湿度はさほど高くありませんが、気温がグングン上がっています。
帽子を被っているのが辛くなってきて、手ぬぐいで頭をふわっと覆うことにしました。
風が柔らかく通るので、外で働く人がよくやってますよね。
青々とした稲が彩る水田地帯や、作物がすくすくと育つ畑の中を歩いていると、第一村びと発見。
『こんにちはー』
『あら、こんにちは。カメラ持って写真撮ってかぁー?』とお婆ちゃん、元気です。
さらに歩みを進めると、今度はタヌキかな?
腹を出して寝ていました。
気持ちいいんですかね。
僕に気がつくとサーっと山の中へ消えて行きました。そこには立派なけもの道が付いていました。
おそらく毎日ここで寝ているんでしょうね。
11時15分、272m芳賀富士山頂。
栃木百名山だそうです。僕は栃木百名山に幾つ登っているのかな?今度数えてみようっと。
山頂には雑記帳があって、自由に記入していいようになっています。何冊もあったので、地元の人々が大切にしているのだと思いました。
愛すべき素晴らしい里山。
やがて安善寺に出ました。
そしてここから5.5km、七井駅までがこのコースとなっています。
舗装路を歩き続けます。
七井駅の手前にオロ〇ミンCが100円で買える自動販売機がありました。
一応飲んでおきました。
誰もいない駅前で、アイスコーヒーとパンを二口三口食べながら休憩。
ここからはコース19に入って行きます。
円通寺の表門が現れました。
今残されているのは門だけですが、室町時代の歴史を感じさせます。造りとデザインは巧妙なもので、国指定重要文化財です。
円通寺を過ぎると、だんだんと森の中へと引き込まれて行きます。
途中に治水池がありました。
そこに派手なステッカーを並べて貼っている軽のオフロード車が停まっています。
釣りをしている兄ちゃんがいました。
ルアーでした。
目が合うと『こんにちは〜』と挨拶してくれました。
ところが両腕にはビンビンの刺青が施されていました。
一旦森を抜けます。
そこに『森のパン屋』がありました。
ふとお土産に買って帰ろうと思いました。
『すみません、自慢のパンを下さい』
『あ、はい。皆さんこのハチミツを使って焼いた食パンをよくお持ちになります』
『おっ、それ、それを下さい。あと硬いパンはありますか?』
色の薄いバケットを買いました。
『他にはいかがですか?』
『背中に入らないので⋯』
『自転車ですか?』
『歩きです』
『へ〜どちらから?』
『茂木です』
『は?はぁー?茂木ででですか?』
『パン屋さんがあるこの道は関東ふれあいの道のコースになっていますよ。通りすがりの者です』
やがて「益子の森」に出ました。
アスレチックのような運動遊具が順にいくつも並び、それが終わると本格的に登山道となります。
道は整備された歩きやすい登山道でした。
高館山の山頂まではけっこうな登りで、バテバテになりました。
三等三角点があり、栃木百名山でもありました。
その先の権現平からは下りに転じます。
やがて、西明寺に出て山道は終了しました。
大きな立派なお寺です。
背中に呪文が書いてある白い特攻服のような上着を着た人が、お守り売場で何やかんやと喋っていました。
サーっと通り過ぎます。
大きな大きな樫の木がありました。
「天然記念物」だということです。
そこから下り坂になり、益子駅に向かいます。
歩きながら電車の時間を調べます。
『やば、ギリギリだなぁ』
走ります。
すぐに疲れて歩きます。
また走ります。
足腰の疲労に苦しくなり歩きます。
また走ります。
なんだか多いんだよなぁーこういう事。
ふと、死にそうなぐらい走って着いたバス停のことを思い出しました。
そしてその時間のバスが時刻表改定のため、廃止になっていたという悲劇。
まさか⋯な。
16時20分、益子駅に到着しました。
余裕で切符も買え、ホームに入ります。
真岡鐵道初めて乗ります。
ポットに入れた冷たいコーヒーを飲んでいるとホームに地鳴りが伝わってきました。
列車が近づいて来たのです。
電線が無いので気動車ですね。
1時間に1本しか無いので間に合って良かったです。
寝不足だからかな。今日は疲れました。
そして、娘の学校に行きました。
女房が熱を出したのです。
ピンチヒッターできる時間に間に合ってよかった。
ところが、待ち合わせ場所が違うと娘にヘソを曲げられてしまいました。
なんてこった(笑)
おしまい。
歩行距離 26.5km
累計標高差 721m
所要時間 7時間
帽子を被っているのが辛くなってきて、手ぬぐいで頭をふわっと覆うことにしました。
風が柔らかく通るので、外で働く人がよくやってますよね。
青々とした稲が彩る水田地帯や、作物がすくすくと育つ畑の中を歩いていると、第一村びと発見。
『こんにちはー』
『あら、こんにちは。カメラ持って写真撮ってかぁー?』とお婆ちゃん、元気です。
さらに歩みを進めると、今度はタヌキかな?
腹を出して寝ていました。
気持ちいいんですかね。
僕に気がつくとサーっと山の中へ消えて行きました。そこには立派なけもの道が付いていました。
おそらく毎日ここで寝ているんでしょうね。
11時15分、272m芳賀富士山頂。
栃木百名山だそうです。僕は栃木百名山に幾つ登っているのかな?今度数えてみようっと。
山頂には雑記帳があって、自由に記入していいようになっています。何冊もあったので、地元の人々が大切にしているのだと思いました。
愛すべき素晴らしい里山。
やがて安善寺に出ました。
そしてここから5.5km、七井駅までがこのコースとなっています。
舗装路を歩き続けます。
七井駅の手前にオロ〇ミンCが100円で買える自動販売機がありました。
一応飲んでおきました。
誰もいない駅前で、アイスコーヒーとパンを二口三口食べながら休憩。
ここからはコース19に入って行きます。
円通寺の表門が現れました。
今残されているのは門だけですが、室町時代の歴史を感じさせます。造りとデザインは巧妙なもので、国指定重要文化財です。
円通寺を過ぎると、だんだんと森の中へと引き込まれて行きます。
途中に治水池がありました。
そこに派手なステッカーを並べて貼っている軽のオフロード車が停まっています。
釣りをしている兄ちゃんがいました。
ルアーでした。
目が合うと『こんにちは〜』と挨拶してくれました。
ところが両腕にはビンビンの刺青が施されていました。
一旦森を抜けます。
そこに『森のパン屋』がありました。
ふとお土産に買って帰ろうと思いました。
『すみません、自慢のパンを下さい』
『あ、はい。皆さんこのハチミツを使って焼いた食パンをよくお持ちになります』
『おっ、それ、それを下さい。あと硬いパンはありますか?』
色の薄いバケットを買いました。
『他にはいかがですか?』
『背中に入らないので⋯』
『自転車ですか?』
『歩きです』
『へ〜どちらから?』
『茂木です』
『は?はぁー?茂木ででですか?』
『パン屋さんがあるこの道は関東ふれあいの道のコースになっていますよ。通りすがりの者です』
やがて「益子の森」に出ました。
アスレチックのような運動遊具が順にいくつも並び、それが終わると本格的に登山道となります。
道は整備された歩きやすい登山道でした。
高館山の山頂まではけっこうな登りで、バテバテになりました。
三等三角点があり、栃木百名山でもありました。
その先の権現平からは下りに転じます。
やがて、西明寺に出て山道は終了しました。
大きな立派なお寺です。
背中に呪文が書いてある白い特攻服のような上着を着た人が、お守り売場で何やかんやと喋っていました。
サーっと通り過ぎます。
大きな大きな樫の木がありました。
「天然記念物」だということです。
そこから下り坂になり、益子駅に向かいます。
歩きながら電車の時間を調べます。
『やば、ギリギリだなぁ』
走ります。
すぐに疲れて歩きます。
また走ります。
足腰の疲労に苦しくなり歩きます。
また走ります。
なんだか多いんだよなぁーこういう事。
ふと、死にそうなぐらい走って着いたバス停のことを思い出しました。
そしてその時間のバスが時刻表改定のため、廃止になっていたという悲劇。
まさか⋯な。
16時20分、益子駅に到着しました。
余裕で切符も買え、ホームに入ります。
真岡鐵道初めて乗ります。
ポットに入れた冷たいコーヒーを飲んでいるとホームに地鳴りが伝わってきました。
列車が近づいて来たのです。
電線が無いので気動車ですね。
1時間に1本しか無いので間に合って良かったです。
寝不足だからかな。今日は疲れました。
そして、娘の学校に行きました。
女房が熱を出したのです。
ピンチヒッターできる時間に間に合ってよかった。
ところが、待ち合わせ場所が違うと娘にヘソを曲げられてしまいました。
なんてこった(笑)
おしまい。
歩行距離 26.5km
累計標高差 721m
所要時間 7時間