島の医者になって、た頃もあった

70代男の日記風ブログです。新連載「京都へ、京都から」も始めました。

奈留島百人一首51

2013-10-07 | 奈留島百人一首
 
 51. かくとだに えやは伊吹の さしも草
            さしもしらじな 燃ゆる思ひを

                         藤原実方朝臣(フジワラノサネカタアソン)(平安時代中期)
 「かくとだに」:こんなに恋したっているとさえ。
 「えやは伊吹の」:いうことが出来ようか、いや出来ない。
  「伊吹山」:百名山の一つで、もぐさ名産の滋賀県の伊吹山と思い込んでいましたが、
       栃木県の伊吹山の説も有力です。
 「さしも草」:もぐさのこと、ヨモギの別名。
        お灸のもぐさがヨモギから作られるとは思いませんでした。
        奈留島では止血作用の為か、傷にヨモギを貼り付けて外科に来る人多いです。
 「さしもしらじな」:そうとも知らないだろう。
「こんなにあなたを想っているのに、あなたにはとても言うことが出来ません。ですから、もぐさのように熱く深く燃えている私の恋心など、あなたは知らないでしょうね。」
 と詠った実方は左大臣藤原師尹(モロスケ)の孫で、ハンサムなプレイボーイです。
62番の作者清少納言とは恋仲だったようですが、些細なことで藤原行成(ユキナリ)と喧嘩して、東北地方に左遷されています。
その時に48番作者の源重之が付いて来てくれたそうです。
 
 51. 描くとだめ 絵はやっぱり 小学生
            それでしかたなく 写真で思ひを

                 かくとだ・え・は・思ひを  10字 同じ
 ブログを始めてもう6年以上が経ちました。
丁度その頃に、団塊世代の中高年をターゲットにして売り出されたナショナルのデジカメ「キミマロズーム」、綾小路きみまろと長山藍子のCMにきっちと乗せられて買いました。
 私のブログは、こうして写真とコメントでなんとかなっているブログになりました、その気持ちが篭った小品です。
  
 昨年秋に椛島で、突然液晶画面が真っ黒になり、赤が可愛いこの2代目キミマロズームに買い換えました。
 しかしこの赤い2代目も、半年でもうレンズが開かなくなり、壊れてしまいました。
奈留島からネットで買ったので保証書も捨ててしまっています。
パナソニックの修理センターに連絡すると、親切丁寧に対応していただき、結局島からの往復送料1500円だけで、4~5日で綺麗になって戻ってきました。
 腐っても天下の松下電器。
私も若い頃に大阪守口の松下電器の松下病院に勤めて、1年間だけ大松下の社員で、誕生日にはあの松下幸之助さんから誕生祝も貰ったので、この親切が余計にありがたかったです。

     返事
花水木さん:奈留島には送電線の無骨な鉄塔もあります。
    この景色もすぐに慣れて行くでしょう。
喜珍さん:出来た電力を上手に本土に送れたら、
    五島が自然エネルギー基地になるのも、夢ではないでしょうね。
大雪男さん:本題の方は、私のズーム力では、なかなか難しいです。
喜珍さん2:九大がやっている効率の良い風車や、小さな用水路の水車など、
    色々やってみる方がいいと思います。
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3 コメント

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Unknown (喜珍)
2013-10-08 02:55:50
掻くよダニ 餌は命の 血液ぞ 奴は知らじな 燃ゆる痒さを

>先生
電化製品は、やっぱパナ製品が主ですか?
うちは、おばさん家が日立の電気屋さんなので日立製品が大半です。

以前なら、やれトランジスタだなんだと単品でついていたたくさんの部品が、基板上のLSIの中にたくさん入っているような状態で、昔のようには簡単に修理が効きにくいのでしょうね。
ほんの10数年前に買ったデジタルマビカ(ソニー製)は、たったの35万画素で、本体はの馬鹿でかくて10数万しました。

奈留病院への赴任がきまって、最初に先生にご覧いただいたころの僕のホムペは、このデジタルマビカの写真でした。

今や、1600萬画素くらすのデジカメでも、型落ちなら1万円以下で買えたりする状況なので、コンデジ自体が消耗品だと考えるしかないのでしょうね。
返信する
Unknown (さんま)
2013-10-08 07:14:41
台風が危険なコースを進行中ですね。もうすぐ、暴風圏に入ると思います。
港はたいへんではないでしょうか?
前島の防波堤は、また無くなるのでは無いかと心配しています。
くれぐれも お気をつけて。
返信する
Unknown (喜珍)
2013-10-09 04:06:58
>先生

九大がやっている効率の良い風車というのは寡聞にして存じ上げませんが・・・
地方自治体、特に五島市のような貧乏自治体が費用対効果を考える場合、一般財源と呼ばれる市が何にでも使える財布からいくら出すか?・・・というのが、重要な判断材料になります。

住民の方にしてみれば、国のお金も市のお金も、お金はお金で色はついていないのでしょうが、今やっている実験は国の事業で、市の懐はまったく痛まず、多少は地元にもおこぼれがある・・・というところが魅力なのです。

それと、リニアの実験なんかのような、実用化するのは都会で、実験だけが田舎で行われるとハッキリしているものと違い・・・
実験の場に選ばれるということは、もしかすると実用化の際も有力候補地になるのではないか?
しかも、そうした実験を、繰り返しになりますが、市の懐を痛めることなく、国の予算でやってくれるというのが魅力なのです。
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