第15代応神天皇の最初の妻、また従姉妹の3姉妹の長女であった高城入姫命(タカギノイリヒメノミコト)は5人の子をもうけています。
5人の内の一人が、今回の大山守命(オホヤマモリノミコト)です。
応神天皇は沢山の妻達との間に26~28人の子供がいますが、長子相続制度なら一応大山守命が一番の世継ぎになります。
しかし父の応神天皇は、たくさんの子供の内年下のウジノワキイラツコを愛していたので、大山守命と大鷦鷯命(オホササギノミコト)の二人に「子供の内年上の子と年下の子どちらが可愛い?」と尋ねたことがありました。
大山守命は「年上の子の方が可愛い」と、父の気持ちを忖度せずに答えたため、3番目ぐらいの位しか与えられませんで、ウジノワキイラツコが次の天皇になるレールが敷かれたようです。
父応神天皇が亡くなってから、大山守命は父の命に背いてなんとか天下を獲ろうと、ウジノワキイラツコに対して挙兵しましたが、逆に計略にはまって宇治川に落とされ、その下流で殺されてしまいました。
この大山守命の亡骸は奈良山に葬られたそうで、京都府の南、奈良県の一番北の住宅地にある丘に那羅山墓(ナラヤマハカ)を見つけました。
返事
花水木さん:赤ん坊や老人の性別は判りにくいですが、
最近は立派な体格の女性も多いいので、
若い人の性別も迷うときがありますね。