ほとんど意味もなく、また今日もケッコウなブツを購入してしまった。
そう、FOMAである。
テレビ電話である。「未来」を体現するツールである。
だが珍しく、躊躇してしまった。
いや、買うのは決めていたのだが、機種が決まらない。
音楽携帯にするか、カメラ機能重視にするか。
そこで私は数少ない、盟友に聞いてみた。
彼は即答した。
「もし、アンタを助けてくれるとすればどっちと思う?それを買え」。
職業柄、選択肢は一つであった。
シンプルで力強い友人は、まっこと財産である。
考えてみれば、私にも「セオリー」があったのだ。
迷った時は、高い方を買う― 。そうそう、これである。
そして浮かれて飲みに出た私。
早速、充電器をどっかに忘れた。
さらには携帯を落とし、早くもボディーが凹んだ。
帰宅後、少し淋しくなった時、ころっけが書斎にやって来た。
こいつもいい奴である。
艱難辛苦をともにし、TOKIOの思い出が詰まったMOVAともお別れ。
でも、あのピーポ君は受け継がれるのである(笑)。