今一写真館

旅行、ドライブの写真などなど

その⑩(最終回)雑感

2011年04月13日 | ’11 ヨーロッパ4ヶ国

《ヨーロッパツァーで思ったこと》

①日本人の喫煙人口は減ったなと思う

 海外旅行に行き始めた10年位前は、ツァーに出ると男性の半分は喫煙していたと

 思います。

 今回は全参加者25名中で、煙草を吸われるのは御一人だけでした。

 かくいう小生も2年半前までは、喫煙歴40年のヘビースモーカーでした。

 アジア諸国、ヨーロッパへ行くと、国を問わず良く吸っていると思います。

 特に、若い女性の歩行喫煙がけっこう眼につくのです。

②パリの地下鉄
 
 前回フランスへいってからの約1年半の間に、パリの地下鉄は1.6ユーロから

 1.7ユーロに値上げされたようです。

 窓口の係員に、前回の時の切符を出してもう使えないかと尋ねたら、なにかの

 機械に切符をかざして調べてくれて、「OK。使えるよ」とのこと。

 というわけで先回の旅行で一枚だけ残っていた(ていうか、残していた奥も

 すごいと思った)地下鉄の切符も活用できたのでした。

③もうひとつパリの地下鉄ネタを・・・・・

 地下鉄の駅によっては、入口に券売機も、勿論係員窓口も無いものがあります。

 勿論、他の入口に回ればあるのですが。ソルボンヌ大学の傍の駅がそうでした。

 主たる利用者が学生で、その殆どが定期券だからかもしれませんけどね。

 地下鉄は一枚の切符で一日全線フリーなので、一日分の必要枚数を最初の駅で

 確保しておくことをお勧めします。

④添乗員さん

 基本的に、旅行社を問わず、海外旅行の添乗員さんは、優秀だと思います。

 お人柄もいい方が多いし、よく勉強されています。

 何か相談すると、本当に親身になって対応してくれました。

⑤ヨーロッパの落書き

 パリなど、あれだけ街の景観を保つのに、神経を使っているのに、壁の落書き

 にはなぜ対処しないのでしょう。さすがに観光地には少ないけど、ちょっと

 郊外にでると酷いものです。

 そういえば、ウイーン、ザルツブルグ、ユングフラウでは、落書きは殆ど見た

 覚えがありません。

⑥治安

 カメラや荷物の持ち方が悪いと、ひったくりの被害に遭うかもと、駅の従業員

 (それも、売店の人など)が2回注意をしてくれました。  

(ジュネーブとパリで各1回)

 日本と比べると、治安が悪く、スリ、カッパライ、ヒッタクリ、置き引きなどが

 多いのに日本人は、どうも無防備に見えるらしいです。

 小生は、カメラを手に持つことが多いのですが、首から掛けろと教えられました。

⑦スイスのトイレ

 ヨーロッパのトイレは数が少なく、しかも原則的に有料です。

 日本は、有りがたい国です。

 スイスの観光は主要産業の一つなのですから、せめて、スイスだけでも、トイレ

 の無料化を図ってはいかがですか?

 特に、高速道路のサービスエリアのトイレは。

 ユーロ圏が広がるにつれ、個別の通貨に両替するのも結構面倒くさいのです。

 スイスフランに沢山両替しても後で困るし。

 スイスでもユーロが使える場所も有りますが、どちらにしても観光立国を目指

 すなら、トイレ問題は検討するべきだと思います。

⑧ユングフラウの印象

 ヨーロッパの王侯、貴族の莫大な財力、宗教の強大なパワーにはいつも圧倒

 されますが、ユングフラウを見ると、人間の力なんて大自然に比べると、

 いかほどのものでもないとの感を強くします。

 日本の震災、津波もそうですが、自然に逆らわず、生かして頂くというくらい

 の気持ちでいたほうが、間違いないようです。


  以上、思いつくままに書きつづってきました。

 長々とお付き合いいただきましてありがとうございます。

 ヨーロッパ4ケ国旅行シリーズは、これで終了とします。

                                         閑人 敬白

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その⑨乗継地・ヘルシンキにて

2011年04月12日 | ’11 ヨーロッパ4ヶ国

 帰路でやらかした、最後の大失敗を反省を込めて書いておくことにします。

パリからは、往路と同じくフィンランド航空で乗継地のヘルシンキへ向かいます。

ヨーロッパのEU圏内の移動は、原則として殆ど国内扱いなので、イミグレーション

でのパスポートコントロールも、入出国ともに、原則としてヘルシンキのみです。

 ヘルシンキの空港で、みんなの笑い物になって然るべき大失敗をやってしまいま

した。

空港に到着して、飛行機から降りてツアーメンバーが集合して、さあ次はパスポー

トコントロールだという時です。
 
 見当たらないのです。

ヘルシンキまでの航空券を挟んだパスポートが・・・・・・・。

一瞬、どっと体温が下がり、次の瞬間、全身から汗が噴き出します。
 
 立ち止まって、TCさんが通関の説明をしているうちに、手荷物、ウエストポーチ

などを徹底的に探そうとしましたが、見当たりません。

 そこへ、見覚えのあるフィンランド航空のキャビンアテンダントさんが、なにやら

赤いものを掲げながら小走りでやって来ます。

「パスポート、パスポート」と周囲へ声をかけています。

「すみません。それは私のです」小生は思わず大声をかけていました。

 最悪、一人だけ取り残されることも頭をよぎったのですから、この程度の恥で済ん

だのなら、幸いなことです。
 
 自分の不注意に呆れながら、世の人々への報告とします。

将来、二度とやらないように、自戒の念を込めて。

《 原 因 》
 
 小生はパスポートはEチケットや搭乗券と一緒にビニール製のパスポート入れに

入れて、紐で首から掛け、胸のポケットに入れています。

パリでのボーディングの後でポケットに戻す時に、ビニール袋にちゃんと戻せば

よかったのに、どうせ、ヘルシンキに着いたら直ぐにまた出すのだからと、

横着をして、ビニール袋とポケットの隙間に入れたつもりだったのです。

 ところが、ポケットがやや小さめだったので、うまく納まらなかったものの

ようです。もしくは、ちゃんと入ってはいたのだけれど、靴を脱いだり、座席の

間に落とした物を拾おうとして、屈み込んだ時に落としたもののようです。

フィンランド航空のCAさんの対応には、感謝するしかありません。

旅行社のTCさん、ご同行のツァーメンバーの皆様たち、本当にお騒がせして

申し訳ありませんでした。

 奥は、今回の旅行社に今後ツアーを申し込んでも、パスポート紛失歴のあるの

厄介者として、参加を拒否されるかもよと、小生を脅迫しております。

これからは、パスポートには更に細心の注意を払うことにします。

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その⑧パリ・街歩き

2011年04月11日 | ’11 ヨーロッパ4ヶ国

 ベルサイユから、電車を乗り継いでパリに戻ると、セーヌ河畔のノートルダム

大聖堂を訪ねます。

ここは、先回のツアーの時もフリータイムで来ましたが、その壮麗さには圧倒さ

れます。

 今回は、中には入らず、(先回は入ったら丁度日曜日のミサをやっていまし

た)近くの花壇に咲く春の花(八重桜、チューリップ、パンジーなどなど)を

楽しませてもらいました。

◆セーヌ川の風景


◆ノートルダム大聖堂


◆大聖堂横の花壇


◆南側の満開の桜と大聖堂


◆セーヌ河畔の古本屋の屋台


◆セーヌ川側から見た大聖堂


◆セーヌを行く遊覧船


◆河畔で週末を憩うパリ市民


◆ホコ天になったセーヌの橋の上のミュージシャン


◆ノートルダム大聖堂横の舗道で演奏の準備をするミュージシャン


 問題は、地下鉄でホテルの最寄り駅まで無事帰って来てからです。

みごとに迷子になりました。

朝、出て地下鉄の駅へ行く時にはスムーズだったし、大きなホテルだったので

甘く見ていたら道を1本間違えたらしく、30分近く痛む足(後で見たら左足

の踵に直径3Cm位の立派なマメができておりました)を庇いながら、探しました。
 
丁度オープンカフェに、中年のおじさんが二人いたので、教えてもらったら直ぐに

分かりました。

店のマスターも暇だったらしく出てきて、「日本人か?」とききます。

「そうだ」と答えるとニコッと笑って親指を上に突き上げ、「HAVE A GOOD

LUCK !!」と言ってくれました。

今まで、フランス人は何となく冷たい人種のような印象もっていたので、改めな

くてはと思った次第です。
 
 そんな、こんなで今回のツアーを全部の予定が終わりました。

今夜、もう一晩ホテルに連泊して、明日の午前中にパリを発ち、ヘルシンキ経由

で日本への帰国の途につきます。

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その⑦フランス・ベルサイユ

2011年04月10日 | ’11 ヨーロッパ4ヶ国

 昨晩、ジュネーブより、TGVでフランス入りしホテルに投宿しました。

一昨年12月にも、ツアーでフランスに行きましたが、フランスの公務員ストの

ため、ベルサイユ観光はキャンセルされ、非常に悔しい思いをしました。

 今回は、パリのフリータイムを利用してそのリベンジです。

本当はフリータイムは午後だけで、午前中は観光バス車窓からの市内観光だった

のですがベルサイユをじっくり堪能するために添ちゃんに無理を言って、朝から

一日フリータイムにしてもらいました。

 ベルサイユ宮殿は、パリの南西郊外約20kmのところにあり、フランス王

ルイ14世が建造した、バロック建築の代表作です。

世界文化遺産となっており、年間約400万人が訪れるそうです。
 
 ヨーロッパの数多の宮殿ともまた一線を画する、格段にきらびやかな豪華

絢爛さです。

地下鉄と郊外電車を乗り継ぎ、9時半頃には宮殿に着きました。

すぐに見物開始です。

◆ホテル近くの花壇


◆朝のパリの風景


◆電車の駅からベルサイユ宮殿に向かう道

 真正面がベルサイユ宮殿です。

◆ルイ14世の騎馬像

 入口正門前の広場に立っています。

◆正面門の見舞文

 今回の日本の震災に対する、御見舞文が掲示されていました。

◆チケットを求める人の行列

 私たちは、奥がネットでチケットを既に入手してあったので、スムーズに入ること

ができました。 

入口で無料でオーディオガイド(日本語)を借りることができます。

◆宮殿の建物の一部 その①


◆その②


◆きらびやかな建物の装飾


◆壁と天井の装飾


◆ブルボン家の紋章


 建物内の展示内容については、今更という気もしますので、最小限に紹介します。

◆有名な鏡の回廊


◆ベッドの天蓋


◆執務机

 黒うるし塗りに、金細工が施され、綺麗です。

 庭園もすごかったです。

宮殿の窓からも一部は見えたのですが、入園してみてその美しさに圧倒されます。

料金別建てだし、迷ったのですが、これは入園して正解でした。

1700年に完成したフランス式庭園で、遠近法が多用されています。

2つの泉、大運河、幾何学模様の植栽、点在する古代神話の像、完璧に手入れされた

花壇も素晴らしいものでした。

◆庭園の花壇と噴水


◆庭園の池と大運河

 遠くには、ボート遊びをする人の姿も見えます。

◆庭園から、宮殿を望む


◆庭園横の林


◆噴水の池で遊ぶ白鳥たち


 結局、午後2時過ぎまで、ベルサイユで過ごし、パリ中心部へ戻って来ました。












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その⑥スイス

2011年04月09日 | ’11 ヨーロッパ4ヶ国

 ヒュッセンでのノイシュバンシュタイン城観光の後は、スイスの

インターラーケンに向かいます。翌日のユングフラウに備えてです。

添ちゃんの説明によると、インターラーケンというのは、”二つの湖の間”という意味

だそうです。語感からも、地図からも納得です。

◆インターラーケンのホテル


◆登山電車の駅”グリンデワルド”へ向かう途中のバスの車窓から

 雪渓と、白銀の山が見えます。

◆入線してきた登山電車

 急勾配を登り降りするため、車輪が滑らないようアプト式鉄道です。

◆電車の線路

 線路中央に、歯車が設置されています。

◆険しい雪山とスキーゴンドラ

 金曜日とあって、多くのスキーヤーが滑っていました。

◆救助犬

 途中駅にいたアルプスの救助犬セントバーナードです。

 首には、樽を付けています。

 ”アルプスの少女 ハイジ”でおなじみだと思います。

◆登山電車の線路の様子


◆氷河

 積雪が1/100位に圧縮されたのだそうです。

 サングラス越しに見ると、氷河の部分はやや青白くみえます。

◆途中の展望台

 実際に乗った電車です。駅ではない所に5分間停車して、岩をくり抜いた

展望台の窓から外の景色を見ることができます。

 標高2,865mです。3,160m地点にも、もう1ケ所の展望台がありました。

 電車は高所を運行するため、空気が薄く眠くなります。

 最初は単なる時差ボケかと思ったら低酸素のせいでした。

◆頂上駅のロビーにあった郵便ポスト

 なぜ、日本のポストが?と思ったら、ポストの横に説明文が掲示してあります。

◆ポスト横の掲示


◆展望台への高速エレベーター内の掲示

 秒速6.3mで上昇します。あっという間にスフィンクス展望台です。

◆アイガー(だと思う)

 スフィンクス展望台から見たところです。

◆メンヒ(だと思う)


◆ユングフラウ主峰(だと思う)

 上記3山が、オーバーラント三山と呼ばれ、ヨーロッパの最高峰だそうです。

◆新田次郎の石碑

 頂上駅の近くの丘に、日本人山岳小説作家 新田次郎 の石碑がありました。

◆下山途中の登山電車の窓から


◆フランス リヨン駅へ向かうTGV

 今までのヨーロッパ旅行も含めて初めて列車に乗っての移動です。

 ジュネーブから、フランスのリヨンまで乗車します。
 
 TGVは、時速200-300Km超で走る、フランス版新幹線です。

 車体は日本のそれより、一回り細く広軌ではないみたいです。

 車体も汚れており、 車内のシートもシミだらけで、日本の新幹線とは比べ物に

なりません。

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その⑤フュッセン

2011年04月08日 | ’11 ヨーロッパ4ヶ国

 ザルツブルグ見学の後は、フュッセンへ移動します。

約370Kmあります。
 
フュッセンは、ロマンチック街道(日本の旅行社が命名したらしいです)の終点

であり、シュバンガウ城(以下、シ城と略します)と、ノインシュバンシュタイ

ン城(以下、ノ城)で有名なバイエルン地方の街です。

実はいままでは、バイエルンという地名は、車のBMWでしか知りませんでした。

◆投宿したホテル


◆日本激励の応援文

 東日本大震災の御見舞と、激励文が、フロントの横に掲示されていました。

このホテルには、今日は団体は日本人ツアー3組だけのようです。チェックイン時

に、シ城、ノ城のライトアップ撮影を薦められました。

5ユーロとのことで安いし、申し込みました。

奥は疲れて眠いのでパスするとのこと。

◆ライトアップされたシ城


◆同じくノ城

 確かにライトアップはされていましたが、撮影するには、光量不足でブレブレ

です。

おそらく、最新の高感度1眼レフを使わなければ、(普通のコンデジとか、携帯

電話のカメラでは)殆ど撮影不能だったのでは?  

小生のカメラは極く普通の1眼レフですが、細心の注意を払って超スローシャッ

ターでやっと撮れました。

どちらにしても、”ライトアップ撮影会”というのは、ちと誇大広告の様な気がし

ないでもありません。

◆昼間に見るシ城


◆ノ城

 こちらのノ城は、約40分の坂道を徒歩で辿り着き、内部の見学もできました。

足の悪いツアー仲間が、馬車に乗ろうとしたら、(一般車、TAXIとも通さない道

です)10-12人まとまらないと出発しないと、断られたらしい。

 止むを得ず、TCを含めて3人で歩いていたら、日本へ万博で行った時に、日本

の人に世話になったのでと、通り掛かりの売店の車が乗せて来てくれたそうです。

後になった筈の3人が先に着いていたので尋ねたら、そう話をしてくれました。

小生まで、嬉しくなりました。

ディズニーランドのシンデレラ城のモデルと言われているお城です。

◆ノ城のすぐ傍に見える雪渓


◆ノ城から眺めたバイエルンの村落

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その④ザルツブルグ

2011年04月08日 | ’11 ヨーロッパ4ヶ国

 ウイーンに連泊後、観光バスで、ドイツのザルツブルグへ向かいます。

ザルツブルグはモーツアルトの生地で、今でも生家がある歴史ある美しい街です。

ザルツブルグ音楽祭で知られる、音楽の街でもあります。

◆ウイーン→ザルツブルグの風景


◆ザルツブルグの街角


◆ミラベル宮殿

 1606年の建築で、ザルツアッハ川の右岸にあり、現在は、市庁舎として

使用され、内部は非公開です。

◆ミラベル庭園①

 遠くに、中世の城砦としては、中央ヨーロッパ最大のホーエンザルツブルグ城が

見えます。

◆ミラベル庭園②

 ミラベル宮殿の庭園であり、映画”SOUND OF MUSIC”の撮影地と

なっています。実は、往路の飛行機の中でその映画をやっていたのですが、

正直に言うとどこのことかさっぱりわかりません。 

帰ったらDVDを手に入れて確認してみます。

◆ザルツアッハ川


◆ゲトライデ通り

 やたらと人通りの多い通りです。ショーウインド、看板を見ているだけでも

楽しくなります。日本食レストランもありました。

◆モーツアルトの生家前のパフォーマー
 
 イタリアのヴェローナだったと思うけど、歩道に立った黄金のツタンカーメンの

モニュメントが、突然動き出してびっくりしたことがあります。

こちらはそのモーツアルト版です。

観光客と一緒にカメラに収まったりしていました。

◆祝祭劇場

 毎年、夏に行われる世界最大規模の音楽祭であるザルツブルグ音楽祭の

メイン会場となる音楽ホールです。

◆観光馬車


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その③ウイーン・フリータイム

2011年04月06日 | ’11 ヨーロッパ4ヶ国

 ウイーンの午後はフリータイムです。

暇人夫妻は、昼食時同席して仲良くなったMさん(暇人夫婦より、少しお姉

さまで、今回ツアーの唯一の単独参加者です)とご一緒します。

 このかたのキャラは個人的には嫌いではありません。失礼を顧みず、紹介

しますと、

①往路の飛行機に忘れたマフラーを、帰路の飛行機で回収する。

②ホテルの朝食時にご自分の部屋のキーが行方不明になり、観光中の昼食時

  にご自分のバッグの普段は使わないポケットから見つける。

   (連泊で 良かった、良かった)

③ユングフラウの展望台で落とした手袋の片方を、他社の日本人ツアーのTC

 から、登山列車の駅で回収する。

④アイリッシュコーヒーとアイスコーヒーを、勘違いしてオーダーする。

 (しかも2回)
 
 ま、これらについては、暇人も他人のことは言えません。それについ

 ては、おいおいに恥を忍んで書いていきます。

フリータイムに、回ったのは

①ヴォテイフ教会

 電線が、うるさく写ってしまってすみません。

◆その内部のステンドグラス


②王宮


◆その食器コレクション展示の一部


◆王宮前広場の観光用馬車

 失礼な落し物がないように、尻尾の下に袋をぶら下げています。

◆アイスコーヒー風クリームコーヒー

 歩き疲れて、冷たいものでも飲もうといいうことになり、オープンカフェに

入いります。
 
メニューの写真を見て、得意の指差しオーダーをしましたが、出てきた飲み物

には角砂糖がついているではありませんか。

オーストリアでは、アイスコーヒーに砂糖を入れるんかい?と当然思いました。

でも、これは、ホットコーヒーにクリームを浮かしたものだったのです。

③モーツアルト像



④楽友協会

 ウイーンフィルの活動本拠地です。ニューイヤーコンサートで有名ですね。

ウイーン少年合唱団の公演も良く行われる音響効果の優秀なホールです。

⑤バートーベン像

⑥ウイーンの街並

 

 最後の1時間は路面電車による、旧市内一周です。(乗換はあります)

 一番の問題である、ホテルへの帰りは、自分で勘と経験と度胸と勢いで帰

るか、若しくは、TCさんが7PMに指定場所へ来れば、同行で帰りますと言って

くれたので、それに合流するかです。

18時40分位になり、オペラ座近くの”スパー”(日本にもあるスパーの

チェーン店みたいです)

で夕食の買い物をして行くか、指定場所へ急ぐかを悩みましたが、食物を優先

して正解でした。

我らがTCさんの神々しいお顔が店の中に見えるではありませんか。

”ラッキー”なんてもんじゃないですね。

 結局、25人のメンバーのうち、半分くらいの人が揃って、TCさんに引率

されて無事ホテルに帰ることができました。

 やれやれです。

暇人夫妻は、最悪の場合、地下鉄の駅からTAXIで帰ろうかなんて考えていた

のです。

しかし、ド郊外の地下鉄のターミナルには1台のTAXIの影も見当たりません

でした。

バス停の場所も、勿論わかりません。

単独で帰ろうとしていたら、きっと迷子になったことでしょう。








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その②オーストリア

2011年04月06日 | ’11 ヨーロッパ4ヶ国

 ウイーンでのホテルは、地下鉄新線の終点から、更にバスを乗継ぎ徒歩で

10分位の所にあります。勿論、到着時は貸切バス使用です。

郊外だけに、周辺の環境は良好です。

このホテルには、連泊しました。

◆ホテルの入口


◆ホテル横の運河


◆朝の暗いうちから、囀っていた小鳥

 小鳥の種類はわかりません。

ただ、当地が初めてのツアー客にとって便利なホテルかというとそうでも

ありません。

しかも今回のウイーンは、昼食後フリータイムとなっており、『各自、自分で

ホテルまで帰りなさいね』というスタイルですから。

 帰り方を説明する、ツアーコンダクター(以下、TCと略します)も負担が

大きいですし、参加者側も不安です。

当地の午後のオプショナルツアーが、催行されなかったこともあり、フリー

タイムの解散、集合場所の設定は旅行社さんに、再考願いたいところです。

ま、高くはないツアーなので、ホテルが郊外になるのは、止むを得ないとして

もですね。さて、観光1日目は、ウイーン市内観光です。

◆ドナウ川

 市街地への移動中のバスの車窓から撮ったものです。

◆シェーンブルン宮殿

 この宮殿は、ハプスブルグ王朝の歴代君主が、離宮として使用したもので、

世界遺産に登録されています。

◆その庭園


◆市立公園内にあるヨハンシュトラウスの像

 修復作業のために、テントで覆われていましたが、隙間があったので、

カメラのレンズを突っ込んで撮りました。
 
 この当時は、オーケストラの人数が少ないため、指揮者が第一ヴァイオリン

を兼ねていたのだそうです。

◆像の横の桜の木

 日本では、まだ桜は全然咲いていませんでしたが、当地で初めて今年の桜

を見ました。

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その①乗継地フィンランドへ

2011年04月05日 | ’11 ヨーロッパ4ヶ国

既に、ご案内の通りエジプトツアーは、例の騒乱のため、キャンセルされました。

 その後、東日本を襲った大震災、甚大な津波被害の発生、原発事故発生などなどが

あったので、随分迷ったのですが、3月28日から4月4日までの予定で、

ヨーロッパ4ケ国(オーストリア→ドイツ→スイス→フランス)ツアーに行って

きました。

◆中部国際空港(セントレア)で搭乗前のフィンランド航空機


フィンランド航空利用のヘルシンキ乗継便です。

先回、イタリアへ行ったときは、タイ航空のバンコック乗継便でしたので、

それよりは、今回の方が飛行時間、待ち時間とも短く、少し体に優しいような

気がします。

 ヘルシンキ到着前3時間くらいは、北極海をかすめて飛びます。

飛行機の窓から、流氷が撮れたのでアップしておきます。

◆北極海の流氷




 ヘルシンキでは、3月も末だと言うのに、雪が降っていました。

さすが北欧の国です。

◆ヘルシンキ空港の様子


実は、昭和40年頃に、五木寛之の小説で”霧のカレリア”というのを読んで、

フィンランドには憧れもありました。

今回は、トランシットで、通過するだけですが、白夜の季節にでも訪れてみたい

ものだと、思っています。

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