今一写真館

旅行、ドライブの写真などなど

辛口中国旅行・番外編・その3

2014年11月05日 | ’14 中国;四川省

◆前リュック・前後逆上着の女性ファッション

  中国では、リュックザックを前に掛けている女性を何人も目撃

 しました。これは掏り対策かなと思います。

 またスクーターに乗る際に、上着を前後逆に着ている女性も見ます。

 これは、風除けにもなるしそれなりに合理的なのかなと感心しました。

 スクーーターと言えば、運転席から後席にかけて、細長い傘のような

 ものをさしかけて、雨除け・ 日除け(だと思う)にしているものを

 見かけました。

 日本でも、自転車のハンドルに傘を固定して走っている人を見ること

 がありますがその傘をうしろに長くしたようなものだと思って頂くと

 分かり易いかもしれません。

◆狭い通路での記念写真

  写真好きの中国の方は、狭い通路を堰き止めて、連れを写真に撮る

 のが好きです。でも、人が撮っている時には協力したくないらしくて、

 ドンドンカメラのアングルに入り込んできます。

 あまり、人の迷惑を考えたり、譲り合いは得意ではないようにお見受け

 しました。 

◆交通事故・歩道駐車

  今回の旅行中(延べ8日間)には、通算8件の交通事故を目撃

 しました。丁度1日1件のペースです。 

 一番大きかったのは、成都から九寨溝へ向かう山道のヘアピンカーブ

 で大型トレーラー(タンクローリー)が完全に横転してしまったもの

 です。

  我々が乗ったバスのほんの12~13台くらい前で発生しました。

 渋滞がはじまり、警察官が来て片側交互通行が始まるまで約30分位

 完全に止まってしまいました。

 積み荷の漏出はなかったのですが、石油類でも積載していて発火して

 いたらと思うとゾッとします。

 都市部で警察官が駐禁の取り締まりをやっているのを、1回だけ目撃

 しました。スクーター・車共にに歩道の上に平気で駐車しています。

(片輪乗り上げてなんて可愛いものではなく、丸々乗り上げてしまい

 ます)歩道を塞いでしまってもあまり気にしないようです。

 交差点の中・近くなどの駐車も平気のヘイザです。

(日本とは交通法規が違うのか?)

◆ホテルの停電

  ホテルでは、2晩停電に遭いました。人気観光地のハイシーズンの

 満室状態のホテルなので、使用電力量がオーバーしてしまい停電に

 至ってしまったもののようです 。

 中国旅行をする際は、懐中電灯の持参は必須です。

(バッグから出して枕元へ置いて寝ること)

◆激辛四川料理

  見るからに辛そうな料理には、なるべく手を付けないようにしていた

 のですが、あまりの激辛ぶりに閑人の軟弱な胃は負けてしまい、帰国

 2日ほど前から上唇が荒れてきました。

 帰国後、1週間ほどたってようやく直りました。

 やはり、本場の四川料理の辛さは強烈でした。

(現地ガイドさんによれば、これでも日本人向けに若干マイルドに味付

 けしてあるのだそうですが)

  

 色々と取りとめもなく書いて来ましたがこれをもちまして、今回の

 中国旅行のレポートを終わります。

 中国へは3回行きましたが、多分これが最後になります。

 個人的には、勿論見てみたい風景もまだたくさん残ってはいるの

 ですが。

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辛口中国旅行・番外編・その2

2014年11月04日 | ’14 中国;四川省

◆カメラ事情

 中国の方の持つ一眼レフはずっとCANONが多いように思っていました

 が、今はNIKONが多いように見受けられます。

 また、CANON・NIKONの最上位機種を使っている方も沢山見かけます。

 一眼レフに占める上級機のシェアは、日本のそれよりも遥かに高い

 ようです。 それだけ、富裕層が多いということなのでしょうね。

◆エコ発電・温水器

  ヨーロッパを旅していると、国を問わず風力発電・ソーラーパネル

 による発電設備をよく見かけます。

 勿論、日本ででも。中国では、このような発電設備は見かけませんが、

 今回の旅行では特に郊外でソーラー温水器をよく見かけました。

 赤く塗装してあるのでよく目立つのです。

 (都市部では殆どの住宅が集合住宅なので、設置したくてもムリ)

◆ホテルのバスタブの滑り止め

 今回宿泊した全てのホテルで、バスタブの底に滑り止めの突起が

 付いたマットが敷いてありました。でも、部屋を掃除する特にそれを

 除けて、バスタブの底までちゃんと洗っているのは半数みたいな気が

 します。

◆主たる建材

  それは煉瓦です。高層ビルの建設現場を見掛けましたが、躯体

(天井・床・柱など)は、勿論鉄筋・鉄骨コンクリートで作って

 いるのですが、 壁は殆どど煉瓦を積んでその上にモルタルを

 塗って一丁アガリというような感じです。

  以前に万里の長城へ行った時、長城が崩れて修復が必要になったのは

  地元住民が自分が使うために煉瓦を持ち去ったのが原因だという話を

 聞いた 覚えがあります。

 中国の方は煉瓦が好きなのでしょうね。扱いも割と簡単だし。

 

 

 

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辛口中国旅行・番外編・その1

2014年11月03日 | ’14 中国;四川省

 本編に続き、番外編はどうでもいいような中国旅行の印象などを書き

留めておきます。

◆武侯祠に掲示してあった注意書の掲示

①人ごみで大声で話してはいけません。同じく携帯電話も遠慮しましょう。

②ゴミのポイ捨ては止めましょう。

③手洟をかむのは止めましょう。

④咳・痰・唾を吐くのは止めましょう。

⑤人前で裸になるのは止めましょう。

⑥列に割り込むのは止めましょう。

 閑人は、こういう意味のことが書かれていると理解しました。

 有名観光地に、こんな掲示をしなければならないというのは、

 結構情けない気がします。

◆騒音いろいろ

  外国(日本・ヨーロッパなど)での中国人の喧嘩腰の大声は、今は以前

 ほどではなくなったなあと思っていましたが、中国国内では相変わらず

 健在でした。

 また、行き交う車もクラクションを鳴らすのが大好きです。

 中国のクラクションは注意喚起をするためでなく、もっぱら他を威嚇し

蹴散らすために鳴らされているようです。

 (イタリアでも、こういう観光バスに乗り合わせたことがありますけど)

  大声で驚いたのは中国人観光グループのガイドさん・添乗員さんが、

 腰に着けたトランジスタ拡声器を使っていることです。

  今は日本の旅行社などは、他人に迷惑をかけないためにイヤホン

ガイドを使うのが普通で、ツアーで拡声器を使っているのなど、いまだ

見たことがありません。

◆ゴミの投げ捨て

  レストランへ入って吃驚したのは、既に食事が終わった円卓の周りに

 紙くずが散乱していることです。

お店の方も、見苦しいから片付けようなどとおもわないのでしょうか?

道路上も同じくです。

 ただ、九寨溝の街だったと思うけど、数多くの清掃員が人海作戦で箒と

チリ取を持って道路の掃除をしていました。

◆強力割り込みパワー

  上海で万博、首都北京では五輪を開催しましたが、中国は人口が多い

ので生存競争を生き 抜かなければならないためか、列に順序よく並ぶと

いう文化は遂に根付かなかったようです。列の後尾に並ぶより、途中へ

割り込んで”してやったり”と思っているのでしょうね。

 列への割り込みで鍛えられたパワーは道路上においても遺憾なくその

経験を生かせます。

 街の朝・夕のラッシュを割り込みながら走り抜ける技は日頃から常に

列に割り込む訓練をしていないと絶対に身につかない運転技術なので

しょう。5センチでも鼻ずらを先に突っ込んだほうの勝ちです。

よく理解できないのが、この強力割り込みパワーの持ち主たちが、

一旦バスなどに乗り込んだ後は、年寄りに素早く席を譲ろうとしている

ことです。中国の方のメンタリティは今一よくわかりません。

◆中国女性はショッキングピンクとジャージが好き

  中国の女性は(韓国女性もそうですが)着るものに派手な色を

好みます。

 なかでも、ショッキングピンクとかオレンジ色は大好きです。

 他には赤系なども好みます。

また、街中でも旅行の際でも、ジャージ着用するのもお好きなようです。

 街中でも、シックな装いの女性はあまり見掛けなかったような気がし

ます。

◆旅行中は毎日パスポートが必要

  世界遺産となる観光施設への入場、夜のホテルへのチェックインなど、

 中国ではやたらと身分証明書となるパスポートの提示を求められます。

 もっとも、その都度事前に現地ガイドさんに預けて一括でチェックを

受けるだけですが。

◆空港のセキュリティチェックも厳しい

 蝙蝠傘(勿論折り畳み傘も)と一眼レフはバッグから出して、トレイ

に入れなくてはなりません。

 前にウイーンのセキュリティチェックで、一眼レフをバッグから出して

見せろと言われて以来です。

 

 

 

 

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辛口中国旅行・その10・成都

2014年11月02日 | ’14 中国;四川省

 中国最終日午前中は、成都市内の錦里の街とそれに隣接する武侯祠

博物館の見学です。

◆成都の朝の通勤風景

  歩行者・自転車・スクーターが入り乱れて信号待ち中です。

中国のスクーターは、殆どが電動で、70Km/h近く速度が出るものも

あるらしいですが、運転免許は不要だそうです。(現地ガイドさんの話)

 街中の走行を見ていると、信号は無関係、通行帯、進行方向(逆行OK)

も自由自在で3人乗り・子供を入れると4人乗りなんてのも珍しくなく、

夜間でも殆ど無灯火です。

当然のことながら事故も多く、現地ガイドさんによれば、発生した

事故の60%に関与しているとか。

◆スクーター屋さんの店頭

 凄い塗装のスクーターが走っていたので自分で手を加えたのかと驚いて

いたら、ちゃんとこういう模様の新車を販売しています。納得しました。

◆道路工事風景

 朝の通勤ラッシュの時間に、道路を削岩機で掘り返そうとしています。

安全確保のためのフェンスや誘導員はいません。

事故が発生しても工事人の事故自己責任なのでしょうか?

◆過積載のバイク

 この手の写真は、閑人がよくお邪魔する楽しいブログに沢山

(H・N;毛沢山様)載っていますよ。→こちら

(カテゴリー;中華アクロバット走法)

以上はバスの窓から撮ったものです。

◆錦里の入り口付近 その1

                  

 錦里は、三国志に縁の深い街ですから、こんな石碑が建っています。

◆ 同 その2

                

 街の入り口の門です。

◆錦里の街の様子 その1

 石造りの建物が続いています。

◆ 同 その2

 朝、打ち水を施したばかりなのか歩道が濡れています。

◆ 同 その3

 来た人を拒むような、かなり怖い印象のノッカーです。

これを鳴らすのは勇気が要りそうです。

 錦里の街に隣接して武侯祠博物館があります。

◆案内図

◆武侯祠の園内の様子

◆三国志の武将達の像 その1

◆ 同 その2

◆ 同 その3

 ふさふさの髭に驚いているうちに、どれが誰やら分からなくなって

しまいました。それにしても、この人たちは食事の時は壮大な髭は

どうするのでしょうか?とっても不思議です。

◆園内の鼓楼

 大太鼓が据付けられています。

◆竹林と茶色の壁

◆入口の屋根の飾り物 その1

               

 ◆ 同 その2

 その1の下部の屋根です。

 

 午前中で観光の全行程を無事終わり、成都の空港へ約8Kmの道のりを

バスで移動します。

その間に、3件の交通事故の発生を目撃してしまいました。

 これにて、”辛口中国旅行”の本編は完了とし、しつこくあと3回ほど

番外編をお送りします。

 

 

 

 

 

 

 

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辛口中国旅行・その9・峨眉山

2014年11月01日 | ’14 中国;四川省

 今回の中国旅行の見どころは、

①九寨溝、②黄龍、③峨眉山 の三つと思っていましたが、いよいよその

最後の峨眉山です。

 峨眉山の高度は3,098mというデータと3,099mの二つがあります。

(どうでもいいけど)

◆入口の建物の看板

  大きい立派な建物でした。

◆頂上部へ向かうロープウエーのゴンドラ

 このゴンドラへ乗り込む際にも、最後の”割り込まれ”を体験しました。

前の方へ割り込んだ連れと同じゴンドラ(6人乗り)へ乗ろうと無謀にも

閑人の前へ割り込んでこようとしたのです。

勿論、断固として阻止・撃退しました。

◆頂上への階段の象

              

 峨眉山は、中国仏教の三大霊場の一つだそうで、参拝の観光客の中にも

敬虔な信者の方なのか、山頂へのこの階段を一段ずつ跪いてお祈りをしな

がら登っている方を見かけました。

◆頂上部の様子 その1

             

 金色の台座に、象、その上に半跏で坐る仏像、そのまた上に仏像の顔

だけが乗っています。

◆ 同 その2

             

 その1の上部のお顔のアップです。

◆ 同 その3

 テラスです。その1の仏像が象の上に座る台座の周りはこのような

テラスで囲まれています。この頂上部からは、朝日の出、夕陽、雲海

などの眺めが美しいのだそうです。

◆ 同 その4

 テラスからの景色

◆ 同 その5

 金ぴかの台座の段々部分に置かれた燈明です。燈明はテラス端の売店

で売っています。

◆ 同 その6

 金ぴかの狛犬?

全体的に、金箔がふんだんに使用されています。

 見学を終え、下りロープウエーの乗り場へ向かっている時に、

みるみるガスがかかってきました。

◆ガスがかかってきた頂上部

 今回も、晴れ男・晴れ女のお陰で、見学中は快晴でした。

 

 下山して、高速道路を3時間ほど通り、成都の街へ向かいます。

バスの前の方の窓際へ座って高速の交通状況を眺めていたら、スリルが

あって全然退屈しません。

(発生したばかりの事故を1件目撃しました。追い越し車線から無理やり

ICへ降りようとした車に走行車線の車が衝突したものです)

 ところで、中国の高速道路の路肩には、平気で車を止め、中に乗って

いる人をよく見かけますが怖くはないのでしょうか?。

それとも他のドライバーの注意力と腕を全面的に信頼しているとか。

◆夕食を摂ったレストラン

 本日の夕食は、火鍋(日本のしゃぶしゃぶのような鍋料理)で、

食べ放題です。

◆鍋

 スープの辛さによって、”激辛コース”と”マイルドコース”があり、

閑人は”マイルド”を選びました。

◆火鍋の具材 その1

◆ 同 その2

◆ 同 その3

◆ 同 その4

 他にも、種々出て来ましたが、以下略です。

タレは自分の好みで各種香辛料を加えて調合するのですが、十分激辛に

懲りていた閑人は、胡麻ベースにして、香辛料はラー油を少し加えた

だけにしました。

 この夕食は、今回のツアーで最も美味しかったように思います。

 

 さらにバスにちょっと乗って成都のホテルに投宿しました。

今までになく、早い時間のチェックインだったのでホテルの近くを散歩

していてスーパーマーケットを見つけました。

(因みに、中国語ではスーパーマーケットを”超市”といいます。

そのまんまですね)

 その店は、名前はスーパーですが、実態はコンビニに近いような

業態でした。

のカメラ用の単3乾電池と、アイスを買って帰りホテルで食べました。

◆アイス

 

 いよいよ明日は最終日で、成都の街中を半日観光して帰国の途に

つきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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辛口中国旅行・その8・楽山

2014年10月30日 | ’14 中国;四川省

 都江堰を出ると、ホテルへの途中で、有名な楽山大仏を見学に寄ります。        

◆駐車場の案内看板

               

 楽山大仏は峨眉山と併せて、世界遺産に登録されています。

◆楽山大仏の全景

 船に乗って下から見上げた所です。

 全高71mに及ぶ、世界最大の大仏です。803年に完成しました。

その昔、下の川(長江の3支流の合流地点)で水難事故が頻発したため、

安寧を願って弥勒菩薩を象った磨崖仏が掘られました。ライン川の

ローレライ”と同じ発想でしょうか。(像の規模は全く違いますが)

 削り出され廃棄された土が川に投棄され、川底が浅くなり以後水難事故

が絶えたそうです。

◆大仏のお顔のアップ

 半眼のなんともいえない表情をしています。

◆見学船

 こんな感じの船で、対岸から大仏像の足元へ行き、見上げて見学する

ことになります。

オレンジ色のライフジャケットが船室に山盛りに置いてあり、着けろと

いう意味だとは思うのですが、かなりいい加減なジャケットで紐が切れ

ていたり、絡まっていたりで、いざという時は大丈夫かしらと不安に

なります。着けるのは完全に自己責任です。

付け方の説明の掲示はないし、誰も指導とかチェックはしません。

(水難事故発生の時の申し訳としか思えません)

◆お顔の横まで登る道

            

ツアーメンバーの内、元気を持て余している約半数の人は挑戦した

ようです。閑人夫妻は、明日の峨眉山に備えて当然のようにパス

 船を降りて、大仏のお顔の横まで上がると、”凌雲寺”というお寺が

あります。

◆登り口

            

◆凌雲寺本堂

◆ 同 境内から見下ろした大仏足元の見学船

◆大仏の頭部(後ろ側)

 天然パンチパーマですね、きっと。

◆山上の洞窟

             

 入口上部に”海師洞”と書いてあります。

 白人のお姉ちゃんが、昔流行った”シェー”の練習をしています。

◆海通禅師

             

 あまり機嫌が良さそうには見えませんが楽山大仏の創始者始創者

(どう違う?)です。

 

 楽山大仏見学を終えると、ホテルに向かいます。

◆峨眉山のホテル

            

 ホテルの前の植え込みはイルミネーションで飾られています。

◆ホテルのイルミ その1

◆ 同 その2

◆ 同 その3

 

 いよいよ明日は最後のハイライト”峨眉山”観光です。今までの九寨溝

・黄龍よりは少し優しそうなのが、救いです。

 

 

 

 

 

 

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辛口中国旅行・その7・都江堰

2014年10月29日 | ’14 中国;四川省

 都江堰は雰囲気的に木曽三川の治水工事を思い出させるような景観です。

大きな違いは、都江堰では、治水目的というよりも、利水が主目的であった

ことでしょうか。

2300年前の都江堰の工事完成によって成都の街は潤い、今日の発展の

基礎が築かれたのだそうです。

◆都江堰の景色 その1

 この川は長江(揚子江)の上流に当たります。右上から左下に向いて

流れています。

◆ 同 その2

  ”魚のくちばし”と言われるのが中央部の堰堤です。

下側(手前側)が成都への送水取水口です。

左手にある吊り橋(画面外れ)から画面中央部の展望台まで行きました。

◆ 同 その3

              

◆ 同 その4

 ゆらゆらと良く揺れる吊り橋です。

途中2ケ所に橋桁があるのですが、それでも気持ちのいい揺れでは

ありません。

この人ごみの中で、平気で通行を遮って連れを写真に撮ろうとする人が

後を絶ちません。(しかもフレームに入って邪魔すると怒る、手で追っ

払おうとする)混雑に拍車をかけてくれます。(中国→自己

さすがの閑人も自己中ぶりでは負けます。

◆都江堰入口付近のお寺の屋根 その1

◆ 同 その2

 なかなか凝った屋根飾りだと思いませんか?。

閑人は一瞬、リスが遊んでいるのかと思ってしまいました。

◆ 同 その3

 周りに張ってある針金は避雷針でしょうね。

◆工事の際の資材

          

 竹籠に丸い転石を詰め込んだものです。

そういえば、昭和30年代半ばくらいまでは、閑人の古里でこのような

工事材料を見た覚えがあります。

◆ 同 その2

         

 これが堰堤の基礎に使った工作物だと思います。

機械力など無かった時代によくこれだけの大土木工事を遂行したものです。

中国人は偉かった。

 

 この後、レストランで昼食を摂り、”楽天大仏”の見学に回ります。

◆レストラン

◆激辛四川料理 その1

 見るからに辛そうで、これに箸を付けるのにはかなり勇気が必要です。

◆ 同 その2

 こらは、閑人にも分かる”激辛マーボードーフ”です。

これも辛さは半端ではありません。

◆ 同 その3

 これは、箸もつけてないので、お味は””です

◆ 同 その4

 鶏の丸煮ですね。スープが美味しかった。

(パサパサのご飯にかけて、おじや風にして食べました)

他にも何点か料理は出てきたのですが、切りがないので以下略です。

 

 

 

 

 

 

 

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辛口中国旅行・その6・黄龍

2014年10月28日 | ’14 中国;四川省

 四日目は、早朝に九寨溝のホテルを発ち黄龍へ向かいます。

黄龍は、3,500m級の高所なので、ツアー参加者全員に酸素ボンベが1本

ずつ配布されました。酸素ボンベを使うのは、生れて初めての経験です。

◆酸素ボンベ

                 

 左下は、が日本から持ち込んだ酸素のタブレット(食べる酸素)です。

ボンベは30Cm強の長さで、中身が空気だから重くはないのですが、

携行するには嵩張ります。

◆九寨溝から黄龍への道中 その1(バスの車窓から)

◆ 同 その2

 なにやら、次第に雪山の雰囲気になってきました。現地ガイドさんの、

昨夕の天気予報によれば”大雪”だとか言っているし。(ちなみに、ガイド

さんの天気予報は毎日良い方へ外れて助かりました。強力晴れ男・晴れ女

がツアー仲間に参加してくれていたのだろうと思います)

◆登山口の石碑

 世界遺産に登録されている旨記載されているのだろうと思います。

登り口からはロープウエー利用です。

ロープウエーの山上駅からは、快適な木道が設置されています。

(このロープウエーは愛知万博の時に会場に設置されていた物を、移設

したのだという説がありますが事実はどうなのでしょうか?)

◆木道下の残雪

 トイレも数多くあり、昨日の九寨溝のレストランのものと比べると、

はるかに綺麗でメンテナンス・清掃もいき届いています。

◆木道脇の休憩スペースから その1

 いかにも大陸的な”三蔵法師の世界”です。

◆ 同 その2

 近くの山ですが、完全な冬山です。

◆ 同 その3

 黄龍中寺です。

◆最上部 五彩池(黄龍で最も美しいといわれる湖)へ登る階段

              

 約350段あるそうです。五彩池は標高3,536mです。

◆分岐位置の案内看板

 上の階段の写真は、白い矢印の方向に撮影したものです。

◆黄龍の景観 その1

 最も美しいと言われる”五彩池”です。”ドラゴンの鱗”とも呼ばれる

そうです。

 トルコのバムッカレ(温泉で足湯がありました)の景色に似ている

様な気もします。

◆ 同 その2

◆ 同 その3

◆ 同 その4

◆ 同 その5

◆ 同 その6

 左手中央に見えるのは、黄龍中寺です。

◆ 同 その7

 コバルト色の水が綺麗でした。

◆ 同 その8

◆ 同 その9

               

◆ 同 その10

◆ 同 その11

◆ 同 その12

◆ 同 その13

◆ 同 その14

 

 黄龍の景色は、九寨溝と似通ったような感じも無くはないのですが、

総じて黄龍の方が見応えがあります。

 ただ高度だ高いだけに、体と特に足への負荷は大きいようです。

今回のツアー仲間は皆さん山歩きに慣れておられる方ばかりで、

吃驚しました。

一見したところ、殆どの方が閑人夫妻よりも少し年上とお見受けした

のですが。

 四日目の宿泊は、茂県のホテルです。

◆ホテル

 このホテルは、例の四川大地震で壊滅的な被害を受けたそうです。

夕食後はこのホテルに隣接する温泉露天風呂(水着着用の混浴)に

入りました。(10人中閑人夫妻のみ)

 翌朝は皆さんに”どうだった?”と訊かれました。

 二つの浴槽を楽しんだのですが、少し温いなあと思っていました。

あがる時に気付いたのですが、目に着きにくい所にもう三つくらい湯船

があったので、こちらは十分に熱かったのかも。

どちらにしても、脹脛をしっかりマッサージしておいたので、翌日は足

が少し軽いような気がしたのは、事実です。

  以上の文章は大ウソでした。お詫びして訂正します。

本当は、温泉に入ったのは、翌5日目の夜峨眉山のホテルでのことでした。

 と、奥に指摘されました。

疲れが溜まってきて、記憶がぐちゃぐちゃになってしまっていたという

ことで、ご了解下さい。

 

 

 

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辛口中国旅行・その5・チベット舞踊

2014年10月27日 | ’14 中国;四川省

 九寨溝のホテルには、連泊ですが、二日目の夜にオプションの

チベット舞踊を見に行きました。

10人のツアーメンバー中6人が参加です。

 バスの中で現地ガイドさんが、2回に亘ってストーリーを予め説明

してくれていたのですが、舞台を見ていても、結局ストーリーは理解

できませんでした。

 でも舞台は迫力があり、言うならばミュージカルのようでもあり、

オペラのようでもありというところでしょうか。

◆劇場

 チベット舞踊の専用劇場のようです。

”九寨溝蔵謎大劇院”の看板が掲げられています。

◆劇場ロビーに掲示されたポスター

             

 2011年4月に日本で公演された時のポスターのようです。

”蔵”というのはチベットのことですので”チベットの謎”というところで

しょうか。

ポスターを見て、日本の文化村をWebで検索していたら、あらすじが

載っていました。

◆舞台 その1

 オープニングです。

以下、舞台袖の電光掲示板によって、分かった物だけ書いておきます。

◆ 同 その2

◆ 同 その3

 女性ダンサーの髪飾り

◆ 同 その4

 六弦琴の演奏。ギターの親類ですね。

◆ 同 その5

 長袖舞という踊りです。日本の羽衣の舞を彷彿とさせます。

この方が主演のヤン・リーピンさんでしょうか。

◆ 同 その6

 竹竿のようなもので、床を突きまくるのですが、意味不明です。

◆ 同 その7

 男性ダンサーが、変わった衣装で登場しました。

◆ 同 その8

 電光掲示板に表示された舞の名前です。

ヤクの踊りという意味だと思うのですが、最初の漢字がどうしても閑人

のPCでは出て来ません。

◆ 同 その9

             

◆ 同 その10

 本物の山羊も出演しています。

人間の出演者と一緒に頭を下げているようです。

◆ 同 その11

 エンデイングです。

 ストーリーは追い切れませんでしたが、楽しませてもらいました。

 

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辛口中国旅行・その4・九寨溝

2014年10月26日 | ’14 中国;四川省

 3日目に行った九寨溝の印象を今まで行った所に例えると・・・・・・・・・

   ①五色沼(裏磐梯)             2013・10・24

   ②十二湖(白神山地)            2014・   8・10 

   ③奥入瀬(東北)              2014・   8・11  

   ④リトヴィッツェ湖群国立公園(クロアチア)2014・   4・23

   を足したみたいなものでしょうか?

 

◆宿泊した九寨溝のホテルの売店

 パンダのぬいぐるみ人形と、カシミアの繊維製品が目立ちます。

◆ホテルの夕食 その1

 きのこ鍋の具材となった淡水魚です。

◆ 同 その2

◆きのこ鍋

 この鍋で、自分で勝手にシャブシャブのようなものを作って食べます。

◆野菜スープ(のようなもの)

 茸入りの野菜スープといった所でしょうか?

 

◆九寨溝へのシャトルバスの乗り場前の広場

 もの凄い観光客の数です。

閑人グループは、ここからチャーターバスで九寨溝へ向かう予定でしたが、

何か手違いがあったらしくて、現地ガイドさんが奮闘したようですが、

1時間待ってもチャーターバスが確保できず、結局乗合バス使用

となりました。

乗合バスでは、観光スポットごとに列を作ってバスに乗りこむのです。

エラい目に遭いました。

(その為旅行社から、当日夕食時に一人1本のビールのお詫び差し入れが

ありました)

 この乗合バスで貴重な経験をすることになります。

我々日本人は押し合い、へし合い力任せの超強力割り込みパワー

さらされ、バスに乗るだけで体力を使い果たすことになります。

 行動中は、逐一名所の名前を確かめていたのですが、行列の割り込みに

腹を立てているうちに名前と現風景が完全にぐちゃぐちゃになってしまい

ました。従って以下は順不動の掲載になります。

◆九寨溝の風景 その1

◆ 同 その2

◆ 同 その3

◆ 同 その4

◆ 同 その5

◆ 同 その6

◆ 同 その7

◆ 同 その8

 この大群衆の殆どがお国の方です。

(特に原色をベースにした超派手派手系衣装の方は100%中国の方

だと思います。)←中国の女性は年齢を問わずショッキングピンクが

好きなのです。

 かのお国の添ちゃん・ガイドさんは心得たもので、大声の合唱に

負けないように、携帯型トランジスタ拡声器を腰に着けていて、現場の

賑やかさの増幅に一役買っています。

写真集などを見ると静かな人気(ひとけ)のない九寨溝なのですが、

どうやって撮ったのでしょうか?

それとも世界遺産に登録される前の時代は静かな観光地だったので

しょうか?

◆ 同 その9

 ◆ 同 その10

◆ 同 その11

◆ 同 その12

◆ 同 その13

◆ 同 その14

◆ 同 その15

◆ 同 その16

◆ 同 その17

           

◆ 同 その18

◆ 同 その19

 今回の風景に望遠系の写真が多いのは、ちょっとでも引くとすぐに

原色の観光客が写り込んでしまうからです。

◆途中の木道の踊り場

 気付かずに近付くと捲れたフェンスの尖った先端で怪我をします。

スカートの女性は特に注意。

◆昼食を摂ったレストラン

 九寨溝の中には、この1軒しか昼食を摂れるところはありません。

しかも、いわゆるバイキングスタイルのレストランです。

従業員は、食い散らかしたお皿(山盛りに食べ残しが残っている)

を片付けたあとのテーブルを拭きもしません。

(取り過ぎ・食べ残しはお国の方の得意技なのです) 食べ物は、

残り少なくなっても補充されません。

(基本的なルールは、早いもの勝ちです)

床には食べこぼしと紙くずが散乱しています。

トイレの床は水浸しで、申し訳に”小心地滑”(滑るから気を付けろ)

という張り紙があります。つまり、綺麗なのは建物の外観だけです。

この”小心地滑”の張り紙はどこにでも掲示されているので、

遂に覚えてしまいました。

 

 世界遺産への登録には、トイレの清潔度合いとか、民度の成熟度とか

いう基準は無いのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

  

   

   

 

コメント
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