TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

思いついて宝篋山

2020年07月29日 | Weblog
今年から年間休日を少し増やしました。
どう考えてもこれ以上増やすのは無理かもしれませんね。
それでも年間85日です。

第5水曜日がある月はそこが休みになる可能性があります。
お客様方におかれましては、ご予約を入れていただけるのでその際にご案内出来るかと思いますが、予定のある方はご注意下さい。

さて、その連休となりました今週は⋯
やはり雨。
特に行きたいところが雨。
仕方がないので初日は家族でお買い物に出かけました。

ずっと自粛ムードだったので、ろくな買い物も出来ずにいました。
でもやっぱり感染予防には激しく取り組みます。

お昼ご飯は、お客様のAさんが勤めていらっしゃるお店に行きました。
Aさんのお店はお話に伺っていたように、マスクを外した時に入れるビニール袋、検温、手指の消毒、メニューすらアルコールで拭くという徹底ぶりでした。
安心して利用できますね。

手を抜かない対策をとっているお店にお客様が戻っているように思います。
僕たちも同じように対策していますよ。


本当は栃木のふれあいの道に行くつもりで車を出したのですが、ガソリンを入れるのを忘れたのに気付き、やる気喪失しました。

ここから見える筑波山に行こうと急に思い直しました。
しかし、中腹から雲に覆われているのを見て隣の宝篋山に行先を変更しました。

『一発登れば気が済むさ』
小田休憩所に着いて、シューズを履きます。
ぬかるんでいるので迷いましたが、軽い靴を履きました。
これがのちのち仇となるんですが⋯

小田休憩所の駐車場は8割ほどの駐車率です。
相変わらず人気ですね。
何でなのかな?
程よい登り心地だからかな?
トイレもバイオだし登山道の手入れも良いですからね。

この調子だと宝篋山も上は視界なしそうです。
一番人気の極楽寺コースで登りました。
駐車場から山頂まで約1時間。
そして5分休憩してすぐ下山します。

あー気が済んだ。
さっさと帰って家でやる事あるし。
のんびりの続きだなー。


森が綺麗。
極楽寺コースのピストンの予定でした。
だって常願寺コースは滑るもん。
でも森が綺麗。
吸い込まれるように常願寺コースへ。

人も少ないし、落ち着きたい。

常願寺コースから脇道が出てます。
あんまり脇道増やすと迷い込む人いますから良くないです。
でもつい行ってみたくなりました。
狩り残しの足元、水の出る道、薮⋯
出口は常願寺コースに再び合流するのですが、そこはロープで規制かけてました。

上は開きっぱなしでも下は閉めてる。
いったい何人がこの薮を漕いだのかな?
でもまあ距離は短いし、劇的ではないのでそれもありかも。

その時、足元をすくわれました。
傾斜が強いところに障害物があったので、つい踏ん張ってしまったのです。
当然のごとく尻もち⋯
ですが、身体を捻ってスライディングしようとしてしまいました。

ヒジがアバラに入ったままドン!
「パキっ」
あ、折れたかも。

スキーでエアーしてた頃、この「ポキ」って身体の中でなる音⋯ いやだいやだ。
痛みはぶつけたものであれば、じきに和らぎます。
骨折の場合はだんだん痛くなり、熱が出たりします。

たぶんですよ、ヒビぐらいですね。

女房に連絡して『保険入ってる?』と聞きました。
ヒビでも出るものに入らされていたような⋯

帰ってから医者に行きました。
ところが保険証が新しくなっていて、古い方を持ってこなかったのです。
更新は来月。
それまでは古い方を使うしかないのです。

一度実費で払って、無ければ保険証の再発行をしてから精算だそうです。
おお面倒くさい。
すごすごと帰ることにしました。
あと数日我慢してからレントゲン撮ることにします。


「宝篋山頂より筑波山を望む」
う〜ん、こんなでした。


歩行距離 6.5km
12,000歩
所要時間 2時間
累計標高差 471m

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関東ふれあいの道 栃木6 山なみのみち、7 歴史のまちを望むみち

2020年07月22日 | Weblog
関東ふれあいの道、今週も行きます。
そして今回は去年の台風19号で通行止めを余儀なくされている、コース6「山なみのみち」をターゲットにしました。

栃木県のホームページによると、何度見てもやっぱり通行止め。
いったいいつになったら開通するのでしょう⋯ と思っていたところ、偶然その被害状況を知らせてくれた記事を発見!

それによると、荒れているが何とか通れる程度なのだとか。
崩落というよりは激しい倒木といった感じになっていて、それは名草巨石群のあたりで、それ以降は普通の状態であるということです。

作戦を立てました。
巨石群の入口は使わず、入名草のバス停から一般道を経由して藤坂峠へアクセスする事にしました。
これで通行止め区間は回避できるはずです。

当面の迂回路として設定していただけると踏破を目指している人にとってはベストなんですけどねぇ。

どこの関東ふれあいの道担当者さんに聞いても「危険な場所は迂回して下さい」と言っているので、この方法がよろしいと考えます。


前夜発で足利駅近くの「織姫観光駐車場」に午前2時過ぎに到着しました。
織姫神社の目の前です。
しかも無料。
さらに関東ふれあいの道指定駐車場です。

寝ます。
足利駅からバスが出るので、それに乗って入名草まで行くつもりです。
7時過ぎに起きれば大丈夫なのでゆっくりです。

早朝、通りを走るトラックの音に目が覚めめした。
通り沿いなので仕方がないですね。
二度寝しましたが、またもや通勤時間帯に車の音で目が覚めました。
頑張って三度寝します。

睡眠のタイミングが悪かったのか、スッキリしない目覚めでした。

支度を整え、足利駅まで2km歩きます。
足利駅には「電気式機EF60型」という国鉄時代の遺産である機関車が展示されていました。長い長い車列を引く姿は深夜早朝によく目撃されました。
僕が子供だった頃です。
どうやら運転席にも入ることが出来るようですよ。



コミュニティバスである「アッシー」というバスが入名草まで一日数本出ています。

始発が足利駅8時10分なのでそれに乗ります。
運転手さんが『どちらまで行きますか?』と聞いてきます。
『入名草までです』
すると『現在その手前までしか行ってません』と。
『わかりました。それで結構です』
予想していたことです。

山の手前の数件の集落にはなかなか行政の手も入りにくいですね。
去年の台風の凄さが思い出されます。

8時10分に足利駅を出発した「あしバスアッシー」は少し遅れて8時42分入名草の一つ手前の停留所「臥竜院(がりゅういん)」にて終点となりました。

臥竜院のバス停には「道路不具合のため」と貼り紙がしてありました。
陥没らしいです。

およそ1時間登って藤坂峠に着きました。(画像)
山の上の方は湿度100%の雲の中です。
気温はさほどでもないですが、ムシムシして体中が濡れていきます。

そこから稜線上を辿っていきます。


あたりはキノコの森でした。
中には物凄く大きいものもあってちょっと気持ち悪いです。

藤坂峠からは雨になっていました。
たぶん下は降っていないと思います。
腕のうぶ毛にもミストがぶわーっと付いてきます。

道は何度もアップダウンを繰り返しながら馬打峠に来ました。
道路をまたいでまた山に入ります。
ちょっと疲れてきました。


行道山浄因寺にてコース6は終了となり、続けてコース7となります。

ここにある「清心亭」がさっそくコース7のコースポイントとなりますが、しばらく階段を登り続けます。
霧の中で清心亭の位置が分かりにくく、通り過ぎてから戻るということになりました。

せっかく登った階段をまた降りて行き、やっと見つけた清心亭は通行止めの状態となっていました。
バリケードやロープをくぐってまで近くに行く勇気はなく、下から見上げるだけにしておきました。


登りつめると寝釈迦の看板がありました。
行ってみますが、いまいちよく分からず戻ってきました。
さらに登って行くようです。

散らばった木片からハチのお尻が覗いています。木の穴に頭を突っ込んでいて、通り過ぎようとした時、頭を出してこちらを見ました。
『げっ!スズメバチじゃん』

目の前をそーっと通らせてもらいます。
来ないでね、来ないでね。

まだまだ登ります。
なんだかずっと山です。
低山ですが、けっこう辛いです。

お腹が空いたのか、パワーが出なくなってきました。
湿った木段に腰掛けてコンビニで買ったカットりんごを食べました。
なんか美味しい。
ふだんりんごは好んで食べませんが、むいてあって一口サイズだし、シロップに漬けてある訳でもなかったので、凍らせたペットボトルと一緒に保冷バックに入れてきました。
なんとこれが気に入りました。
疲れた時に冷たいフルーツってこの時期良いなぁ。

僕はナガノパープルが大好きなので、あれを何粒か冷たくして持ってきたら贅沢だろうなぁー。
今年は陽射しが足りないので、ナガノパープルさらに高価かもしれないですね。


行道山に着きました。
もちろん見覚えのある場所です。
忘れもしない⋯ あれは手前の登山口に車を停めて行道山を往復しました。
戻ってきてキーレスのスイッチを押しました。ピッ!っといってドアを空けようとすると閉まってました。
つまり、開けっ放しだったっていうことです。
それ以来、ものすごく神経質になっています。

ドーナツをひとつ食べていると、中年の男性が辿り着きました。
膝に両手を置き全身で息をしていました。
時計を見ています。
タイムを気にしているようです。
なるほど、タイムトライアルですね。

僕が先に出ました。
軽く会釈をしていきます。
だいぶ登り下りしたので連続して階段を登ったり出来なくなってきました。
少し登ってはうずくまるの繰り返しです。

やっと両崖山の手前2kmのところまできました。ベンチで休憩していると、先ほど行道山でお会いした方がスルーして行きました。
あっという間にいなくなってしまいました。

いったい登りが強い人って何が違うんだ? 僕だってこんなに登っているのに、からっきし弱いままです。
というよりもだんだん年齢とともに低下していますね。
だから人にうずくまる姿を見られたくないからかな? 一人で登るのが好きです。


両崖山は足利城跡で、御嶽神社があるところです。
ここまで来ると数人の登山者と行き合うようになりました。

どうやらここは「足利アルプス」と呼ばれているようで、地元の方たちは織姫神社から両崖山往復や行道山往復などに挑戦しているようです。

織姫公園は鏡山というようで、この辺りの山を100集めて「足利100名山」を指定しているようです。
これを全部登るのも楽しいですよね。
僕のようなビジターには山名板の位置までは分かりませんでしたが、探せばあるようです。
これを探しながらっていうのも楽しそうですね。


下山していくと作業中の初老のおじさんが急に寄ってきて話かけてきました。
おじ『どっから来たの?』
僕『入名草からです』
おじ『???ん〜わかんねぇな』
僕『浄因寺の先です』
(先って言っても倍はありますけど)
おじ『そうかぁ、んじゃずいぶん歩いただろ? 俺もよ、1度だけ浄因寺の往復やったけど、もう⋯(頭を左右に振っています)

織姫神社下に着いたのが15時14分でした。
関東ふれあいの道、この二つのコース⋯ 舐めてました。だいぶ疲れました。

さて、温泉無いかな?
前回は我が家温泉で我慢しちゃったけど、今回は入りたい。
調べてみると、えーっ結構ありますね。
一番近くて高速道路にアクセスしやすいところにしました。

「幸の湯」600円でした。
久しぶりの温泉に隅から隅までよーく洗って、歯をゴリゴリ磨いてサッパリしました。
ぬるめの浴槽があり、居眠りしてしまいました。
何度も顔を潜らせながら、そのたび目を覚ますことを10回ぐらい繰り返しました。
横で同じ湯船に浸かっていた若者が僕を見ていました。たぶん「いけ、いけ、もぐれ」って念力を送って来てたと思います。

指の指紋がぐちゃぐちゃにふやけてしまったところであがりました。

風呂あがりのあと蕎麦も食べたかったけど、買ってきたおにぎりやパンが残っていたので、食べながら帰りました。


歩行距離19.3km
累計標高差 +1168m
32,600歩
所要時間 6時30分
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関東ふれあいの道 栃木8 マンサクの花咲くみち

2020年07月15日 | Weblog
お久しぶりです。
こう毎週雨だと外出もままなりませんね。
まあ、感染防止対策にはもってこいなのですが⋯。

よってブログネタもありませんでした。
っていうか、パーマ屋さんのブログなのに仕事の記事がこうも少ないのは⋯ はい、僕が悪いですごめんなさい。

一応現在の営業は、相変わらず徹底的に感染防止対策を継続中です。
消毒液を「塩化ベンザルコニウム」に変更しました。
手に優しいし、布地にも安心です。
濃度は手指用には100倍溶液(手指用としては最高濃度です)、器具備品には300倍の高濃度にて殺菌効果を上げています。

さてその「塩化ベンザルコニウム」とは?
つまり「逆性石鹸」に位置づけられていまして、界面活性剤の作用でウイルスや菌の細胞を破壊するものです。
美容師法で定められている消毒剤の一つです。

そして、現在お店の方はなかなかどうして忙しいです。
本当にありがとうございます。
僕としては「自分がしてもらいたい衛生管理をそのままお客様にも⋯」という気持ちでやらせて戴いております。

こんなさなかですが、最大限の努力を致します。どうぞご利用くださいませ。

さ、では本題。

今週は連休でしたので、雨の確率が少ない水曜日に歩くことにしました。
ここのところ滞っていた「関東ふれあいの道」を歩きます。
少し降られても山の上ほどリスクも無いですしね。

天気予報によると、降水確率が低いのは朝のうちとなります。
今月は連日仕事が忙しいので、あまり身体に負担がかからないように欲張らないことにしました。
もう若くないということかもしれませんが、それがどうしたというぐらいの楽観的な気持ちで行くことにしました。
なんてったって遊びですからね。

見出し画像はスタート地点の「出流原(いずるはら)弁財天」です。
一帯が公園になっていて「弁天池」などが有名です。
(古生層石灰岩の割れ目から清水が湧きだし、浅く澄んだ水中を鯉が悠々と泳いでいます。とても厚い土の層をフィルターとして濾過された水は、水温は年間を通し約16℃をほぼ保ち、豊かな水量を誇っています。 出流原弁天池は、県の天然記念物に指定され、また湧水は環境庁指定の日本名水百選のひとつにも選ばれています)


前夜泊、4時15分起床。
4時40分スタートしました。
足利駅までのコースとなります。

起きたては食欲がないので、食べずに出て少し歩いたところでパンをかじることにしました。
平地歩きはこれが出来るからいいですよね。

どんどん行きます。
空は曇天ですが、山あいに霞む湯気のような低い雲が漂う感じも結構好きです。



え?
マジ?
ここ行くの?

そうです。
関東ふれあいの道、こんなところ多いです。
慣れていない人の全線踏破は不可能に近いかもしれません。

まだまだこんなの軽い方です。
凄かったのは背丈以上の藪漕ぎですかね。
忘れられないし、夢にも出てきそうです。
藪漕ぎって言ったって、蜘蛛の巣と花粉とくっつく種と変な虫なんかが入り交じるんですから、それはもう凄かったです。


そんなこんなで6時25分塩坂峠に着きました。
地図を見ると「鳩の峰」なる山頂が近くにあると。
よし、行ってみるか。

たいした距離でもないので僕の山頂コレクションに一座加える事にしました。(現在638座)

ここからは下りとなります。
落ち葉ののった腐葉土は走りやすく、あっという間に標高差300mを降りました。



山から出てくるとカボチャの花が咲いていました。
目につく花は他にもあったけど、これが今日のナンバーワンでした。

郊外の田舎道を歩いて行くと、こんもりした丘が見えてきました。
といってもここら辺はモコモコした小山だらけですが。

どうやらそこがこのコースのチェックポイント「樺崎八幡宮」のようです。


こんな感じになっております。
足利氏にゆかりのある土地だということでした。一帯は国指定の史跡です。



いよいよ足利駅に近くなってきたところでついに雨になりました。
小雨なので傘もささずに歩きました。

最後に鑁阿寺(ばんなじ)の敷地内を抜けていきます。
やはり足利氏に関係する場所です。
国県市の重要文化財が数多く残される歴史の宝庫だということです。

8時30分になろうかというところで足利駅に到着しました。

タクシーが一台だけ停まっていました。
ここはタクシーで戻ることにします。

『出流原の弁財天までお願いします』
すると考えこんじゃいました。
タクシー『住所とかわかりますか?』
僕『ナビあるから入れてみて下さいよ』
タクシー『あれ?出ない』
なんと弁財天ではナビにヒットしないのです。

タクシー『電話番号は?』
これもだめ。

僕『近くまで行って下さいよ、僕もGPS持ってるから道案内します』
ということで発車しました。
けっこうな年配のドライバーでしたが、運転は上手でした。
ただ、車間距離を詰めるので怖かったですけどね。

ちょうどマイカーに到着したところでスマホに着信がありました。
見ると同級生のKくんでした。
『急に休みになったからランチでもどう?山の話でもしようよ』

おー、それはそれは。
でも僕は今栃木。もう1コースと思っているところでしたが、天気も悪いしせっかくのお誘いなので、今日はこのまま戻ることにしました。

お昼頃地元に着き、近くでランチしながら楽しい時間を過ごしました。
この夏にどこか行こうという約束をしました。
楽しみです。


歩行距離 15.6km
累計標高差 362m
所要時間 3時間45分
23,300歩
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御岳山には梅雨の雨が似合う

2020年07月01日 | Weblog
お客様でもあり山友でもあるE君からお誘いがきました。
『多少の雨なら俺的にはGOですけどね』
そうきましたね? そんじゃ雨の登山を計画しましよう。

雨と言ったら御岳山、と言うぐらい雨が似合う山です。
誰かと行く時、雨降ったら『御岳行くか⋯』となります。

前回は親戚同士で登りました。
その時も雨。
でも弟が『むしろ雨で良かった。雨の登山がこんなにいいものだとは思わなかった』と言いました。

そう、ここのロックガーデンは苔と岩と滝が美しい。それが一番生き生きするのが『雨の恵みを受けたとき』なのですよ。


朝4時45分集合と決めました。
一番電車に乗るためです。
鳩ノ巣の無料駐車場はとても便利で、よく利用します。
今回のルートは古里駅から大塚山を経て御岳山山頂、ロックガーデン経由で大岳山、さらに稜線をたどって鋸山へ、鋸尾根を下って奥多摩駅までとなりなした。

鋸尾根は初めてなので楽しみです。
なんか、危険マーク付いてるし。



5時50分に古里駅からスタートした僕ら。
電車はガラガラでしたが、一応マスクしました。
持って来なかったE君はタオルで覆面にしてました。

今回の山が今年初めての県外の山となりました。コロナウイルス感染終息にはまだまだ時間がかかりそうですが、少しずつ現実を取り戻して行けるといいですね。

画像の花↑は「ユキノシタ」です。
御岳神社へ向かう道端にごっそり咲いていました。
筑波山の固有種「ホシザキユキノシタ」はこの花の変種です。いつも筑波山でホシザキユキノシタを見ていると、普通のユキノシタが変種に見えてきます。

大塚山の休憩所まで1時間20分で来ました。
軽く休憩して御岳山山頂の御岳神社には8時に着きました。

「七代の滝」ですね。
ここは乾いていてはいけません。
やはり濡れていないとね。


そしてロックガーデン。



森が生き生き。緑色が目に潤いを与えてくれます。
人がいないのがまた良いのです。
雨ですからね。



なんとちょっぴり陽が射してきました。

ロックガーデンには2つの休憩所があります。
そこで食事休憩しました。

さてここでE君と相談です。
これから強く降るであろう雨を受け入れて鋸山を目指すか、御岳駅に下山して雨が強くなる前に早めに上がるか。

E君、鋸山経由の奥多摩駅を選びました。

そうとなれば、先を急ぎます。
途中に天狗岩。もちろん登ってみます。


天狗様が立っていました。



綾広ノ滝。

苔や滝、岩を堪能した僕らは大岳山に向かいます。
年配のトレランを意識したハイカーが、しっかりとした足取りで僕らを追い越していきました。

いるんですよね、歳とってもこういう元気な人が。僕もそうなりたいけど、なれるかな。

ここでE君と先頭交代します。
後ろからくるE君、いつも息が上がってないので強いな⋯とは思っていましたが、ほんとに上りに強いです。
思わず『俺のことは放っておいて』と言いました。

彼に引かれて大岳山に到着。
お一人、山頂でカッパを来ている人がいました。
雨は降っていますが、気温も高いので僕らはあえてカッパを着ません。
汗でカッパの内側が濡れるよりはマシだからです。

稜線上をびしょ濡れにならずにさえ行ければ、快適に北斜面を降りれるハズです。
今日は南風が強くなる予報なので、北斜面を選んだと言うわけです。


大岳山では周りの山々が少しだけ見えていました。
大岳山、日本二百名山に指定されています。

奥多摩の山々、散々通いました。
登るべき山はすべて登りました。
なのにまた行くのは、それぞれの欲求を満たしやすいからかもしれません。


鋸山の山頂は樹林帯の中です。
雨足が強くなっています。

ここから奥多摩駅に向かって行きますが、足もとも悪く、梯子や鎖が出てきます。
疲れが出てきた頃、愛宕山(愛宕神社)に登らされます。
ここから石段をひたすら下って舗装路に吐き出されました。

森の中だと感じなかった雨も、いきなり身体を濡らしていきます。


14時10分奥多摩駅到着。
程よく上り電車が入ってきました。
駐車場がある鳩ノ巣駅に戻ってきました。

E君、早めに帰らなきゃならのいのに、やっぱり温泉に浸かりたくなったようです。
スマホで調べてみると、すぐ近くの旅館が日帰り温泉を提供しているようです。

電話してみると『あいにく15時までなんですよぉ』と。
時計を見ると14時45分。
あと15分じゃ湯船につま先がチョンと付いた時点で『はい、お時間となりまーす』って言われちゃいますね。

鳩ノ巣駐車場の前に蕎麦屋がありました。
仕方なく、蕎麦だけ食べて風呂は「我が家温泉」ということになりそうです。
蕎麦はなかなか美味しかったです。

しばらく駐車場でのんびりしたあと、自宅に向かって車を走らせました。
やっぱり途中で眠くなり、無理せずパーキングエリアでうたた寝して帰りました。

歩行距離 20.2km
行動時間8時間20分
累計標高差 +1,803m -1740m
38,000歩
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