TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

郷ひろみの弟みたいな顔した従弟と登るシリーズ『妙義山』

2017年04月25日 | Weblog
久しぶりに郷ひろみの弟みたいな顔した従弟と山に行きました。
前々から約束していたのに、なかなか行けなかった妙義山に登りました。

妙義山はもう何回か登ってるけど、稜線ルートを歩くのは初めてです。
稜線ルートでは、過去に何度となく滑落などの遭難が起きています。

地元の人は『あんなところ登るもんじゃねぇ』と言います。
見るからにギザギザなあの山容は、やはり危険極まりない山ではあります。
ただ、岩場の表面を固めてあるので、慌てなければそんなに難しいことはないと思います。

妙義山は関東百名山の一峰でもありますし、僕としては登っておかなければならない山の一つでもありました。

『道の駅みょうぎ』で待ち合わせ、妙義神社から大の字経由で取り付きました。
辻から奥の院、見晴を経て相馬岳を目指しました。

いくつものアップダウンと激しく現れる鎖をたどって登って行きます。
僕は、ばね指を患っているので、鎖そのものを握れるかどうか不安でした。
そのため、25mロープをそれぞれ1本ずつザックに挟み込んで来ました。
念のためハーネスを装着し、スリングとカラビナで鎖にセルフビレイをとれるようにしてあります。

不安な降下は迷わずロープを出し、懸垂下降しました。
今日は人がほとんどいないので、ロープ出しやすかったです。

ロープのセットや回収の際、待っている人が『こんなところでロープだしてんの?』と思われたくないですしね。

予定通り相馬岳まで来ると、地元の消防の人が稜線ルートを歩いていたらしく、おそらく山岳連盟の方だと思いますが、ガイドしていました。
有事の際に備えてだと思います。
ご苦労さまです。そしてありがとうございます。
僕らも細心の注意を払って登って行こうと思います。

登山計画ではタルワキ沢に下山予定でしたが、余裕もあり条件もいいので堀切まで稜線ルートをたどることになりました。

ただ、その先の『鷹戻し』はキャンセルします。
僕の指がよくなれば挑戦してもいいかな?とは思いますが、鷹戻しをたどるにはさらにきちんとした装備と準備で臨まなければなりません。

堀切から中間道に入りました。
中間道は奇石群が素晴らしいので、従弟にも見せてあげたかったのです。

石門を抜け、やがて中ノ嶽神社に下山しました。

従弟は『すごく良かった』と喜んでくれました。
登山の経験も増し、自分で考える登山に変わって来ました。
もう一人で登っても大丈夫ですね。

最後はお決まりの温泉と蕎麦でしめました。
妙義山の桜はこれからますます山肌を飾ってくると思われます。
夏山の季節到来ですね。
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京都一周トレイル エピローグ編

2017年04月25日 | Weblog
京都一周トレイル本コースを通しで歩き切った僕には、まだやらなきゃならないことがあります。
電車に乗って家に帰ることです。
家に帰るまでが登山ですから… と僕に言ってくれた人がいました。その通りですね。

まずこの時間では電車もないので、ひとまず一番お手軽な『ネットカフェ』を利用してみることにしました。
とりあえずこんな時のために調べておいたところに電話してみます。
『もしもし?こんな時間からでも利用出来るのですか?朝まで身体を横にしたいだけなんですけど。あの… ネットカフェ初心者です(笑)』

丁寧に説明してくれて、予約は出来ないのですが今のところフルフラットの部屋は空いていますよと教えてくれました。
飲み屋さん帰りの人を乗せるためか、駅からちょっと離れた道沿いにタクシーが数台停まっていました。
先頭のタクシーに声をかけます。
『乗せていただいてよろしいですか? 近いかも知れないんですけど』
『どうぞ乗って下さい。お客さん、そんな事言わないでくださいよ。私達は乗っていただいてなんぼですから』
おお、地元のタクシーなら頷いてお終いなところを優しく対応してくれて気持ち良かったです。

乗っている間、京都一周したことなどを話しました。わずかな時間ではありましたが楽しいお話をしながらネットカフェに吸い込まれました。

『こんばんは、電話した者です。ネットカフェ初心者です』
細かく説明してくれて案内してくれた彼も『大丈夫です、僕もこの仕事自体初心者ですから(笑)』と言ってくれました。

仕切られたスペースは寝るのにまったく支障がないレベルでした。
とりあえず、コーヒーを一杯。
その後身体を拭いて、着替えをして荷物を整理したらもう午前4時を回っていました。

とりあえず寝ます。
ゆっくり3時間ぐらい寝ようと思いましたが、スマホの目覚まし時計がいつもの時間に鳴ってしまい、2時間で起きることになりました。
そのままチェックアウトして、タクシーを呼んでもらいます。

流れ込むように黒塗りのタクシーが入って来ました。
ホテルマンのような帽子を被った白髪の紳士的な運転手が京都駅まで送ってくれました。なんか京都のタクシーは良い感じでした。

駅でおみやげを買いましたが、時間があまりないので良く見定めることが出来ませんでした。
新幹線の指定を取りましたが、かなりいっぱいでした。利用者多いのですね。

そして自宅に帰って真っ先に風呂です。
ゆっくり浸かって人間を取り戻しました。
マッサージチェアに身を沈めると、お決まりのように眠りへといざなわれました。
あんなに辛かったのに、帰ってくるとまた次の計画を練りたくなるものです。

最後に『おみやげだよー 』と言ってバナナチョコとイチゴの生八ツ橋を出しましたが、『京都行って八ツ橋買ってくるのは京都初心者なんだよ』と娘に言われました。そしてたった一つ食べただけで、残りの八ツ橋は僕の胃袋へと流れ込むことになりました。
おみやげって難しいですね。


おしまい。

歩行距離 85.2km
所要時間 27時間15分
総上昇高度 4,244m
総下降高度 4,259m
最高高度 792m
最低高度 26m
160,238歩
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京都一周トレイル ゴール編

2017年04月24日 | Weblog
身体を投げ出してしまった僕。
『少し眠った方がいいのかな…』

天を仰ぎ見て静かに目を閉じてみます。夜になって気温がグッと落ちています。
カッパを着ているので寝転がっても汚れなんて気になりません。

3分ぐらいすると地面から冷えてきました。『ダメだ冷える』
すぐに起きて、結局歩き始めます。
ストックが1本しかないので、それを突いて歩いているとまるで水戸黄門か仙人にでもなったような気分です。

とにかくゆっくりでいいから前に進むことだけを考えていきます。
すでにスタートから24時間になろうとしていました。

その時、ルートは連続した赤い鳥居に入って行きました。
『おおー ここがあの伏見稲荷か』
赤い鳥居の連続した道は、どこも同じように見えてどこをどう歩いているのか分からなくなりそうです。
しばらく歩いて行くと人が息を切らして上がって来ました。

なんと、今はもう23時。
こんな夜中にも人が来るんだなぁ。
他にも何組かとすれ違いました。
中にはザックを担いだ若者がいたので、同志かな?と思いました。

ルートを確認するためにGPSを操作していると、監視員さんが僕の方にやって来て話しかけてきます。
『イノシシが良くでるんです。注意して下さい』と。

ルートは以前ならばここから伏見稲荷駅まで行ってゴールとなりましたが、今はさらにコースが10km延長されています。

つまり残り10㎞だということです。
平地ならば2時間強ですが、どうせまた登らせられるのでしょう。
まずは伏見稲荷駅まで行って、身体を横に出来るとこを見つけようと考えました。
仙人になった僕は燃え尽きそうなともしび状態で、とぼとぼと歩いて行きます。

また山道にいざなわれます。
真っ暗な闇にも慣れて、焦る気持ちも無くなり完全に無我の境地となりました。
ひたすらに目の前の道をただ行くだけ、ただ歩くだけです。

なかなか駅に着かないので、ずいぶん遠いなぁと思いました。
そのうちコンビニが出てきました。
まだあと10㎞あると思っていたので、食料の補給と飲み物を仕入れました。

外のベンチで温めてもらったものを食べます。ちょっとだけホッとしました。

食事が済むとゴミを捨ててすぐにまた仙人と化します。
住宅地が続いたり、路地裏を歩かせられたりしました。
大通りを渡ったりするので駅に向かっているのだなと感じました。

ふとGPSを確認すると、ルートから外れています。
あれ?曲がるところあったかな?
戻ります。
え?ここ?
また山道です。もう笑うしかないですね。

さすがにこの山道は長くは続かず、山岳地帯ではなく裏山であることが分かります。

GPSのルートを辿って行くと突然ルートが切れてしまいました。
時刻は午前2時35分。
駅に着いたようです。
見上げると『伏見桃山駅』とありました。

は?
伏見稲荷駅じゃないの?
えっ?
じゃここがゴール?
どうりでGPSのルートがここで途切れているわけだ。

座り込み、気持ちが真っ白になりました。
ゴールです。ついに歩き切ったんだ。
それにしてもあっけない幕切れでした。伏見稲荷駅だとばかり思っていたところが実はゴールだったなんて。

ははははは。やったぞ。


続く。
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京都一周トレイル また夜が来た編

2017年04月23日 | Weblog
街中を歩き続け、すっかり山は終わったと思い込んだ僕は、せっかく補修したストックを再び折って、しまい込んでしまいました。折らないとザックに入らなかったからです。

ところがしばらく行くと、ルートはさらに大通りを外れて、上へ上へと導かれます。
やがて舗装路ではなくなり、完全に山道となりました。
早とちりしたな…。
あぁ… ストックが欲しい。

これが僕の完全なる理解不足での失態です。ザックリとしか把握していなかった僕が悪いのです。

この先どのくらい山を歩くのか分かりませんでしたし、知りたくありませんでした。
とにかく今はひたすら歩くのみです。

コース全体の標高グラフを見たとき、最後の最後まで平坦にならなかったのを思い出しました。
このとき京都一周トレイルは立派な山岳トレイルだとはっきり認識しました。
でも、ほぼ全部が山岳地帯で、それを80㎞歩くのだと分かっていたらビビってここまで来なかったかもしれませんね。

かなり登って来たところで道が分からなくなりました。
標識はあるのですが、GPSがうまく働きません。一度戻ってみて辺りを見回しますが、よく分かりません。
仕方ないのでとりあえず上へと歩みを伸ばしてみます。
GPSで見るとどうやらルートから遠ざかっているようです。とすると、あっちの道だな…。
せっかく登ってきた道を下り、先ほどの分岐点を別の方向に向かいます。

GPSの軌跡はルートをたどり始めました。
おそらく思考回路も狂い始めたのでしょうね。すでに陽は傾ききって薄暗くなってきました。
この時スタートしてから19時間が経過していました。

それからはただひたすら登ったり下ったりの繰り返しです。時折舗装路に出されますがすぐにまた山道に導かれます。
疲労感がもの凄いです。
同じような景色が現れてきて『ここさっき通ったぞ』なんて思うようになりました。GPSが軌跡を刻んでいるので、同じ道を歩いていないのは分かっているのですが…。

辺りはまた完全に闇の中へ吸い込まれました。
もう誰もいない山中をさまよう自分。わけが分からなくなったり、理解力が不足してきたりします。
そして遂に1本だけ残ったストックを出してみました。
『おお、少しは楽だ』
自分の早合点でまだ使えるポールを破棄してしまった後悔だけが思い出されます。

突然山道から舗装林道に出ました。
なぜか車がたくさん停まっていました。近づいてみると夜景スポットでした。
宝石をちりばめたような盆地の夜景は素晴らしかったです。家族連れやカップルが楽しそうにしている中、場違いな格好の僕がいました。
写真を数枚撮って、その場を離れます。

再び暗闇へと導かれます。
時々街の灯りが見えますが、またこんなに高く登らせるのか…って思います。
山の裏側へ下ろし、脇を通ってまた表側に出させる… そんなルート取りをさせる憎い演出です。
すごいです。狂いそうです。

スタートしてから24時間がたったころ、軽い幻覚現象が出てきました。
女房が心配してくれて『今夜泊まるところあるの?』と聞いてきます。
はっきり言って今はそんな事を考える余裕はないです。
『大丈夫、放っておいて』と返事します。いざとなったら地べたでも寝られるから…。
もう歩き続けることで精一杯になりました。

ここで初めて残りのルートを確認しました。
まだこんなにあるのか…。
ちょっと身体を横にしないとダメだな…。肩から背中、腰にかけてバキバキになってしまいました。骨と骨の間が詰まってしまい、きしんでいるようです。

どこだかわからないお寺の入口で遂にザックをおろし、身体を放り投げて仰向けに寝転んでしまいました。


続く。
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京都一周トレイル 延暦寺まで来たぞ編

2017年04月23日 | Weblog
沢の増水で足場が無かった場所で、ストック2本突きで飛び越えた瞬間…

あっ!

片方のストックがバキッといって折れてしまいました。
ああぁ、カーボン製の軽くて高価なやつが… トホホ。

さらにその瞬間足先が水面に触れ、水を蹴る形になり靴を濡らしてしまいました。
急いで脱いでみると靴の中は何とか大丈夫です。ところが靴下が濡れてしまいました。

濡れてしまうと足がふやけて靴擦れになったりしますし、何よりも不快感ですね。
ここで念のため持ってきた靴下に交換し、ついでにインソールも交換しました。土踏まずがグッと盛り上がって青竹踏み効果があります。
濡れた靴下はザックに引っかけて干しながら歩くことにしました。

折れてしまったストックを、アロンアルファとガムテープで補修しました。使用に耐えられるレベルまで補修することが出来ました。
以前、山仲間が『アロンアルファけっこう使えます』と言っていたので修理用品袋に忍ばせておいたのです。役に立つ時が来ましたね。
旅館で出てくるような歯ブラシセットの歯磨きチューブ並みの小さなサイズのアロンアルファが100円ショップで売っていたので、それを買いました。確か3本ほど入っていたと思います。

さらにアップダウンを幾度も幾度も繰り返します。
気温が上がり暑くなって来ました。
ズボンの膝のジッパーを外して半ズボンにし、サポートタイツを履きました。
シャツも半袖に交換してさっぱり。
そんな事をしながら傘とカッパを乾かしておきました。太陽ってすごい、けっこうあっという間に渇きました。
この時間が一番長く休憩してたかな。だいたい15分ぐらいかかりました。

一度谷あいに向かって下り、次の山塊へ登り返します。
いよいよ比叡山に向かって登って行きます。

この辺りから登山者とすれ違うようになりました。
なぜか皆さんノーストックです。
京都の人はストック突かないのがルールだったりして?それともストック突いたら罰金あるとか?

ルールといえば、京都はゴミが落ちていません。
普通路肩や隅っこの方には紙くずや空き缶、吸い殻などがちょっとは落ちていたりしますよね。
それが街にも山にも落ちていないのですよ。素晴らしいです。
ああ… 自分の地域のだらしなさが恥ずかしいです。

やがてお坊さんスタイルの方が登って来ました。
あの重厚な着衣ではなく、お坊さんが着るジャージ的なあれです。
作務衣(さむえ)っていうのかな?

ジャージスタイルの生徒たちを連れていました。
すぐ後ろについてハイペースで登ってきたのはぽっちゃりした女の子でした。そしてお決まりの『こんにちは』の連呼です。30回ぐらい挨拶しました。
だいぶ離れてラストに登ってきたのは、いかにも運動が得意そうな体つきをした男子生徒でした。見た目で判断してはいけませんね。

この時点でスタートしてから13時間が経過していました。
なぜかとても快調に歩けています。やはり日中は歩きやすいですね。

比叡山延暦寺には若干陽が傾き始めた頃に着きました。ほとんど人がいないので、ベンチでザックを広げ、パンを食べながら食料出しとペットボトルの交換をしました。

延暦寺までは下界から車で来れるようです。
また、ロープウェイやケーブルカーでも来れますが、降りてからけっこう歩きます。金髪のカメラ少年が息を切らせて歩いて来ました。

ロープウェイ乗り場に着くとそれなりの数の人がいました。
もちろん歩いて降りて行くのですが、標高差は700mぐらいあります。
ちなみにこのトレイルの累計標高差は4000mをはるかに超えます。海抜0mから富士山登るよりもあるのです。

若干膝に来てる感はありますが、余裕はありますね。まだ行けます。
完全に下山すると、目の前には京都盆地が広がっていました。
それからは京都の街中を歩き続けます。いきなり都会です。

何を思ったか、コースの山全てを歩った気になってしまいました。
女房に『下山したようです』とまで連絡してしまいました。
折れたストックを処分するかのごとく、完全にバラしてザックにしまい込んでしまいました。

しばらく進むとルートは大通りを外れて行きます。

は?登るの?


続く。
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京都一周トレイル 晴れてきた編

2017年04月22日 | Weblog
雨のスタート、夜の激闘、沢の増水をクリアしてここまでやってきましたが、やっと空が青くなってきました。
目に入るもののすべてに色が付き、モノクロの世界から脱出しました。

辺りには花が咲いて、歴史的建造物なども遠くに見受けられます。
当然視界も良くなり、スピードが上がってきました。
独特な大臀筋を使った大きなストロークでのしのしと登り続け、下りは軽い小走りにして時間的にも意識していきます。

水分はゴクゴクと飲まずに一口程度をこまめに摂ります。
食事らしい食事はせずに、小さなパンやおにぎりを少しずつ歩きながら食べました。
おにぎりは2個、パンは10個程度、途中の道の駅で小さい蕎麦を1杯、コーヒー1杯とイチゴ大福を1個という補給量でした。
お腹はいっぱいにせず、空腹感が訪れる前に一口といった具合です。
いつ食料が手には入るかわからないので、買えるときになるべく買っておこうと思いました。
ですが、実際にはやっとコンビニが1軒あっただけでした。ちょっと多めに担ぐことにしました。

スポーツジムに勤めるお客様によると、補給はカロリーメイトのバーが一番だそうです。
あれを緩く溶いたものが病院で使用している流動食とほぼ同じ成分なんだとか。もちろんそんなものは持たず終いでしたが…。

コースは道標によって管理されていますが、ところどころ分かりにくいところもあり、GPSは必要だと思います。
まるっきり道標が出てこないところや案内板が分かりにくかったりするので事前の理解はよーくしておかないとダメだと思います。
この辺が僕には欠けていたと感じています。
何ヶ所か間違いましたし、不安感をもったところも多かったです。

それでも割と順調に歩みを進め、一度山を降ろされました。
幾つもの山を登っては下り登っては下りを繰り返していきます。

そしてまた沢を渡る場所に出ました。
見渡すと沢の向こうに案内板があり、この沢を渡るのは明白です。
ところが…
渡れるところがない。
そう、増水していて足を置ける岩が水面下に埋没しているのです。

川幅は4mぐらいですが、飛び越えるのは不可能です。辺りを見回すと、しがみつけそうな苔むした岩があります。その対岸は鬱蒼とした場所ですが、何とか行けそうです。

苔ですべってしまわぬように気をつけながら思い切って飛び越えると、うまく越えられました。
あとは枯れ枝や草を押し分けながらルートに戻るだけです。

気をよくしてちょっと進むとまた渡れない箇所にぶち当たりました。
靴を脱いで沢を渡るのが良いとも思われましたが、面倒になってしまいました。
疲労がたまっているようです。
なんせここまで12時間も歩き通しなのですから…。

渡れるとしたらここしか無いな…。
思い切り苔で覆われた岩まで薮を漕いで、露出した部分に身体を移動させます。
対岸は傾斜があって、飛び越えたとしてもしがみつくところがありません。
わずかに足を置けるところに狙いをつけて、ストックを2本突きにしながら思い切り蹴りました。

あっ!


続く。
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京都一周トレイル 夜明け編

2017年04月21日 | Weblog
山中でもカッパに傘のスタイルを崩さず、ザックに染み込む濡れや、顔から伝い落ちる雨でのダメージを減らしてこれからの長丁場に備えます。

お話は前回のブログから続きます。

作戦を練ってきたとはいうものの、この状況をどうするべきなのだろうか。
立ち尽くす僕。

目の前にはコンクリート製の防水堤が流れをさえぎるように横たわっていました。
そこにぶち当たる濁流が防水堤をバシャバシャと越えています。
コースはここを渡るように指示されていました。

普段なら問題なく渡れる場所も、こうなると危ないです。
足をすくわれるほどの水量が防水堤を越えているわけではないのですが、見るからに怖いです。

呆然と立ち尽くす僕。
しばらく見つめていると、防水堤を越える水流にリズムがあるようです。
これを見極めて、行くしかない。
ゆっくりと確実に、そして素早く。
幅50㎝長さ15mほどの足場以外は渦巻く濁流で、踏み外し厳禁です。
中央まで行ったその時、足元に水が跳ね上がり『しくじったか!』と感じると同時に身体は敏感に反応して、残りの数メートルを駆け抜けました。

対岸に着いたとき雄叫びを上げました。
『うぉぉぉ怖えぇぇぇっ』

ひとまず難関をクリアしました。
さらに幾度となく不安感をあおる場面に遭遇しましたが、結局これが一番緊張した場面となりました。

やがてコースは一度登山道を外れます。
工事中の規制により夜間でも一人の若者を配置していました。
通行人対して安全に配慮してのことだと思います。最近は何かあったときの対応に不備が無いように、あらかじめ対応しておく傾向にあると思います。
信じられない程の山奥に人が立っていたりするので驚きます。
彼は夜の雨の中濡れながら道案内をしてくれました。
スタートしてから5時間、初めて会った人間でもありました。

再び山中へコースが引き込まれていきました。
どんどん上がる高度に心拍数も上がりっぱなしです。稜線付近は風が強めに吹き付けてきます。
その時目に入ってきたのがこの夜景でした。
この街の明かりをグルッと一周するのが京都一周トレイルだということです。

そして長い夜は終わりを告げ、大量の雲が東へと流れ去っていくのが見えました。


続く。
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京都一周トレイル スタート編

2017年04月20日 | Weblog
京都なんて近い近い。
新幹線使っちゃえば、取手からたった3時間とちょっとで行けます。

仕事が終わり、ヘッドランプも何とかなりそうなのでいざ出発。
雨も降ってきました。
傘は小さめだけど軽くて非円形な後ろ側が長いタイプにしました。

防水スプレーを施した軽めのトレッキングシューズは、いくつかあるロングウォーク用の中から普段のてくてく通勤で一番違和感が出るのが遅いものを選びました。
それと今回は新兵器として『アーチ形状の違う替えのインソール』を持ちました。

こういう時、新しいアイテムを購入して使用するのは良くないと思います。ほんの少しの縫い目の当たりや指先の圧迫、ソールの硬さ具合なんかも丸一日ともなると絶対的に気になるはずです。
体力が残っているのに、そういうところで違和感を訴えて目的に対して苦し紛れになるのは、準備段階からもう結果が見えていると思います。
つまり言い訳ですね。

しっかり準備して快適に楽しみたいですね。
まさにその言葉は僕にも当てはまり、準備不足を露呈させてしまう場面に遭遇してしまいました。
それは後ほどお話しします。

あっという間に京都駅。
スタート地点は一般的に伏見稲荷駅となりますが、僕が選んだのは終点の上桂駅です。
ある作戦があったからです。

その作戦とは、沢沿いの危険地帯を体力的、気力的にも浪費していないうちに抜けることです。
おそらく雨による増水も予想されます。

京都駅から上桂駅までは乗り換え2回です。
時間もかかるし、土地勘も無く面倒なこともありタクシーを利用します。たしか1600円ぐらいで行けたような…。

このコースはプロジェクト的にすごいと思います。
よく考えられているし、歩いてみて唸ることしきりでした。意地悪いというか、何度となく膝から崩れ落ちそうになりました。
非常に印象深い思い出になりそうです。

逆回りを選択した僕、カッパを着込みさらに傘をさして駅から登山口のある場所へゆっくりと移動します。
激しい割にさほど風が強くないのは地形のおかげなのでしょうか。

最初は画像のような和やかなシーンを抜けていったりしていたのですが、思っていたよりも早い段階で山岳オフロードへ足を踏み入れることになりました。

なんか様子が違うぞ…。
『京都一周トレイル』なんて軽い響きが誰でも歩けるお気軽ウォークに感じさせてくれますが、ちょいと勝手が違うので軽い戸惑いを隠せませんでした。

やがて辺りは完全に闇の中に入りました。
相変わらず雨は勢いを弱めること無く降り続いています。
スタートが23時10分だったので、予定よりはるかに早かったです。
でもそれが気持的にアドバンテージを与えてくれて、ゆっくりと歩ける余裕を生み出してくれました。

そして自分の予想より早く沢沿いの道へといざなわれていくのでした。

当然辺りはまだ漆黒の夜。
激しい滝のような轟音とともに逆巻く流れ。
わかってはいましたが、ここでの選択肢は3つと考えました。
戻って中止。
半日待って水量が減るのを待つ。
迂回路を探す。
どれも今の僕には受け入れられず、ゆっくりと確実に歩みを進めて行くことしか出来ませんでした。

たぶん明るければ何ともなかったかも知れませんし、逆にすべてが見えてしまったら恐ろしくなってしまって身体が固まってしまったかもしれません。

ここは自分にとって都合良く解釈することにしました。
足元を確実に、なるべく水際を避けて行こう。

ところが…。
『おお… これは危険』
防水堤から水際まではわずか2㎝程度。しかも逆巻く流れ。
戻るにはあまりにもリスキー。
戻ってどうなる?
ここは速やかにかつ確実に通過しようと考えました。幸い雨は止んではいませんが、天気は予報通り回復傾向にあると思いました。

雨量は多かったですが、すでに今が沢の水量は降り始めた時間的にもMAXであろうと判断できます。
ここから鉄砲水のように増水することはまず考えられません。
慌てることは無い、落ちたら助からないのだ。

やがて危険地帯は僕から離れていきました。
ホッと胸をなでおろす僕の前に現れたその場面。
思わず膝から崩れてしまいそうでした。
『考えるんだ… よく見て考えるんだ』


続く。
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京都一周トレイル 準備編

2017年04月19日 | Weblog
突然思いついて『京都』に行くことにしました。
京都… 中学校の修学旅行以来です。
最近では外国人観光客がものすごいらしいです。

でも今回はロングトレイルを歩くために京都に行きます。
歩くんですよ、がっっっつりとね。
ロングトレイルは最近、僕の中で興味レベルが上がってきています。
長い時間、長い距離歩くのは無心になれて貴重な時間です。

いろいろ調べてみると、あるある沢山ある。
その中でも2日間(僕のお休みなんてこんなものさ)で一気に達成できるコースはないかな?
ついでに踏破認定があると励みになるんですけど…。

そして白羽の矢が立ったのがこの『京都一周トレイル』だというわけです。

このコースを歩いた方たちの記録を見てみると、なんとワンデーでも行けるようです。
トレランで駆け抜ける猛者達とは違うけど、こんな僕でもやせ我慢すれば2日間で何とか歩き切れるかもしれないと思いました。
今思えば甘い考えだったと思います。

数日前から天気予報を見ていると、『う~ん、微妙』月曜日から火曜日にかけて前線が通過するということです。ついでに雷鳴るかも…。
前日までの予報では、朝方には雨はやみそうだと言っていました。
でもそれでは遅いのです。

なんてったって80km歩くんですから。平地なら80kmは行けそうだけど、山がらみじゃなぁ…。
筑波連山縦走だってたったの30km程度だし、それでヘロヘロになった僕だし…。

今までもそうでしたが、厳しい山は早出に限ります。過去の経験では午前2時なんていう時もありましたし、今回も間違いなくそうしないとダメだと思います。

日曜日、出発の日の前々日。
17時発表の気象庁の見解では、午前3時まではまとまった雨量だということで、完全にやむのは午前6時ごろになりそうだと。
『やめた。やーめた』
その晩は支度もせずに寝てしまいました。
月曜日の夜に退社と共に家には帰らず、京都入りしないと間に合わないのです。

準備しないで寝る=行かない。
ところが当日の朝、1時間も早く目覚めてしまったのです。
『こ、これは…行けというお告げか』
ひとまず、真面目にパッキングせずに必要なものをザックに適当に詰め込みます。そして最終的に行く気になったら選りすぐってキチンとパッキングすることにしました。

気持ちはけっこう行く気になってきて、作戦も具体的になってきました。
天気予報はそのままでした。あと3時間早く前線が抜けてくれないかなぁ…。
『やっぱり行く!決めた』
ところが最後の準備を整えたところで、大切なものが無いことに気がつきました。ヘッドランプが…ない。
これがないと間違いなくダメです。

まてよ?予備のコンパクトタイプならあるなぁ。

いや、無理無理。
そんなに甘くないぞ。
沢沿いの道もあるみたいだし、80kmはそんな簡単じゃないはずです。

『ダメだ。行けない』

肩を落としていましたが、ふとこんな時もあるのかな?というつもりもあって、ヘッドランプを車内の就寝ランプとして取り付けたんだった。
『あれ、使えるかなぁ』

幸い新しい電池も沢山持ってきたし(ネットで調べた人は3回取り換えたと言ってましたし)、頭に巻くためのゴムバンドがないだけなので、帽子にテーピングテープで固定すればいいかな。なんて思いました。

よし!行けるぞ。


続く。
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てくてく通勤 4/13

2017年04月13日 | Weblog
先日のお休みは、実家の母親のために介護用ベットを搬入しました。
よってこの日は一日その作業に追われていました。

あいにくの雨のなか、既存のタンスを粗大ゴミの回収に出すため分解して運び出しました。
もちろん一人では無理なので、静岡から弟を呼びました。仕事を休んで駆けつけてくれたのは、普段何も出来ないもどかしさからくる心の現れかもせれませんね。
いずれにせよ、とても助かったのは言うまでもない事実です。

弟は運送業なので、引っ越し業務なども手掛けていたのか段取りがよいです。
ササッと扉を外して軽くすることで、いとも簡単に運び出せました。

室内を片付け、清掃し、ゴミを10袋ほど出し、介護ベットの搬入を待ちます。
ほどなく業者さんが来てベットを組み上げていきます。
毎日やっているのか、手際よいです。

床擦れ防止マットらしく、少しそれが出始まった母にとっては良いタイミングだったかもしれません。

ベット廻りのレイアウトなども考えると、なかなか使いやすくしてあげるのは難しいです。
お客様方も気にして下さって『お母さんどうですか?』と良く聞かれます。皆さんいろいろ教えて頂けるのでとても助かっています。

夕方、デイサービスから母が帰って来ました。ベットをみて目を丸くしていました。
さっそく横になってみますが、渋い顔をしていました。でも、指でオッケーサインを出していたので、あとは慣れていけば良いのではないでしょうか。

今週はそんなわけでスキーも登山もウォーキングもしない休日でした。
そんな時こそ、お手軽なてくてく通勤で行きましょう。
先週はお天気と用事の関係で、てくてく通勤は無しでしたから、なおさら歩きたくなりました。

しばらく歩けない日が続いてしまったので、疲れるかな?と思いましたが、だいぶ身体が慣れたようで、何ともありませんでした。

これからのためにロングトレイル用のシューズをいろいろカスタマイズしていこうと思っています。
そんな事を考えながら歩いていくのは楽しいですね。

今日はインソールを入れ替えてみました。
土の上と舗装路はダメージの受け方が違うので、そこを調整していきます。
知ってました?インソールでかかとのホールドがカップ式になるタイプって、ジャストサイズじゃダメなんですよ。
少し小さく切って、数ミリですがシューズの中でインソールが動くようにしないと、インソールと足裏が一体化しないんです。一体化しないと正しく機能しないのは考えてみれは当たり前の事ですよね。

あとは好みもあると思うので、インソールにスペーサーを切り貼りしたりしながら微調整していこうと思います。

通勤コースには目立った桜の名所はなく、ちょっと残念でしたが春になって花もかなり目立つようになりましたね。
天気も良くのんびり歩きで出勤しました。

画像は菜の花です。
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春になった会津駒ヶ岳 その2

2017年04月06日 | Weblog
この画像、大ちゃんが撮ってくれました。
このシーンだけ見ると、とても爽やかでさぞかし楽しかったんだろうなーと思われますよね?

ここまで来るのに死ぬほど大変な思いをします(笑)。

業を煮やした僕は、途中でスキーアイゼンを外しました。
なーんだ軽いじゃんか。
これって要所で使うに限りますね。
でも、今回は試すという課題があったので、これはこれで仕方ないです。

さらに、お腹がもよおして来てしまいました。
これは緊急事態です。
大ちゃんに先に行ってもらって用を足します。
(この部分書こうか迷いましたが、僕自身も初めての経験だったのであえて… 気分良くない方は飛ばして下さい。ごめんなさい)

雪が融けると残骸が露出するので、その辺は気を遣って場所を選びます。
動作は素早く、下腹に力を込めて。
大切なものを持ってきてないのを自覚していました。
か…紙がない。
実は歩きながらイメージしていました。その場合こうするしか無いかなと。

天然雪のウォッシュレット、そう雪で拭くのです。
これね、実はかなりきれいになりました。冷たいだけです。
(あー言っちゃった。でも、僕の今日一番の習得はこれだったかも)

いろいろあって時間がかかってしまったので、大ちゃんが心配しているのではないかと不安でした。たぶん相当待ったと思います。
大ちゃんごめんなさい。

山頂まで行けませんでした。
タイムアウトってやつですね。
僕自身タイムアウトで下山は初めてです。
それだけ歳をとってしまったのか、それとも僕自身のスキル不足なのか、悔しさが残る一日になったのも否めません。

大ちゃんが優しく『今日はここまでにしてゆっくりカップラーメン食べましょう』と。
久しぶりの会津駒ヶ岳は登山シーズン以来その姿を間近で見ました。
やっぱり気持ちいいです。良い眺めです。

さて、では滑走に移りますか。
脚を使った後の滑走はヨレヨレなのは自分でも自覚していますが、今日のストップ雪はかなりキツいです。
最初はそれなりに頑張っていましたが、下るにつれてもうどうでもよくなりました。

筋肉が唸ってきたらサッサとあきらめてスライディングします。
何回も転びます。
一方大ちゃんはストップ雪に苦戦しながらも、ちゃんとテレマーク姿勢入れながら滑走していきます。
この差はなんなんだ。

こんな雪はジャンピングターンしたり踏んだり抜いたりのスキー操作が大切ですが、乳酸が溜まって出来ないのです。
ドーピングしたいと本当に思いました。

下山したら温泉に入りましょうと言われていたのに、タイムオーバーでそれも無し。
苦い思いと爽やかさが入り混じる今回のバックカントリースキーでした。

次回は頑張ります。


おしまい。
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春になった会津駒ヶ岳 その1

2017年04月06日 | Weblog
今期2度目の会津駒ヶ岳バックカントリーです。

痛ましい那須の雪崩事故につきましては、何故?という疑問点が多く残されました。
お亡くなりになられた若い命に無念の気持ちを感じます。ご冥福をお祈り申し上げます。

僕も冬山やりますので、一層気持ちを引き締めていきたいと思います。

さて、4月になっても高い山はまだまだ雪だらけです。当たり前のように雪も降ります。
判断が難しくなってきた時期でもありますので、情報収集につとめました。

今回もフリースキー界のビッグネーム岩崎大ちゃんと一緒に登ることになりました。
大ちゃんのノーポールテレマークはかっこいいですよ。
大ちゃんと滑ると必ず得るものがあるのでとても勉強になります。

いつものように前夜発です。
今回は割と遠いのでおよそ4時間半の移動です。
高速道路を1区間だけ乗るのですが、なんと西那須野塩原のICが工事のため夜間閉鎖でした。

乗る前に知らせて欲しかったです。
(僕が見落としたのかなぁ…)
結局その先の黒磯まで行くことになり、時間もお金も損しました。
宿泊は道の駅番屋。
トイレもあるし、30分ほど手前だけど安心感あると大ちゃんに言われました。

寝たのが午前3時。
家族でもんじゃ焼き食べに行ってたので出発が遅くなってしまいました。睡眠不足はパフォーマンスに差し支えますが、もんじゃ焼き食べたかったので仕方ないです。

6時前に起きて山に持って上がるお湯の用意と朝食をとりました。
約束の時間の15分前に着きましたが、大ちゃんはもう来ていました。
できる男は行動も早いのだ。

登山口に着くともう何人かの方達が登る準備をしていました。
天気も良く、楽しめそうな一日に期待感が膨らみます。

今日はスキーアイゼンを試してみることにしました。
率直な感想ですが、重いです。
確かにシールだけよりはズレにくいですが、ストレスを感じます。
今日はいらなかったかな。

続く。
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