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TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

関東ふれあいの道 埼玉5-12 その2

2017年11月29日 | Weblog
大霧山を過ぎると、稜線歩きがとても気持ち良い道になりました。
道幅は広くなく、アップダウンもほどほどで、枯れ葉が落ちた木々は視界がよくなっていました。
落ち葉が堆積した道はふかふかとして、クッションのようです。

定峰峠(さだみねとうげ)が近づいてくると、バイクや車が峠に向かってワインディングロードを走る音が聞こえてきました。
どうやらこの峠は走り屋さん達には有名な場所らしいです。

さらにいくつもの峠を越えていきますが、こんどは自転車が多くなりました。
筑波山によく自転車で通ったことを思い出します。

一組の男女が下から上がってきました。
お互い山を楽しむ者として、挨拶します。
まず自転車のお二人が
『こんにちはー』と。
続いて僕も
『こんにちはー、お疲れさまでーす』
するとニコニコしながら
『ありがとうございまーす』と。
二人とも笑顔がキラッキラしてました。

こんな何気ないやりとりも楽しさを高める一つの大事な部分となっています。

そして刈場坂峠へやってきました。
ここは広い駐車スペースがあるので、数人が休憩していました。
歩きは僕ともうひと方。
ここでおよそ40分のアドバンテージを得ていたので、コーヒー休憩しました。冷たくなったパン食べてコーヒーで流し込む。
そろそろパンも飽きてきたな…。
でもおにぎりじゃもっと冷たくなりそうだし重くなるし。
クッカー担ぐのはさらに重いし。

ぐぐっと進んで場所は関八州見晴台です。
北には関東平野の外輪山が、東には都心から房総半島が、南から西にかけては丹沢、富士、奥多摩、秩父の山なみを望むことができます。

何組かの人が食事休憩していました。
僕もまたコーヒー出しました。

そして時間が無ければパスするかもしれないなと思っていた高山不動尊に降りていくことにしました。
ここで1時間のアドバンテージを持っていたので大丈夫でしょう。

関東三大不動尊の一つとされているだけあって、なかなかの景観でした。
ちょうど紅葉も相まって美しいです。

さ、それでは登り返して黒山三滝目指して下山していきましょう。

と、ここまでは普通に歩いて来て何事もなく終わるように思えました。
が…
やっぱりすんなりとは終わらない僕の山旅は、苦笑いの結末へと向かっていくのでした。


その3へ続きます。
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関東ふれあいの道 埼玉5-12 その1

2017年11月28日 | Weblog
はい~、今週も関東ふれあいの道いきます。
天気が悪くならない限り、何としても年内中に埼玉県コースを抜けきります。

なーんて宣言しちゃって大丈夫ですかね。

さて、今回は前回下山した黒山三滝からの続きを歩きます。
作戦を練った結果、今日はマイカーで乗り込むことにしました。

なぜかといいますと、アクセスが悪くスタート時間が遅くなりそうだからです。

黒山バス停にしても、逆コースの橋場バス停にしてもスタート時間は8時をぐぐっと越えてしまいます。
行程が長いので、下山が暗くなる、さらにはバスが無くなってしまう可能性があるのです。

橋場バス停はふれあいの道のコースではありませんが、次回のルートを周回にするために、その接点の粥新田峠からスタートすることにしました。

橋場バス停へは奇跡的に始発が6時台がありました。
次は8時だいになってしまうんです。
ところがその6時台に乗るとなると、自宅から始発電車でアクセスしても間に合わないのです。ならば僕の移動式別荘で乗り込むまでですよ。

前夜、娘2人の誕生日を近くのパスタ屋さんで祝ってからの出発です。
ちなみに娘らの誕生日は一日違いなので、いっぺんに済まされてしまいます。
どこの家庭でもそんなものでしょ?(笑)

とりあえず、埼玉県小川町の「道の駅おがわまち」に行きます。
いや~近い近い、日付が変わらないうちに着いてしまいました。
秩父とはいえ東側だと楽ですね。

5時過ぎに起きればよいので、たっぷり寝れます。


はい~朝。
まだ薄暗い中、コーヒーを沸かしてポットに入れます。
寒くなってきたので飲み物はペットボトル2本で間に合うかな。
さ、道の駅を出発です。

5分ぐらいで小川町駅に到着です。
駅の近くのコインパーキングに駐車します。
その中でも微妙に遠い方に停めます。ちょっとだけ安いのだ。

駅まで行ってバスを待ちます。
乗り場が分からないとマズいので、早めに行って待機します。

バスはまたもや僕一人の貸切です。
念のため運転手さんに行き先を告げて料金を聞きます。
ICカードは使えませんでした。
500円だというので、あらかじめ両替しておきました。
結局誰も乗りませんでした。

やがてバスは山間部の寂しいへと吸い込まれて行きます。

橋場バス停で下車。
GPSをセットして、上着を一枚脱いでスタートします。
今日もあらかじめ準備した行程表は、コースタイムの85%です。
休憩タイムは計算に入れず、食事は歩きながらで、座ってコーヒーを飲むのはタイムが縮まった時だけとしました。

登りは飛ばすと後に響くので普通に歩き、下りは足元がよければ軽く走って膝の負担を減らします。

ん? 走って膝の負担を減らす?
そうなんですよ。
脚で全体重を一歩一歩受け止め続けると、やがて膝が悲鳴を上げます。
なので、体重を下に逃がしながら足場の色んな部分を使ってスピードを制御してあげると楽に長くそして速く下っていけるような気がします。
ま、人それぞれですけどね。
僕だっていつも走るわけじゃないし、走るというよりはちょこちょこって軽くです。

さて、そんなことしているうちに大霧山に到着しました。
ここがコース5のコースポイントです。逆光で上手く撮れません。明度を上げてなんとかしました。
セルフタイマーだから、面倒くさいです。

今日もまだ誰にも会いません。
静かで良いですね。


その2へ続きます。
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関東ふれあいの道 埼玉4.3.2.11 その4

2017年11月24日 | Weblog
旧正丸峠から名前の付いている山を7つ越えて、さらにその倍はあるアップダウンを繰り返し、さらに顔振峠(かあぶりとうげ)を目指して登って行きます。

突然目の前に飛び出してきた女性が一人。
『ここを行けば吾野駅に行けますか?』
『あ、ああ行けますよ。林道と平行して山道がついています』

あーびっくり。
こんなところであんなとりあえずの恰好で出てくるなんて。
迷わないでね。
笑いながら去って行きました。
しかし、単独でこことはやりますね。もしかしてふれあいの道歩いているのかな?なんてその時は思いました。

さらに登って行くと、また二人組のマダームに会いました。後から追うようにもう一人。
なんだろ今日は。
人気あるのかな?このルート…。

さらに顔振峠が近くなると何人もすれ違います。
そして顔振峠。

騒がしいです。
そこには「〇〇〇茶屋」がありました。すごい賑わいです。
へ~、この辺りの人はここを目指してハイキングコースに組み込んでいるのか…。

茶屋の中には誰もいません。
ここで僕は炭酸飲料が飲みたくなりました。
奥武蔵コーラ… だったかな? 全然違ったらごめんなさい。
とにかく見たことないコーラがありました。

『こんにちはー』大きな声で中に入ります。
暖かーい。
『はい、いらっしゃいませ』
年配のパーマヘアのおばちゃんが出てきました。髪も染めてパーマかけてお洒落にしてます。

ここで聞いた話をします。
これは問題提起です。
僕らハイカーにとって考え直していかなければならないことです。
それも人生の先輩、山の先輩方にとって耳が痛い人がいるかも知れません。
決してこういう集団ばかりではないと思いますし、それは分かっています。

おばちゃんの言うことには…
『ああやって皆座って騒いでいるけど、一言もここを使って良いか声もかけてもらっていないのよ』
ええっ?
『何も買うわけでも無く、注文する訳でもなく、山やる人はみんなそうなのよ』
本当に?
『それもみんな定年を迎えたようないい大人ばかりなのよ』
確かに…。
『私、何も言わないけれど…』

僕は思わず『ごめんなさい』と言っていました。
同じように山に登る者として恥ずかしくなってしまいました。
リーダーは何をやっているのだ。

あとで気が付きましたが、あちらこちらにルートを示す張り紙がありました。
どうやら某ハイキングイベントらしいです。どうりでたくさんの人とすれ違うはずだ。

企画運営は大変でしょうし、準備や片付けもありますからね。ご苦労さまです。
こういう企画はおおいに結構です。
でもね、ここに茶屋があり、席だけ利用したくなる気持ちはよーく分かりますし、それは企画側にも容易に想像できるのではないでしょうか。
高い山の山小屋じゃないのですから、同じ感覚ではまずいですよ。
小屋というネーミングはありますが、今では車でも来れる場所です。
つまりもう現在は営業店舗です。
まずいですよ。本当にまずいです。
せめて事前にこうなるかもしれないから、よろしくお願いしますと心付けを持って挨拶ぐらいしておかないと、このイベント続けられなくなってしまいますよ。

しっかりしなきゃ、今の大人たち。
子供たち以下ですよ。

見ていられなくなって、その場を後にしました。

気持ちを入れ替えて、傘杉峠に向かいます。
ここもただの林道を無理やり山道へと通しただけのルートです。
そこまでこだわらなくても、ふれあいの道としてもっと安全にかつ意味のあるルート取りでも良かったのにと思いました。(勝手なつぶやきです。気にしないで下さい)

さて、ルートは黒山三滝へ向かいます。
僕の今日の予定は、ここから黒山バス停で終了となります。

黒山三滝、男滝女滝へは細い道を上がり、また下って行きます。
画像がそうですが、この手前に東屋がありました。ここで最後の休憩をしようかな。
そう思ってコーヒーと甘いパンを出しました。

えーと、バスが来る時間は…
え?あと20分?
ここから20分かかるかかからないかのところにバス停があります。
なんだなんだ、行くしかないかー(笑)
また走りだなー。
そう思いながら、一度出した甘いパンとコーヒーのボトルを再びザックに放り込みました。

ほどなく到着したバスは越生駅に向かいます。乗客は僕一人でしたが、次の停留所でハイカーが3人乗り込みました。
帰りの乗り継ぎも上手くできて、今回は上野まで行ってグリーン席を確保し、甘いパンとコーヒーをやっと口にしました。
パンは帰りの走りが激しかったのか、ぐちゃぐちゃでしたが…。

おしまい。


所要時間 8時間
歩行距離 24.2km
累計標高差 2070m
47300歩
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関東ふれあいの道 埼玉4.3.2.11 その3

2017年11月23日 | Weblog
男坂に取りかかる手前に一つの立て札があります。
これはけっこう前から立っています。
「崩落が起きやすいので通行をしないように」とのことです。
でも、女坂は通れないのでしょ?(ふれあいの道のホームページに女坂で崩落があったと記載されていたので、そう思ってしまいました)
だったら男坂しかないじゃん。そう思って登っていきました。

そうそうこの鎖、けっこう危ないんだよな。
鎖は別に何でも無いんですけど、岩がツルンとしていて手がかり足がかりをキチンとホールドしていかないと滑って落ちますね。

最後のゴツゴツは巻ける道筋があるのですが、一カ所岩が飛び出ています。ここは手でしっかり掴まないと落ちます。
人ひとり分の幅の脇は絶壁で、その上に岩がかぶるように飛び出ています。
でも掴めるホールドがほとんどないです。
正面の岩の方が突起が多いので、正面切って上を乗り越えた方が安全だと思います。

やれやれ、と思ったら山頂からこちら側に降りてくるところにロープを張って規制しているではありませんか。
立ち入り禁止ってやつです。
だったら反対側にもロープはらなきゃ… 意味ないじゃん。

ということは、女坂は通れるのですね?
そうか、女坂に崩落があってそれを巻ける道がさらにあるんだな?
そのあたりの解釈が僕にはよく伝わりませんでした。
ふれあいの道の地図見てもこれじゃ分かりにくいと思いました。

ちょっとだけモヤモヤした気持ちになりながらも伊豆ヶ岳の山頂を踏みました。

まだ誰にも会いません。
さすがに伊豆ヶ岳には人がいるだろうと思っていたのにな。

さらに進むと、やっと一人の登山者と会いました。食事休憩ですね。
僕はその先の開けたところでコーヒーとパンを口にしました。
目の前をその男性が通過していきます。

天目指峠のところでその男性が地図を開いて悩んでいます。
『どちらへ?』
『吾野駅に行きたいのですが…』
『目の前の林道をまたいで行くはずですが…』
確かに地形が入り組んでいて分かりにくいですね。
『僕もそっち方面ですから先に行って見てきます』
僕が先行してルートが正しいことを確認します。
『こちらですよー』
… 返事なし。
ま、いいか。

そのまま目の前の急斜面を登っていくと、後から走るように追いかけてくる彼。
なんだ、聞こえてたのか。
ここが分かればあとは進むだけですから問題ないですね。

どんどん行きます。
けっこう登ります。
きつい~。
彼も追いかけてきます。
追いかけられると逃げたくなる気持ちになります(笑)。

いつの間にかいなくなりました。
たぶんショーカットして吾野駅を目指したんだな…。
でもそこは破線ルートになってるぞ、大丈夫かな?荒れてないかな?
なんて思いながら子の権現手前のベンチに座りました。

コーヒー飲んで、上着を脱いで身支度を昼間仕様にしてメモ帳にいろいろ記載したりしていると、彼がやってきました。
なんだ、こっちのルートだったのですね。

一言二言会話を交わし、今度は彼が先行して行きます。
僕は子の権現に立ち寄ったので、もうその彼と会うことはありませんでした。

子の権現を後にすると、おみやげ屋さんがありました。
バッチなんかも売っています。
そういえば伊豆ヶ岳のバッチ持ってたかな?たぶん持っていたよな。
今まで買ったバッチは200個を軽く超えているので、分からなくならないようにスマホのメモ帳に保存してあります。

調べてみると伊豆ヶ岳… ないなぁ。
一応買っとくか。
子の権現のバッチも一緒に買いました。これは持ってなかったので、コレクションに追加しました。
(でも、帰ってきて確かめたら伊豆ヶ岳のバッチはやっぱりありました。僕の記録ミスでした)

おみやげ屋さんのおじさんが機嫌良くなって、いろいろ話しかけてきます。
それがなまっていてホント分からないんです(笑)。なんとなく単語から判断して相槌うっておきました。
『今からどこに行くのか?』
と聞こえたので、吾野駅通過して顔振峠から黒山三滝に降りますと言いました。
すると1時間20分だと言ってきました。どこまでが1時間20分なのかわからないので『そうですか、ありがとうございます』と答えて半ば強引におみやげ屋さんを後にしました。

山を降りると、しばらく一般道です。
吾野駅に近くなると車や人の往来が多くなりました。ハイカーも多いです。
吾野駅ではそばをズルズルっとやるはずでしたが、お腹がさほど空いていないのでそのまま通過しました。

長めの一般道を通過して、顔振峠へ向かって登ります。最初は舗装路でした。
やがてふれあいのの道の道標があり、山道へと引き込まれます。
ちょっと疲れが出てきました。思うようにスピードが上がりません。

山道は普通に林道の脇を歩かせるだけのものでした。こういうのはあまり楽しさを感じませんね。
無理やり通させてる感じが強くて…。

するといきなり目の前に一人の女性が飛び出してきました。
えっ?こんなマイナーなルートなのに…


その4へ続きます。
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関東ふれあいの道 埼玉4.3.2.11 その2

2017年11月22日 | Weblog
居眠りから起きたら、ジャスト降りる駅だという離れ技をかけた僕。誰もいなくなった車内から、何事も無かったかのように電車を降りて次の乗り換える電車に向かいます。

本当はもう行っちゃったんじゃないかな?なんて不安だったのですが、当たり前のように停まってました。
今思うとけっこうヒヤヒヤですよね。

さて、さらに奧地に向かう西武池袋線秩父行きは常磐線の中距離電車のように、4人がけの向かい合わせの座席でした。
そこに僕一人でした。
なので、リラックスしてパンとコーヒーで2回目の朝食を摂りました。
奥武蔵は高い山は無いけれど、それはそれで趣があります。

朝日が紅葉した山肌をさらに赤く染め、良い感じ~。
電車でアクセスするのが、ちょっとクセになりそうです。

やがて正丸駅に到着。
降りる人があまりいません。
そして乗客もパラパラですね。朝の下り方面だからかな?

正丸駅を出るとトイレが外にありました。
なるほど。
これは多くの登山者が並ぶと駅構内が溢れかえるからですかね。
僕もここに持参したお土産を残してスタートしました。

途中の吾野駅には自販機とそばうどんなどを扱う?休憩所なるものがあるのが見えました。
吾野駅はちょうどお昼ごろ通るので、お腹が空いていたらここに寄ろうと決めました。たまにはパンじゃなくて、しょっぱいつゆでズルズルっとやりたいですからね。

正丸駅から王道の正丸峠へは向かわずに、旧正丸峠へ向かって登ります。
さすがにここは誰も通りませんでした。

思ったよりも簡単に到着しました。
風がすごく強いです。風速20mぐらい出てるんじゃないかな。
特に地形がじょうご状になっているとなおさら強くなりますね。

旧正丸峠から正丸峠へ向かい、さらに伊豆ヶ岳を目指します。
けっこうアップダウンが多いです。

やがて男坂女坂にやってきました。
そうそうこんな感じだったな。
伊豆ヶ岳、何年ぶりかな?
あの時は男坂(滑りやすい岩場に鎖)を登ったけど、通行をしないようにという看板がありました。

ふれあいの道のウェブサイトでは女坂で崩落があったから迂回するようにとなっていました。
なので迷わず男坂に進みました。

けっこう危ないな
なんとか難所を越えると…
ええっ?


その3へ続きます。
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関東ふれあいの道 埼玉4.3.2.11 その1

2017年11月21日 | Weblog
いよいよ関東ふれあいの道も埼玉県コースに入っていきます。
埼玉県のコースもけっこう登った山が多いです。
さて、ふれあいの道になるとどんな感じのルートになるのかな?

いつも通り取手駅始発です。
1分で山手線にのりかえるので、乗る車両を決めました。
するとやはり乗ってる人はいつも同じ。たぶん僕の座る席はいつもは誰か決まった人が座っているのかな? なーんて考えたりします。

池袋で西武池袋線に乗り換えます。
西武池袋線、初めて乗ります(ちょっと嬉しい~ だんだん鉄ちゃんになってきてる?)
注釈=鉄ちゃん→鉄道ファンを誰かがこう言っていたので。

飯能でさらに秩父行きに乗り換えます。
普通にアプリ頼みだと登山口着が遅くなる可能性がありますし、朝早くだと人が少ないので、走って乗り換えできますからタイトな乗り換えも可能なのです。
そのあたりも詳しく調べます。

今日は音楽聞きながら居眠りしてしまいました。居眠りするなら音楽はいらないかもですね(笑)。
ところが、目覚めたら飯能でした。
びっくりしました。
ジャストミートで目覚めるなんて、だんだん電車の達人になってきました。

乗り換えアプリも使いこなせるようになってきました。
走れば間に合うか、やめるべきかが判断つくようになってきたのですよ。

まあ、どうでも良いことかもしれませんが電車の乗り方が上達してきたので嬉しい気持ちも分かって下さい。

さて、では本題。

埼玉県コースは東京コースと違って、スルーハイクしづらく設定されています。
つまり一日1コース歩いて、コースの数だけ足を運びなさいよ… という感じです。

でもね、短いコース1本歩いて、はいお帰りなんて出来ませんよ。
早起きして始発に乗って、前の晩にパン買って、電車何度も走って乗り換えしてやっと来るんですから。
それなりに疲労感や達成感ってヤツも欲しいですよね。
あ~よく歩いたなー 的な。

今回は悩みました。周回出来るコースなのに、アクセスするための駅やバス停からの道もコースになっているのです。
つまり、円形のロングコースに足が3本生えているという感じです。

考えました。
ここは以前登ったときに通った道は割愛して、通ったことが無い道は麓からアクセスする。そして基本的には周回してつなぐのです。

それにしても、埼玉県コースは重複しているコースが多すぎます。
以前、茨城県コースで『重複部分は2度歩かなくてはいけないのですか?』と問い合わせたことがあります。
回答は『重複部分は2度歩く必要はありません』とのことでした。
それを活用して、コースではない登山道を使って、以前歩いたルートの続きにアクセスする戦法にしました。

その結果、本日は正丸駅から取りつくことになりました。


さ~て、今回はどんな出来事が待っているのやら?
ちなみに女房には『パパいつも何かしら失敗してるね』と言われております。

そ、そんなこと無い… こともないか。

では明日からまた連載していきまーす。


その2へ続きます。
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関東ふれあいの道 神奈川14~13 その3

2017年11月16日 | Weblog
『いらっしゃいませ』
『こんにちは、通りすがりの者です(笑)』
『あらあら、それはありがとうございます』酒屋の奥さんでしょうね。
『僕はお酒飲めないんですけど、女房が好きで山に行くたびご当地のワンカップなんかをちょっと買って帰るのですよ』
『あらーお優しい。点数稼がないとね』
『点数は満点だからこれ以上はいらないです。わははははは』

『ちょっと辛口、大吟醸よりも少し雑味がするのが良いみたいです』
『あら、じゃこれがいいわ』
出してくれたあとに、
『でも、女性のお客さんはこれを好むわー』

それは岡山産の米で造り、華やかな味わいがする濃いめのお酒だそうです。
思わず、
『じゃそれで』と言いました。

ちらっと見ると焼酎もありました。
酒粕から造る焼酎で(焼酎って何が違うのか分かっていません)
35度の猛烈な?度数で、ロックかお湯割りで呑んで欲しいと。
できれぱやはりそのまま薄めずに味わって欲しいと言っていました。

じゃそれはいつも栄養ドリンクを持ってきてくれるスズ〇君にお礼として買って帰ろう…。
焼酎呑むって言ってたもんなー。
スズ〇君、自分の仕事がめちゃめちゃ忙しくて相当疲れてるのに、僕のことを気にして『お疲れなのに入れてくれてすみません』って言うんですよ。
それで栄養ドリンクをどうぞって。
なんていう気の遣いようでしょう。
だからたまには僕が『これで疲れを癒やしてね』って言ってあげなくちゃ。

2本買ったらズッシリと重くなってしまいました。
でも僕を支えてくれる人の喜ぶ顔が楽しみです。

酒を担いで最後の雨乞山までの上りにかかります。
里山ってけっこう荒れていたり、作業道が普通に付いていたりするので難しいです。
特に林業の方の作業道や鉄塔の管理のための作業道は突然道が消えるので恐ろしいです。
相当進んでまた戻る。元気があれば良いけれど、そのまま無理に突き進んで道迷いってケースが多いのも確かですから。

ところが、GPSデータと実際の地図に食い違いがあり、だいぶ下ってから不安感が…。
こういう時は戻るのだ。
しかし、それらしい道がなく結局また下ります。

するとあと数メートル進めば分岐点の指導標が見えるところで引き返したのだと分かりました。
あぁ… こんなこともありますって。
無駄な体力を使ってしまったと思うか、引き返したことで安心してここまで来れたと思うか、そこで気分が違ったりしますね。

そんなこんなでこの神奈川県コースも無事踏破となりました。

関東ふれあいの道、なかなか面白いです。
登山とはまた違った魅力を感じています。

帰りは半原バス停から本厚木駅に出て、はこね90号という箱根湯本からの特急に乗って、くつろぎながら車内販売のお弁当を食べました。特急料金570円払ってもこの快楽は代え難いものがありましたよ。

おしまい。


歩行距離 19.7km
所要時間 5時間45分
38000歩
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関東ふれあいの道 神奈川14~13 その2

2017年11月15日 | Weblog
ここは『姿三四郎決闘の場』だそうです。(画像)
こんなところが関東ふれあいの道に含まれているのです。
ちなみに姿三四郎がどんな決闘をしたのか調べてみました。

まず断っておかなくてはならないのは、姿三四郎は小説の中の登場人物ですからね。
ただ、実在の人物をモデルにして書かれたということです。

富田常雄の連載小説『姿三四郎』で、檜垣兄弟との果し合いの場として登場した場所がここだということらしいです。

石碑の裏には、果たし状の文言が書かれているようです。これは見なかったなぁ。

『果 状』
明治二十年十二月十五日朝、
武州三沢村峰の薬師境内に於いて果合い致可候
当方二名也
約定違え間敷候
   檜垣流唐手術
     檜垣鉄心
     檜垣源三郎
  姿三四郎殿

むぅ…。
そうでありましたか。

さらに深くお知りになりたい方は『姿三四郎』を読みましょう。

さてさて、関東ふれあいの道に話を戻しますね。

東京のコースポイントを勘違いして写真を撮り損なった僕、再度ここを訪れる羽目になりました。
人生何ごとにもイメージを持って取り組まなければだめだ… と娘に話したところだったにもかかわらず、自分もこのざまです。

僕にはもう厳しく指導してくれる人がいないので、自分を戒める心構えがとても大切ですね。
まだまだ人としてどうなんだろうか。

なので、今日は落ち着いて行動することにしました。
立ったら忘れ物が無いか振り返る。
進む方向が正しいのかどうか慎重に検討する(特にGPSデータと実際が違っているとき)。
などなど。

今度は大丈夫です。
間違いないです。
そして次の神奈川県のコースポイントも確認して確認して撮影しました。

津久井湖を眼下に望む道を歩き、コースは城山へと向かいます。
城山には短いけれど鎖場なんかもありました。
そしてこの城山、なかなか迷っちゃうぐらい道がたくさん付いてます。

面倒でもGPSの縮尺を大きくしたり小さくしたりしながら、全体のイメージをきちんと把握しながら進みます。
それに加えて地図とも照らし合わせるのです。

よーし、うまくいったぞ。
指定のコースポイントで写真を撮ります。
ばっちり。

今日は短いコースなので、食事も楽しみます。
といっても、パンとコーヒーは相変わらずですけどね。

城山を後にし、次のルートへと駒を進めます。
今度は雨乞山だ。

城山を降りてくると、造り酒屋がありました。
『営業中』とあります。
『こんにちはー』
何度も呼びますが、返事は母屋の方からしました。
『はーい、どうぞ入って下さい』


その3へ続きます。
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関東ふれあいの道 神奈川県14~13 その1

2017年11月14日 | Weblog
いよいよ神奈川県コースのラストです。
ここを歩けば三浦半島の突端から、湘南、大磯、丹沢大山、津久井湖を抜けて東京高尾山、浅間嶺を経て檜原村、養沢、そして御岳山から棒ノ折山までの山々を越えて埼玉の飯能までつながったことになります。

取手駅の始発に乗って、到着したら歩き続ける…。そして日没をリミットに、腰を落ち着けて食事も摂らないスタイルで頑張ってきました。

今日は先週踏破した東京コースに続いて、神奈川県コースの残った2コースを歩きます。

4回の乗り換えもうまくこなせました。
だいぶ電車バスの移動にも慣れてきたように思います。

3回の乗り換えののちJR横浜線の相原駅に着きました。
ここはふれあいのコースで使う駅ではありませんが、先週撮り損ねたコースポイントの写真を撮るためにここからアクセスします。

バス停にはけっこうな人数が並んでいました。
ふれあいの道にアクセスするバスはいつも僻地行きですから、こんなに人が乗るバスに乗るのはそうはないことです。
そ、そうか法政大学があるんだ。

やがてバスが入って来ました。
あれ? 車番が違うぞ。
ん?法政大学止まりだな?
運転手さんに聞いてみます。
『すみません、大戸には行きますか?』
『あ、大戸行きはここから100m先の大通りを右に行って、さらに100m行ったところの相原というバス停です』
ええーっ、そうなんだ。相原駅と相原は違うんだ-。
ひとつ勉強になりました。
幸いなことにまだ時間に余裕があります。

すぐにお礼を言って急ぎ足で相原バス停に向かいます。
あったぞ。
ところが時刻表を見ると自分が乗りたいバスの時間がありません。
そうか、反対方向なんだな?

反対はどこだ?
バス停って必ずしもすぐ反対に対になっているわけではないんですよね。
この間なんか、反対側のバス停がぜんぜん見当たらないんです。そしたら、「この停留所の反対側でお待ちください』なんて書いてありました。
ビジターにはツラいものがありますよね。

反対側のバス停もなんとか見つけました。
そのバス停には僕ともう一人。
もちろん終点の大戸まで乗ったのは僕だけでした。
こんなところまでバスを入れて、乗る人がいるのかなー?なんていつも思います。
でもこのあたりで生活する人がいるとすれば、大変ありがたいバスですよね。

さて、バスを降りた僕は東京のコースポイントに向かいます。
前回勘違いして写真を撮らなかったところです。
人っ子一人いない林道は車両通行止めの柵やゲートが3箇所ありました。
山を始めたころは、車両通行止めの柵やゲートがあると入ってはいけないんじゃないかな?なんて思っていましたが、今はサッサと横をすり抜けて行ってます。
登山道に入ると誰も通らないしるしとして、蜘蛛の巣バリアが張り巡らされていました。

蜘蛛の巣… ツラいです。
非常に気分良くないです。
蜘蛛の巣ブラス蜘本体だったりすると、たまらないです。
以前、そのまま連れて帰って、車の中で身体から離れたのでしょうね、車内に蜘蛛の巣張って悠々と暮らしていました(笑)。

登山道はちょっと迷い気味だったけど、無事コースポイントに辿りつき写真を撮りました。

さて神奈川県コースに入ります。
ここはすでに東京のコースと重複しているので、神奈川県コースのコースポイントもすぐにやってきました。

今度は間違わないぞ-。


その2へ続きます。
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関東ふれあいの道 東京1 その2

2017年11月09日 | Weblog
景信山でコースポイントの写真を撮りました。
そしてちょいとトイレに。
少し離れたところにあって、綺麗度はまあまあのまあ。紙は豊富にありますが、流してはダメです。後ろのゴミ箱に入れましょう。
といっても流しちゃう人、いるんだろうなー。

身軽になった僕は軽快に城山まで戻ります。
そこから南高尾山稜へ向かいます。
そういえば、高尾山って東海自然歩道の起点でもあるんですよね。立派な石柱が建っていましたよ。

10時ごろになるとだんだん人も増えてきました。低山で土メインの山道はトレランの人も多いです。走りやすいのでしょうね。
それも南稜に入ると、いきなり静かになりました。道も少々うっそうとしています。

ベンチが出てきたので、雑踏を避けてゆっくりとパンを食べることにしました。
カレーパンとコーヒーです。
でも食べ終わったらやることが無いので、すぐに立ち上がって歩き始めてしまいました。

ところが大洞山を過ぎるとどこからともなく人が現れ、けっこうな人数に出会いました。南高尾山稜なんて歩く人いないんだろうなーなんて思ったのが間違いでした。

もしかしたら、高尾山の雑踏を避ける人達がここを歩いているのかな?とも思いましたが、なかなかいいトレイルで歩きやすかったので、きっと人気があるのでしょうね。

津久井湖が見えるところにベンチがありました。
お一人先客がいて、食事中でした。
僕も腰掛けて写真をパチリとやりました。
さらにもうひとかたやって来て腰掛けました。同じく写真をパチリとやってました。

すぐに立ち上がって歩き始めます。
目の前を歩いていた男女がいました。中年のご夫婦かな?
それにしてもペースが速いです。
階段の登りになって差が縮まるかな?と思いましたが、そんなことありませんでした。
何が…って、ついていく女性がすごいなって。振り返りもせずに先行する男性も容赦ないなって。
そんなことを考えながら僕も追いつこうとしていました。その方達と自分を比較して楽しんでいる自分がいました。

途中でコースポイントの確認とルートを地図で見るためにベンチに腰掛けました。
先行していた男女は行っちゃいました。

中沢峠を越えると、一気に人がいなくなりました。みんなどこへ行っちゃったのかな?

そして三沢峠。
そこに先ほど先行していた男女がクッカーで火を使い食事の支度をしていました。
なんでここ?と思いましたが、そんなのは人の自由ですものね。
ちらっと見ると、けっこうお若い方たちでした。そりゃ体力もスピードもありますよね。納得。

邪魔にならないようにそそくさと行き過ぎます。
実はここ、コースポイントでした。
『梅ノ木平分岐』がコースポイントだとふれあいの道のホームページに出ていましたが、梅ノ木平というバス停留所があるので、そこがコースポイントだと信じ込んでいました。

『三沢峠』とはっきりさせてくれれば間違うことはなかったけれど、まあ地図上には間違いなく場所が指定されていました。
紛らわしいとはいえ自分のミスです。

そのまま下山し、梅ノ木橋に着いたとき「あれ?たしか案内板の前で写真撮るんだよな」と思いましたが、その案内板がない。
よくよく調べてみると、なんと三沢峠のことでした。
つまり三沢峠は梅ノ木平方面に向かう分岐点だよーということです。

「あーやっちゃった。仕方ない…戻るか」
なんと登り返すのに1時間だと。
戻ってきて高尾山口駐車場まで歩くと、トータル2時間半のロストですね。

考えていても仕方ないので、今来た方向へ引き返しました。
「まてよ?そういえば神奈川県コースのラストが東京のこのコースと重複しているはずだった」
神奈川県コースを仕上げる時にコースポイントの撮影をしよーっと。

また来た道を戻り始めました。
いったい自分は何をやっているのか(笑)

梅ノ木平のバス停留所にて関東ふれあいの道東京のすべてを完歩しました。
あとは駐車場まで歩くのみです。

ちょっとミスって達成感も半減ですが、まあまあ楽しめたかなと思います。

車がビュンビュン走る脇を歩いていきます。
高尾山周辺になると、うようよ人が出てきました。
真横に並んで歩いてくるマダム集団、列を変えようともしないのです。僕はいったいどうしたら良いのでしょうか…。
そのまま端っこを歩いてくと普通に肩がぶつかりました。僕が悪いんですかね。そうだとしたらごめんなさい。

歩きタバコの年配のお父さん、もう昔とは違うので太陽にほえろとか西部警察の真似はやめましょうね。

なんか別な世界に来たようで面白いですね。

そして駐車場は軒並みすべて満車でした。すごいな高尾山。
早くスタートして良かった-。

無事駐車場へ戻りました。
さーて温泉行くぞ-。

温泉はどこだ?
なんと改札の前を通って階段を越えたところにありました。
1200円払って入浴しました。
季節料金が設定されていて、今は高いみたいです。
けっこう高めですが、設備はきれいでした。お湯もぬるめがほとんどでゆっくり出来そうで良い感じです。
ただ、カレーの中のジャガイモのように入浴客がゴロゴロしていました。たぶん休日は洗い場も並ぶんじゃないかな?という感じです。

あまり長い時間入浴する気にもなれず、そそくさと上がってしまいました。たぶんカレーの中のジャガイモでいるのに飽きてしまったのでしょう。

次、食堂に行って蕎麦を食べようと思いました。
並んでます。
並んでいるあいだに決めました。
ただのざる蕎麦にしょうと思っていましたが、「いち押し」の文字が目に入ってしまったのでそれにしました。
『汁とろろそば』900円です。

高尾はとろろ芋が名産なのだとか?
ならば食べちゃいましょう。

しばらく待ってお目にかかった感想は…
※ここから先は個人的な感想です。悪気もなく、中傷でもありません。

あれ?見た目はそうでもないな。
ズルズルっといくと、う~んとろろだ。
味ははっきりせず感想が出てきません。
ちょっと醤油を足してみるも、かえって微妙な感じになってしまいました。
味わうまでもなく流し込み終了しました。
次は違うメニューにしよーっと。

久しぶりのマイカーはちょいと疲れました。
圏央道でぐるっと回りましたが、もう少しパーキングエリアがあるといいですね。眠くなって危なかったです。


おしまい。

歩行距離 25km
所要時間 8時間
累計標高差 1480m
42550歩
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関東ふれあいの道東京1 その1

2017年11月08日 | Weblog
晴天に恵まれた今週のお休みは、関東ふれあいの道東京の残りのコース『高尾山』へ行ってきました。

そういえば、高尾山って紅葉の時期は信じられないほど混むんですよね。
当初は電車攻撃をかけるつもりでしたが、そんなやり方じゃ絶対に楽しめない… そう思ってマイカーで早朝から攻めることにしました

高尾山口駐車場に停めれば周回出来るコースだし、帰りにうわさの『京王高尾山温泉』に浸かって帰れるぞ。
そんな妄想をいだきつつ、前夜の~んびりと出発します。
ところが、圏央道はなんと設備工事のため通行止めでした。門前払いでした。
仕方なく谷田部から乗ることになりました。

高尾山周辺の駐車場を色々調べてみましたが、車中泊だめとか、営業時間は8時からとか、条件がなかなか合いません。
それならやはりケチケチせずに、駅前の駐車場をガツーンと使うに限りますね。

首都高速に入ると、異国の要人警護のための交通規制があるとしきりに表示されています。
帰りに引っかからなきゃいいのですが。

ひとまず首都高速を抜けて中央道に入ると最初にある石川パーキングエリアに入ります。
ここでマイカーは移動式別荘となりました。

ここにも機動隊が控えていました。
大変ですね。車内(バス)でずっと待機するのでしようか…。

目覚まし時計が鳴る前に起きました。なんだかよく寝たような…。

あれれ?やっぱり目覚まし時計をかけ間違えていました。
1時間遅れで支度を始めます。
まあ1時間遅れといっても、いつも余裕を持って起きてますから別に大丈夫です。

自分で握ってきたおにぎりをほおばりながら高尾山駐車場に向けて車を走らせます。
けっこうすぐに着きました。高尾山って近ーい。
アルプス行くときなんか、高尾山の表示を見てから4時間とか普通ですもん。

準備といってもパンをザックに入れて、飲み物を1本買うだけ。あとはいつもの通りの軽い装備となりました。
車から降りようとすると、さっきまで食べていたおにぎりがボロボロこぼれていて、そこらじゅうに飛び散っていました。
食べながら運転の悲しい現実ですね。

気を取り直して歩き始めます。
まだ人もほとんどいない参道を登っていきます。そういえば舗装された参道を登るのは初めてだなぁ。
ふぅ~んこうなっているのか。

僕の脇を車が登っていきます。
おそらく上で働く人達なのでしょうね。5台ぐらい登っていきました。

ほとんど人のいない境内を人を気にせず縦横無尽に歩けるのは良い気分でした。

あっという間に山頂です。
たしか599mだったかな?
紅葉はだいぶ進んでいますが、絶好調にはあとちょっとって感じです。
それでもこの空の青さは、観光客の気持をあおってくるでしょうね。

山頂には二組の先客がいました。
みなさんお食事中でした。

座ることも無くそのまま奧高尾縦走路に入っていきます。
コース1から外れますが、以前歩いた時にはコースポイントで自分を入れた写真を撮っていないので、景信山まで行きます。

まず手前の城山に着きました。
茶屋の準備が始まっています。
忙しそうです。

ここもそのままスルーして景信山を目指します。


その2へ続きます。
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関東ふれあいの道 東京縦断3~7 その6

2017年11月07日 | Weblog
大勢のおじちゃんおばちゃんのパーティーが休憩していた分岐点を左にそれ、白谷沢へ向かいます。

極端に人の気配が無くなります。

はて、まさかあのパーティーも白谷沢へ下るのかなぁ…。
ここは危ないからご婦人には厳しいだろうなぁ…。

なんてことを思いながら下ります。

あとで地図を見たら名栗川橋に出られるコースもあるので、おそらくそちらへ行くでしょうね。
いや、逆に余裕綽々だったりして。

白谷沢コースには濡れた足跡が一人分だけ付いていました。

出ましたゴルジュ帯。
ここからは滑落注意です。
濡れた岩場、半分水に登山靴が浸かるような渡渉、一歩がギリギリの飛び石、オーバーハングな岩につかまってカニ歩きなどなど。
だんだん嫌になってきて笑いしか出てこなくなります。

それもやがて終わりを告げる時が来ました。
名栗湖が見えてきました。

一度荷物を降ろし、ストックを折りたたんでバスに乗れるように準備します。

有間ダムを渡り、ロードをさわらびの湯に向かって下山していきます。
残念ですが、この日は月1回の定休日になっています。

目指していた時間のバスにはまだ時間があり、余裕な感じです。
ところがそこにバスが一台…
あ、その前の時間のバスが少し遅れて到着したんだー。

飛び乗ります。
思ったよりも早く帰宅出来そうです。

バスは意外に多くの人を乗せています。
ちょっとどうしようかと思いましたが、シャツだけ車内で着替えました。ザックと帽子に無臭のファブリーズしておきます。

帰りの電車を検索すると、この辺りは西武池袋線なんですね。
しかも特急に乗るのが一番都合が良いようです。他の列車は乗り換えがあって面倒くさいみたいです。

特急券はどうやって買うのか分かりませんが、挑戦してみることにしました。
券売機のところに行ってみましたが、まったくわからずたたずんでしまいました。
ふと横を見ると、特急券専用の券売機がありました。500円入れて行き先のボタンを押すだけでした。
それも指定席を勝手に割り当ててくれるので、簡単でした。

レッドアロー号に乗りました。
ちょっと大きい音がしましたが、おおむね快調でした。居眠りしている間に池袋に到着しました。

山手線に乗り換えますが、なぜか逆方向に行ってしまい、慌てて目白で下車。
まったく何やっているんだか…。
次に来た逆回りの車両に乗りなおしました。

さて、今度は中距離電車のグリーン席を確保できるかですね。
大きな荷物があるので、邪魔にならないように、なるべくグリーン席で帰るようにしてます。

ところが、10両編成と15両編成の乗り場が当然違うわけですよね。
自分が並んでいるところにグリーン車は来なくて、慌てて走るわけです。
隣にいた男性も慌てて走る(笑)
タッチの差で先に乗り込み、目の前のたった一つの空席に座ることが出来ました。

いろいろありましたが、今回も目いっぱい歩き、満足感を感じながら帰路につきました。


おしまい。

14峰踏破
歩行距離 57.2km
所要時間 22時間10分
累計標高差 4586m
112400歩
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関東ふれあいの道 東京縦断3~7 その5

2017年11月06日 | Weblog
日の出山で夜景を見ながら一息ついて、コースポイントの写真を撮りました。

一旦軽く下ってから御岳山を目指します。やっとあたりが明るくなり始めました。
御岳山では、もみじ祭りが催されており、真っ赤に色付いたもみじの大木もありました。

まだケーブルカーも動いていないので、とても静かです。
杉並木の参道をつづら折りに降りていきます。するともの凄いスピードで登ってくるおじさんに会いました。
日課にしているような装備と登り方でした。
挨拶をしてすれ違います。

やがて国道と合流し、御岳駅に向かいます。
いきなり車の往来があり、現実へ引き戻された感が強いです。

だいぶ歩いて御岳駅に付きました。
御岳山へ向かうバスに乗るため、登山者がたくさん集まっています。
コンビニもあり、そこで今日一日の水分と食料を買い足します。
ついでにお腹にも補給してゴミはゴミ箱に置いていくことにしました。

おにぎりを2つ買いました。そしてどうしても食べたくなってしまった餃子を温めてもらい、外のテーブルでいただこうと思いました。
ところが朝露がひどく、結局テーブルは使わず、その辺にしゃがんで餃子を食べました。
パワーがみなぎってきました。

御岳駅には『関東ふれあいの道東京御岳案内所』が設置されていました。東京のふれあいの道はほぼ全てが山だからでしょうか。
まだ、時間が早いせいか開いてはいませんでしたが、ちょっと立ち寄ってみたかったです。

線路をまたいで高水三山の二つである惣岳山と岩茸石山を目指します。
惣岳山山頂にある青渭(あおい)神社がコースポイントとなっています。
いよいよラストポイントの棒ノ折山に向かっての登りに取り付きました。

そうそうこの道だったなー。
以前来たときの事を思い出しました。
あの時も高水三山を巡り、棒ノ折に縦走したんです。
今回高水山はルートに含まれていません。

アップダウンを繰り返し、惣岳山と岩茸石山を越えました。
岩茸石山には一人の登山者が食事中でした。
僕は2日間とも座ってお昼ごはんを食べることはなく、歩きながらパンをかじるだけでした。
この場もかるい挨拶を交わしてスルーします。

ところが下る尾根を確認せずに進んだため、戻るしかなくなってしまいました。
なんだか恥ずかしくなってしまい、すぐ下の巻き道で戻ることにしました。
ところがその巻き道がはっきりせず、またもや尾根に向かって這い上がる結果になりました。素直に戻れば良かったかな。

棒ノ折山までにはまだ遠く、雨沢山、黒山を越えて行かなければなりません。
さらにいくつもの小ピークが僕の体力を激しく奪っていきます。

途中、こちらを見つめる黒い物体が。
日本カモシカです。
美容学校時代の彼女が教えてくれました『カモシカってウシ科なんだよ』(笑)
しばし会話したのちサヨナラします。何度会っても目が怖いです。

そして、他のピークとさほど変わらない黒山に到着しました。
あっさりスルーします。

グッと高度を下げてまた登り返せば最後の峰『棒ノ折山』に到着します。
長い長いアップダウンともこれでお別れ出来るという安堵感が漂い始めます。
最後の急登は木の根の張りめぐらされた歩きにくい道です。本来の登山道は通行止めにして、荒廃を再生するために温存しています。
前に来た時もそうでしたから、きっと何年もかかるのでしょうね。

山頂に着くと賑やかでした。
良い山です。
視界がバーンと開けて気持ち良いです。

若者に挨拶すると『お疲れさまでした』と言われました。
いつもなら、そこから一言二言会話を交わすのですが、なぜかその気になることもなく通り過ぎてしまいました。

最後のコースポイントで写真を撮って、すぐに下山体制に入ります。
もう急ぐ必要もないのに、脚を止めたらもう根っ子が生えそうで心配だったからです。

さてさて、ここからは埼玉のコースに入っていきます。
その最初のコースポイントは白谷沢にある『白孔雀の滝』です。

白谷沢のコースは素晴らしいゴルジュ帯に沿って通過しますが、緊張する道でもあります。

でも…
今日は他の沢も水量が多いからなぁ…


その6へ続きます。
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関東ふれあいの道 東京縦断3~7 その4

2017年11月05日 | Weblog
無事に富士見台に到着しました。
ここがコースポイントとなります。
写真を撮って先に進みます。

この先で大岳キャンプ場に下る道があるはずです。
あらかじめ入力してきた軌跡データには通行を規制した作業道があるだけです。
『おかしいな…』
思えばここで関東ふれあいの道の道標があったので、それ通りに進めば問題なかったのです。
地図データによると、その先には道の表示がありません。

ここでわざわざ少し戻って、データ通りに作業道を進んでみることにしました。
そして作業道はどんどん別の尾根を下り始めました。
そして完全に踏み跡は消えました。

こんな時は戻る。
このブログでも再三訴えかけてきた事です。
慌てずに… といってもやはり時間がどんどん過ぎていくので、自分に焦りはあったと思います。

ところが、戻る道すら見失っていました。

… いったいどうしちゃったんだ自分。
冷静に考えてみろ、こんな道をふれあいの道として指定するはずがないだろ…

幸いすぐ上に尾根があるのが見えます。強引に這い上がってコース復帰します。
さきほどのポイントまでもう一度進み、今度は道標通りに大岳方面に行ってみることにしました。

大岳山頂方向に行ってしまうとキャンプ場には降りられません。
(大岳山頂と大岳キャンプ場はぜんぜん違う場所になります)
でも行けないならキャンプ場をキャンセルするだけだと心に決めて進みました。
地図にはあるはずのない道が目の前に現れました。地図と実際とは大きく違っていました。GPSに搭載されたデータもずれています。

あと少し登りの階段を登れば大岳キャンプ場に行ける道があったのに。
なんということだ。
とんだ一人芝居をしてしまいました。ロスタイム30分でした。
こういう事もあるというのは、過去の経験から充分承知していたはずなのに…。

やはり、疲労感からくる勝手な判断だったと思います。

気を取り直して大岳キャンプ場に向かって下山していきます。
標高差は550mのダウンです。
この道、なかなか険しく小滝、天狗の滝、綾滝と足元が濡れた岩場や滝つぼのすぐ脇を通ったりする危険度が高い道でした。
富士見台を越えてからの下りは大岳沢に沿った道になり、かなり急な傾斜となります。
最後に大滝に出会って林道に吐き出されます。

このぶんで行くと16時30分には到着できそうです。
ちょっとホッとしました。

やがてキャンプ場が見えてきました。
一組の男女が立派なテントを張っています。受け付けは大岳鍾乳洞へ行きます。200mほど下って受け付けしました。

『こんにちは-、予約したものです』
『あ、はいはい確か登山でしたよね』
『そうです。明日早いので清算しちゃって下さい』
『どちらから登ってきたんですか?』
『山梨の上野原からです』
『は? えーーーっ』
(笑)
『そういうのが好きなんです』
『で、どちらまで?』
『埼玉の飯能に抜けます』
『えっ? えぇぇーーーっ』

ウケが良かったみたいです。

お茶2本と炭酸飲料が欲しかったのですが、ジュース類が無かったのでノンアルコールビールを買いました。
受け付け時間にまに合わなかったら沢水でしのぐところでした。(キャンプ場の水も沢水を引いているだけのように見えました)

真っ暗になる前にテントを張ります。
地面は砂利なので尖った石を取り除いて、グランドシートを敷きます。
テントは非自立型の薄くて軽いものなので破かないようにするための配慮です。

持参したラーメンにキムチをトッピングして晩御飯にしました。
デザートは持ち運びにとっても軽ーいウエハースのチョコレートでした。

受け付けより下側のサイトに陣取りました。星降る夜はまったくの孤独で、落ち着きました。

明日の確認をしたら、やることがないので19時には寝ます。
寝たら起きる。当たり前ですが、最初の目覚めは22時30分、当然二度寝します。
次は0時30分、まだ起きるには早過ぎます。さらに三度寝します。
次は1時30分(笑)。
もう寝れないので、起きます。

テント内は少々結露していました。
それだけ気温が落ちたということですね。
シュラフも湿ってしまったので帰ったら干さなくちゃ… なんてことを考えながら、スポンジタオルで結露を拭いて、朝食?夜食(笑) を作ってゆっくりと支度をしはじめました。
今朝のメニューはコーンスープにプラス粒コーンとパンとコーヒーでした。

出発の準備が整ったのが午前2時20分でした。
あまりにも早いのですが、昨日の疲れもかなりあるのでここはゆっくり進むためにも早出することにしました。

しばらく下ってから日の出山に向かって登り始めます。700mアップです。もちろんあたりは真っ暗闇です。
重いです。身体が重いです。
でも時間はたっぷりあります。
ゆっくりと高度を稼いで日の出山で日の出だなーなんて思っていましたが、早く着きすぎました。

到着したときの夜景がこれです。(画像)


その5へ続きます。
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関東ふれあいの道 東京縦断3~7 その3

2017年11月04日 | Weblog
先日買ったばかりの指無しグローブをタクシーの車内に置き忘れてしまった僕、まだ指ありのグローブがあってよかったかな。
まったく何度やったら気が済むのか…。

なかば諦め気味な気分のままスタートしました。
まずは三国山を経て生藤山に登ります。ここがコースポイントとなります。
そうそうこんなところだったなー。
何年か前に従弟と登った山で、ここから高尾山までピークを1つも外さず縦走したのです。
下山は薄暗くなった記憶があります。

今回は高尾山に背中を向けて、熊倉山方面へ向かいます。
さらに浅間峠を経て、一旦上川乗バス停に下ります。

およそ400mほど高度を下げて、再び登り返します。
筑波山の鳥居から御幸ヶ原まで登るのと同じイメージです。僕はこのぐらいの標高差はすべて地元の筑波山と比較して考えています。
「あー、あと筑波山一つ分頑張ればいいのかー」って感じですね。

やがて浅間嶺の休憩所が見えてきました。
あー来た。やれやれ。
ところが、ここは山頂と山頂標識の場所は別なのです。
関東ふれあいの道の指すコースポイント山頂標識は展望台がある方でした。
ここはどちらか分からなかった(下準備が甘かった)ので、本当の山頂の方に登ってしまい、少し時間をロスしてしまいました。

山頂標識の前で、年配のハイカーが一人でテーブルいっぱいに荷物を広げ、食事中でした。
挨拶をすると、あまり反応が良くなかったので一人で食事を楽しみたいのかな?と思い、そそくさと通り過ぎるように払沢ノ滝へ向かって歩き続けました。
再び高度を500m下げます。
せっかく登ってきたのにまた下るのは忍びない気持ちにもなりますが、そういうものだと思えるようにもなりました。

ここでただ一カ所だけ確認された自動販売機で飲み物をゲットします。
Google Mapsで確認しておいてよかったー。

ちょっとだけオレンジレモンフレーバーの水を飲みながら、しばらくロードを歩きます。

あんなに寒かった山中から、いきなり小春日和の気候に変わり汗ばむようになりました。

道路沿いには滝がありました。
車で通るとまったく気付かない滝ですね。こんな時、歩きはいいなと思います。
やがて道は山に向かってそれて行きます。

さらに高度を700mアップさせて富士見台へ向かいます。
ここまで来ればキャンプ場まで残りのタイムが予想できます。

自分なりの目標タイムを設定してきましたが、まさにほとんどピッタリでした。
ところが、この登りでグッとタイムを縮められたようです。
『よっしゃ、16時には到着できそうだぞ』
計画を上回れた自分に満足感が漂い始めていました。

ところが…。


その4へ続きます。
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