5月30日に、当地で志方俊之氏の講演会が開催されました。
演題は”日本はこのままでは生き残れない”というものです。
閑人は忙しいので(??)あまり見ないのですが、TVの”そこまで
言って委員会” などに出演している人です。
経歴からしても、右寄りの方かなと思ったらやはりそういう傾向でした。
北朝鮮と中国の将来を予測した部分が興味深かったので紹介しておき
ます。
◆北朝鮮を中期的(5~10年後)に予測
①自己崩壊するコース(最もありそうなケースです)
体制崩壊により、大量難民が発生
②軍事的挑発を続けるコース(今と変わらない?)
トップのリーダーシップを顕在化するための軍事的瀬戸際政策の激化
③軍事的暴発(軍部の誤判断による暴発)のコース
工作員による他国に対するテロ攻撃、軍事的攻撃へのエスカレート
◆中国を長期的(10~20年)に予測
①共存共栄した民主国家に進むコース(これは、多分ないと思う)
②軍事的覇権を追求するコース
③大乱コース(辺境地域の分離独立、貧富の差に起因する大乱、
大量難民の発生)
どのケースにしても、近国のことですから、日本はその影響から
逃れられそうもありません。
強いリーダーシップを持った信念ある大型政治家の登場を願って
やみませんが、期待薄でしょうか?