TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

勤続30周年

2022年04月30日 | Weblog
本日で我らの山田が勤続30年を達成致しました。

雨にも負けず風(風邪?)にも負けず、毎日毎日せっせと働く姿は真面目そのものです。

30年間休んだのは自分の結婚式と親友の結婚式の2回だけです。
まあ、お客さんいない時に子供の運動会は行ったりしましたが、定休日だけで有給休暇もなく年間たったの80日余りの休みでよく頑張りました。

今から40年ほど昔、山田は僕が勤める美容室にお客さんとして来ました。
その時髪を担当したのが僕でした。
彼は下から覗き込むようにじっと僕を睨みつけて来るじゃありませんか。
その威圧感に僕は思わず『き、き、キミってお洒落だね』と言ったのを覚えています。

そしてその冬休みから山田は僕の勤める美容室にアルバイトに来るようになりました。
一から覚える美容技術は彼が思うほど甘くなく、特に僕は激しく叱り、炎のような情熱で彼を指導しました。

その時僕は21才になる年でした。
東京都内の美容室で受けた修行をそのまま山田に伝授しました。
今で言えばパワハラと傷害で訴えられても仕方がないレベルでした。
でもその当時はそれが当たり前だと思っていましたし、僕もそうされてきましたから。

パーマかけるお客さんのヘルプ(ロッド渡したりゴム出したりする)の時に『ロッドは1本だけ出しなさい。自分だったらどのロッドで巻くか考えながら出せ』と言っていました。
間違うと見えないところで蹴りが飛びました。

『19番』という暗号がありました。
19=119番、救急車をイメージさせる暗号です。
『裏に行って靴を脱いで正座して待て』という指令番号です。
つまり『山田くん19番お願いしますー』と爽やかに言われると『はいー!』と元気よく答えて裏に行きます。
そのあとは地響きがするほどのゲンコツの音がしてきます。

ある日僕はその店を退店することになりました。
山田をおいていくのは心残りでしたが、もしかしたら彼はホッとしたかもしれません。
辞めることすら叶わない毎日にどれだけの戦慄とプレッシャーを感じていたでしょうね。

アシスタントからの昇格を願って練習を続けていた山田は、当時の店長の『みんな仕事を覚えると辞めていっちゃうから(だから上の仕事はさせない)』という一言に絶望しその店を退店。

他店に就職することにした山田は独学でカットを覚え、技術者として潜り込んだのです。
もちろん当初は荒削りの根拠の無い理論で仕事をしていました。
そして、部下であるアシスタントたちに僕と同じ教え方をしてしまい全員辞めていくという悲劇(喜劇?)が。

その頃僕は数店を経て独立することになりました。
「アトリエティンカーベル」という夢のあるネーミングは『ティンカーベル(ディズニーキャラクターの魔法を使える小さな妖精)が君の髪に魔法をかけるところだよ』という意味でした。
若いスタッフで盛り上げていきたいと思っていました。
その時僕は25才。
まだまだ勢いだけのヤングマンでした。

スタッフに悩みを抱えていた僕は思い切って山田に声をかけてみました。

『あのさ、俺の店でもう一度一緒にやらないか?』

いや、ダメに決まってる。
僕は彼に何発ゲンコツしたかわからない。
そんな思いをさせた奴のところなんてもうこりごりに決まってるさ。
ところが山田はあっさりと・・・

『いいですよ。こんど飲みましょう』

と言ってきました。
ま、マジか!
彼のような地獄を見てきた美容師が今のティンカーベルには必要なんだ。そしていつか男だけの美容師集団を作ってガンガンやるんだ。きっと燃えるだろう、きっとやり甲斐を感じるだろう。
そう思いました。

山田が当時の我が家にやってきました。
僕が去ったあとの彼が辿った道を聞きました。
そして山田が言いました。
『とりあえず一杯どうぞ』

ま、待てよ。
俺は飲めないんだ。
し、しかし、きっとこれは俺を試しているんだ。
このビア樽1本空けたら話を聞いてやるよと言われているような気がしました。
まさに静かな仕返しだ。そうなんだ、きっと。

よし。
飲んでやる。全部飲んでやる。
俺だって意地があるし、今キミを迎え入れなければティンカーベルはさらに絶望へ向かってしまうことになる。

フラフラになって、真っ赤になって、まっさおになって僕はビア樽1本を空けました。
よし、これでどうだ。
勢いをつけて言いました。
『どうだい、給料は弾む。来てくれないか』

『よろしくお願いします』

おおおおおおお!
良かった。これで首の皮一枚つながった。
ここから店を僕の理想に近づけて行くぞ。

あとで聞くと『飲めないなんて知らなかった。俺も飲めないからその辛さわかるから無理やり飲ませるなんてしないよぉ』と言ってました。
自分の人生で一番ビールを飲んだ日はこうしていい思い出となりました。

山田には技術チェックをし、技術者としてティンカーベルで通用するか見せてもらいました。
かなり荒い仕上がりでした。
もう一度大事な部分を指導するというか提案して少しずつヘアスタイルの作り方の本質を理解させていきました。

もちろんもう技術者ですので殴ったり蹴ったりはしません。
今度はやって見せて真似をさせる、お客様との会話の中でヒントを出していく、裏技を編み出して共有していく、どんどんいいヘアスタイルを創って見せていく、そういう環境の中に彼を置くことによって必然的にスペシャルでなくてはいられなくなるようにしました。

接客においても何度も在り方を話し『喜ばれる仕事をまず誇りにしよう』『与えて欲しければまず与えなければならない』『どうせやるなら喜んでやろう』などを実践して見せてそれ自体を楽しみにする。
そうすると仕事そのものが遊びに行く事のように楽しくなるのです。

やがて最後のアシスタントが辞め、僕は山田にこう告げました。
『もうお手伝いさんを養う気はない。これからは便所掃除もゴミ出しも自分たちでやるけどいいかい?』

『もちろんです』と山田は言いました。

それから20年以上が経過し、ティンカーベルは可愛い妖精の美髪工房から妖怪中年オヤジ2人組の髪切処へと変化していきました。

もちろんこれからも妖怪老人ホームになろうとも、常に『あの爺さんたち、けっこう上手いよ』と言われる存在でありたいと、いやそういう存在でいるに決まっているのだ。


まだまだこの先僕は『100までやって人間国宝になる』と言い続けていきます。
僕がダメなら山田が叶えてくれるでしょう。

『山田君今までありがとう。そしてこれからも飛ばして行くでー!』

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娘のカラーオーダーはいつもこんな風

2022年04月27日 | Weblog
次から次へと色んなオーダーを入れてくる娘。
今年から大学生。
さっさと家を出て一人暮らし始めました。
なんだか楽しそう。

だけど髪はいつもパパのところです。
だってお金かかるし、なんて言って美容師さんにお願いしたらいいかわからないと
パパが死んだら誰かについて行ってもらわないと他の美容室の利用方法がわからないと。

ヘアカラーの履歴もあるのでまずはブリーチでどのくらい抜けるかがカギですね。

うーん、明度はいいのですが表面に前回の残骸があります。

ブリーチに際してはプレックス剤を使用。
これはハイブリーチには欠かせない処理の一つと言って良いでしょう。


時間がないので残留色素はそのままでオンカラーすることにしました。
この色ならまあ何とかいけるかな。
今回もヘアマニキュアでのせます。

色々な意見もあるけれど、マニキュアも絶対的に色が落ちない訳ではないし、なんといっても発色が綺麗で長持ち。

イン側にくすませた黄色、表面にはベージュ系ブラウン。
画像見せてもらった色はピンクがかって見えましたが、娘が指さしたのはアッシュ系。
選んだマニキュアの色を確認するとグレー系ベージュでした。
まあ、本人が言うのだから良いんだろうということで、そのままカラーオン。

実際にはもう少し明度を沈ませた方が長持ちするなという仕上がりでした。


女房の誕生会ということで、ひっさしぶりに焼肉屋に行きました。
完全個室でお願いしました。
なんだかとても美味しかったです。

娘は金髪系の髪を振り回して見せました。

上手くいったりいかなかったり、カラーリングはとても難しくてデリケートです。
こうしてたまに難しい作業を手がけることが良い経験になるのだと思います。

いつまで楽しませてくれるのかな?
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2022 テレマークスキー 33回目

2022年04月26日 | Weblog
皆さんはそろそろゴールデンウィークですね。
ティンカーベルは3日の火曜日のみお休みです。
ゴールデンウィーク明けの10日(火)から12日(木)まで三連休させていただきます。

今回で僕の普通のスキー場滑走はおしまいになります。
今後は条件が良ければ山に入って滑ろうと思っています。

さて、今回もたんばらスキーパーク。
さすがに雪もだいぶ沈みました。


天候は曇り、気温は比較的低温を維持していますが、霧が出そうです。


と思っていたらあっという間に真っ白。
今日は飛ばさず基本的な練習に戻って滑ることにしました。


この人いつもいますね。
Tさんは「スキーに取り憑かれた」一人です。
何歳か忘れましたが、それなりに年上です。
「お元気ですねー」なんて言うことば自体が似合わないほどお元気です。
あ、ごめんなさい。とにかくよく滑ります。
テクニックもあるし研究熱心です。
ゴーグルしてると20歳若く見えます。

今日の朝ごはんはこれでした。
鯖のほぐし身、うど入りきんぴら、明太子、味噌汁、ピーナッツクリームのロールケーキ。
ママのきんぴら、うめーんだよな〜。


そしてお昼ご飯は生姜焼き丼にピーナッツクリーム、デコポンジュースです。

食材は全て家からの持ち出しで、最近は女房が「これ持ってくー?」と聞いてくれます。
デザートも持たせてくれるので、普段の食事とほとんど変わりません。
レストランマイカーもメニューが増えましたね。
ただ、お気付きかもしれませんがフライパン料理が無いです。
鍋とフライパンをセットするのが面倒くさいだけなんですけどね。


お昼食べてゲレンデに戻るとさらに真っ白でした。
これから天気が崩れて大荒れになるようです。

Tさんは3日間連続みたいなので、天気が回復するといいですね。
でも崩れの予報が早まって、夜間のうちに低気圧が抜けそうです。


レイクウッドコースにラインをつけて滑り込んでいきます。
とりあえず浅いコブになりました。
一瞬霧が晴れたので急いで撮影しました。

視界が悪いし、Tさんが首に痛みがあるのでコブでの転倒なんかして首がゴリッっとなって3日間を棒にしてしまわないようにするためでしたが、でもこれがなかなかどうしていい練習になりました。
やっぱり練習というのは段階を踏んでやるものですね。気がつかされたことがありました。


最後は雨になりましたが、頑張って本日も16時の最終リフトに乗りました。
僕らが本日の最終滑走者でした。

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2022 テレマークスキー 31-32回目 その2

2022年04月21日 | Weblog
奥只見から沼田まで移動した僕とTさん。
寝床を作っていると雨が降り出してきました。
『えーっ聞いてないよ』
明日にはやむでしょうか。


朝ごはんはこれ。
昨日のおかずの残りにスーパーで買った「塩ネギエリンギ」と「辛味納豆」です。
お味は普通でした。

もっと美味しそうな食材はありましたが、なんせ量が多いので、1回じゃ食べきれません。
そう考えるとコンビニの方が孤独食には向いていますね。

そういえばTさんが夜中にスーパーで買ったいちごを差し入れてくれました。
とても柔らかくて甘かったです。
僕も買ったのに『それはお土産用にしてください』と言ってくれました。いい人です。

たんばらスキーパークは深い霧の中でした。
高速滑走はとても危険なのでセンターコースは滑らずにウッディーコースで基礎練しました。

僕の場合、結局は内足がまだ上手く使いきれていないようで、ピボットからの山足での削り落としの時にこねくり回してしまうのです。
それでも滑り通せちゃうことがあるので、これに慣れないようにしなければなりません。

平地のコブをイメージしたショートターンは細かく出来るのに他の要素が加わるととたんにダメになります。
めげそうになりますが、年上のTさんの滑りを見ていると『まだまだ出来るんだな』と思います。
1人だと気が付かないこともこうやって見てくれる人がいることによって気がつかされます。
いつもありがとうございます。

コースはレイクウッドへ。
端っこの方が雪が柔らかく、テレマークでも何本か滑ればコブラインになっていきます。

ここでラインから外れた人は罰ゲームという事にしました。
若様(Kさん)が『腕立てとか?』と言いました。

するとおもむろに・・・

『す、すみません!』と言いながらカクカクやってました。
高校時代の部活みたいでした。
懐かし・・・。ミスするたびに腕立て伏せやったなぁ。

人が滑ったあとをなぞるのはなかなか難しく、いい練習になります。
コブは形を変えてくれる訳でもなく、山ではツリーが避けてくれる訳でもないので、狙ったところを通過する技術はつけた方がいいのかなって思いました。


はい〜 Tさんも腕立て〜。


再び2人そろって腕立て〜。


僕は腹筋〜。

なんか楽しい。


千代丸さんも合流しました。
『えっ?奥只見じゃないの?』
『うん、若様がシーズンアウトだし、みんなで滑りたくなりました』
『もったいない』え?(笑)


若様。
若いだけあって上達が早い!
滑りがキレイなので先が楽しみです。
『こうやって滑るんですよ見てて下さい』と言われる日も近そうです。

そしていい感じでクラッシュもします。
若いので転倒シーンもかっこいいです。


僕。
自分のブログなので自分のまともなところしか載せない特権を持ってます。
奥義「背面スライド」


4人集まれるのは今シーズン最後かな。

なかなか上達しない僕だけど、千代丸さんが一生懸命褒めてくれました。
わかっています。自分の滑りが汚いこと。

なんとか頑張ってみたいと思います。
これからもよろしくお願いします。


おしまい。
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2022 テレマークスキー 31-32回目 その1

2022年04月20日 | Weblog
第3水曜日となりました。
連休をいただいております。

このところ毎日MAX営業で、嬉しい悲鳴と肉体が悲鳴を上げていますが、スキーは行かなくてはならない自分に課した修行です。
そう、カリスマ美容師になるための修行は現在も継続中ですぞ。

今回は遠く新潟は奥只見丸山スキー場に来ています。


奥只見と言えば「奥只見シルバーライン」でのアクセス。
このスキー場、ハイシーズンはシルバーラインが通行止めとなるため一旦休業し春になってシルバーラインの通行止めが解除になると再び営業を開始するという珍しいところです。

つまり、それだけ積雪量が多いということです。

我が家からはかなり遠く、行くのも覚悟が必要になります。

さらにシルバーラインは夜間通行止めで、朝6時から夕方18時のみ通行できます。
夜間通行止めは4月末に解除となるようです。

奥只見シルバーラインの手前の駐車場にて移動式別荘(マイカー)を停車させ、6時に起床し朝食を用意します。


もちろん「レストランマイカー」です。
今朝は白米(ジップロックライス)、ナメコ汁、アマゴの甘露煮、明太子、子持ちメカブ、調理味噌です。

アマゴは「謎の公務員(これがわかる人は通ですね)」からの差し入れで、調理味噌はお客様のTさんのお手製です。
全て我が家の冷蔵庫にあったものです。


8時過ぎにスキー場に到着。
ゲート手前駐車場から4~50分車で走ります。

小出から駐車場までは「スノーカントリートレイル」で歩いた道です。
駐車場からさらにまっすぐ行くと越後駒ヶ岳に着きます。
来るたびにキツかった夏の新潟を思い出します。


スラロームの大会が開かれていました。
学生さんたちがほとんどですが、皆さんすごいスピードです。


今日のコブはこれ。
時間とともに深く掘れていき、難しくなっていきました。
それにしても上手くならないものですね。


Tさんのすべりはこれ。
上手です。

お昼ご飯はレストランマイカーで。
「黒豚とんこつラーメン」です。
卵と明太子トッピングしました。今日は葉っぱは洗って刻むのがめんどくさくなって無しです。


仕事から家に帰ったらこれがありました。
女房が買っておいてくれました。
ちょっと自宅で食べて、そのままそ〜っと持って来ました。
保冷バッグに入れて少しずつ食べました。
ソフトなチョコレートクリームのケーキは大好きです。


クタクタになりました。
16時30分ぎりぎりまで滑って終了です。


Tさんがどうしても湯沢にあるスーパーで買い物したいと言うので、下道で行きました。
Tさんは調理師さんなのでこういうところはしっかりおさえていて、美味しいものや現地じゃないと手に入らないものを教えてくれました。

見ていると買いたくなってしまいます。
そしてやっちゃいました。
買い過ぎです。

関越トンネルだけ高速道路を使って、他の仲間たちが来る「たんばらスキーパーク」まで行くことにしました。

寝床にする道の駅に着いたのは22時に迫ろうかという時間でした。
Tさんもほんとに運転頑張るなぁ。


晩ご飯はカレーです。

湯沢のスーパーでハンバーグ買いました。

さ、ではカレーレポートします。

点数→82点。
甘みがあって美味しいのですが、スパイスがちょっと足りない感じです。(僕の舌による勝手な採点ということをお忘れなく)


夜食的な時間になってしまいました。

仲間のひとりがここで寝ています。
おそらく2日間とも奥只見で滑ると思っているはずです。
朝起きてびっくりしてくれるかな?


その2へ続きます、
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2022 テレマークスキー 30回目

2022年04月12日 | Weblog
すっかり下道に慣れた僕。
帰りは時間かかるから高速道路使うけど、行きは夜中なのでオール下道にしました。

今回も春スキーで通い慣れた「たんばらスキーパーク」です。
およそ4時間の運転でいつもの車泊ポイントに到着しました。

全然寒くないので春秋用の薄いシュラフで寝ました。
寝始めはちょっと暑いくらいでしたが、朝は寒くて目がさめました。
やっぱりバンザイして寝てました。つまり上半身何もかかってない状態。

朝ごはんにジップロックライス(炊飯器のご飯を詰めてきます)を湯煎したのと子持ちメカブ、お客様にいただいた奈良漬、パリッとウインナー1本、フリーズドライのビーフシチューで済ませました。
もちろん「レストランマイカー」です。


今日もテレマークスキーに取り憑かれたシニアスキーヤーのTさんと千代丸Jr.さんが一緒です。
二人とも相当頑張ってます。
なんせリフト終了まで完走は当たり前ですから。


センターコース下部は今年設置された入門用。
スノーボードも通しやすいバンク形状です。
でも気を抜くとちゃんと吹っ飛びます。

いつも見るテレマークスキー履いたお兄ちゃんと偶然コブのところで出会いました。
どちらからともなく会釈します。
僕『こんにちは〜、ねぇねぇフリースキーやってたでしょ』
兄『いえ、スキー自体初めてです。というかスキボとボードはやってたんですけど』
僕『へ〜、それがなんでまたテレマークに(笑)』
兄「なんかやってみたくなっちゃって。でここで働きながら滑ることにしたんです」
僕『ここにいるんですか。いつも合うわけですね』

さらに朝見かけた家族連れのテレマーカーのお父さん(といってもまだまだ若い)とも会いました。
とても感じの良い方でした。
そのKさんと一緒に4人でコブを滑りました。
みんなすごいなー。コブなんてなかなか滑れるようにならないのに。

なんとKさんは、数年前にTさんと千代丸Jr.さんは出会っていたらしく驚いていました。
あー、あの時のぉー ってね。


お昼ご飯はこれ。
カルボナーラスパゲティ。
葉っぱ、生ハム、ウインナー、卵黄使いました。

気持ち良いのかTさんがおもむろに寝転がってしまいました。
わかるわかるその気持ち。


午後になるとかなり気温が上がりモサモサベチャベチャです。
果敢に攻めますが、みんな激しくクラッシュしてます。


千代丸Jr.さんのヘッドスライディング。
アウトー。


Tさんの巴投げ。一本。

みなさんが派手なパフォーマンスを仕掛ける中、僕の画像は無し。今度こそ誰にも負けない転倒シーンを撮影してもらえるように攻めの滑りをしていきたいと思います。

Tさん、千代丸Jr.さん、気軽に接してくれたKさん、たんばらスキー場勤務のお兄さん、ありがとうございました。

僕は今週日帰りですが、Tさんと千代丸さんは翌日も滑る予定です。
身体痛くないですか?
怪我のないように攻めて下さいね。
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2022 テレマークスキー 28-29回目 その2

2022年04月06日 | Weblog
腰が痛くて何度も目が覚めました。

何で腰が痛いのかというと、仕事が忙しいとたまになる「寝ているうちに痛くなる」という症状。
そのまま湿布貼って先週のスキーに行ったので、その時追い込み過ぎた筋肉疲労が抜けなかったからでしょうか。

朝ごはんはこれ。

葉っぱ入り親子丼と野菜たっぷり味噌汁。

千代丸Jr.さんと合流出来たのは午後でした。
お互い好きなペースで滑り、気が向いたら合流してチェックし合ういい仲間たちです。


今日のセンターコースのコブはこんな感じ。


トライアルコースを滑る僕。


センターコースの千代丸Jr.さん。


同じくセンターコースを落とすTさん。


ドロップ前にたたずむ2人。

でも、かっこいい滑りばかりではありません。
時には(僕はいつも)こんな姿も。


千代丸Jr.さん、ナイスファイト!


Tさんの歪んだ口元。くやしー!


極めつけは僕。これは誰にも真似出来ないっしょ。コブでのスーパーマンフロントフリップ。
近くにいた子供に『アウトー!』と言われました。


「レストランマイカー」での昼食は黒豚豚骨ラーメン。
相変わらずの葉っぱ入りで。


ラストラン。
今日もリフト終了まで滑り切りました。
身体中痛いところばかりです。

そして2日間の収穫といえば、自分の滑りの汚さに気がついたことぐらいです。

おしまい。
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2022 テレマークスキー 28-29回目 その1

2022年04月06日 | Weblog
火曜日と第一水曜日となりますので再び連休です。
今週も「たんばらスキーパーク」へ行きました。

自宅を出たのが21時。
オール下道です。今回はGooglemapの言う通りに走りました。
Google先生の教えてくれた道は県道レベルの最短ルートでした。
到着は0時45分頃でした。
大間々を抜ける山道は路肩に積雪がありましたが路面は大丈夫です。

いつもの車泊ポイントにはTさんの車がすでに到着していました。

出発のときは雨でしたが、それも上がってわずかに星も覗いていました。明日は晴れそうです。


どうやらスキー場には降雪があったようです。
残念ながらこの雪はストップスノーとなり、一日気の抜けない滑りを強いられることになりました。

何本もフリーランして雪が緩むのを待ちます。
不用意に新雪に突っ込むと板が急に止まり、前転します。


そして今日もコブ。
たんばらのコブはテレマークにとってなかなか難かしいです。
ピッチ狭めだったり縦コブだったりします。
まあそれがいい経験になるんですけど、いきなりレベル高めだと返って練習にならないかも。

ストップスノーに注意と思っていたその時でした。
コブからプルアウトする時にストップスノーに足を取られ転倒。その時に自分の手を板で轢いてしまい、手の甲(親指の付け根あたり)をぱっくり切ってしまいました。

切り口は深く、中に白いものが見えていました。
まるで鶏肉を切っていて骨に当たった時のようでした。

切り口を合わせ押さえつつパトロールセンターにTさんが声をかけてくれました。
傷口を押さえたままなので板も外してもらいました。Tさんが居てくれて良かったです。

特別な処置は無く、ガーゼで血を拭い消毒して絆創膏を渡されました。
『傷は大した事ないから』と言われました。
その時『骨見せたろか』と思いましたがお礼を言って立ち去りました。

縫わないとダメかなと思いましたが、マイカーに戻りガーゼを切って上から水絆創膏で固め、テーピングの伸びない方向で何重にも押さえました。

大した痛みもなく、出血も止まったのでゲレンデに戻りました。
手袋は少し厚手のものに取り替えました。

さ、再開だ。

今日はセンターコースのコブラインしか使い物にならず、バンクあり縦ありで何度も突っ込みました。
そんなコブでもTさんは余裕です。
とにかく研究熱心で、いろいろ教えてくれます。

Tさんに撮ってもらった動画を見ると、自分の滑りのレベルが低いことにガッカリしました。

ペースを落としつつ一日を終え、いつもの久屋原温泉に向かいました。
期限切れの割引券を出したにも関わらず割引いてくれました。
ここは本当に綺麗だし感じ良いし混んでないしで最高です。

夜は「道の駅川場田園プラザ」で過ごしました。


今夜のカレーはこれ。

スパイシーという言葉に惹かれました。

コンビニでメンチカツを買って「メンチカツカレー」にしました。

気になるお味は、うーん75点。
具のじゃがいもとビーフは上級でしたが、カレーそのものはスパイシーではあるものの僕が求める甘辛さに欠けていたというただそれだけの得点です。
(この評価は根も葉もない単に個人的な好みによるものです。つまりいいかげんなものです)


お得意の葉っぱを無理やり添えました。
野菜、これしか持って来てないんで。

明日は「千代丸Jr.」ことOさんも合流です。
(千代丸Jr.=ハンドルネームだそうです。このブログではOさんをこう呼ぶことになりました)

ささ、明日はどうなるか。

その2へ続きます。
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