バスに乗り込むとい意外と多くの人が乗っていました。
軽いザックを持った5~6人の方達が同じ坂尻バス停で下車しました。
もしやこの方達もふれあいの道歩くのかな?
ひとりのおじ様が声をかけてきました。
『どちらへ行かれるの?』
『んー、経ヶ岳?』
とりあえず一番手頃な答え方をしました。
『あーそう、我々も経ヶ岳。気をつけて』
『はい、ありがとうございます』
経ヶ岳に向かう半原越まではロードです。およそ5㎞ですが、登りなので1時間半かかりました。
途中、「しっぽのいえ」というワンコやネコちゃんを保護?飼育している施設があり、思いっきり吠えまくられました。
その先にもリードで繋がれた大きなワンコが何匹も待ち受けていて、相当威嚇されました。
いつまでもいつまでも吠えられました。
やがて半原越に到着しました。
ここから経ヶ岳へ向かいますが、けっこうな傾斜の木階段です。レロレロになりました。
そこを70代半ばはいってるなという男性が、大きな鈴とボリュームいっぱいのラジオを響かせて登っていました。
途中でパスしましたが、あの年代でここを登れる人はそうはいないな… と思いました。
やっとこさ山頂にたどり着いた白髪の男性に、
『いい音楽ですね、癒やされます』とラジオから流れるクラッシックを誉めました。
『では先を急ぐので』
という言葉を残して通過して行きます。
登ってきた方向をそのままかなり進むと「三増(みませ)合戦場の碑」があります。
ここがコースポイントとなりました。(画像)
ごらんの通りこの日は良い天気となりました。ただ、夕方にはまた下り坂だということです。
さて、ここからが大変なところです。
このコースは神奈川県コースで一番長く、16.2km所要時間5時間30分とパンフレットに書いてありました。
このコースを終わらせるための時間を15時50分と設定していました。
これでも所要時間としては80%ですが、それでは次のコースまで行くのは困難ですからその場合は終了とすることにします。
順調に山々をこなして清正光まで来ました。ここで清正光の地獄の階段を登るか迷いました。
ルートはこのままロードで韮尾根バス停までで終わります。
が、韮尾根バス停からは次の機会に控えるコース13と重複するので、ここはやはり清正光を通過して半原バス停を目指すことにしました。
半原バス停に到着したのはなんと13時38分でした。
「えーっ、早かったぞ!よーしいくぞ仏果山」
かなり疲労していますが、半分はやる気でいたので迷わず歩み続けます。
街中を少し歩いて横道にそれて行きます。
だんだん淋しくなっていきます。
やがて半原側からの登山口に着きました。
ここからは激しく突き上げる木階段です。つらいです。
ひとりの下山者とすれ違った以外は誰にも会いませんでした。
仏果山には以前登っていますが、その時は眺めの良い宮ヶ瀬湖側からでした。半原側からはひたすら樹林帯を登るつらいコースでした。
それもやがては終わります。
山頂に着いて一息入れて、すぐに通過していきます。
ここからはやせ尾根や鎖場の危険箇所となります。疲れているときは特に注意深く歩かなければ…。
半原越にたどり着いたのが16時07分、荷物を降ろして食料を出しながらバスの時間を確認します。
たしか… あまり本数がないんだよな。
そう思って見てみるとやはり1時間に1本でした。
半原越までの登りに1時間半かかったので、下りには1時間はみないとだめだなと考えていました。
つまりここは周回したということですね。
またあの犬たちに吠えられるんだなー。
そんなことを考えながら舗装路を下って行きます。
バスの時間は…
17時02分。
あと30分。
いや無理でしょう、でもその次は18時02分です。
バカヤロー走るしかないじゃん。
泣き笑いしながら、ザックを揺らしながら、犬たちに吠えられながら走り下って行きます。
なんか、ふれあいの道歩くようになってけっこう走るシーンが多くないですか?
基本的に走るのはあまり… 好きではないのですけど…。
16時54分到着しました。
バス停にはマダームがお一人待っていました。僕の方を妖しげなものを見るような目つきで(笑)
その後2人の中学生ぐらいの女の子が並びました。
定刻より少し遅れてバスが到着です。
一番後ろに腰掛けました。
それにはちょいと理由があります。
自分が臭いのです。
出来ればそっとシャツだけでも着替えたいと思ったから…。
でも斜め前方に女の子達が座ってしまいました。
でも、隙を見てサッと着替えました。そして持参したファブリーズで帽子やらザックやらをとりあえず消臭します。
あ~ ちょっと安心。
本厚木駅まで34駅を経て京王線に乗り換えます。
速い電車で帰ろうと思いましたが、各駅停車が座れそうだったので迷わず乗り込みました。
これで新宿まで座れること確定です。
他の急行車両は混んでました。何本も他の電車に抜かされたけど、今の僕には快適でした。
ただ一つ、風邪ひきさんが多いです。これからはマスクも装備に加えないとな…。
おしまい。
歩行距離 59.1km
累計標高差 3691m
所要時間 17時間
軽いザックを持った5~6人の方達が同じ坂尻バス停で下車しました。
もしやこの方達もふれあいの道歩くのかな?
ひとりのおじ様が声をかけてきました。
『どちらへ行かれるの?』
『んー、経ヶ岳?』
とりあえず一番手頃な答え方をしました。
『あーそう、我々も経ヶ岳。気をつけて』
『はい、ありがとうございます』
経ヶ岳に向かう半原越まではロードです。およそ5㎞ですが、登りなので1時間半かかりました。
途中、「しっぽのいえ」というワンコやネコちゃんを保護?飼育している施設があり、思いっきり吠えまくられました。
その先にもリードで繋がれた大きなワンコが何匹も待ち受けていて、相当威嚇されました。
いつまでもいつまでも吠えられました。
やがて半原越に到着しました。
ここから経ヶ岳へ向かいますが、けっこうな傾斜の木階段です。レロレロになりました。
そこを70代半ばはいってるなという男性が、大きな鈴とボリュームいっぱいのラジオを響かせて登っていました。
途中でパスしましたが、あの年代でここを登れる人はそうはいないな… と思いました。
やっとこさ山頂にたどり着いた白髪の男性に、
『いい音楽ですね、癒やされます』とラジオから流れるクラッシックを誉めました。
『では先を急ぐので』
という言葉を残して通過して行きます。
登ってきた方向をそのままかなり進むと「三増(みませ)合戦場の碑」があります。
ここがコースポイントとなりました。(画像)
ごらんの通りこの日は良い天気となりました。ただ、夕方にはまた下り坂だということです。
さて、ここからが大変なところです。
このコースは神奈川県コースで一番長く、16.2km所要時間5時間30分とパンフレットに書いてありました。
このコースを終わらせるための時間を15時50分と設定していました。
これでも所要時間としては80%ですが、それでは次のコースまで行くのは困難ですからその場合は終了とすることにします。
順調に山々をこなして清正光まで来ました。ここで清正光の地獄の階段を登るか迷いました。
ルートはこのままロードで韮尾根バス停までで終わります。
が、韮尾根バス停からは次の機会に控えるコース13と重複するので、ここはやはり清正光を通過して半原バス停を目指すことにしました。
半原バス停に到着したのはなんと13時38分でした。
「えーっ、早かったぞ!よーしいくぞ仏果山」
かなり疲労していますが、半分はやる気でいたので迷わず歩み続けます。
街中を少し歩いて横道にそれて行きます。
だんだん淋しくなっていきます。
やがて半原側からの登山口に着きました。
ここからは激しく突き上げる木階段です。つらいです。
ひとりの下山者とすれ違った以外は誰にも会いませんでした。
仏果山には以前登っていますが、その時は眺めの良い宮ヶ瀬湖側からでした。半原側からはひたすら樹林帯を登るつらいコースでした。
それもやがては終わります。
山頂に着いて一息入れて、すぐに通過していきます。
ここからはやせ尾根や鎖場の危険箇所となります。疲れているときは特に注意深く歩かなければ…。
半原越にたどり着いたのが16時07分、荷物を降ろして食料を出しながらバスの時間を確認します。
たしか… あまり本数がないんだよな。
そう思って見てみるとやはり1時間に1本でした。
半原越までの登りに1時間半かかったので、下りには1時間はみないとだめだなと考えていました。
つまりここは周回したということですね。
またあの犬たちに吠えられるんだなー。
そんなことを考えながら舗装路を下って行きます。
バスの時間は…
17時02分。
あと30分。
いや無理でしょう、でもその次は18時02分です。
バカヤロー走るしかないじゃん。
泣き笑いしながら、ザックを揺らしながら、犬たちに吠えられながら走り下って行きます。
なんか、ふれあいの道歩くようになってけっこう走るシーンが多くないですか?
基本的に走るのはあまり… 好きではないのですけど…。
16時54分到着しました。
バス停にはマダームがお一人待っていました。僕の方を妖しげなものを見るような目つきで(笑)
その後2人の中学生ぐらいの女の子が並びました。
定刻より少し遅れてバスが到着です。
一番後ろに腰掛けました。
それにはちょいと理由があります。
自分が臭いのです。
出来ればそっとシャツだけでも着替えたいと思ったから…。
でも斜め前方に女の子達が座ってしまいました。
でも、隙を見てサッと着替えました。そして持参したファブリーズで帽子やらザックやらをとりあえず消臭します。
あ~ ちょっと安心。
本厚木駅まで34駅を経て京王線に乗り換えます。
速い電車で帰ろうと思いましたが、各駅停車が座れそうだったので迷わず乗り込みました。
これで新宿まで座れること確定です。
他の急行車両は混んでました。何本も他の電車に抜かされたけど、今の僕には快適でした。
ただ一つ、風邪ひきさんが多いです。これからはマスクも装備に加えないとな…。
おしまい。
歩行距離 59.1km
累計標高差 3691m
所要時間 17時間