TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

テレマークスキー (22-23シーズン 50回目) 月山スキー場 完結編

2023年05月31日 | Weblog
今期のスキーはこれにてシーズンアウトとなります。

今シーズンお会いできたテレマーカーの皆さん、本当にお世話になりました。
おかげさまで最高のシーズンになりました。

さて、今期ラストは月山スキー場となりました。
バディはOさん。
Oさんはとても研究熱心で僕とは違うのです。
今回の月山でもいろんなことを教わりました。

今期のベストメンバー賞はOさんで決まりでよろしいですよね? 賛成のかたは「いいね」をボチっとね。


今や月山の一つの風物詩といえばこの廃屋となった二つの宿。
ここに来るスキーヤーは必ず見て通ることになります。
前回お会いしたテレマーカーのちずちゃんさんはここの一つの宿で働いていたと聞きました。

でも手前の宿の奥に建築中とみられる建立物が。
再開を願う人も多いのではないでしょうか。


舗装路を詰めると入口となります。現時点ではここから雪になります。
昨日よりも後退しています。


リフト乗り場はご覧の通りですが、ここも間もなく雪が見えなくなりそうです。


天気は昨日と打って変わってこの青空。
やっぱり月山はこうでないとね。


湧き上がる雲。
魂を揺さぶるスキー天国。


新緑の緑と空の青、そして雪の白。


リフトを降りたら木道を歩いて登ります。
今日からこうなりました。


そしてここに出てきます。


今日お世話になったのはこのライン。
画像では分かりづらいですが、だいぶ掘れています。


そんじゃいくでー!


ありゃ?


Oさんも攻めるでー!


ありゃ?


しびれるコブを見つめるのでありました。


時刻は16時。
いよいよラスト一本です。

今シーズン最後のリフトに乗車。


陽も傾き、気温も低下してきました。
とにかくラスト一本、怪我の無いよう慎重かつ思い切って渾身のラストを。


さよなら月山。
また来シーズン君に会いにくるよ。
そしてもっと上手く、もっと綺麗に、もっと強烈に刻みつけると約束するよ。

読者の皆様、長きに渡ってスキーのお話に付き合って下さってありがとうございました。


おしまい。







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テレマークスキー (22-23シーズン 49回目) 月山スキー場

2023年05月30日 | Weblog
天気がやばかったです。
今期最後のスキーには何としても行きたい。
テレ仲間のOさんとのやり取りで、月山に行こう!という事に。

だいぶ前から天気予報とにらめっこしていましたが、台風2号が南シナ海に出現。
前線を伴う気圧配置になりましたが、天は僕らに味方しました。
『少々の雨なら行こう!』と月山行きを決行しました。

幸いなことに雨は降りましたが、時折晴れ間も見えるほどの幸運を掴みました。


Oさんは初月山。
それもこの時期となればやはり雪はさらにひどく悪化し、ハイシーズン(月山のハイシーズンは遅いのです)の良さを味わってもらえないにも関わらず、OさんのテンションはMAX!


分かりますか?
板は抱えて乗ります。
もうリフト乗り場に雪は無いのです。


抱え方にもテクニックがいりました。
このポーズだとビンディングについた雪が溶けてお股にはチャックのすき間から雪が解けた水が染み込んでしまいました。


リフト上駅を降りてお決まりのスポットで。


ほぼ全面がコブです。
朝のうちは固かったので一本だけ流し、二本目からはコブの下部をなめていきます。


Oさん。
オフトレしているのでその効果が顕著に現れています。
いい、いいですぞー!


滑らかにコブを落として行きます。
今期、一番滑走日数が少ないのに一番成長したのはOさんです。


僕。
相変わらず滑りが汚い。
前足は突っ張るし、O脚バリバリ。
切り返しのタイミングが早く上半身の安定感が悪い。


吸収動作もなんか変。
Oさんに撮ってもらってまた課題が見えてきました。


月山はそれなりに急斜面です。
春雪じゃないと難易度は上がってしまうと思います。


ラストまで滑って上がりました。
リフト前からは雪がつなかっておらず降りれません。
分かっている人は帰りのことを考えて荷物は上に置いていました。

僕ら? 僕らはリフト前においてしまったので板を履いたまま頑張って登りリフト前分岐まで戻りました。

あ、そうそう、リフトに向かう分岐のちょっと登る斜面、石が出てきました。
まだ小さいのですが、板を傷付けないようにして下さい。
と言っても間もなくここも滑れなくなり、歩くことになると思いますが。


風呂に入ってさあ晩飯。

こともあろうか、僕はバーナーへッドを忘れて来ました。
Oさんのを借りて食材をシェアしながら道の駅にしかわで宴となりました。


チョリソーいりチャーハン。


焦げつき(笑)餃子。


パスタを茹でて〜。


ナポリタン!

美味かった〜。
そしてOさんにご馳走してもらったスタバのドリップコーヒーと僕が持ってたエクレアで〆めました。

あー楽しかった。
そして疲れたぁ(笑)

実は明日もあるんです。
それが本当に今期最後になります。





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テレマークスキー (22-23シーズン 48回目) 月山スキー場

2023年05月18日 | Weblog
はい3日目行きます。

道の駅しらさわで入浴したのち、駐車場の隅っこで晩ご飯にしました。
その後朝起きてから移動するのが面倒に感じて、やっぱり蛯沢駐車場で車泊することにしました。


日が沈んで空が濃い青になって星が凄くて。
やっぱりここで寝て良かったなー と思ったけれど⋯。

道の駅ではあんなに穏やかだったのに、蛯沢駐車場では暴風吹き荒れていて飛んできた土埃が車にチリチリ当たり、グワングワン車も揺れてました。
ちょっと怖かったです。


朝。どんどん集まる車。
僕は道路側に停めます。
藪側だと虫が凄くてたまらないのでね。


歩きます。
今日は3人に抜かれました。
朝から暑いです。
予報では20℃になるんじゃなかろうかと。


沢コースを一本流します。
そして一発目から転びました。
やっぱりな、僕下手くそだわ。

二本目からはコブを舐めていきます。


どういうわけか圧雪車が出動していました。
リフト係のお兄さんに『何かあるんですか?』と聞くと『何も聞いていないんです』と言ってました。


リフト下の樹木も雪の中から徐々に頭を持ち上げてきています。
周りを大人の木が若い子供たちの木を守っているような感じでした。

もちろん大人の木が雪に埋まることは無いのですが、根元はみんな曲がっています。
つまり子供のころはみんな大人の世話になっていたということかな。

テレマークだってみんな最初は色々な人にお世話になって上手くなって行くんですね。
あとはやる気と努力の問題です。


トラバースが面倒で大斜面にはほとんど行かなかったのですが、リフトの後ろに乗った方がテレマークで声をかけられました。
で、そっちに行くことになりました。

Sさんと言う方でした。

Sさん(以降敬称略)『どこから来てるの?』
僕『茨城です』
S『あーそうなの近くだったらスカウトしたのになー』
芸能プロダクションの新手の勧誘か?

S『何歳? 俺64。なんかね知り合いの夫婦から、去年来てたテレマークの人が今年も来てて、今年はずいぶん上手になったのよ。教えてあげたら? って言われてたんだよ』
僕『えーっ、そんなぁ見られてるんですね。いやだなぁ(笑)』
S『なんか教えてもらいたいことある?』
僕『みなさん僕に色々教えてくれるんですけど何をどうしていいのかよく分からなくなってて⋯』
S『じゃちょっと滑ってみて』

とりあえず少し滑ってみせます。
S『ほうほう、ズルドンの進化した感じね。でもさずいぶんレベルの高いズルドンなわけよ。まあ中の上級って感じの。そこからは⋯』
僕『Sさんて何者なんですか?(笑)』
S『何者って別に何でもないよ(笑)』
あーやってこーやって、それでこんどはこうであーで⋯と解説してくれました。

次に滑って見せてもらうことにしました。
Sさんのコブを直下る芸当は凄かったです。

一昨日の3人のことも知っているらしく、色々お話してくれました。


もっとこうしてあーしてとアドバイスしてくれたんですが、皆んな言っていることが違っています。
でも、Sさんのアドバイスも新しい発見があって良かったです。
それがテレマークなのかな。かかとが自由なので滑りも自由ってことですかね。

最後にLINEを交換して少し早めに上がりました。

帰り道は月山インターからオール高速道路で、寒河江SAでお土産に米を買った時に車から降りただけで、片道450kmを割と簡単に走り通せました。
慣れてきたんだと思います。

さて、これにて今シーズンラストになるのかどうなのか?
なんだか友達たくさん出来て、ちょっとだけ自分も進化したような気分になって、それでもやっぱりたくさん転んで、帰って来るとまた行きたくなって⋯。

それではまた来週〜。




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テレマークスキー (22-23シーズン 47回目) 月山スキー場

2023年05月17日 | Weblog
昨日に続き月山で滑ることにしました。
本当は鳥海山に行きたかったけど、今の僕にはやはり数を滑ることかなと考えました。

月山なら山そのものだし、本数稼げるし、コブも練習できます。


昨夜は風が強く、月山の予報も風速15mになるという不安な状況でした。

車も揺れるほどの風でしたが、ぐっすりと寝て3時に目が覚めました。
2度寝して起きるとたくさんの車が。

ナンバー見ると、とんでもないところから来ています。
恐るべし月山。


少し遅れて8時30分にリフト乗車。
またもやリフトまでの道のりで5人には抜かされたかな。
でも、こんなところで体力を消耗したくないのも事実です。

LINEが着信しました。
ちょうどリフト乗車中だったので見てみると、昨日の皆さんと撮った写真が送られてきました。
楽しかったな〜。
みさわさんは本当にいい人で、何通もLINEくれました。
『もう友達ですから』と言ってくれて嬉しかったなぁ〜。
女房に『友達3人できたー』と言うと『また〜?』といったような笑いが。


心配された風も問題なく、お空も真っ青です。

昨日の感覚をさらに磨いて、前足を突っばっらないこととコブの裏を削ることなどを重点的にやろうと思います。


今日は月山が丸見えでした。

時折気象状況のアナウンスが入ります。
注意事項や落し物など、思いっきりローカルな感じが好きです。

これは今日お世話になったコブです。

風が強いので大斜面へのトラバースは半ば諦めてというよりめんどくさいので沢コースに落としていくコブばかり滑っていました。
でも一本だけ行きました。

コブからコブへつなぐラインでは足さばきを意識して滑りますが、やっぱり悪雪だと疲れますね。


4つのコブセクションを滑ってトラバースしてくると大斜面の下部に合流します。

ここの右手4本をよく滑りました。

けっこう深くなっていて見た目無理だなと思っても、春雪だとスローに行けるのでなんとかなっちまうもんです。


テレマーカーは僕だけかと思いましたが、途中から年配の方がテレマークスキーを履いているのを見つけました。

大斜面の下部から視線を送ってくる方あり。
降りていくとストックをカチカチ鳴らして僕にエールを送ってくれました。
あ、テレマークのおじさんだ。
僕は会釈して通り過ぎました。

それから何本目かな? リフトから降りるとあのテレマーカーのおじさんがいました。
少し会話しました。

おじさんは多分70歳は軽く過ぎているように見えます。
するとひょいひょいとコブを降りていきました。
なななんと。

僕は猛烈に刺激を受けて、攻め気味にいきました。
最後の方で吹っ飛びました。
ま、僕なんてこんなもんです。


少し早く上がりました。

今日もリフト飯にして、ぶっ通しで滑りました。
風呂に行きたいので下界に降ります。

道の駅しらさわで入浴しました。
リニューアルされていてとてもキレイになっていました。
ゆっくり入ろうと思いましたが、お湯が熱めなので30分で出てしまいました。

道の駅しらさわで夕食(ハンバーグお赤飯と豚汁、コールスローのサラダ)を食べて再び蛯沢の駐車場に戻りました。

下では風なんか無かったのに蛯沢駐車場は暴風でした。
車にチリチリと砂のようなものが音をたてて当たってきます。
昨日より酷いじゃないか。
いやだなぁ。

明日は最終日です。




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テレマークスキー (22-23シーズン 46回目) 月山スキー場

2023年05月16日 | Weblog
ティンカーベルはゴールデンウィークに入りました。
毎年5月は第3週の連休に1日プラスさせていただき、3連休とさせていただいております。
お客様には大変ご不便をおかけ致しまして誠に申し訳ございません。

さて、この3連休どうしたものか。
まあ考えるすべもなく僕はスキーシーズンの追い込みに入ります。
この3連休で何かを掴むのだ!

前日の仕事がめちゃくちゃ忙しく、左手首から肩まで痛みが出てしまいました。
これはまずい、湿布とロキソニンで何とか乗り切るしかないです。

仕事は1時間の残業、出発は21時を過ぎようとしています。
慌てて支度をし、結局家を出たのが21時15分。
眠気が出ないか心配でしたが、必殺眠気覚まし(これはあまりお勧めできないので、ここでは言えません)で難なく5時間の運転を一度も車から降りることなくやり通しました。

相変わらず「天童インターチェンジ」で夜間通行止めにより降ろされ、残りの約1時間弱を下道でこなすことにしました。
まあ夜ですから道も空いてますからね。


到着が深夜だったので、少しだけ寝坊することにしました。
起床は7時。

姥沢の駐車場も8時の時点でこの程度。
やっぱり平日はええわ〜。
姥ヶ岳もくっきり見えます。


少し舗装路を歩いて雪のあるところに乗り上げます。
今日も板はザックに取り付けてツボ足で行きます。
担いでいる人もいますが、肩が痛くなりそうなので僕は無理。

ザックの中身は気温の変化に対応するためのウエアと昼食のパン、飲み物ぐらいです。

朝ごはんはおにぎりとカップ麺のつもりでしたが、昨夜おにぎりは食べてしまったのでカップ麺だけにしました。


歩きます。
若い人にどんどん抜かされます。
歳のせいか抜かされることに慣れてきました。


すでにリフトは動き始めていました。


ゲストハウスには少しのグッズが売られています。


ドリンクの自動販売機あり。


ビールもありますぜ。
僕は飲めないけど。


昼食もここでとれます。
メニュー見て何食べるか決めて行ってね。


リフトで上がると月山と姥ヶ岳は雲の中でした。


沢コースは視界良好です。
まず2本だけ足ならししました。

3本目からコブの下の方をなめ始めることにしました。
雪はもちろん悪雪ですよ。

で、その3本目のリフトに乗った時『あーっ!』と目の前のリフトに腰掛けていた方の板が外れて落ちました。
なんとテレマークスキーでした。
その方はスマホを取り出して会話を始めました。
多分事務所に電話しているんだと思います。

片足のまま降りていくと、どうやら持ってきてもらえるようです。良かったです。

その時ちょっと声を掛けました。
するとすぐに『あ、テレマーク』と気づいてくれました。

そのあとまたお会いしたのですが『あとで一緒に滑りましょう』と言って下さいました。
感じの良い方でした。

その方、なんとまた板が外れて落ちちゃいました。
どうやら壊れちゃったみたいです。
次はお仲間の方が取りに行っていました。


一緒にリフトに乗らせていただきました。

色々お話していると、なんとあの「背中とコブとテレマーク」のミサワさんでした。
「背中とコブ」と言えばテレマーカーの憧れの的ですよ。
あのオーラっていったら半端じゃないので、あの人たちに僕のテレマークを見られたくないと常々思っていました。

しかし、こうして僕の横には「ミサワマン」が。
やばい。なんて日だ。
そして女性もご一緒でした。
もしかしてこの女性もテレマークでコブを滑るのか⋯。
まずい、とってもまずい。見られたくない度MAX!

ところがなんと彼、ものすごくフレンドリーでコブ滑りのコツを教えてくれました。
そして僕を褒めてくれました。
『身体が正面向いていて動いていないですよ。とてもいい』と。

まさか、そんなはずはない。
自分のことは良く分かっています。

『さっき滑っているところ見ましたけど悪くないですよ』と。
なんとお優しい。
そして『僕らもうすぐ還暦ですから〜』と笑いも忘れてないのでした。


盗撮した「ミサワマン」さんの滑り。


お友達の「クマちゃん」さんの滑り。


さらにお友達の「チズちゃん」さん。
女性とは思えない身体能力。

そして僕にもレンズを向けてくれました。
その度僕は転倒。


うわっぷ!


ぐしゃっ!

あ〜も〜いやんなっちゃうなー。


見よ! この攻めた滑りを。
これぞ真髄。


なんか迫力に欠ける僕。


一見良さそうに見えるけど、前足が突っばっているのがダメ。30点。

そしてラスト一本です。
結局最後の最後までお付き合いいただきました。
今日は思いがけずとても良い日になりました。

3人とも激しく若く、カッコ良かったです。
やっぱりスポーツやっている人は人間もいいし、肉体も衰えていません。

ミサワさんもクマちゃんさんもオフは自転車やっているそうです。
クマちゃんさんはロードレースもやっていたそうで、チズちゃんさんはマウンテンバイクでダウンヒルだそうです。
マジかっこいい!

負けてられないなー。
皆さんも何かに燃えていますか?




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テレマークスキー (22-23 シーズン 45回目) 月山スキー場

2023年05月10日 | Weblog
ほとんどのスキー場が今期の営業を終了しました。
ゴールデンウィークが終わり、営業を続けているスキー場は本州では神楽、志賀、月山の3箇所だけです。

志賀高原は複数のスキー場が集まって存在し、行ったことがないので難しそうというだけで却下。
かぐらはゴンドラで上がるのが鬱陶しいのと、なんとなくあまり好きではないので却下。
月山は遠いけど、シンプルな山そのもののスキー場なのでとても好きです。
ただ、リフトまでスキーを背負って歩くしかないです。
※志賀高原やかぐらが悪いわけではありません。両スキー場が大人気なのも現実です。

行くとしたらもちろん迷わず月山。

ということで、スタートをなるべく早めにしたいところです。
何も用意していなかった割には早く出られて20時30分に出発。
到着は1時45分でした。

常磐道経由か東北道経由か迷いましたが、常磐道の通行止め区間が気になるので東北道経由にしました。
いずれにせよ、山形道の寒河江で再び通行止めがあるのです。

6時40分起床。
天候は晴れ、気温は放射冷却により4℃。
しかしぐんぐん上がる予定です。


ゴールデンウィークが終わったらこんなに閑散としてしまうんですね。

見えるのは「姥ヶ岳」です。

僕は入り口側に停めました。
奥の低木の前は虫がすごいのです。
車の中にたくさん入りますから、気をつけたほうがいいです。


月山ペアリフトはこの一機だけです。
僕は写真を撮ったこの辺に荷物を置いています。
ドリンクや持ってきたパンは雪を掘って埋め、ザックでフタをしておきます。

降りてくるとここを通るので、板を履いたまま補給ができます。


荷物を置いた場所から振り返るとこんな感じです。


リフト乗車中です。
正面に見えるのが姥ヶ岳です。
もちろんここも滑れます。


東北の山並みが見えます。
雪が無い無いと言っても月山に来ればこんなにあります。
まだ6mほどあるとのことでした。


リフトが到着したところ。
姥ヶ岳には「Tバーリフト」があります。
1回200円です。
僕は1回も使ったことがありません。


沢コース。
ここを降りていく途中に、嫌という程両サイドにコブが出来ています。

さあ一本目。
固めの締まったザラメで板もめちゃくちゃ走ります。
日陰に入った瞬間、吹っ飛びました。
凍っていました。予測出来たはず。
いきなりこれかよ。


気を取り直して二本目。
笑いました、また転倒しました。
なんだなんだ、何年やってるんだ僕は。

4本ほどフリーランして浅いコブから入っていきます。
うん、まだ走りすぎのきらいはあるけどまあ楽しめそうです。


ゲレンデとはいえないほどの山そのものの斜面。

小さくヘリが写っています。
どうやら訓練のような感じでした。

これから気温が上がるにつれて、山全体がコブだらけになっていきます。
そして単に物好きなスキーヤーではなく「JAPAN」のジャージやウエアをまとった人たちが多くなっていきます。


今年は目立ったクレバスもなく、大斜面コースも滑れています。


1回のリフトで6つのコブセクションを通過するようにルーティンを組みました。

それを27本滑りました。
つまりコブ斜面を162本です。


食事はリフトに乗りながら、休憩は甘いものを食べる時に雪の上に腰掛けただけで16時15分まで滑りました。
これだけやれば月山まで来た甲斐があったと?思いたいですね。


月山の姥沢駐車場は一日1,000円です。
協力金となっていますが、強制的に徴収されます。
誰も文句言いません。
みんな楽しんでいますよ。


ではまた来週〜
あ、そうそう
来週は16.17.18と三連休になります。
よろしくお願いします。




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テレマークスキー (22-23シーズン 43-44回目) 奥只見丸山スキー場 その2

2023年05月04日 | Weblog
2日目は5月3日というゴールデンウィーク真っ只中になりました。

22時前には寝たので5時に目が覚めました。
時計がよく見えず6時だと思って体を起こしました。

駐車場は無料の第3を使いました。
6時の時点ではまだ少し空きがある状態でしたが、その後第3第4共に満車となり、かなり離れた駐車場からのシャトルバス輸送となったようです。


リフトの運行待ちは7時40分の時点でこれです。
その後列は3倍に膨れ上がりました。

そのかわりリフトは2機稼動させていました。


第1リフト沿いのベースに向かう最後の斜面はこんな感じでした。


普段平日休みの僕が見ることのない光景です。
すごい人数がぶら下がっています。


なんとか耐えている雪。
リフトが動き始めるとどんどんと上に吐き出されていくので、見た目ほどのストレスはありませんでした。


第2リフト沿いの左側。
きれいに圧雪されています。


あまり人気のない(ちょっと登るので)カモシカDを1本目に選びました。
快適なザラメを滑って気持ちよくなりました。


次はカモシカCコース。
蛇のようにくねったコースが特徴ですね。


カモシカBコースは一旦圧雪されますが、午後には完全にコブ斜面と化してしまいます。

最後はこうなります。


あれ? Oさん、いつの間に来たの?
いきなり横のリフトに知った顔がありました。

『今来たところです』と。それがいきなり真横に座るなんて奇跡!


雪に映った影をアートにしようと色々なポーズを工夫する僕ら。
幾つになってもこんなレベルです。


昨日とは打って変わって暑いぐらいの好天です。
顔を覆う薄布一枚すら鬱陶しいのです。

ここで気になるのが日焼け。
女房から最強の日焼け止めを借りて来ました。
何度か塗り直していましたが、焼けた感じがして明日赤い顔で仕事するの決定かと思いました。

ところが、全然焼けてませんでした。
女房の言う最強は本当でした。


春ですねー。


お昼ご飯を食べたあとに丸山ゲレンデに行ってみました。
ここが一番混んでいたかな。

キッカーが大小二列。
大きさはパッと見た目8m前後。
昔はここに並んだんだなー。そして今になって思うのは「キッカーで飛ぶのは危険だけど滑りよりは簡単だな」ということ。
滑るって本当に難しいです。


Oさん。
すごい! 決まってる!


Tさん。
もちろん決めてくる!


僕はまともな滑りが出来なかったのでペナルティ画像。


上手なテレマーカーがいました。
Tさんがタコの吸盤を使いました(笑)。


お若い女性が3人でいました。
『すみません。ちょっとシャッター切ってもらえませんか?』
『ええいいですよ』
ニッコリ笑ってパチリ。

『もう一枚いいですか?』
と言うやいなやパチリ。
そしてパチリ、パチリ、パチリ
パチパチパチパチ。

なんと13枚も撮ってくれました。

最後はこんなポーズになりました。



さよなら奥只見。
今シーズン最後の一枚。

結局、今シーズンも上達した感じは無く、僕はテレマークスキーに向いてないんじゃないかと思いました。
いつかはこんな気持ちも懐かしく思える日が来るのだろうか⋯。




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テレマークスキー (22-23シーズン 43-44回目) 奥只見丸山スキー場 その1

2023年05月02日 | Weblog
皆様、ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか?

当店のお休みはいつも通りです。
ゴールデンウィーク最中は比較的仕事も落ち着き気味です。
と言ってもMAXの90%ほどですが。

この連休はバックカントリーに出かける予定でしたが、天候の判断が難しく、結局スキー場に来てしまいました。
スキー場にはスキー場での課題があるので、これはこれでよしとします。


頑張って20時に家を出ました。
案の定道路には普段出歩かない車が沢山走っていました。

だいたいがゆっくりペースなので、ひたすら後ろをくっついて行くしかなかったです。

今回も高速道路は月夜野~湯沢だけの区間を走っただけで、あとは下道で頑張りました。
湯沢で降りたのが午前0時で、現地着が1時30分でした。
800円也。
まあ、湯沢からは早かったかな。

今回もTさんが来ることになっています。
Tさんは2時着でした。
途中眠くなってふらついてしまったようです。
くれぐれも気をつけてね。

しかもTさんは寝坊(笑)。
先にゲレンデに出ることにしました。
朝方外に出る直前まで降っていた雨も上がり、リフト券売り場へ。

『あれ? 並んでない
ゴールデンウィークなので行列なのかな? と思っていましたが、どうやら雨のおかげで出だしを遅らせている方が多いと見ました。

リフト券売り場でテレマークの板をお持ちの男性に出会いました。
軽くおしゃべりしていましたが、結局リフトに同乗することになりました。

僕『どちらからですか?』
彼『山梨です。5時間かかりました』
僕『それはそれは遠くからお疲れ様です』
彼『そちらは?』
僕『茨城です。5時間半かかりました(笑)』

彼はなんとウロコ板でした。
※ウロコ板=板の滑走面に魚の鱗のような凹凸を付け、軽い登りは滑り落ちていかないという代物です。

G3(ジースリーと読みます。決して じいさん ではありません。もちろんTさんのことでもありません)

リフトに2人で乗るといきなりの雨。
『やられた』カッパにすれば良かったと思いましたが、時すでに遅し。


融雪はさらに進んでいます。
もちろん昨日からの雨でさらにそれは加速しました。
まあ、僕がここに来れるのも今シーズン最後ですから何とかなったと思いたいですね。

ウロコ板の彼が言いました。
『奥只見素晴らしい。こんなに雪があるなんて。僕は五竜や志賀なんかに良く行くんですが、今年はひどいですよ。それに比べここはすごい』と。


Tさん登場。
ちゃっかりカッパ着てます。
遅刻したらジーパンにTシャツじゃないとダメでしょう。


板はよく走り、ウロコの彼と何本か滑ったあと僕らはコブに。

と思ったらいつものコブ斜面は完全にフラット。
雨対策かな? それともゴールデンウィークなのでそうしたのかな?

雨は降ったり止んだりを繰り返し、なんだか嫌になって12時にお昼にしました。

最近お気に入りの肉じゃがにシャケを加えてみました。


やっと日が差してきたのが14時頃だったかな?
ゲレンデのコブもだいぶ育ちました。


周辺の山々も姿を現し、人も出始めました。
こんなに居たの? というくらい出てきました。

それでも雨のおかげかリフト待ちはほぼ無しと言っていいです。そこはラッキーだったのかもしれません。


細かいコブはアルペンの方々にお任せして、僕らは比較的間隔の広いコブに取り付きました。

どんどん深くなるコブ、上手く滑れなくてヤキモキしました。


G3、いや爺さん、じゃなくてTさん。
ヒョイヒョイ降りてきました。


本日ラストの斜面。
『撮りますから転ばないでくださいよー』
と言われましたが、一番下でエッジが抜けました。
あぁあ。


とりあえずラストまで濡れた身体で滑り通しました。
お疲れ様でした。

夕日を浴びて滑るG3。


銀山平の「白銀の湯」へ。
ここはバンガローがあって、昔登山仲間とここに宿泊して平ヶ岳に登ったところでした。
ここだったのかぁ。

居眠りしながら湯にたっぷり浸かって今日の疲れを癒しました。


桜が咲いていました。
遅い春か奥只見にもやっと訪れましたね。


今夜は久しぶりにカレーにしました。


エチオピアビーフカレーです。

チーズハンバーグをトッピングし、福神漬けを山盛りです。
お味は80点。
スパイスの効いたカレーでした。
肉質は普通、甘味はあまり無いけれど、福神漬けでとても良いバランスになりました。

サラサラのカレーでしたよ。

さて、明日の混雑具合はどうなるかな?


その2へ続きます。、





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