島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

梅花藻

2021-08-03 | 
 
 先々週は4連休、先週はいつもの3連休です。
金曜日は、ちょっとでも涼しい所と、滋賀県米原近くの醒井(サメガイ)までドライブ。
JR醒ヶ井駅前に車を停めて散策ですが、日なたは暑い。
 写真は、滋賀県ではおなじみのヴォーリスさんが設計した旧醒井郵便局です。
 
 中山道醒井宿は、日本武尊の伊吹での熱を醒ました湧水「居醒の清水(イサメノシミズ)」が湧いてる清流の郷。
この清水を源流とする地蔵川に沿って歩きました。
 
 この地蔵川には、梅の花そっくりなキンャEゲ科の水中花「梅花藻(バイカモ)」が無数に咲き乱れていました。
5弁の花の梅花藻は、水温が年間14℃前後の清流にしか生息しないそうです。
 
 丁度今が一番の見ごろの様で、我々ぐらいの人が少しは見に来ていました。
水は冷たく、期待通り木陰は涼しいです。
 
 西行法師がここの茶店で休憩したところ、茶店の娘が西行に恋をし、西行が立ち去った後に飲み残した茶の泡を飲んだところ、懐妊して男の子を産んだという、火野正平も真っ青な話がある「西行水」。
 この真上は名神高速道路が走っていて、絶えず車の音がするのは欠点です。
 
 関東からの帰り道に、再びここを訪れた西行は、この話を聞き、「泡から生まれた子が我が子なら、元の泡に帰れ」と、祈ったところ、子供は元の泡になっちゃったそうです。
これはどんな意味の教訓話なんですかね。
 
 もうこれ以上は子供は作らないと決めているので、私はお茶は飲みませんでしたが、この梅花藻ソフトクリームは食べました。
 
 長浜で、少し遅めのランチをいつもの店でとって、この日は結局琵琶湖を一周ドライブして帰りました。
帰りの道の駅で食べたアドベリーフロートですが、こちらのソフトの方が梅花藻ソフトより美味しかったです。

       返事
じょんのびかあさんさん:元気なら安心しました。
    ブログ書く人は、せめて月に1回は更新してもらわないと、
    心配しますよ。

コメント (2)
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