9月17日。最後の観光は大雪山系・旭岳ですが、”大雪山”という山があるわけ
ではなくて、一連の山系をまとめて”大雪山系”というのだそうです。うち、旭岳
が最高峰ということです。知りませんでした。
我々は勿論、本格的な登山をするわけではなく、ロープ・ウエー(以下R/W)
で登り、ほぼ5合目にある”姿見の池”まで行って紅葉のハシリを見て来ようと
いう算段です。
でも、少なくともトレッキングシューズくらいは持って来るべきでした。
(これを後の祭りといいいます)
旅行社の案内にも、”軽登山の装備で”なんてことは書かれていないし、普通の
スニーカーでは、足元に水溜りがあることもあって、ちょっと厳しいウオーキング
でした。
◆R/Wの山麓駅
この建物の左手上方奥がR/Wの上側の駅”姿見駅”になります。
◆姿見駅での大掲示板
R/Wを降りると、専任のガイドさんからこの大掲示板を使って諸注意があります。
◆ 同 2
◆ 同 3
◆散策路の様子
中央上部が”第一展望台”です。
この付近は森林限界を超えているため、普通の背が高い樹木はなく、灌木
ばかりです。
従って、紅葉も見上げるのではなく、横もしくは下を見て愛でることになります。
◆紅葉の景観
もみじのような真っ赤な紅葉は少なく、どちらかと言うと”茶系”の紅葉です。
閑人の場合は、ここで持参の秘密兵器”紅葉促進眼鏡”がものを言います。
かけた途端に、紅葉の鮮やかさがぐぐっと増すのです。
(単に薄茶色レンズのサングラスです)
◆ 同 2
◆ 同 3
◆第一展望台から見たR/W駅
山麓駅は向こう側です。
◆ナナカマドの紅葉
赤い実をつけています。”ナナカマド”と言う名前の由来は”この木は丈夫な樹で、
カマドで7回焼いても燃え尽きない”ところから来たのだそうですが?
◆噴煙を上げる旭岳
◆ 同 2
◆途中の案内標識
◆路傍の花
直接、地面に生え広がっています。
◆ 同 2
◆突然湧いてきたガス
視界を遮られるほどではありませんが、あっという間に一面にガスが広がって
きます。
◆姿見の池
とても旭岳山頂まで登る時間も装備もないので、ここ”姿見の池”をとりあえずの
目的地として、あとは出発したR/W駅へ戻ります。
駅舎に到着した途端に雨が大粒の本降りになりましたが、”すべりこみ・セーフ”。
全体的には、紅葉はまだ3~4分といったところだったのでしょうが、今年最初
の紅葉を楽しませてもらいました。同日の奥のBlog➡こちら
新千歳空港では、3時間くらいの待ち時間があったので、今回北海道では初と
なる”ジギスカン”を食べて帰りました。
これを食べないことには北海道へ行った値打ちが半分になるような気がします。
新千歳の空港のレストラン街は充実しているので、長い時間つぶしも苦になり
ません。
これにて ’16 北海道・秋”の報告は終了とさせて頂きます。