、葦船らしくなってきました。
 子供の時読んだ「コンチキ号探検記?」など、漂流もんが好きでしたし、探検家かスナイパーになりたかったのですが、今はこれを自分で作る体力さえありません。
 
 宮の浜海水浴場まで皆で運び、手書きの帆を揚げて、「奈留っ子ガマ号」の進水式です。
 
 帆の左の方には、太陽を浴びて進む私とフークの乗ったガマ号の絵も付いています(付けています)。
 
 子供5人を乗せて、ガマ号は楽々浮いて進みます。
来年の鬼火焚きまで、奈留島のどこかに飾っておく予定だそうです。
 役場の人に港まで送ってもらい、私は帰りのフェリーオーシャンでも爆睡してしまいました。
久しぶりに競馬をしない日曜日、皆さんご苦労様でした、空もなんとかもって降ってこなかったですし、なかなか良い行事でした。
 昨日から急に五島は夏になりました、次回は白内障手術報告の予定ですので、しばらくお休みします。


     返事
和さん:新発見の小さな名もない名所も案内したいのですが、
    やはり同じ有名所ばかりを廻ってしまいますね。
花水木さん:天変地異でも起こりそうな夕焼けでした。
大雪男さん:観光客が少ない大瀬崎や高浜に行くたびに、
   ここが東京や大阪に近かったら、人があふれるのにと思います。
   いつも、昔々カメラのCMであった、「うちの仏さんは小さいけど魂がこもってはる、
   ほんまやったら国宝なんやけどなあ」とつぶやいてます。
福山市さん:若い研修医にとって私は、反面教師としてぐらいは
    役に立っていると思います。
コメント (4)
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