残念ながら僕が登ったのではありません。
お客様で山友の大石くん(芸名)に画像を送ってもらったのです。
大石くん、素晴らしい景色とワタスゲの群落を見せていただいてありがとうございます。大石くんの『苗場山気に入りました』という一言がとても心に染みました。ただ百名山の一つを潰したという感覚ではなく、また来たいという気持ちの表れだと思います。
本当に山の美しさに魅せられるとこういう表現をするのですね。
かくいう大石くんも着々と百名山を登っています。この日本百名山、昭和初期の山好きな小説家が書いた『日本百名山』という本がきっかけで登山者たちの熱きバイブルとなったのです。
が、あまり知られていない過去の出来事もありました。
文芸の道で出逢った女性と恋に堕ち結婚するも、初恋の女性と再会し禁断の道へと歩んでしまったのです。そして初恋の女性に子供が出来たことをきっかけに離婚しています。このとき元妻は脊柱カリエスという病に冒されていて、寝たきりだったといいます。また、元妻の作品を焼き直して発表したことを暴露されて小説家の道から失墜していきます。
そんな中、山岳会に所属し山にのめり込んでいき書き上げたのが日本百名山だったということです。
そして、現世になっても日本の素晴らしい山百選は生き続けているのです。
山に登る上での一つの指標というか、いい山はやはりいいということで登ってみたくなるものです。
僕も行き先を決める上で、やはり日本百名山は少なからずとも意識するようになっていったと思います。
ただ、僕らのようなサービス業は連続した休みが取りにくく、3日間あれば稜線伝いに登れる山でも、一座一座登っては降りて一度帰宅し、また登りに来るといった繰り返しです。
僕がこれらの山に登るとき、絶対的に外さないようにしているのが天気です。西の天気が悪いときは東へ、北の天気が悪いときは南へといったふうに、天気図を見ながら予定をたてていくのも一つの楽しみでした。
時には一般的に2日間3日間かける山を頑張って日帰りしたり、日の出前から歩いて暗くなる頃戻ってくることもありました。
休憩したところにカメラを置き忘れて2時間戻ったり、1日で1500km運転して早朝に帰宅し、そのまま仕事したりとだいぶ困難な登り方もしました。でも、そうやって苦労して登った山の出来事は忘れられる訳もなく、僕の一生の宝となっていくことでしょう。
僕は現在100のうち93座登りました。あと7座は僕にとって時間的にだいぶ困難な山が残っています。慌てずに噛みしめながら残りの7座を登っていきたいと思っています。天気の良いときに、良い思い出になるように…。
近頃は達成したときの喜びよりも、達成間近の期待感を楽しんでいたいと思うようになりました。
年内の達成を狙っていましたが、あとわずかのところで来年に持ち越そうかとも考えています。
実は…
先週、車で追突されてしまいました。60km/hでノーブレーキでした。
当たり方に角度が付いていたため、双方とも軽い怪我で済みましたが少々首、肩、背中に違和感があります。少しの間山は見合わせなければならないと考えています。これも、慌てるなという天の声かもしれませんね。
なので、大石くんから送られた画像は心吸い寄せられるものがありました。
お客様で山友の大石くん(芸名)に画像を送ってもらったのです。
大石くん、素晴らしい景色とワタスゲの群落を見せていただいてありがとうございます。大石くんの『苗場山気に入りました』という一言がとても心に染みました。ただ百名山の一つを潰したという感覚ではなく、また来たいという気持ちの表れだと思います。
本当に山の美しさに魅せられるとこういう表現をするのですね。
かくいう大石くんも着々と百名山を登っています。この日本百名山、昭和初期の山好きな小説家が書いた『日本百名山』という本がきっかけで登山者たちの熱きバイブルとなったのです。
が、あまり知られていない過去の出来事もありました。
文芸の道で出逢った女性と恋に堕ち結婚するも、初恋の女性と再会し禁断の道へと歩んでしまったのです。そして初恋の女性に子供が出来たことをきっかけに離婚しています。このとき元妻は脊柱カリエスという病に冒されていて、寝たきりだったといいます。また、元妻の作品を焼き直して発表したことを暴露されて小説家の道から失墜していきます。
そんな中、山岳会に所属し山にのめり込んでいき書き上げたのが日本百名山だったということです。
そして、現世になっても日本の素晴らしい山百選は生き続けているのです。
山に登る上での一つの指標というか、いい山はやはりいいということで登ってみたくなるものです。
僕も行き先を決める上で、やはり日本百名山は少なからずとも意識するようになっていったと思います。
ただ、僕らのようなサービス業は連続した休みが取りにくく、3日間あれば稜線伝いに登れる山でも、一座一座登っては降りて一度帰宅し、また登りに来るといった繰り返しです。
僕がこれらの山に登るとき、絶対的に外さないようにしているのが天気です。西の天気が悪いときは東へ、北の天気が悪いときは南へといったふうに、天気図を見ながら予定をたてていくのも一つの楽しみでした。
時には一般的に2日間3日間かける山を頑張って日帰りしたり、日の出前から歩いて暗くなる頃戻ってくることもありました。
休憩したところにカメラを置き忘れて2時間戻ったり、1日で1500km運転して早朝に帰宅し、そのまま仕事したりとだいぶ困難な登り方もしました。でも、そうやって苦労して登った山の出来事は忘れられる訳もなく、僕の一生の宝となっていくことでしょう。
僕は現在100のうち93座登りました。あと7座は僕にとって時間的にだいぶ困難な山が残っています。慌てずに噛みしめながら残りの7座を登っていきたいと思っています。天気の良いときに、良い思い出になるように…。
近頃は達成したときの喜びよりも、達成間近の期待感を楽しんでいたいと思うようになりました。
年内の達成を狙っていましたが、あとわずかのところで来年に持ち越そうかとも考えています。
実は…
先週、車で追突されてしまいました。60km/hでノーブレーキでした。
当たり方に角度が付いていたため、双方とも軽い怪我で済みましたが少々首、肩、背中に違和感があります。少しの間山は見合わせなければならないと考えています。これも、慌てるなという天の声かもしれませんね。
なので、大石くんから送られた画像は心吸い寄せられるものがありました。