9月末の夕方、研修医を案内して城岳展望台に夕陽を見に行った時、夕陽を浴びて輝く椛島(カバシマ)の前の海に、見慣れぬものを発見。
(前の半分陽が当たってるのは、奈留島の奈木地区です)
昨年10月3日のこのブログ「椛島2」で報告した、小規模試験機のことは、民主党政権の時も、自民党政権になってからも、時の環境大臣が視察に来たとTV報道もあったので、五島以外の人もご存知だと思います。
これが上手くいったので、浮体式洋上風力発電実証事業の実証機の備え付けが行なわれているようです。
新キミマロズームのズーム力で倍率を上げていくと、左側にまだ翼の付いていない棒状の実証機本体が、細長い浮のように立っていますし。
右側は実証機を備え付ける為に、これより小さかった小規模試験機を立てる時にも来ていた、赤白塗り分けられた3700t吊りの日本最大級のクレーン船が見えています。
夕陽を見たりしてる間に、大きなクレーン船は風車に近づいてきました。
近くで作業する小さなクレーン船も、倍率を上げるとはっきり見えてきました。
この大型クレーン船を大阪から単に持ってくるだけで、1億円の費用が鰍ゥると聞いたことがあります。
キミマロデジタルズームまで拡大すると、この写真になります。
=10月号の「広報ごとう」から得た豆知識=
1. 洋上風力発電施設は、海面から15mまで黄色に塗るよう国際法で決められているので、翼の無いこれだけで50mは有りそう、海中にはこれ以上の部分が沈んでいます。
2. 実証機(全長172m・翼直径80m・重さ1700t)、フェリー椿(全長86.5m・1559t)と、浮いてる部分だけでフェリー椿を立てたのと同じです。
3. 発電能力2000KWは1800世帯分の電力で、椛島では使いきれないので、海底送電線で奈留島にも送ってくれるそうです。
4. この風車プカプカ海に浮かんでいるので、扱いは船になるそうで、完成後は日本船籍の船舶として登録されます。
広報ごとうより、無断で転写してます、五島市民に免じて許してください。
返事
喜珍さん:私は関東平野・讃岐・丹後の血が混じっていると思われるので、
どこかに大陸の血も入っていると思われます。
大雪男さん:さすがですね!!
私に代わって、野首もぜひ行ってください。
江袋教会は燃える前・焼け跡・新築と行きましたが、ブログして無い頃なので、
燃える前の写真が少ないのが残念です。
10月3日の商家の嫁さん:九スモフ難波田さんは◎打ってますよ!
私は池添でマヤノリュウジン買いましたが、ハクサンムーンを2軸の一つにしたのは不安でした。
本日土曜競馬も絶好調で、チョット勝ちましたのでウキウキブログ書いてます。
確かに、現状としては不似合いですよね。
でも、化石燃料や原子力にエネルギーを依存する体質から脱却するには自然エネルギーの利用を進める以外に道はないと思います。
この風車が、ノルウェーの洋上風力発電なんかに比べるとはるかに遅れをとってきた我が国日本の自然エネルギーの本格的な利用に向けたシンボルタワーになってkっくれると良いなあ。
・・・と思っています。
五島市では、このほかにも奈留・久賀島間の瀬戸と、久賀・福江島間の瀬戸での潮流発電の実験にも手を挙げています。
確かに、今のところ、自然エネルギーの導入にはこんなにコストがかかります。
・・・という感じで、原発再稼働の理由づけとして利用される可能性はあるでしょうね。
ただ、将来的に原発に依存せずに済むようするにはどうしたら良いのか?
・・・と考えれば、現行の自然エネルギーはまだまだ開発段階で研究費の域を出ていないけど、量産体制に入れば十分採算ラインに乗る可能性があるように思います。
太陽光が費用対効果高いというのは、今のところ、制度的に高値買取しているからという要素もあってのことのように思います。
そういう意味では、売電目的に太陽光発電をやるなら今のうちという面はあるのでしょうね。
島国である我が国の地理的特性を考えた場合、すでにノルウェーで一定の成果を上げている洋上風力発電やこれから実験に入る潮流発電・潮汐発電にも期待できるような気がします。
こうした方法は、発電機1台での発電能力はたかが知れてますから、数を設置する中で、発電機の価格を採算レベルまで抑制してくことが出来るようになるのではないかと期待しています。
太陽光は、日本よりも砂漠地帯での緑地課の取り組み(太陽光発電で太陽光を利用し、日陰を作る)にこそ効果があるのではないだろうかと、僕的には思っています。