今シーズン、一つの節目となる30回目のテレマークスキーです。
相変わらず肩は痛いまま。
今日は今ひとつパッとしない内足で立ち上がる動作を練習しようと思います。
極力転ばないようにしなければ⋯ 痛いですからね。
そして今日は一人です。
さて、たかつえに降ったはずの雪は、全くと言っていいほど僕に恩恵をもたらさず、放射冷却にてガリガリ君になっていました。
かろうじてピステンブーリーでかけられたバーンはエッジが食い込む感じはあります。
午前中日陰になるロマンスコースから滑り出しました。
3本ぐらいはノートラック部分のバーンを快適に飛ばします。
そのあとはみんな大好きパラダイスコースを大回り、中回り、そしてコブを想定した小回りをやりました。
もちろん覚えたてのボーゲンも使って緩斜面をクリアしていきます。
午前9時でこの状態。
あまりにも空いているのです。
若者が少ないのです。
さらにリフト券も値上がりして、お手軽感全くなしです。
最近の若者は車の免許すらいらないという人も少なくないし、車に対しての執着も薄いというか⋯ これも時代の流れなのか。
つまりスキー場にくるのは簡単じゃないから、なかなかやる気にならないのでしょうか。
大人たちにはもっと子供たちにアウトドアを経験させてあげて欲しいです。
ロマンス上部から。
今日も南会津や尾瀬周辺の山々が美しく見えました。
山頂からのマウンテンコースは難しそうな感じで、今日は滑っている人を見ませんでした。
チャレンジコースは、相変わらず荒れたままの状態ですが、一度は整地されたようです。
お昼を回ったところです。
12時30分、僕も昼食をとることにしました。
今日は「すき家の牛丼」ご飯は家から持ってきて、牛丼の具だけ買いました。
朝もハムレタスサンドを作ってきてホットサンドにしたので今日はコンビニ寄らずでした。
午後の部、スカ1で上がっていきます。
おっと電話だ。
『もしもーし、たかつえ来てるんだろ? 今ね、ラネージュの前にいるんだ』とマスターから。
どうやら僕の車があるのを確認していたようです。
『はーい、じゃそちらに向かいます』
パラダイスを流しました。
マスター『チャレンジはコブになっていたよ。上から見るとそうでもないように見えるけど行ってみるとすごいんだよな、たぶん。でも一本いってみるか』
滑ってみると意外と雪の状態も悪くなく、コブもまだ浅かったです。
マスター『悪くなかったねぇ、もう一本いこうか』
3本目になりました。
上手なスキーヤーお二人がハイスピードで落下していきます。すごい!
そこに「ヘビ先生(僕はそう呼んでいる。遠目に見るとヘビ柄のウエアなのだ)」が来ました。
マスターと同じく子供たちのスキー合宿のインストラクターをやっていようです。
自分でも自覚はありましたが、たぶん常連さんの中では僕は有名人だと思います。
『あいつまた来てるよ』的な。
ヘビ『テレマークでコブ滑ってる青い(青いウェアをずっときてたから)人だよね?』
僕『そうです、そうです、テレマークだしやっぱり目立ちますよね、あいつまた転んでるって(笑)』
ヘビ『俺、Wといいます。お名前は?』
僕『高橋です。こんどお見かけしたら挨拶しますね』
蛇『俺もしますね』
ということで、知り合いがまた増えました。
ちなみに時々教えたりしてるから、スクールやってたりするのかな? なんて思っていましたが『俺、級とか資格とかなんも持ってない』って言ってました。
本当に好きなんですね。
自分に課題を与えて地味に練習を毎日こなす。それが楽しみなんだとか。
すごくいいと思います。
とりあえず毎日滑るって言ってました。
それと、見る限り必ずラストまでいます。
これもマスターのおかげで人の輪が広がったというわけです。
3人ともトリプルで上がったあと別のコースへ散って行きました。
マスターは『帰りにコーヒー飲みに来なよ』と言ってくれました。
僕はコブへ戻りました。
今日はとにかく「深い、デカい」です。
歯が立たなければショートターンの練習に戻るかチャレンジの浅いコブをフリーランするかにしようと思います。
行ってみると奥にピッチの大きな不揃いのコブが出来ていました。
最初はここで転ばないように滑ろうかな。
欲が出てきました。
細かく深いコブに挑戦したくなりました。
一発転んで痛い肩に激痛が走りました。
前に転ばないようにと思うと後傾になり尻もちを着くこと数回、ついにズルドンですが何度も通せるようになりました。
コブの形状がアルペンスキーで付けた「バンクライン」なので深くなるとコブの裏側に段差が出来ます。
なんでこんな二段コブになるのかなぁ。
ひねり戻しと確実に降りる練習をずっとやって本日も終了です。
ペンション「もりのこびと」。
マスターから言われた言葉⋯。
いよいよその日が迫って来ているのかも知れません。
ペンションのマスターとお客の関係ですが、僕にとっては大切な先輩であり、友達のような関係です。
今日はママさんも話に加わってくれて、つい長くなってしまいました。
Tさんも年上ですが、先輩たちがバリバリ滑っているのを見ると「まだまだ行けるんだ」と思ってしまいます。
それではまた来週。