いとこ会の翌朝は、帰宅の途に就きますが、折角ここまで来たのだからと
”八重のさくら”ブームの会津若松・鶴ヶ城を見学して帰ることにします。
タイトルの”裏磐梯”からはちょっと外れるような気もしますが難しく考え
ないで下さいね。
鶴ヶ城の駐車場は、半分以上が県外ナンバーだったように思います。
◆鶴ヶ城・天守閣
石垣が立派です。 天守閣そのものは鉄筋コンクリート造りみたいで立派
ではありますが、風情はあまりありません。
◆八重のさくらの幟
◆桜の大木
鶴ヶ城は桜でも有名なお城です。
お城に桜は付き物のようにも思いますが、ここの桜はご覧のように立派な
巨木の桜並木です。
季節には、さぞ美しく沢山の見物人を魅了するのでしょうね。
◆”荒城の月”の石碑
全国各地其々に”荒城の月”はおらが城の歌だということで、荒城の月の
石碑が設置されているらしいです。 詳しくは→こちら
◆ユルキャラ
これは”お城ボくん”というらしいですが、ちとこじ付けの感も。
お城とロボットを合体させてどうするの?と突っ込みを入れたくなる
のは、閑人だけでしょうか。
でもこの前で記念写真を撮っている人も沢山いましたから、これも難しく
考えることはないですね。
さて、帰宅時のルートは往路の逆で 磐越道→関越道→北陸道→上信越道
→長野道→中央道→東海環状道と走ります。
北陸道でちょっと降りて、寺泊のお魚市場へ寄りました。
ここは以前に立ち寄ったことがあって、海の幸の食事もお土産も満足した
覚えがあるのです。
◆寺泊のお魚市場の様子
広大な駐車場の前に、海産物屋さん(2階がレストランになっている
お店も何軒かあります)がズラリと軒を連ねており、その一軒で遅めの
昼食を摂りました。
◆昼食
ウニ丼と海鮮丼です。 お味噌汁も大ぶりの器でど~んと出て来ます。
今回も満足でした。
雨模様の高速道路は、東名高速の集中工事の影響もあっていつもより
混んでいましたが、渋滞もなく無事20:30頃予定通りに帰宅しました。
ペンションでの朝食を済ませた後、無料開放された磐梯吾妻レークライン
を通って紅葉の名所”中津川渓谷”へ向かいます。
◆レークラインから見た小野川湖と檜原湖
手前側が小野川湖、先方に小さく見えるのが檜原湖です。
◆中津川渓谷へ降りる遊歩道脇のもみじ
全体的には、ちょっと早い感じもありますが、日当たりの良い所では、
いい色に染まっています。
◆渓谷へ降りる遊歩道の階段
結構急峻な昇り降りです。 翌日から3日間に亘って足の筋肉痛に見舞
われました。
◆中津川渓谷 その1
◆ 同 その2
上部にちらっと見えるのが、レークラインの橋です。
観光バスがここで徐行したり、一時停止したりして行くのが見えます。
◆渓谷の紅葉
◆遊歩道から渓谷を俯瞰
◆渓谷に架かるレークラインの橋から その1
◆ 同 その2
◆ 同 その3
◆ 同 その4
中津川渓谷を出てからまだ時間があったので、これも無料開放されて
いる磐梯吾妻スカイラインへ行ってみることにしましたが、登りかけ
たらガスが出てきてすっかり視界不良になってしまいました。
元の料金所の手前まで行って、そこで諦めて引き返しました。
午後3時から、今旅行の目的であるいとこ会に参加します。
◆いとこ会が開催された磐梯熱海の温泉旅館
思い切り食べて飲んでぐっすりと熟睡しました。
福島県の磐梯熱海温泉で、奥のいとこ会がありました。
前日に出かけて、前から行ってみたかった裏磐梯の紅葉を楽しむことに
しました。
実は例年ですと、今が最高の紅葉シーズンなのですが、今年の夏は長
かったので一週間ほど早かったようです。3~4分というところで
しょうか。
◆五色沼入口付近
ビジターセンター前のバス停です。
同センターで訊いたら、ここからバスで反対側まで行き、散策路を戻って
くるのが賢いとのこと。
バスも10分足らずで発車です。バスには、中国人の観光客も5~6人
ほど乗り合わせています。
◆裏磐梯物産館に掲示されたポスター
バスを降りて昼食をとった店に掲示してありました。
今、大河ドラマ”八重のさくら”で会津ブームですがこのポスターには
”期間限定”とありますので、放送が終了したらこのラーメンもお役御免
になるのでしょうね。
◆柳 沼
一番最初に見る沼です。
◆熊注意の標識
散策路脇に立てられています。
自然豊かな所ですので、熊さんが出没することもあると思いますが今日
みたいに、大勢の観光客が歩いていたら、熊さんも出てこないでしょう。
◆散策路の様子
こんな感じの散策路を1時間ちょっと歩くことになります。
◆青 沼
◆ 同 もみじの葉
葉の下部が白くなっているのは、湖水の硫黄分のためではないかと
思います。
◆るり沼から流れ出すせせらぎ
◆弁天沼
◆赤 沼
◆毘沙門沼
最も入口に近い沼です。
◆赤い木の実
”ぐみ”の実でしょうか。
◆あけびの実
◆磐梯高原駅のレトロバス
この駅はバス用で電車は来ていません。
昔懐かしいボンネットバスが、檜原湖周遊に使われているようです。
◆遊覧船
駅の傍を歩いていたら、遊覧船の小父さんが”もうすぐ出航ですが乗り
ませんか?”
閑;いくらですか?
係;1000円です
閑;二人で?
係;一人です
閑;片足は上げて置くから、二人で1000円にならない?
係;それはムリ
というようなやり取りをしてから乗り込みました。
約30分のお楽しみです。
ところで、山の中の湖に大きな遊覧船がよくありますが、どうやって
運んで来るのでしょうか? それとも現地で造るのかな?
昔から気になっていることの一つです。
◆檜原湖
明日からは、台風27号の影響で天気は崩れるらしいですが、今日は
暖かく雲はあるけど秋晴れと言ってもいいお天気でした。
◆ 同 その2
日当たりの良い所から、すこしずつ紅葉が進んでいます。
◆檜原湖から見た磐梯山
頂上部は残念ながら雲に隠れています。
火山特有の荒々しい山肌が見えます。
◆曾原湖
宿泊したペンションはこの湖のすぐ傍です。
◆ 同 その2
向こう岸に可愛い白い建物がみえます。
大勢のカメラ親父写真愛好家が、一眼レフで撮影していました。
◆ペンション
道路に面した入口の様子です。
このペンションは奥がネットで評判がいい宿泊施設を探して予約した
ものです。
立地・お部屋・食事・オーナーご夫妻の人柄など満点だったと思います。
◆ペンション前の曾原湖
明日午前中は、磐梯吾妻レークラインを走り、紅葉名所である中津渓谷
を尋ねる心算です。
ちなみに、磐梯高原の各有料観光道路は一部を除いて今年7月25日
から無料開放されているそうです。 ラッキー。
奥のいとこ会が、福島県・磐梯熱海温泉で開催されました。
このいとこ会は、いとこの連れ合いが参加しているのは、閑人を含めて
2人だけなのですが、閑人は今までの3回とも皆勤です。
最初の2回は、奥のお兄さんが幹事をしてたのです。
今回は、磐梯熱海温泉でしたので、裏磐梯の紅葉を期待して行って
来ました。
明日から3回に亘って当BlogにUpする心算です。乞うご期待。
⑧ツアーに男性参加者が少ない理由
イ)ツアーに出ると、長時間煙草が吸えないから嫌だ。
(だから飛行機嫌い)
その点、閑人は煙草よりもツアーを選んだのだからエライ。
ロ)夫婦で参加してしまうと、飼っているペットの世話をする
人がいなくなる。
などの理由からか、女性は友人・姉妹・親子で参加しているのを、
よく見かけますが男性は夫婦か、単独参加しか見たことが
ありません。
ちなみに、今回のツアー参加者は13人(本来、最小催行人数は
15名だったのですが、出発直前の家庭の都合で2人の
キャンセルがはいったらしいです)
で、夫婦2組、男性の単独参加者1名、女性の2人組(友人同士)
1組、同4人組(友人同士)1組、同の単独参加者2名でした。
⑨今回のツアーの食事
量は別として、”こりゃ酷い”というものには行き当たりません
でした。
今まで経験した、ツアーの中では、最も優秀と言ってもいいと
思います。
⑩癖になるポーターサービス
ホテルの部屋からバス、バスからホテルの部屋へポーターがスーツ
ケースを運んでくれるポーターサービス付きのツアーは今回が
2回目です。 すっかり楽をすることを覚えてしまいました。
⑪ホテルの部屋の不具合
今回は特筆する様な不具合には、遭遇しませんでした。
部屋の照明の電球切れが2回ほどありましたが、まあ気にするほど
のことはありません。
なんと言っても、今までで一番凄かったのは、昨年11月の
ポルトガル・スペインへのツアーでした。
⑫ソウル・インチョンの車事情
乗用車は今風の比較的新しい車ばかりなのですが、驚いたのは
商用車です。
明らかに20~30年前のものとしか思えないようなトラック・
トレーラー・バンなどが錆だらけ・傷だらけで現役で走っています。
特に大型車は凄い。これは、日本とかヨーロッパでは見られない
傾向です。
⑬気にいった旅行社
今回お世話になった旅行社は、今までの中で最も良かったと
思います。
機会があれば、またお世話になりたいものだと願っています。
この旅行社にも、添ちゃんにも。
いろいろと書いてきましたが、これをもちまして今回ツアー報告
の最後とさせて頂きます。
今回のツアーで感じた由無し事を書き留めておきたいと思います。
①セントレアのターミナルに設置されている動く歩道
終点が近づくと、”間もなく終点です。足を上げてお降り下さい”
とのテープが流れます。
外国の空港では勿論こんな案内は無いし、成田でも普通に
”間もなく終点です。足元にご注意下さい。”
”足を上げて・・・・・・・”は要らないと思います。
②プラハ→ブダペストの高速道路のSA
有料トイレを使用しようと思ったら、小銭がない。
チェコとハンガリー用に現地通貨に少し両替して来たのですが、
小銭はなく、ユーロの小銭もありません。
入口は自動で機械は硬貨専用で紙幣は使えません。
困っていたら、係のおばあちゃんが無料で入れてくれました。
こういうのって、なんだか嬉しいです。
③中欧の気候
年とか、地域にもよるのでしょうが、日本の東海地方と比べると
約1ケ月以上早い感じです。
日本の9月下旬は平気で30度を超えていましたので、気候・服装
の案内を旅行社からもらっていたのですがちょっと舐めていました。
薄手のコートくらいはは持って行っておくべきでした。
特に、雨模様の日は寒かったです。
現地の方も、旅行者も殆ど冬の服装でした。
④中国人のツアー客
観光地へ行くと、ツアーの観光客は日本のグループが多いですが、
次いで中国の団体も目立ちます。
中国のグループの特徴は、参加者の顔ぶれが日本のような
中高年はあまり見かけなくて、40代まで位の若い人が殆どである
ことです。
そういえば、団体の観光客は、日本人か中国人、あとは遠足・
修学旅行と思しき子供たち位でしょうか。極く稀に欧米人の団体。
もう一つ感じたのは、中国人のグループの傍若無人さが以前ほど
目立たなくなったことです。
⑤観光客のカメラ
外国人の観光客が持っているカメラは、前はCANONが多い印象
だったのですが、今回はNIKONNがよく目についたと思います。
特に新型は。一眼レフ、ミラーレス一眼、コンデジとも殆どが日本
のカメラだったと思います。
⑥通貨の話
前述しましたように、チェコとハンガリー用に現地通貨に両替して
いったのですが通貨の準備はユーロだけでいいと思います。
ヨーロッパでは、正式にユーロを通貨としていない国であっても
殆どの国でユーロが通用するようです。
(レートが若干不利なことはあるかもしれませんが)。
あまり珍しい通貨は余ってもなか使い道が無いですしね。
⑦パプスブルグ家の末裔
オーストリアを支配した名門中の名門・パプスブルグ家の末裔が
日本にいるという話を現地ガイドさんに聞きました。
女優の鰐淵晴子さんだそうです。 知りませんでした。
先回”その9”に書きましたように、フランクフルトでの空き時間に
添ちゃんが街歩きに連れて行ってくれました。
◆見かけたタクシー
日本では考えられないことですが、ヨーロッパでは時々サンルーフ
装備のタクシーを見かけます。
◆フランクフルトの街の広場
◆教会の中 その1
名前を忘れましたが、大きな有名な教会です。
この像はマリア様に抱えられたキリストでしょうか。
◆ 同 その2
立派なパイプオルガンです。
◆献灯台
◆街の様子 その1
緑が多くきれいな街です。
◆ 同 その2
◆ 同 その3
そんな、こんなで無事全旅程を終え、フランクフルト空港から
ソウル乗継の大韓航空で帰国の途につきます。
◆エアバス A380
現在、世界最大の旅客機で総2階構造です。 初めて乗りました。
この機材でフランクルトからソウル・インチョン空港までを飛ぶことに
なります。
◆ボーイング747-400
いわゆるジャンボです。 前部が2階構造です。
これは、インチョンからセントレアまでの飛行に供された機体です。
インチョン空港での6時間程の時間潰しを提供してくれた、
添ちゃんに感謝です。
◆空港からインチョン市街まで乗ったツアーバス
我々ツアー仲間全員とともに、5名程の欧米人も乗り込んできました。
無料のトランシット・ツアーなのですが、英語の現地ガイドさんが
付いています。どうやって採算を確保しているのか心配になります。
◆インチョン空港から市街地への高速道路から
空港も埋立地なのですが、更に埋め立てて工場建設・高層住宅建設が
進んでいます。 元気な韓国を見せつけられました。
◆インチョンの繁華街の風景 その1
◆ 同 その2
市場の中です。実はこのツアーで提供されたクーポンを使って、
この市場内の天婦羅屋さんで、薩摩揚の親分みたいなものを食べたら
おなかが一杯になってしまって、それで昼ご飯としました。
従って、このインチョンエアポート・トランシット・ツアーはお金を
全く使わずに済んでしまったのです。
◆Wolmi Park 入口
日本でいえば、大正村か、昭和村を小規模にしてみましたという
感じでしょうか。
庭園と昔の田舎の様子を再現したような施設です。
◆卵のような実を付けた野菜?
◆脱穀用の臼?
◆オンドルの焚口
◆民具など
以上をもちまして、10回に亘って連載してきました、ツアー報告の
本編は終わりとさせていただきます。
あと2回ほど、旅行中の雑感などを”後記”として書いていくつもりです。
フランクフルトのホテルを出て、ライン川クルーズの乗船場となる
リューデスハイムの街までバスで行きます。
◆フランクフルトのホテルの窓から見た街の様子
落ち着いた佇まいの住宅街と、高層ビルが立ち並んだビジネス街が
展望できます。
◆リューデスハイムの近郊
建物の手前側と向こう側に広がるのは、葡萄畑です。
この辺りは、結構有名なワインの産地らしいです。
◆リューデスハイムの街
(多分)つぐみ横丁の入り口です。
路地の奥に屯ろするのは、観光客だと思います。
◆利用したクルーズ船
接岸して来るところです。
◆クルーズ船から見たライン川中流域の風景 その1
◆ 同 その2
リューデスハイムの字が見えます。
◆ 同 その3
◆ 同 その4
◆ 同 その5
◆見張り台
川の中州の岩場に建っています。
◆川に並行して走る列車
◆コークス運搬船
こんな感じで、貨物船の行き来が盛んです。
ちょっと大きな船は、舳先にレーダーを廻しています。
◆カヤック
二人乗のカヤックが下っていきます。
◆ローレライの標識
◆ローレライ
◆ローレライ像
◆安全な航行域を示す赤いブイ
クルーズの後は昼食を摂り、フランクフルトの街へ戻ります。
帰国の飛行機がフランクフルト空港を出るのが20時前なので、時間潰しが
たいへんだあと思っていたら、われらが添ちゃんは予定外のフランクフルト
街歩きに案内してくれました。
乗継地であるソウル・インチョン空港でも、約6時間の乗継時間が
あったので時間潰しに苦労すると思っていたら、どういう交渉をした
のか、”インチョン・トランシット・ツアー”なる無料ツアーに連れて
行ってくれました。
今回ツアーの旅行記本編はこの9回で終了する予定でしたが、
そういう訳であと一回”その10 フランクフルト街歩き&インチョン
見物”を追加することにします。
中世の趣を残す城塞都市”ローデンブルグ”です。
ロマンチック街道のハイライトとして人気のある町です。
◆城壁
この街も現地ガイドなしで、添ちゃんが案内してくれます。
これは城壁の外側。
◆ローデンブルグの街中 その1
◆ 同 その2
◆ 同 その3
◆ 同 その4
歩道脇に林檎の木が植えられていて、実がなっていました。
◆聖ヤコブ教会 その1
いかにもゴシック様式の教会という感じの尖塔群です。
◆ 同 その2
大きなステンドグラスですが、派手な絵は描かれていません。
◆赤いレトロバス
クリスマス用品の専門店(茶色のお店)の前に止まっていました。
屋根の上にプレゼントの包みのような物を載せていますので、
お店の宣伝用だろうと思います。
◆街の中心部への出入口
◆その反対側
◆罪人を入れて吊るした篭
◆マルクト広場
左手の大きな建物が市庁舎です。
右側の建物は、修復中で保護シートに建物の絵が描いてあります。
◆広場の傍のお店
入口に巨大なテデイベアが飾られています。
◆イベント その1
何かイベントが催されているみたいで、中世風の衣装を着けた
小父さんたちが、練り歩きます。(この写真はその準備中です)
◆ 同 その2
ローデンブルグを出るとドイツ最後の訪問地 フランクフルト
へ向かいます。
◆フランクフルトでの夕食 その1
ご当地名物 ドイツ黒ビール です。
◆ 同 その2
メインデイッシュの肉料理です。
◆ 同 その3
デザートのアイスクリーム。
ローデンブルグを出ると、ドイツ最後の訪問地フランクフルトへ宿泊し
ライン川クルーズを楽しむことになります。