承朝王(ジョウチョウオウ)(1374~1443)は第98代長慶天皇(1343~1394)の皇子ですが、母は不明、俗名は憲明と言いました。
嵐山嵐電駅近くの長慶天皇嵯峨東陵の制札に、並んで承朝王墓とありました
1392年南北朝合一で出家し、海門承朝(カイモンジョウチョウ)と名乗り、南禅寺・天竜寺・河内観心寺などで偉いお坊さんとして過ごし、父の菩提を弔うために慶寿院を開創してますので、承朝王ははっきり実在した人のようです。
陵の入り口から左手に長慶天皇を見て奥に進み、振り返ってみた写真ですが、手前が承朝王の墓です
昭和19年(1944年)にここが慶寿院跡地であることから、平坦な長慶天皇陵とされたのですが、一緒に承朝王墓(右京区嵯峨天竜寺角倉町)ともされたのでしょうね。
長い入れない参道の奥に墓があるようです
返事
Toitennさん:まあ夢ですね。