TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

富士山に集合せよ

2014年08月05日 | Weblog
毎日毎日お暑うございます(^^;)
僕は毎週山で涼んでおります。
さて、このたび親類のメンズ野郎達で富士山に登りました。
まあ富士山、日本一高い山で有名ですが、日本一タバコ臭くゴミの多い山でもあります。
それなのに多くの人々が登ります。
それなりの魅力があるのでしょうね。
そんなわけで、一度は登ってみたいという男ども4人合わせて200歳(笑)が、静岡県側富士宮登山道より日帰りを計画しました。
この時期は山頂の天気が不安定なことも多く、下界は晴れているのに上では暴風雨なんてことも多いのです。(今回はまさにそれです)
今回は山頂での御来光を外して、混雑しない時間帯を狙いました。スタートは水ヶ塚駐車場(マイカー規制でここに駐車します)に午前2時からタクシーで富士宮新五合目にアクセスします。寒いです。最初は短パンでしたが、そのうち風も強いので防寒のためにレインウエアを着ます。
天候はかなりマメにチェックしていましたが、この日は行けるけど最高の一日にはならないと始めから分かっていました。
それでも諸事情を抱えた者同士が平日に集まるにはなかなか難しいので、まあちょっと苦しいぐらいが良い思い出になるし、せっかく用意したもの(雨具ね)をすべて使い切って思いきり登り切るのが良いのかも?
雨あり風ありでつらい局面も経験しましょうね(笑)
富士山といえば御来光?やっぱり見たいですよね。でも山頂からではなくても、中腹でもずいぶんな高度がありますから、それほどこだわらずに山頂直下の急登にさしかかるときの混雑を避けることにしました。
富士宮登山道からの御来光は水平線から登るというよりも宝永山にかかりながら登ります。それはそれで趣があります。登山道には休憩出来るスペースがあまりないので、登山道自体が空いていないとマイペースで登れません。このようなことから、この時間のスタートを決めました。問題は登山前に睡眠をきちんと取れるかどうかということです。だいたい興奮して良く眠れないんですけどね(笑)
とにかく、富士山を登るに関してはすべて初めての人達を連れて行くからには、いろいろと考えて計画しないといけません。
何を優先して何をあきらめるかですね。
富士山は日本一高い山ですから、登る人はそれなりの覚悟を決めていると思います。まして男どもはちょっと辛いことに挑戦したがるものなんです(笑) なので、ギリギリもうだめの直前で終わるのがいいのです。
今回はまさにその通りになりました。たぶん今日は起き上がることもちょっぴりキツい1日になっていることでしょう(笑)
そして、この富士登山にはもう一つの理由がありました。
僕ら親戚の子供達が仲良く付き合える環境を作ってくれていた叔母が亡くなる前に残していた俳句がありました。
『富士の山 みゆるところにすむ人は あした ゆふべに たのしかるべし』
つまり、叔母は富士山を見たことがないのです。
遅ればせながら富士山を見せてやろうよ…と僕が言ったのがきっかけとなりました。日本一の母さんを日本一の山の頂に…。
その長男がこの富士登山のボスとして、その脚でその想いを担ぎ上げました。
この日、山頂では喜んでくれたのか叔母の涙が猛烈な雨となって降り注いだとさ…。
(画像は山腹から見た宝永山です)
コメント (6)
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