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就職 購入 ユニクロ 今後

2020-06-23 08:25:07 | 日々の出来事
「おっさんをカッコ良く、でも安く、手軽に」にてユニクロ商品を多く紹介していますが、皆さんへも「ユニクロを購入することへ胸を張っていただこう」企画を掲載したいと思います。
難しい話から... 財務諸表の変化を見ていても1位であるZARAを2位のユニクロが抜くのは間違いなさそうです。晴れて世界1のブランドへ昇華されそうです。

高品質(メリノウール、スーピマコットン、カシミア、カイハラデニム)であり、超低価格。
ここで質の高さを実証する逸話を一つ、「ジル・サンダー」有名なデザイナーです、妥協を許さない「鉄の女」としても有名です。ジルサンダーはプラダグループへ買収されました、プラダはジルサンダーへ要求を出しました、「素材のコストダウンをせよ」、今まで高品質で展開していたジルサンダーは当然納得がいきません。ジルサンダーは自身の名前であるブランド「ジルサンダー」を捨ててまで、プラダグループを辞めました。今ではブランドの「ジルサンダー」とデザイナーである「ジルサンダー」は別物になってしまいました。でもプラダグループよりもはるかに安い価格であるユニクロとコラボ商品「+J」を出しました。これは品質にこだわるジルサンダーでさえ、そのユニクロの素材のクオリティーの高さに納得したからです。そしてユニクロの有名デザイナーとの初めての商品「+J」は生まれたのです。ユニクロはその後多くのデザイナーとのコラボ商品を展開するようになっています。それもデザイナー自身が納得の上だとか。

高品質なのに超低価格には企業努力もあります。
それはロングスパンで売り続けることと、販売ロット数が多いと言う事。
中には素材が毎年改良されているものもありますが、販売数では群を抜いています。当然大量に仕入れるので材料原価も下がるわけですね。またウールやカシミアなども他メーカーに比べて生地が薄いです。薄いと原価も下がり薄くするための企業努力もうかがえます。薄くすることをデメリットとしてとらえないわけです。
違う視点から品質を見ますと、商品は殆どが10年ほどのロングスパンで販売されています。驚くことに毎年同じ名前で商品が売られていても、前年度とはシルエットが微妙に変更されている点です。ポジティブに捉えれば、時代に即してシルエットの変更がされているということですね。その年年の流行のシルエットへほとんどの方々が知らないうちに変更されているということです。これは何も知らずに購入されていても、知らないうちにその時代の流行を取り入れていることにもなりますね。

国民のユニフォーム
これほど年齢層の幅の広さ、地域格差がない商品も珍しいでしょう。全国どこへ行っても、都市だけではなく村へ行ってもショップが有れば同じものが購入できます。そして成人サイズであれば10代から80代まで同じものを購入しています。ほんとこのようなメーカーは聞いたことがないですね。僕は思います、ハイブランドの販売点数が少ない服は他人と差別化を図りたいファッション・マイノリティーが着る「少数派の戦闘服」。ユニクロは「国民のユニフォーム」
しかしこれがですね、着こなしをショップ側やメーカーが提案すると「ユニフォーム」が「戦闘服」へも変化できるのですね。ショップによっては女性のコーナーのマネキンに、あえて男性用の大きなジャケットを着せて提案しているところもあるらしいです。

ユニクロは他のアパレルメーカーからの客層の奪い合いをしません。洋服を買うパイの奪い合いをしないのです。独自の購入客層です。むしろ他メーカーがユニクロのパイを奪おうと類似商品を出しています、例えば大手スーパーが温かい肌着を出したとしても、その商品の言い方は「ヒートテックみたいなもの」風になります、結局ユニクロに戻る客層なのですね。
最初は僕も「ユニクロなんて....」と言う考え方でしたが、近年は変わりつつあります。それは他のメーカーにはその良さもあるからです。その場合はユニクロには無いモノなので、そのメーカーで購入すればよい訳でして、購入シチュエーションが変わります。でもユニクロにはユニクロなりに認める部分も大いにあるわけですね。

今後数年以内には世界第1位のアパレルメーカーへと昇華されることでしょうね。