TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

生ウニ食べたい?

2015年06月23日 | Weblog
今週はお天気が悪いので、山はお休みです。
何も予定がないので、うちの奥さんと那珂湊の漁港に行きました。たぶんアレが食べたいんですね。
ちょっと前に行ったときに買ってきたアサリがとても美味しかったので、それを買うと言ってました。でもアレも食べたいんでしょう?

アレとは→生牡蠣。
僕はそんなに好きじゃないけど、うちの奥さんは大好き。牡蠣の食べ放題とか行きた~いといいます。そんなに食べたらお腹こわしてしまいますよー。

まず食堂に入りましたが、お目当てのキンキの煮付けがなくて金目鯛の煮付けを頼んでましたが、これが大ハズレでただしょっぱいだけ。僕が頼んだカニ丼もなんだか冴えない。
ガッカリぎみで市場に繰り出すと、まずは生牡蠣がいたるところにありました。手のひら程もある貝殻がスゴい。こんな内蔵の塊を食べたら、僕のコレステロール値はMAXを越えてしまうでしょうね。
店にもよるけど、一個300円~700円ぐらいです。大きさによって値段は異なりますね。うちのはそれを3個食べてましたよ。

そして自宅用の魚や貝をちょっと買って、フラフラしてるとウニが売ってました。ウニは僕好きじゃないので、どうでも良かったんですけど、先日の利尻で一生の思い出に食べたウニ丼は本当に美味しかった。なので、その味覚をけがしたくなかったし、どうせこのあたりじゃそれほどでもないさ…なんて思ってしまったのでパス。パスなんですけど、うちの奥さんは食べてみたいですよね、好きなんですから。

生ウニを開けてくれる店もあって、だいたい一個600円~700円ぐらいです。牡蠣と違って開けるのが面倒くさいので、開けることをやってない店もありました。ウニはすべてムラサキウニです。
実際食べてみると『あぁぁ美味しい~』とうちの奥さんは言ってました。利尻のとどの位違うかちょっとだけ食べてみてと言われて、渋々一口。ん?利尻のが100点だとすれば、88点ぐらいはいってるかも。
いつまでも口の中に風味がまとわりついていました。悪くなかったですよ。皆さんも生ウニに挑戦してみたらいかがですか?

そんなわけで、僕の今週の休みは運転手とスポンサー役を楽しみました…(笑)。


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利尻岳続編

2015年06月18日 | Weblog
いや~人生にはいろんなハプニングというものが付きまといますね。
前のブログで利尻岳のお話は終わるつもりでしたが、その後の慌てぶりとウニ丼のお話もしておくことにします。

2時間待って『利尻富士温泉』に浸かるところまでが前回のお話でした。利尻富士温泉は設備こそピカピカではありませんが、3つの湯船があります。露天と泉質の違った2つの内風呂がありました。ひとつだけちょっとツルツル感があるお湯でした。
空港行きのバスが11時47分なので、あまりゆっくりしていられませんが普通に間に合います。直前に反対方向に向かうバスが来るので間違わないようにしましょうね。
小銭を用意しておこうと思ってバス会社に料金を確認しておきました。空港まで320円と事務の人に言われたのに、実際は370円でした。なんででしょ(笑)
バスは鴛泊経由で空港に吸い込まれました。

空港の喫茶室で食事しようと二階にあがりましたが、営業は12時半からだと言われてもう一度一階のカウンター前にある待合いに腰を下ろしました。
なんだかインフォメーションの画面に文字が浮かび上がってきました。
『新千歳空港から利尻空港へ向かうANA4929便は、只今天候調査中です』と…。そうです、僕が乗る飛行機が来ないかも知れないんです。
今までのハイな気分は一気に下降線を描き始めました。確かに霧が濃いとは思っていたけど、青空も覗いてるし何も問題ないと思っていました。
そして一番恐れていたことが現実になってしまったのです。
島に来る飛行機は小さな機体だし、実際に滑走路を目視出来ないと本当に降りれないみたいです。
さて、そんなことより今後の対応を決めなければなりません。そういうこともあるかと思って、欠航の場合の下調べもしてありました。
その日のうちに帰る方法はただ一つ、14時25分のフェリーに乗って稚内港に行きます。接続のバスで稚内空港に移動するんですが、接続の時間がシビアなのでなるべく急いでバス乗り場へ駆け込みます。バスは時間通りに出発するので、船の遅れはお構いなしです。
嫌なことに、今回は車両積み込みに時間がかかって10分以上遅れてしまいました。その遅れはほとんど縮まることはありませんでした。
つまりはタクシーで移動するしかありません。
その後稚内空港から新千歳空港へ飛び、新千歳空港から羽田空港行きに乗り継ぐということになります。

同じ飛行機で羽田まで戻る予定だったご夫婦と、話し合いながらタクシーも相乗りさせていただくことが出来ました。こんな時に同じ目的がある方と知恵を出し合って行けたのは大変心強いです。
さて、1時間半ほどで稚内に入港しました。バスは行っちゃったのでタクシー移動です。タクシーの運ちゃんと稚内の気候の話をしましたが、利尻島の方が気温もちょっと高いと言ってました。稚内がガスだと島は晴れ、島がガスだと稚内は晴れやすいとも言ってました。本当かどうかは分かりませんけどね。

海上はずっと霧の中を進んでいる感じでしたが、稚内が近づいてくると急速に晴れてきました。でも、相変わらずガスがかった晴れという感じです。港に着いた時点で陸上を移動するか、空の便が無事に到着できることを前提にするかを決めなければなりません。関東圏内に戻るにはJRスーパー宗谷が16時半あたりに出ますので、それに乗って何度かの乗り継ぎを繰り返し翌朝到着となります。その場合はすべて交通費は自費です。
出来れば保証された空路で無駄な出費も抑えたいのですが。
飛行機が欠航の場合は、稚内から移動して札幌に行っておかないと次の日早い(とは言っても仕事には間に合いません)時刻に戻って来れません。
さらに飛行機の欠航を告げられてからだと翌日すべてを棒に振ることになります。とてもとても難しい判断です。いっそのことこのまま稚内人になってしまおうか…と思いたくなる程です。

はたして僕はどうなるのか…。
念のため僕がいないことを想定しての営業と予約をストップするように山田に連絡しておきます。
遊びに行って仕事に帰って来れないなんて、許されることではありません。なんとかしたいものです。

空港では搭乗手続きを進めていますが、稚内空港でも天候調査中という状況になってしまいました。あとで知ったのですが、各地で大気の状態が相当不安定だったようですね。
その後新千歳空港へ引き返すこともあるという条件付きの出発となりました。
そんな不安をよそに、新千歳空港からの最終便は無事に着陸出来ました。ものすごく安心しました。この飛行機に乗ってしまえば新千歳空港から羽田へは、よほどのことがない限り運行されます。
ハラハラドキドキで結果オーライでしたが、こんな事が起きるのも利尻岳登山の難しさなんだと思います。普通に行けちゃった人は何とも感じないでしょうがそれはラッキーなだけです。欠航が何日も続くこともあるので一番確実なのは、新千歳空港まで空を使っても稚内まで陸路さらに利尻まではフェリーというのが確実な線だと思います。
ただ、2日間では無理ですね。

とまあこんな感じで仕事に穴をあけることもなく無事に利尻岳登頂を成功させられました。
でもね、欠航という悪いことばかりじゃなかったんですよ。フェリーに乗るために鴛泊港に行きますが、そこに佐藤食堂というちょっとした人気の店があります。
そこの生ウニ丼がエラく美味しいんだとか。そしてなんと、今日バフンウニが入ったと…まだ値が高くてすべてバフンウニで埋め尽くすわけにはいかないけれど、ムラサキウニと半々で食べ比べしてみないかと。
『おばちゃ…おねぇさん、それ!それにする』とウニがそんなに好きでもない僕も一度は本当のウニの味を知っておきたかったので注文してしまいました。お値段3500円。
むさぼる僕。まるで生卵のように絡みつくバフンウニと磯の風味とわずかな食感があるムラサキウニ、どちらもものすごく美味しいと思いました。これが取れたてのウニというものか…。
新鮮だと言われるムラサキウニを札幌で食べたけど、全然違いました。
佐藤食堂だからなのか、島のウニ丼すべてがそうなのか分かりませんが、とにかく佐藤食堂のウニ丼は旨かったです。
欠航のショックを忘れさせてくれる利尻の味でした。むしろ欠航してくれてありがとうの味でした。
それからね、島には加工工場がないのでお土産食品は内地から持ってきたものらしいですよ。

(画像はエゾノハクサンイチゲです)

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北の最果て利尻富士

2015年06月17日 | Weblog
北海道遠征です。
利尻島は山そのものだ…と聞いていたので、いつかは行ってみたいと思っていました。ついに念願かなって、思い切ってこの連休に出かけることにしました。
とはいうものの、僕らの連休はたったの2日間、果たして行って登って帰ってこれるのか。

よくよく調べてみると、1つの方法が浮かんできました。利尻空港へ向かう飛行機は1日1便、どんなに頑張っても到着は飛行場に午後2時。登山口まではタクシーを使っても、だいたい午後3時になります。
途中避難小屋があるので、そこで1泊すればなんとかなるんじゃないかな?コースタイムを逆算して何時に起きればいいか計算します。早朝3時に起きれば、山頂まで登る時間が短縮されるので、下山して温泉入っても午後2時30分の飛行機に間に合うはずです。

早速飛行機とタクシーの手配をします。天気も関係あるので、予約状況がどんな感じか調べてみると…
あららすでに空席があと1つ。これはいかん。すぐに手配します。最悪キャンセルして別の日にするしかないな。そしてタクシーも予約します。
『もしもし?空港から登山口まで予約したいのですが』
『申し訳ありません、この日は大きな船が2隻入ってすでにいっぱいです』
『どうしたらよろしいでしょうか…』
『なるべく早く空港から出ていただいて、空いたタクシーに乗っていただくしかありません』
えーこれは困ったなぁ~
でも、飛行機予約したしなんとかするしかないな。
最悪は千円札ヒラヒラさせてヒッチハイクでもするしかないかなと本気で思っていました。

さて当時。前々から天気予報を見ていると長期予報というのはコロコロかわりますね。一喜一憂しますよ。
で、前日の山天気を見ると、なんと登山日和になるんだとか。ヤッター!
まず、羽田空港から新千歳空港に向かいます。関東の天気が悪いので、気流の関係から航路を変更して運行されるとアナウンスされました。結局到着は25分ほど遅れて、乗り換えまであと10分。これはヤバい。でも、同じ航空会社だと待っててくれると聞いたことがあります。

アナウンスによると、利尻行きに乗り継ぎの人は地上係員がご案内します。と言ってくれています。
地上か…
なるべく急いで降りて、地上へ急ぐぞー。
すると搭乗口から大声で、利尻行きのお客様~と。え?地上って地面じゃないのか(笑) 知らぬとは恐ろしいものですね。

なんとか定刻に利尻行きの飛行機が飛び立ちました。この利尻行きは欠航することが多いのが有名らしく、去年の屋久島で視界不良のため鹿児島空港に戻された記憶が蘇ります。
でも今日は大丈夫そうです。問題は帰りもあるってことですけどね。
大丈夫大丈夫きっと大丈夫。だって朝のテレビで星占い1位だったもん。

利尻空港を無理やり一番に飛び出すとなななんと、タクシーが一台だけいるではありませんか。もちろん飛び乗ります。
やったぞ!やったぞ!これでうまくいくのだ。登山の醍醐味はこんなところにもあるかも知れませんね(笑)

タクシーの運ちゃんによると、今年はずーっと天気が悪かったんですよと。お客さん、ラッキーボーイってやつですね。
そ、そうなんだよ星占い1位だから。

ビジターセンターに登山届けを出します。ついでに利尻保護のための『コマドリプロジェクト』に協力します。バッチをくれました。なかなかいいデザインです。
登山計画書を見て、非難小屋泊だと何か言われてしまうかな?と思ったけど、普通に今からだと非難小屋ね~と言ってくれました。

利尻岳をこの時期に登るには訳がありました。ものすごく混むんですって。登山道も狭いし山頂直下は崩落が激しく、ザレていて時間がかかるのです。自分のペースで歩けないと思ったからです。
花の時期にはちょっと早いけど、無いわけじゃないし、7月8月は天気もころころ変わると言うし。

さて、登ります。暑いです。ビショビショになりました。
ウエアも軽量化のために、ほとんど着替えを持っていません。なので着干しです。いつまで着ていてもかわかないので、全部干して寝袋には裸同然で寝ました。気温が低くならなくてよかったです。
この時期のもう一つのメリットは日が長いということです。日没は午後7時半過ぎ、日の出にいたっては午前3時半頃です。つまり行動時間を長くとれるのです。

非難小屋に着いてもまだまだ太陽は高い位置にありました。思い切ってあと2時間半登ってしまおうか悩みましたが、下山が暗くなるのでやめました。
明日の朝、山頂に雲がかからなければいいのですが…。
その日はやることもないので、6時に寝ました。

目覚まし時計が鳴らないうちに目覚めてしまい、時間を確かめるとまだ0時。いくらなんでも早すぎるな。二度寝します。次に起きたのは午前2時。これはもう起きてしまった方がいいな。

荷物をまとめて外に出ると満天の星空でした。関東で見る北斗七星と位置が違いました。月も出ていないのでヘッドライトを消してしばらく眺めていました。

ゆっくりとライトの明かりを頼りに登り始めます。山頂までのコースタイムは2時間半。途中で明るくなるはずなんですけど、思ったよりペースが速く?いや、コースタイムが甘いんですね、1時間半で山頂に着きました。まだ日の出まで時間があります。ヤッター!ひさびさの山頂でのご来光だ。しかもまるっきり独り占めです。
コーヒー入れたかったけど、今回はバーナーさえも持って来ませんでした。途中で買った冷たいお弁当と、利尻の名水甘露泉で我慢しました。
登山口にガバガバ出ているので、トータル3リットルぐらい飲みました。

やがて見たこともないような美しい日の出が現れました。何枚も何枚も写真を撮ったけどやっぱり違うんだよなー。これはこの目で見ないと。
1時間ほど山頂で過ごし下山することにしました。
行動開始が早かったので、下山も早すぎました。温泉の開館時刻までまだ3時間もあるので、登山口から軽く登れるポン山にも登りました。それでも早すぎるので、温泉まで歩きました。約2キロメートルなので、これもあっという間に着いてしまいました。まだ2時間もあるよ…。
なので、ブログを書いて暇つぶしすることにしました。
身体が冷えて寒くなってます。山の方が気温が高いですね。たぶん気温の逆転現象が起きているんだと思います。筑波山でもよくあることなんですけど、暖かい空気が押し上げられて山腹あたりに溜まるんだそうです。

利尻岳登ったら、利尻富士温泉も入らないとね(^_-)


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『取手づくり』といえば?

2015年06月03日 | Weblog
そう、キリンビールっすね。
今日はキリンビール工場見学に行きました。
お天気も雨、いい休養日になりました。

僕はお酒飲めない人なので、つまり運転手です。それにしてもキリンビール工場見学は小学校以来かな?
あの頃の記憶に残るシーンといったら、試飲の時間だけですね。大人たちが大喜びで飲んでましたっけ。それをあっけにとられて見ているような、地味な子供でした。

自分が大人になって改めて行ってみると、なかなか面白いですね。
試飲の時間では皆さんが『取手づくり』と『一番しぼり』を飲み比べたりして、楽しんでましたよ。このようなご当地ビールはあちらこちらの工場で作られているみたいですね。柏あたりに行けば『横浜づくり』が手に入ると聞きました。ちょっとフルーティーな風味なんだそうです。

僕はリンゴジュースとコーヒーを戴いて終了です。
それにしても、工場見学にも力を入れているなんて素晴らしい企業ですね。ちゃんと見学専門のスタッフがいるんですもの。今日、案内して下さった方は、研修中とネームプレートに書いてありましたが、とても面白いし上手でした。楽しませて頂いてありがとうございました。

画像手前は古い釜、奥のステンレス釜は現在使用中の新しい釜だそうです。


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南アルプス塩見岳

2015年06月02日 | Weblog
今年2峰目の3000m峰です。
北アルプスの次は南アルプスだ!というか、天気図見て判断しました。
南アルプスは山がデカいです。質感がすごい。

そろそろ梅雨に入りそうな気配もあるし、行っておきたい山の中からここを選びました。
塩見岳は林道歩きが長く、アクセスがとてもツラいのです。みんなゲートから自転車使うみたいです。僕もいつかそんなこともあるかと思って、折りたたみ自転車を何年か前にゲットしてありました。今の今まで登山に活躍することはなく、駐車場と自宅の往復にのみ使われていました。
サビも出て、おまけに先日パンクまでしてしまい、ほったらかしになっていたところです。
急に思いついた山行だけに、パンク修理は間に合わないなーと思っていました。別にいいや、林道は歩いてやるーぐらいの気持ちでいましたが、直前に女房が修理に出してくれました。直っちゃったらなおさら行きたくなるもんですね。

ここのところ体力の低下を感じていて、あまり無理な計画はしないように心がけようと思います。塩見岳は普通2日かける山ですが、ちょっと前の僕なら日帰りするつもりでいました。でも、山頂直下の小屋が今年は建て替えのためシーズン中休業するらしく、となると1日目は山頂まで一気に上がり2日目は下山途中にある小屋で宿泊、下山のみの計画になります。
今日もそのつもりで行きました。今なら冬季小屋が解放されているので、シュラフ持って行けばお金もかからないし、軽量化できます。今年の南アルプスは残雪量が多く、少し前までは山頂まで行けずに撤退というケースが多かったようです。
先々週の薬師岳で学習した僕は、行動時間を大幅に多く見積もって無理のない登山計画書を作りました。

いつものように夜出ですが、南アルプスの西側なのでグルっと回らなければなりません。
現地着が午前1時、起床は3時。スタートは自転車で3時半だったのですが、ストックを忘れて一度車に戻りました。15分のロス。
さい先悪いけど天気は持ちそう…。
2日目は雨になりそうですが、下山のみなら別にいいか。ぐらいの気持ちでいました。
それから、林道を自転車で走ってみて、これは歩けないな…と思いました。

雪は稜線には残っておらず、三伏峠(日本一高い峠)あたりから腐れ雪がものすごいです。踏み抜き(雪が柔らかく内部が溶けて空洞になったところを踏むとズボッともぐる)100回以上、雪のうねり猛烈、登山道の判断不可能。こんな状態でした。ただ、リボンが多いのでよく見ていれば大丈夫だと思います。

早出したので気持ちに余裕があり、計画もゆとりがあったので思ったより早く山頂まで届きました。ただ、塩見岳は山頂付近が落石多いらしく、今日は僕一人だったので自分の事だけ気にしていれば良かったのですが、混雑期は相当危ないです。鎖も架かっていない岩稜帯をクライミングするのは緊張します。手の位置足の置き場を考えながら登らなくてはなりません。距離はさほどでもないように見えますが、浮き石多く思ったより時間がかかります。疲れきった身体には難しいです。

距離的にも高度差も僕のマックスいっぱいいっぱいの山でした。
結局日の長いこの時期ということもあって日帰りしましたが、得意の下山スピードもまったく振るわず、下山完了したのが18時ちょっと前になってしまいました。
あ、それからまたカメラを置き忘れてしまって20分戻りました。とても苦しかったです。


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