何年も何年も計画倒れしている山の一つ日留賀岳(ひるがたけ)。
丹沢の最高峰『蛭ヶ岳』と同じ読みなので、ちょっと影が薄いかもしれませんね。
でも、男鹿山塊の名峰であることは間違いないと思います。
場所は那須塩原。僕がいつもスキーで通る道からちょいと入ったところが登山口です。
スキーに来るたび日留賀岳のことはいつも頭から離れませんでした。
登山計画書を書いたにもかかわらず、登らなかったのが4回。なぜかここは熊の意識が強くて仕方がなかったのが一番の理由かもしれません。
どこの山だって熊に遭うときは遭う。遭わないときは遭わない。
それはよーく分かっています。
過去3回熊に遭遇していますが、やはり去年のにらみ合いの場面が忘れられないので、なおさらかもしれません。
あの時は、ただただラッキーだっただけなんです、きっと。
つい先日もタケノコ取りの方が熊に襲われて亡くなりましたね。
僕だってもしかしたら同じ運命をたどっていたかもしれないのに…。
ただ、タケノコは熊も食べる(主食っていう話も)ので自分のものを取られた気分になったのかもしれないですね。
そんな事を多少なりとも意識して、今回の日留賀岳登山を決めました。
そのため、熊の行動時間といわれている早朝夕方は避けました。
今朝のスタートは6時。
僕としては少し遅めです。
一番に入山するのが好きだけど、今日は先行者を期待しています。
シャクナゲの時期だし、いくらマイナーな山でも登山者いるでしょ。
さて、登山口の小山さん宅(ここはですねぇ、小山さんの好意で駐車場も開放してくれて、入山者名簿もそなえつけてあるのですよ)をスタートしてみると、なぜか爽やかな気分です。
天気も時期も良いからかな?
まったく獣の匂いもしてきません。
でもね、それは自分勝手な解釈なのですよ。
奴は突然現れるのです。
登っていくとあまりにも美しい新緑が目に心に沁みてきました。
『あぁ… 来て良かった』
人のイメージなんてそんなものですね。
僕の頭から熊のことは薄らいでいきました。今日は良い日になりそうだ。
登山道の状況から、先行者ありと見ました。
一番の決め手は蜘蛛の巣にかかる数が圧倒的に少ないということです。
僕はいつも蜘蛛の巣払いを買って出ているようなものですから。
登り4時間、下り3時間が平均的なコースタイムです。つまり休憩食事なしで7時間ということです。
今日は新しいロングトレイル用に買った登山靴を履いて具合を確かめたいと思います。
続く
丹沢の最高峰『蛭ヶ岳』と同じ読みなので、ちょっと影が薄いかもしれませんね。
でも、男鹿山塊の名峰であることは間違いないと思います。
場所は那須塩原。僕がいつもスキーで通る道からちょいと入ったところが登山口です。
スキーに来るたび日留賀岳のことはいつも頭から離れませんでした。
登山計画書を書いたにもかかわらず、登らなかったのが4回。なぜかここは熊の意識が強くて仕方がなかったのが一番の理由かもしれません。
どこの山だって熊に遭うときは遭う。遭わないときは遭わない。
それはよーく分かっています。
過去3回熊に遭遇していますが、やはり去年のにらみ合いの場面が忘れられないので、なおさらかもしれません。
あの時は、ただただラッキーだっただけなんです、きっと。
つい先日もタケノコ取りの方が熊に襲われて亡くなりましたね。
僕だってもしかしたら同じ運命をたどっていたかもしれないのに…。
ただ、タケノコは熊も食べる(主食っていう話も)ので自分のものを取られた気分になったのかもしれないですね。
そんな事を多少なりとも意識して、今回の日留賀岳登山を決めました。
そのため、熊の行動時間といわれている早朝夕方は避けました。
今朝のスタートは6時。
僕としては少し遅めです。
一番に入山するのが好きだけど、今日は先行者を期待しています。
シャクナゲの時期だし、いくらマイナーな山でも登山者いるでしょ。
さて、登山口の小山さん宅(ここはですねぇ、小山さんの好意で駐車場も開放してくれて、入山者名簿もそなえつけてあるのですよ)をスタートしてみると、なぜか爽やかな気分です。
天気も時期も良いからかな?
まったく獣の匂いもしてきません。
でもね、それは自分勝手な解釈なのですよ。
奴は突然現れるのです。
登っていくとあまりにも美しい新緑が目に心に沁みてきました。
『あぁ… 来て良かった』
人のイメージなんてそんなものですね。
僕の頭から熊のことは薄らいでいきました。今日は良い日になりそうだ。
登山道の状況から、先行者ありと見ました。
一番の決め手は蜘蛛の巣にかかる数が圧倒的に少ないということです。
僕はいつも蜘蛛の巣払いを買って出ているようなものですから。
登り4時間、下り3時間が平均的なコースタイムです。つまり休憩食事なしで7時間ということです。
今日は新しいロングトレイル用に買った登山靴を履いて具合を確かめたいと思います。
続く