5月7日から9日まで、2泊3日で北東北へ行ってきました。
(実は奥が貯めている経営不振の某航空会社のマイルで秋田空港までの
往復航空券がロハで入手できたからなのですが)。
1日目は秋田空港に朝9時半頃に着いて、空港でレンタカーをピック
アップし、角館へ桜を見に向かいました。
(実は、角館へ来るのはは2回目で、先回は夏でした。)
3-4日前が満開だったらしくて、あいにくの雨で3分の1くらいは散って
しまっています。
歩くのがもったいないくらい足元は桜のはなびらの絨毯の様です。
堤防の上の桜並木のトンネルの下を歩いた後、武家屋敷の通りも散策
しました。
連休明けの雨模様の天気にも拘わらず、多くの観光客が歩いていました。
その後、田沢湖の北東の位置にある、乳頭温泉郷の一つ”大釜温泉”に
向かいます。
温泉のお湯は茶色ですが、屋内の湯船だけでなく、露天風呂もあって
とてもいい気持ちです。
外気温は15度くらいですが、周辺には雪が解けずにまだたくさん残って
います。
2日目は、八幡平の新緑を見たくてアスピーテラインという山岳道路
を走りましたが、峠を越えたあたりから猛烈な濃いガスに見舞われ、
視界は5-10mくらいしかありません。
ヘッドライトを点灯し、ハザードランプをつけて約40分くらい、
時速20~30Kmで走行しました。
当然のことながら、景色は全く見えず、ただただ、事故を起こさない
ように、安全運転に努めました。
アスピーテラインを出ると、東北自動車道に松尾八幡平ICから入り、
桜を見るために弘前へ向かいます。弘前城の桜も日本有数だそうです。
ここの桜も染井吉野は既に盛りを過ぎ、半分くらいは散ってしまって
いました。
けれども、枝垂桜(種類も多く、本数も多い)は丁度今が満開で非常に
きれいです。 行った甲斐がありました。満足です。
弘前からは、青森県の名峰”岩木山”へ向かいます。
”津軽岩木スカイライン”という山岳道路で8~9合目くらいまで
上がれます。
ただ道路の路面は荒れているし、ガードレールも整備されて
いないしで、あまり気持ちのいい道路ではありません。
民間経営の有料道路ですが、安全のためもう少し整備してほしいものだ
と思います。
上の駐車場からの展望は絶景としか言いようがありませんでした。
2日目の宿泊は日本海に突き出た岬の突端にある、”不老不死温泉”
です。1軒宿ですが、結構大きくて、近代的な宿です。
すべての客室がオーシャンビューになっていて、名物の夕陽を見る
には最高です。
ただ、今日は、雲が多くて真円の夕陽は見ることができませんでした。
ここの宿の売りは海岸の露天風呂です。
なぜか、混浴のものと、女性専用のものとがあります。
小生が2回入ったときには、どちらも勇気ある女性は1人もいません
でした。(当たり前か)
温泉のお湯は、大釜温泉と同様に、茶色の色がついています。
ただ、海が近いせいか、塩分がかなり濃いです。
十二湖へ寄ります。実際は33個の湖沼からなっているようです。
何で十二湖かというと、近くに”崩山”いう標高1000m足らずの山
があるのですが、その頂上から見ると、12個しか湖沼が見えないの
だそうです。
傍には、ぶなの原生林などもあり、すばらしいロケーションです。
約2時間ほど遊歩道を散策しました。
最後は男鹿半島へ行きます。
中央部にある”寒風山”(名前の通り寒風が吹き抜けていきます)の頂上
に登ると、360度のパノラマが楽しめます。
男鹿半島の南北、八郎潟などが指呼の間です。
男鹿半島ではもう一つ”男鹿真山伝承館”(早い話が”なまはげ伝承館”)
を見学しました。
なまはげはテレビで見たことはあっても、本物は初めての経験でした。
(まあ、ショーですけどね)
そこから、秋田空港へ向かいましたが、少し時間が余ったので、
秋田市内にある”ねぶりながし館”を見学しました。
秋田の有名な”竿灯祭り”の記念館みたいなものです。
閉館時間ぎりぎりだったにもかかわらず、職員(館長?)さんが、
竿灯の実演をやって見せてくれました。
多分、秋田市の施設だと思うけど入館料100円に引かれて、時間潰し
に寄ったのが、申し訳ないくらいのものでした。
なるべく早く、実際の竿灯祭りを見に来たいものだと思います。
そんなこんなで、今回の旅も無事終了です。
写真も170枚くらい撮ってきたのですが、アップロードがあいかわらず、
うまくいかないので、残念ながら省略です。すみませんね。