TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

みちのく潮風トレイル 第7回その2 2日目田代島

2022年06月29日 | Weblog
前夜お伺いしたお店で、店主の方が言っていました。
『今お召し上がりになったブドウエビですが、普段は海底の深いところにいるんですよ。東日本大震災の時も深海の魚がずいぶんと水揚げされましてね。それが今年も豊漁なんです。と思ったら3月の地震でしょ。漁師さんたちは こんなもんじゃすまねぇ と言っています。なので帰ったら準備は整えておいて下さい』と。

やっぱり大なり小なり何か起こることは否めないようです。


石巻門脇発着所です。
ここには無料駐車場があります。

ピンク色のハウスは事務所になっていて、ここで検温などを済ませチケットを買っておきます。
乗船者の名前などを記入します。

すると『門脇は前回の大雨でゴミ(浮遊物)が多くて接岸出来ません。中央乗り場までこちらでお送りします』と言われました。


事務所内部はこんな感じです。
左手にある券売機でチケットを買います。


送っていただいた車はこちら。
乗り心地は… まあまあです。

本日の1便「シーキャット」です。
キャット…
そうこれから向かうのは猫の島「田代島」です。
実はここもみちのく潮風トレイルのコースになっています。

みちのく潮風トレイルを歩かなければ一生来ることは無かったかもしれないところに行きます。
そして女房が着いてくる理由の一つなのです。


船室はこんな感じです。
空調も効いていて気持ち良く過ごせました。
ちょっとだけ2階のオープンデッキに出てみましたが潮風〜って感じです。


作業船の脇を通り過ぎ外洋に出ます。
少しだけ風波が立っていました。
うねりは無い方だと思います。
うちの山田も波乗りあきらめて孫と遊ぶと言っていたぐらいですから。


客室に戻ります。
女房に『座っているようにとアナウンスあったよ』と言われました。
『まったく小学5年生なんだからー』といつも言われます。
確かに小学5年生っていうイメージ、分かるような気がして苦笑いしました。


仁斗田港に到着です。
本日大泊港は潮位の関係で停泊出来ません。
ということで時間もあるし島内一周することに決めました。


今日の第一にゃんこはこちらのお方。
目もくれずという感じです。

島ではにゃんこに対してルールを定めています。
エサあげない、抱かない、ねこじゃらししない、道路での座り込み撮影しない。とまあこんなところでしょうか。


撮ってる撮ってる。
なかなか歩き出せませんが想定内です。


親切な看板あり。
全員左に行きました。
一人で来る人も多く、その方たちのお顔が猫人間に見えました。
僕らは右から攻めようと歩き始めましたが、1本道を間違えまして戻って来ました。
そして左へ。


スイカズラですね。これは分かりやすいです。


調べてます。桑ですか?


ホタルブクロ。


ドクダミも群生すると圧巻です。


「マンガアイランド」テントサイトとバンガローの施設です。なぜマンガなのかはよく分かりませんが、おそらく石ノ森章太郎先生たちの構想だったはずです。
もう少しちゃんと見ておけば良かったと思っています。
バンガローはすべてネコをモチーフした建物でした。


誰も歩かない道を行きます。
これがルートです。
マップには未舗装路となっていますが、舗装路面に雑草や落ち葉、それに落ちた木の実でネトネトしています。


今日の相棒はこれにしました。
相変わらずぶら下がっているビロウドハマキという蛾の幼虫と蜘蛛。つまり相棒で綿飴作るみたいに巻きとらないと歩けません。
相棒がないと天女の羽衣のようになります。


蜘蛛はだいたいこれ。


路面でくつろぐカタツムリ。


トレイルテープ発見。
これがあるとやはり安心です。


ウツボ草。
この紫色は目を引きますね。


女房が新しい相棒に『これはどうだ?』と差し出してきました。
今までにない形、蜘蛛の巣を振り回すこと無く回避できそうです。


さっそく使ってみます。
これは素晴らしい。
ただ、進むにつれて蜘蛛が何匹も巣のままここに移植されていきます。
それと持つ手が次第に重みで辛くなっていきます。
終いには手元の方に蜘蛛がやって来て放棄しました。


有料トイレがありました。
ハイグレード過ぎて手が出ません。
使うと後ほど高額な請求が来ます。
(真面目に聞かないでね)


高級な個室内には脱ぎ捨てられたものが。
高額なトイレ使用料を支払えるアラブの大富豪がお忘れになったものかと。
(真面目に聞かないでね)


アザミ。色んな種類がありますね。特定していません。


まさかのニッコウキスゲ。


分岐点から女房をそのまま「島のえき」方面に向かわせ、僕は大泊港までのルートを往復してみる事にしました。
たいした距離ではないですが坂道を下り、そして登り返します。

大泊港は静寂そのものでした。


猫神社。
聞いたお話です。
昔、昔島では養蚕産業を営んでいて、蚕の天敵がネズミだったために猫を守り神として飼い始めたことで猫の島になっていったとか。


「島のえき」に近くなるとネコが現れます。
どういう生活しているのかな?
縄張りとかあるのかな?
だんだん血縁が濃くなっていかないのかな?


「田代島 島のえき」到着です。
女房はここで待っているようです。
携帯電波が悪いところがあるので別行動には注意しましょう。


中で涼んでいきます。
ここでは自分のお弁当も食べていいんですよ。
女房は冷たくて金色に泡立つガソリンを体内に流し込んでいました。

『パパここで持ってきたお弁当食べちゃう? それとも田島食堂行く? 間に合うかな』

『うーん、ちょっと時間的に不安だね。これ逃すと島でお泊まりになっちゃう』


混雑してはいませんでしたが、皆さんそろそろ港に向かわれるようで、店内は誰もいなくなりました。

僕らはザルそばとおいなりさんのセット、カニカマのサラダ巻き、デザートに昨日買った「のびるバーム」をシェアして食べました。
コンビニ弁当でした。

お弁当は凍らせたペットボトルと一緒に100円ショップの保冷バックに入れて担いできます。


いい顔。小学生の時にいじめられたあの女の子になんか似てる。


熟睡。


爆睡。


集団自〇現場。


「島のえき」には70匹ぐらいのネコが来てるそうです。
島全体だと百数十匹で、増えすぎると去勢の処置をし、減ると少し放置すると言ってました。
ちなみに「島のえき」のお兄さんは「犬」という字が苗字に付くらしく、『犬は出入り禁止だぞ』といじられたりするそうです。

そう、つまり犬は基本的に入島禁止です。
過去に一度盲導犬が来たことがあるだけと聞きました。


「島のえき」の掟。


あちらこちらにこんな工夫してあったりします。


昔、島には小学校もあったみたいです。


これが出てくるとそろそろ港です。


はい到着。
向こうの森の手前に「田代食堂」があります。
のれんが出ている時が営業中なのだそうです。


本土に戻ってきました。
「いしのまき元気いちば」の「元気食堂」に「金華山丼」があると昨日のお風呂で女房が仕入れてきた情報です。
これがそれ。
お値段は3,900円。
でも超山盛りで2~3人前です。
2人で食べてご飯2杯分ぐらい残しました。
でもとっても満足しました。

帰りは石巻のイオンに寄って、笹かまぼこ、お魚、すんだのおまんじゅうなどを買い込んで帰路につきました。
帰りは女房が100kmぐらい運転してくれました。
なんかとってもまったりして楽しかったです。


歩行距離 9.9km
所要時間 3時間55分
累計標高差 310m
14,600歩

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みちのく潮風トレイル 第7回 桂島~野々島~寒風沢島 その1

2022年06月28日 | Weblog
今回のルートはこちら↓


いつものように前夜発。
いつもと違うのは女房が一緒なこと。
今回は塩釜からの浦戸諸島めぐりです。

家に帰ると食事は出来てるし、おにぎりも握ってありました。
自分の用意も出来ているし、やる気満々とはこのことですね。

出発はコンビニに寄ったりして買い物に悩むなどしたおかげで21時30分を回ってしまいました。
でもまあ塩釜まではそんなに遠くなく(と言っても350kmぐらいありますが)高速道路を降りてからも割と近いので、到着は午前1時でした。

2人で寝るので荷物を前席に押し込める作業をしなければなりません。
降っていた雨も上がってくれて助かりました。
明日は曇りがちですが、関東の梅雨明けとともに暑くなりそうです。


マリンゲート塩釜に向かいます。
ねぐらは近くのコインパーキングにしました。
近すぎると料金がかさむので準備運動がてらに1kmほど歩くことに。

ところが歩道橋を渡ってそのまま2階から入ろうとするとすべての入口と階段は閉鎖されていて、結局戻って1階から入ることになりました。

乗り場は一番奥の①番乗り場です。


桂島までの片道乗船料金520円の切符を買って「島歩きマップ」をいただいて乗船しました。

ほとんど歩きながら朝ごはんをほおばり、早めに到着するはずがちょうどよい時間になるという展開でした。
出航すると埠頭から見送りの職員さんたちが手を振ってくれました。
この船は市営客船です。
つまり職員さんは地方公務員だと思います。
ありがとうございます。


乗客の全員が下の船室に腰掛ける中、僕らだけ2階のベンチにしました。
心配していた風もここでは弱く良い一日になりそうです。

船体が波に揺られたり方向転換すると天井のシートからたまっていた雨水がドバドバと落ちてきました。なるほど。


桂島まで23分。
島歩きの予習をしながら乗船を楽しむ女房。
まさかこのトレイルに女房を連れてくるとは思いませんでしたが、このルートは事前予約がいる宮戸へ渡らない場合本当に楽しめるのんびりトレイルになります。


桂島漁港に入ると立派な待合所があります。
トイレを済ませておきます。


第一にゃんこ発見。
お出迎えしてくれたのはこちらの黒猫でした。
付かず離れずでした。
浦戸諸島にもネコは多数生活しています。
天敵がいないので増えちゃうんでしょうかね。


蜘蛛の巣と蚊、そして雨上がりの水滴がついた草木に翻弄されつつ「観音崎展望台」に着きました。
まあ軽い登りですが、息が切れるほどではありません。

そこからは「仁王島」という奇っ怪な形をした島が見えるはずですが、蚊が気になってちゃんと見てきませんでした。

やっと薮を抜けると「桂島海水浴場」に出ます。
多くの観光客が毎年訪れるはずだったこのビーチも震災とコロナの影響を激しく受けたことでしょう。


穏やかなビーチはとても美しく静かでした。
マップの横にある棒ですか?
女房が選んでくれた「相棒」です。
うちの女房は歩く時、棒を振り回す習性があります。
これで蜘蛛の巣を払ったり歌いながらリズムを取ったりします。
今日は「森のくまさん」でした。
『3番も聞くぅ?』って言うので『頼むよ』というと変な替え歌になっていました。


女房が何か見つけました。
すぐにGoogleレンズで調べています。
そう、食べれるかどうか調べています。
下に落ちている実を見つけると必ず見上げて確認します。
下を観察しているので同時に草もよく見ています。
『あ、ミツバだよこれ。ほらお吸い物とかにういているやつ』
さぞかし物知りなんだと思いますが、そのすべてが食べられる植物です。


『welcome katsurashima』
『はるかのひまわり』と札が出ていました。
どなたが整備しているのかな?
時期が合うと素敵に変身しそうです。


先に進むと「雨降り石」があります。
雨乞いが行われていたそうです。
ここは島最高峰の「津森山」山頂です。
標高は61m。


石浜に到着しました。
ここから野々島へ渡船をお願いします。
市営なので無料です。
電話番号すると来てくれますよ。


とても優しいお父さんが迎えに来てくれました。
いろいろお話をしてくれて楽しかったです。


熊野神社の鳥居をくぐろうとすると洞穴(ボラ)がありました。
なぜかたくさんありました。

桂島にもありますが「椿のトンネル」があります。
4~5月に椿が花をつけると素敵になるようです。
今日はもちろん咲いていません。


野々島にはお花がたくさん咲いていました。


もちろん紫陽花も。


まあ、綺麗。


紫陽花も色んな種類が。


こんなのも。


こんなのも〜。


こんな小さな島に小中学校がありました。
塩竃から乗り込んだ子供たちはここに通って来るのです。
渡船してくれたお父さんも言っていましたが、こういう学校があって子供たちにはとてもいい環境なんじゃないかと。


学校はこんな感じでした。
コミュニティセンターのような小さな造りですが、なんかとても良い雰囲気です。


今度は寒風沢島に渡していただきました。
次のお父さんはちょっとだんまりでした。
目の前の島が寒風沢島です。
ほんと目と鼻の先です。


ネコ様登場。
この島で最初に出迎えてくれたのはこの子でした。


また鬱蒼とした森を歩くのかと思うとちょっと気が引けましたが、道幅も広く草刈りされているように見えました。
トレイルクラブの方々かな?
ちなみに今日はトレイル歩いている人には会いませんでした。


「日和山展望台」です。


そして「前浜」。
とても静かです。

女房、実がなっている桑の木を見つけました。
アンテナがピクピクしたようです。

田園地帯に入ります。
昔ほど盛んではなくなりましたが、ここで「浦戸米」が作られています。
天水だけで作られた幻の?米です。
まっすぐな道はなぜかとても魅力的でした。


寒風沢漁港が見えてきました。
この島もゆっくり歩いて1時間もあれば十分でした。


待合所でまったりしました。
女房がスマホから音を鳴らしています。
なぜか静か過ぎる時間に飽きてきたところだったので変に心地よかったです。

さようなら浦戸諸島。
12時07分の船で塩竃に戻ります。

運賃は630円でした。


マリンゲート塩竃につきました。
ここで女房の目にとまったのがこれ。

ここで食べられると聞いて、もちろんいきます。
イートイン8パーセント消費税で648円でした。
『美味しい〜』と店主には言ってましたが、あとで『そうでもない』と正直な感想を述べてました。

本土に戻るとやたら暑いです。
今日は南風ですが、この時期まだ海水温が低いので海で冷やされた空気が海風となって押し寄せるからだそうです。

ここに「津波浸水深」の表示板がありました。
今はだいぶ綺麗になりましたが、やはり忘れてはならない出来事です。

石巻市内の温泉に行きました。
さっぱりしました。

女房がお風呂の中で知らないおばさんたちと会話になって「美味しい食事」と「ねぐら」を教えてもらったようです。
またやらかしたんですね?
得意技というか必殺技もってますね。

そこに行ってみました。
とても美味しかったです。
ママちゃんおばちゃんとのコミュニケーション、ナイスでした。


そしてお店の旦那が『このお酒よろしかったらどうぞ』と女房に出してくれました。
(一升瓶全部じゃないですよ)

なんと地元の高校生が酒蔵を借りて「ひとめぼれ」だけを使って二年がかりで作り上げた日本酒です。
テレビのニュースで見ましたが、まさかこんな貴重なものをいただけるなんて驚きました。
女房いわくガツンとくる味わいだそうな。
その前にだいぶ呑んじゃってましたから、効いちゃったかも?


歩行距離 12.4km
歩行時間 4時間05分
累計標高差 289m
20,700歩

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第6回 みちのく潮風トレイル 奥松島宮戸~野蒜駅~石巻駅

2022年06月21日 | Weblog
スキーシーズンが終わり、後ろ髪を引かれつつトレイル&登山モードに移行していきます。

スキーシーズン終了後にスキー仲間と登った筑波山以来、ここ2週ほど天気に恵まれず出動を断念してしまったので身体はすっかりダメな人になってしまいました。

とりあえずあまり厳しいコースは避けようと思いましたが、リアス式海岸に突入する前に綺麗にしておきたい虫食い状態のルートから攻めて行くことにしました。


赤線の部分を歩きます。

浦戸諸島は軽いので女房とお出かけ気分で行くこととし、田代島は猫がたくさんいる島なのでここも女房を連れて行ってあげたい。
編地島は単発で鮎川から入るとして、今回は浦戸諸島を縦断した場合に到着する奥松島宮戸から東松島市、さらには田代島に通ずる石巻駅までを歩くことにしました。

去年のうちから計画を練ってあったのですんなり行けるかと思いましたが、すっかり忘れていて復習するところから始めました。

まずいつものように前夜発です。
夜の高速道路はけっこう好きですが、到着は午前1時30分になってしまいました。
だんだん遠くなるので、この先大丈夫か不安です。

ねぐらは「奥松島イートプラザ(東松島市奥松島観光物産交流センター)」にしました。
ロープやチェーンなどは無く、自由に出入り出来ました。
ただし、建物を挟んで駅側は駐車できる時間に制限がありました。なのでここには停めませんでした。


5時40分起床。
石巻行きの始発(野蒜6:15)に乗ります。
思いのほか学生が多かったので驚きました。
こんなに早く学校行くんですね。


天候は晴れ、風は微風、湿度は低めで快適です。

まず石巻駅からルートの1本北側の国道を歩いてみました。
親が仙台出身だったので東北は比較的親近感あります。特にこのあたりまでは。

見出し画像にある仮面ライダーには驚きましたが、作者の石ノ森章太郎さんのゆかりの地はこのあたりなんですね(現在の登米市出身)
なので街は石ノ森章太郎さんの作品で溢れています。
駅なんかにはけっこうあったみたいですよ。

そして上の画像は「旧観慶丸商店(市の指定文化財)」です。ひときわ目を引きました。
石巻で初めての百貨店としてオープンしたようです。ただし、この建物は幾度もの震災を乗り越えて復元されてきたものです。
現在は文化の発信地となっているとのことです。


今日は100パーセント舗装路です。
舗装路は得意な方ですが、久しぶりの今日は柔らかくなった足裏と歩くための筋肉に働きかけていかなければいけません。

比較的ペースをゆっくりめに設定し、筋肉を慣らしていきます。
シューズはホカオネオネのかかとに羽が突き出してるアレ。
靴下との相性が悪く、早い段階で生地の粗さが気になりました。やはり暑くても目の細かいメリノウールがいいですね。

みちのく潮風トレイルは海沿いの道ですが、津波対策の為の護岸堤防などでほとんど海は見えなくなっています。
このあたりは運河なども多く、橋を渡るために大きく迂回しなければならないところも数しれずあります。


先がどこまであるのか分からないほど運河沿いを歩かされたりします。


右岸か左岸かを間違えるとどうにもならなくなります。
今気づきましたが、GoogleMAPで空撮画像を見て確認するという方法があったなと思いました。
ただし、工事は進んでいて日々その状況は変化しています。
あったはずの橋がないなんてところもありました。

トレイル事務局ではその都度柔軟に対応し迂回を推奨しています。


山ではないのでたまに出くわす雑草が友達になりました。


そこら辺にある花ですが、群生していたりすると目がいきますね。


たまに現れるこんな風景を写真に納めてみますが、どこにでもある感じですね。


なのでこんなのはどうですか?
いたるところでまだ復旧の途中です。
あるところでは迂回表示に従って(警備員さんに聞いて)行った先でも通行止め。
目の前のロープを跨ぐだけなのにそれもダメ。
戻ったところも通行止め。
まるでゴキブリホイホイ(古かったか)のようなところもありました。


このコースではほとんどお目にかからなかったトレイルの標柱。このトレイルが完璧に整備されるにはまだまだ何年もかかることでしょう。


13時05分、野蒜駅に着きました。
マイカーはすぐそこですが、ここでタクシーを呼びます。

島渡りルートで来ると奥松島宮古に着きます。
つまりそこもルートになるので完全踏破にはやはりここも歩くべきですね。


奥松島遊覧船乗り場から歩きます。
ここまでのタクシー料金は1,910円でした。
久しぶりに運転手さんと会話しませんでした。

ちょっとタクシーに乗っただけなのにもう太ももが硬直していました。
運動後にも軽く動かして乳酸を流しておくとよいのでしょうか。


やっと海が見えました。
しかし、どこもかしこも工事中です。


切れっぱなしの膝の靭帯が傷んできました。
使い過ぎると必ず痛む左膝の内側。そして骨折と脱臼をしてしまった左肩もです。
「歳とると出るよ」というのは本当でした。
今までは「限界超えて」頑張ってきましたが、それは疲労に関してだけで、痛みが出るようでは計画も見直していかなくてはならないと感じる瞬間でした。


ここは護岸堤防がずっと続いていました。
地図にない道路が出来ていて、どこをどう歩いた方がいいのか分かりにくいところがありました。

約1時間で野蒜駅到着しました。
今日も我が家温泉にしようと思います。

帰り道でガソリンを入れておきます。
地元で入れている価格より15円高かったです。

足裏にマメが出来ていました。
帰宅したら対策をしておこうと思います。
久しぶりのトレイルは大変疲れました。


歩行距離 31.3km
歩行時間 7時間10分
累計標高差 +416m
46,200歩
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今度はこれ

2022年06月05日 | Weblog
すっかり「つくばの人間」になった下の娘。
髪の毛いじくり回しておりますが、次のカラーはこんな感じになりました。

マット系でマニキュアがいいと言うので勝手にこんな風にしました。

アンダーはご存知の通りハイブリーチの金髪。
マニキュアは表面しか染まらないのでなるべく暗めの色を使います。

新生毛が1cm強。暗めのカラーにしていくというので根元をウルトラダークのチェスナットブラウン。中間をウルトラダークとミディアムチェスナットの混合液、毛先はミディアムのマットにグリーンを混ぜて渋いグリーンにしました。
新生部はそのまま温存することとします。

ところが。
たっぷりの薬液にも関わらずどうしても色むらは出てしまいます。
やはりマニキュアでのオンカラーは難しいです。
特にオーバーラップさせる部分を自然なグラデーションにするには付きっきりで少しずつ馴染ませる必要があります。

手が空かずそれが出来なかったのが残念でした。

今回もよい勉強になりました。
そろそろアルカリにチェンジしようかなと思います。

コメント (2)
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テレ仲間と筑波山

2022年06月02日 | Weblog
今週予定していた「月山」が天候不良のため呆気なく中止になり、と同時に僕の今シーズンのスキーは終了となりました。

そしていつも一緒に滑っているテレマークスキー仲間とひょんなことから山に登ることになりました。

もともとバックカントリースキーの下見登山で山に登るという話でしたが、もうそんなことはどうでも良くなった2人はひとまず筑波山で登山そのものを楽しもうということになりました。

いくつかの山を候補に上げましたが、2人が選んだ山はなんと僕の庭である筑波山。
『えっ?いいの?』
それなら僕も安心だし、連れて行ける山として最も優しく知識も割とある。
簡単にも出来るし、大変にも出来るのがこの山です。

無理そうなら行程をカットしたりするのも簡単です。
でもテレマークスキーで鍛えた足腰は伊達じゃなかったようです。
僕が用意した少し長めのルートを歩ききってくれました。


行くで〜。
とりあえずつつじヶ丘下の無料駐車場におのおの車を停めて登山口まで移動しました。


つつじヶ丘から女体山は幼稚園児も登るルートです。
今朝の筑波山は霧に包まれていました。
気温が上がるころには霧は取れると思われます。


カメラを向けるとポーズをとって答えてくれる千代丸(芸名)さん。
最初の登り出しはゆっくと。セカンドウインドウが吹くまで待ちます。
千代丸さんはその辺分かっていて、同じ事を言っていました。

ゆっくり登って「弁慶茶屋跡」です。
軽く休憩中。


その後すぐに現れる筑波山で最も有名な奇石「弁慶七戻り」です。

終始ニコニコ顔のTさん。
ほとんど小学生と同じような表情してます。
『楽しい?』と聞くと『楽しい〜』と答えてくれます。


「高天原(たかまがはら)」を過ぎるとほとんど岩場になります。
この日の斑れい岩は濡れていてさらに滑りやすくなっています。


「胎内くぐり」
新しい自分に生まれ変わるんだと言いながら2人ともくぐり抜けていました。
ちなみに僕は一度もくぐった事がありません。


前日の雨で苔もいきいきとしていました。
千代丸さんはしきりに『いいですねぇ〜』を連発しています。

千代丸さんは地図をダウンロードして来て、さらに地図アプリを起動させています。
準備の良さはさすがバックカントリー入るだけあって万端です。


そして女体山山頂。
日本百名山の中で一番低いけど、歴史的にも地質的にも生物学的にもとても重要な部分を持ち合わせている山ですね。


何度も眺めた景色ですが、来るたびその感覚は違いますね。
こんどは夜景も見に来て下さい。


そして「がま石」このがま石のことを別名「おたつ石」と言います。
つつじが丘からのコースはこの名前をとって「おたつ石コース」と呼んでいるのでしょう。

『ガマ石の口に石を入れると金持ちになれますよ』マジか!
何度か挑戦しましたが誰も入らずでした。
割とあっさりやめてました。
諦めが早いので金持ちにはなれなさそうです。


御幸ケ原です。
左奥の一角が「バーナーエリア」で、筑波山全体が火気厳禁となりました。
筑波山で火を使いにくくなりましたが、これも長く筑波山を大切にする意味でも良い決断なのかもしれません。


男体山の頂上にも寄ります。
「ホシザキユキノシタ」はまだ開花していませんが、あとちょいとって感じです。


自然遊歩道へ入っていきます。
この日は人とすれ違うこともほとんどなく静かな遊歩道でした。

千代丸さんはとても気に入ったようです。
小鳥のさえずりがひっきりなしでした。


再び御幸ケ原に戻ってお昼にします。
全員ラーメン。
Tさんはやっぱり箸を忘れてきました。
そんなこともあろうかと、僕は箸を3人分持ってきてました。
後ろには子供たちが遠足でしょうね、みんな同じ方向を向いて座ってお弁当にしていました。
感染対策なのでしょう。
早起きしておうちの人が作ってくれた力作弁当を美味しそうに頬張っていました。
Tさんもその中に入れそうなぐらい可愛いらしいですね。


お昼ご飯が済んだらすぐそこに入口がある「紫峰杉(しほうすぎ)」に行ってみます。
筑波山の新名所として道が作られたこの場所。
千代丸さん大感激。
とにかく大きい杉です。


さあ、神社に向かって下山開始です。
木段が続きます。
歩幅にあわず、てこずります。

Tさん、さあ小学生だった頃を思い出してごらん。
柵にしがみついてケーブルカーに手を振るんだ 。
『おーい』って言うんだ。

子供たちが手を振ってくれたそうです。


二股になった大杉。
これも筑波山の名木。
なぜかみんなが触るのでテカテカしています。


木の根が張り出した道。
滑るので乗らないこと。


神社に降りました。
でも終わりじゃないよ。


白雲橋を渡ってすぐの曲がり角、白雲橋コースへ入る右手になぜかホシザキユキノシタがあります。
ここに移植されたのではないかと考えるのが妥当かと思います。


この時期だし葉っぱが小さいのでサツキなのかな?
ホシザキユキノシタと同じところに生殖していました。


スイカズラもいました。


このポストは駐車料金入れです。
白雲橋コース入口にあるこの駐車場、一日300円でした。

白雲橋コースから迎場コースに分岐していきます。


ゆるやかに再び登り返していきます。
このルート取りは最初の登りが楽なかわりに最後に避けては通れない登りが待っているというものです。

初めにガッツリ登らされて嫌になってしまうのを防ぐため2回に分けて登りが訪れるということです。


迎場コースの中盤を過ぎたあたりにギンリョウソウの群生があります。
この目玉オヤジみたいな部分が花です。
一応ツツジ科の植物で菌類に寄生し、共生する樹木が光合成で作り出した有機物を菌経由で得て生活しています。

花期が終わるとその果肉をチャバネゴキブリに提供しそのかわりに種子を散布するという共生関係にあります。
別名「ユウレイタケ」といいますね。


ゴーーール!
終始ニッコニコだったTさん。
お疲れ様でした。


皆さんお疲れ様でした。
おかげさまで楽しい一日になりました。

千代丸さんの見出し画像、最高でした。
また機会を作って登ってみましょう。

所要時間 6時間30分
歩行距離 11.2km
累計登坂標高差 +1,034m
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