猛烈に暑かった季節はもうどこへやら、という気分にさせる記事を書きましょう。
前の晩に自宅を出るスタイルはいつも通りです。
一本目、滑ってみたらあれれれれ? というほど乗れてなく、これは何という感覚なのだろうと思いました。
ゲレンデは昔からバカにしていた紐ゲレンデそのものです。
雪はこのように、絶えず作られています。
後ろには富士山。
ふと見上げるとリフトのナンバーは「77」番でした。今日はいい日なのかも。
ナイターは無しという看板が出ていましたが、そこまでゲレンデ状況が悪化しなかったのでナイターありに変更されました。
紅葉をライトアップしているわけではないのでしょうが、ここだけ真っ赤でした。
そして今度は「1」番をゲット。
19時を回ったところで切り上げました。
そうです、僕のテレマークスキー人生(何年目だろう)のページがまたまくられました。
去年から味をしめてしまった超早のシーズンイン。
なんでもっと昔からやらなかったのか分からないほど面白い日本最速でオープンするイエティ。
毎年ニュースでやっているあそこです。
そして面白いほど細い雪の帯の上をアリのように群がって滑るのです。
そのスキー場は富士のすそ野にあります。
二合目って言ってます。
日本最速でオープンというニュースをテレビで観ると「仮装大賞」のような賑わいです。なぜ皆仮装して来るのか⋯。
仮装してくると(簡単な審査はあるけれど)滑走無料なんです。
僕は参加したことがありませんが、すごいです。
あ、もちろんオープン日だけですけど。
前の晩に自宅を出るスタイルはいつも通りです。
今日は首都高抜けたら急に眠くなって、途中で少し寝てから行きました。
あまり早く行くと南富士エバーグリーンラインという有料道路でお金を払う羽目になります。そもそも有料道路もイエティなどを運営する会社の持ち物らしいです。
それがなぜか深夜~早朝だと無料になります。
オープンは10時だし、遅く出ると道も割と空いていて料金も安くなるので、しばらくはこのパターンになるでしょう。
それにしても、岩手青森のトレイルに通うこと考えたら近所みたいなものです。
駐車場は前泊組もほとんどいなく、車もまばらでした。朝になるとどんどん車が押し寄せ、あっという間にそれなりの数になりました。
一本目、滑ってみたらあれれれれ? というほど乗れてなく、これは何という感覚なのだろうと思いました。
もしかして年齢的な? とか。
リフトで戻る時には、赤くなった木々を見ながらとなります。
ゲレンデは昔からバカにしていた紐ゲレンデそのものです。
女房に写真送ったら、返ってきた言葉が「ほそっ」。
でもね、滑ってみるとこれが意外にいけるものなのよ。ちゃんとターンも出来るし、滑走感あります。
雪はこのように、絶えず作られています。
これは人工造雪。
人工降雪とは違って、製氷したのち細かく砕いて撒いています。
人工降雪は冷えた気温の時にしか出来ません。空中に水を霧状に放出することにより、落下までに凍らせて雪にするものです。
人工造雪の滑り心地としては、撒いた時点では砂のような感覚というのが僕の率直な感想です。
それでも雪のような滑りができるのは間違いありません。
後ろには富士山。
人もけっこう来てます。
リフトに乗ろうとすると、スっと一人のスキーヤーが滑り込んできて相席となりました。
珍しいな⋯ みんな一人で乗りたがるのに。
すると、
『オー、テレマークスキー! グーッド』と。
え? 外人さん?
『ユー スピーク イングリッシュ?』
と聞かれ、
『ノー アイムソーリーひげそーりー』と言いました。
それでも僕に話しかけてくるので、わかる範囲で答えました。
以下英語のやり取りを日本語にして紹介します。
僕『どちら国の方ですか?』
外『テキサスでーす。でももう5年ほど裾野に住んでます』
僕『へ〜、今日ここにいるっていうことはスキーが大好きなんですね?』
外『イエース! スキーはLoveね』
僕『おっと、Loveね(笑)』
外『スキー出来ない時期はゴルフや自転車をやっていまーす』
僕『スポーツマーン(笑)』
外『あなたはどちらから?』
僕『僕は茨城です。3時間半ぐらいかけてきます』
外『今日が今シーズン初めて?』
僕『そうでーす』
外『私もでーす』
僕『今日はずっと富士山が雲に隠れてすっきり見えないですね。富士山は登ったことありますか?』
外『一度だけね』
僕のめちゃくちゃな英語でもなんとかお話が出来て楽しかったです。
最後に彼は『Thank you for conversation with me.』と言って再びゲレンデに吸い込まれて行きました。
ふと見上げるとリフトのナンバーは「77」番でした。今日はいい日なのかも。
ナイターは無しという看板が出ていましたが、そこまでゲレンデ状況が悪化しなかったのでナイターありに変更されました。
16時で一旦クローズし圧雪機を通します。
そして再び17時から滑走可能となりました。
僕も1時間しっかり休憩し、ナイターを滑ることにしました。
気温が落ち、板は怖いぐらいに走ります。
たまに砂のような雪に脚をとられたりして、今日は4回転びました。
何年経ってもいまいち上達しないテレマークスキーですが、出来れば生涯スポーツにしていきたいです。
そしてやっと富士山が姿を見せました。
紅葉をライトアップしているわけではないのでしょうが、ここだけ真っ赤でした。
そして今度は「1」番をゲット。
19時を回ったところで切り上げました。
今シーズンも無事に最後まで楽しめますように⋯。