いわゆる業界用語ってのがございます。
限られたコミュニティーの中で醸成されてきたワード。
乱用したり、身の丈に合ってなかったりすると、失笑や反発を買いますね。
僕らのギョーカイでゆーと、例えばね。
新人さんがイキって、「デカのヤサが割れました」なんてゆーと、ぷぷぷって。
この場合、笑われるで済めばいいけど、運が悪いとド叱られします。
「わりゃ、偉うなったのう!(怒)」なんて感じで。
人生イロイロでございますw
で、業界用語ではなく、もっとニッチに、そのおうちでしか使わない言葉ってない?
わが家にはあります。きっとあなたのおうちにもあると思う。
例えばこれ。
テレビのリモコンですね。
わが家ではこう呼びます。
「パチパチ」。
なぜかわかりませんが、ジジイ、ババアの代からそう。
結婚当初、奥さんは戸惑ったと思う。
旦那さんがいきなり、「ねえ、パチパチは?」って言い出すわけだからw
ほかにもHAPPYMAN家の固有の「文化」はあるんだけど、最近は「権利」と「義務」ってのが登場しています。
ころっけ周辺に漂う表現ですね。
まず「義務」。
新居に移って以来、おうちの中で用を足さなくなった彼女。
朝夕の散歩が必須です。
目の前に緑地帯があるから、それはそれで楽しいんだけど。
で、おうちに帰ると、「ころっけ、義務、義務!」ってボク。
要するに、「義務」って、足をきれいに拭くこと。
ウエットティッシュなどで綺麗にしてもらわないと、室内に入れません。
で、それが終わると、彼女、じっと待ってます。
「権利、権利!」って、目で訴えるんです。
義務が終わると、ほんのちょっとだけどご褒美のおやつをあげるのさ。
大喜びの彼女。
最近は、リビングにある彼女の食器に「権利」をしのばせたりも。
玄関で権利を行使したころっけ、ダッシュでリビングに向かうのでした(笑)
そんな義務を果たし、権利を享受しているころっけ。
ところが、飼い主の所業は万死に値します。
ここ数年、ずっと歯が悪い彼女。
歯槽膿漏が酷く、歯はぼろぼろ。ご案内の通り、口臭も相当なのです。
ちっちゃなころからちゃんと歯磨きをしてやればよかったんだけど、時すでに遅し。
2年前ぐらいに全身麻酔で10本以上抜歯し、今に至るんだよね。
これまで通ってきた獣医さんは「抜歯も、全身麻酔その他のリスクがあるので、もうお手上げ」って見解。
ただ、先日、歯の汚れを取ってやっていたら、右の犬歯とその周辺がもう相当なことに。
「手の打ちようがないんだろうけど、せめてセカンドオピニオンを」って決めたのです。
そうなると、直線的行動で知られた小生、じっとしてはおりませんね。
翌日、評判の高い動物病院にGO!
勤務先から直行し、ダブルのスーツでころっけを抱いて現れるあたし。
珍妙な光景だったでありましょう。
それ以上に、不安そうな彼女。
ああ…
どうしよう…
彼女の不安が伝わってきます。
で、驚くことを仰る先生。
「ああ、はいはい、大きな穴が開いてますね」。
???
なに、それ?
そんな反応のわれわれに、先生も???。
診察室は全体的にハテナマークです。
で、わかった。
前夜にグラグラだった右犬歯、病院に連れて行ったときにはもう抜けていたの。
で、大きな穴が開いていたの…
そして、バカ飼い主はそれに気付いてやってあげられていなかったの…。
もう、万死に値する…
わが家に笑顔を運んできてくれた彼女から、さまざまな幸せをもらってきたボク。
そんな「権利」ばかりを享受し、飼い主、いや家族としての「義務」をまるで果たしていませんでした。
それが見事に露呈したのだなあ。
週明けに穴を塞ぐ手術をすることに。
全身麻酔ですが、先生は「大丈夫でしょう」と力強く。
そのニュアンスになんだか勇気づけられた老夫婦なのでありました。
まあ、診察後も元気いっぱいなころっけ。
夜のホステス役もばっちりです。
痛い歯が抜けて、楽になったのかもしれません。
それにしても、ころっけ、ゴメンね。
「アタシ頑張るから、ちゃんと見守っててよ」。
そんなことを言い募る彼女。
うんうん。
頑張ろう。
限られたコミュニティーの中で醸成されてきたワード。
乱用したり、身の丈に合ってなかったりすると、失笑や反発を買いますね。
僕らのギョーカイでゆーと、例えばね。
新人さんがイキって、「デカのヤサが割れました」なんてゆーと、ぷぷぷって。
この場合、笑われるで済めばいいけど、運が悪いとド叱られします。
「わりゃ、偉うなったのう!(怒)」なんて感じで。
人生イロイロでございますw
で、業界用語ではなく、もっとニッチに、そのおうちでしか使わない言葉ってない?
わが家にはあります。きっとあなたのおうちにもあると思う。
例えばこれ。
テレビのリモコンですね。
わが家ではこう呼びます。
「パチパチ」。
なぜかわかりませんが、ジジイ、ババアの代からそう。
結婚当初、奥さんは戸惑ったと思う。
旦那さんがいきなり、「ねえ、パチパチは?」って言い出すわけだからw
ほかにもHAPPYMAN家の固有の「文化」はあるんだけど、最近は「権利」と「義務」ってのが登場しています。
ころっけ周辺に漂う表現ですね。
まず「義務」。
新居に移って以来、おうちの中で用を足さなくなった彼女。
朝夕の散歩が必須です。
目の前に緑地帯があるから、それはそれで楽しいんだけど。
で、おうちに帰ると、「ころっけ、義務、義務!」ってボク。
要するに、「義務」って、足をきれいに拭くこと。
ウエットティッシュなどで綺麗にしてもらわないと、室内に入れません。
で、それが終わると、彼女、じっと待ってます。
「権利、権利!」って、目で訴えるんです。
義務が終わると、ほんのちょっとだけどご褒美のおやつをあげるのさ。
大喜びの彼女。
最近は、リビングにある彼女の食器に「権利」をしのばせたりも。
玄関で権利を行使したころっけ、ダッシュでリビングに向かうのでした(笑)
そんな義務を果たし、権利を享受しているころっけ。
ところが、飼い主の所業は万死に値します。
ここ数年、ずっと歯が悪い彼女。
歯槽膿漏が酷く、歯はぼろぼろ。ご案内の通り、口臭も相当なのです。
ちっちゃなころからちゃんと歯磨きをしてやればよかったんだけど、時すでに遅し。
2年前ぐらいに全身麻酔で10本以上抜歯し、今に至るんだよね。
これまで通ってきた獣医さんは「抜歯も、全身麻酔その他のリスクがあるので、もうお手上げ」って見解。
ただ、先日、歯の汚れを取ってやっていたら、右の犬歯とその周辺がもう相当なことに。
「手の打ちようがないんだろうけど、せめてセカンドオピニオンを」って決めたのです。
そうなると、直線的行動で知られた小生、じっとしてはおりませんね。
翌日、評判の高い動物病院にGO!
勤務先から直行し、ダブルのスーツでころっけを抱いて現れるあたし。
珍妙な光景だったでありましょう。
それ以上に、不安そうな彼女。
ああ…
どうしよう…
彼女の不安が伝わってきます。
で、驚くことを仰る先生。
「ああ、はいはい、大きな穴が開いてますね」。
???
なに、それ?
そんな反応のわれわれに、先生も???。
診察室は全体的にハテナマークです。
で、わかった。
前夜にグラグラだった右犬歯、病院に連れて行ったときにはもう抜けていたの。
で、大きな穴が開いていたの…
そして、バカ飼い主はそれに気付いてやってあげられていなかったの…。
もう、万死に値する…
わが家に笑顔を運んできてくれた彼女から、さまざまな幸せをもらってきたボク。
そんな「権利」ばかりを享受し、飼い主、いや家族としての「義務」をまるで果たしていませんでした。
それが見事に露呈したのだなあ。
週明けに穴を塞ぐ手術をすることに。
全身麻酔ですが、先生は「大丈夫でしょう」と力強く。
そのニュアンスになんだか勇気づけられた老夫婦なのでありました。
まあ、診察後も元気いっぱいなころっけ。
夜のホステス役もばっちりです。
痛い歯が抜けて、楽になったのかもしれません。
それにしても、ころっけ、ゴメンね。
「アタシ頑張るから、ちゃんと見守っててよ」。
そんなことを言い募る彼女。
うんうん。
頑張ろう。