TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

常陸国ロングトレイル SE18-34 ひどいルート

2024年06月25日 | Weblog
久しぶりの常陸国ロングトレイル(茨城県北ロングトレイルは名称変更しました)を歩きました。
今回のバディは、お馴染みE君。

始めに言っておきます。
ひどいルートでした。

この記事はひとつの意見であり、感じ方もあるかと思います。
しかし、このルート問題ありだと思いました。
決して悪口を言いたい訳ではないので、ありのままに書きますね。


午前6時集合。
一台置き春友彫刻の森公園を6時前に出て、小菅ロードパークに移動しました。
前回はSE18の大菅入口まででしたので、ここからスタートしました。


温泉宿があります。
日帰り入浴も可能のようですが、時間に気をつけて。


しばらくは里川を渡り川沿いのルートです。
「山林さしあげます」の看板があり、驚きました。あげちゃうのね?


車もほとんど通らず、快適なロードです。


昨夜の雨でもやがかっています。
湿度は高め。


このあたりはりんご農園がたくさん。
ん? 何か書いてあるぞ。


笑いました。
ナイスユーモア。


カボチャの花。


赤いひまわり。
あるんですよねー。


山に入っていきます。
紫陽花がたくさん植えられていました。


オフロードになりました。


涼しげな流れ。
虫は少なめかな。
ネットは被らずにすみました。


モッサリした雑草はまだ露がたっぷり。
ゲーターを装着しました。


高鈴ハイキングコースと間違わないようにして下さい。


一旦舗装路に吐き出されました。


おや? 竹工房がありましたよ。
なになに? 「おひとつどうぞ」と。


かわいいじゃないですか!
女房におみやげにしようっと。


奥におじさんがいて作業していました。
「ひとつ頂戴しまーす」と言うとにっこり笑って二回うなずいてくれました。


消防団の詰所がありました。
いい感じの椅子に見えてしまい、ここらで休憩をとることにしました。
僕は自前のおにぎり。E君はお気に入りのジェル。彼は冷やし中華を持って来たので、もう少し先で食べるそうです。


「御岩神社」立派な神社でした。
ここから御岩山に登ります。


「御岩山珈琲」だってー。
時間があれば飲みたかったな。


神社のわきの参道を登りました。


山の準備が無いまま登る人も多いです。
道は比較的歩きやすいですね。


もうちょい。


御岩山山頂です。


岩あります。
くつろいでいたら、後続の方たちが待っていたので先に進みました。


山アプリで同定しようとするも、はっきり分かりませんでした。


そしてさらに進み「高鈴山」へ。
ここにはレーダー雨量観測所があります。


低い山ですが茨城では筑波山、宝筺山に並んで人気の高い山です。
展望台やベンチがあって、多くの方が休んでいました。


春友を目指してさらに進みます。
鎖場と表示があったので行ってみると、鎖の手すりでした。
粘土質の急斜面はこれに掴まらずして降りるのは厳しいです。


迂回した方が良いと思いますよ。
岩場の鎖とはわけが違いました。


僕のGPSです。
ピンクのラインは正規ルート、黒い矢印は現在地です。
つまりルートをロストしてしまいました。
だいぶ来てしまいました。

ピンクテープに惑わされないで下さい。
尾根伝いに分岐していました。
イエローテープが入口にあります。
入り込むとたくさんあって誘導されていきます。


入り口はテープ1本しか見えません。
振り向いて覗けば二本見えます。

さて、問題はここから。


画像では分かりにくいですが、結構な急斜面です。
手がかりも足がかりもない粘土質の斜面を降りて行きます。
こんなところが何度も何度も現れます。

この道、何事も無く通過するのは難しいのではないでしょうか。
下手して滑ると下まで落ちて行きそうです。
せめて杭かロープぐらいあったほうが良いのでは?

なぜここを通したのか理解しにくいです。


狭い片斜の道はあまりにも幅がなく、ふちにに足を置いた瞬間、落ち葉の下は粘土質の斜面になっていて落とし穴のように潜りました。

そのまま前から落下。
一回転して止まりました。


つまり置いた足は斜めになった登山道を横に滑って行き、落ち葉を突き抜けてスライディングではなく前転させられました。

もちろん僕の不注意もありますが、無理やり付けたルートにしか感じられませんでした。
なぜここを通過させるのか、ルート選定はこれで良かったのか。
高鈴山を越えて春友まで行く間に滑落や転倒の事故は起きていないのか、またこれから起きないと言えるルートなのか疑問です。


幸い目の脇を枝で擦りむいただけで済みましたが、もし枝が上を向いていて目に刺さったとしたら大惨事でした。

県北トレイル(常陸国ロングトレイル)は破竹の勢いでルートを拡大していますが、整備が行き届かないまま次々と道を通していたりしていませんか?

これから先もこんなルートを歩かされるのは嫌だなと僕もE君も思っています。
もちろんE君も粘土質の斜面でストックを刺しているにも関わらず滑り落ちました。
前の日が雨だったことが災いしているのは分かっていますが、そんな日はいくらでもある。
登山道の安全確保は運営側に委ねられています。

もう一度ルートの再確認をお願いしたいと切に願います。

今のところこの先、このトレイルを歩きたいと思っていません。


歩行距離 26.5km
所要時間 9時間30分
累計登坂標高差 +1132m
45,500歩






コメント (2)
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続『私たち新婚旅行も行ってないんだよ』

2024年06月19日 | Weblog
女房のおかげで昨日の雨も早めに上がり、二日目は思いっきり快晴になるというご利益を得ました。
神様奥様女房様〜 ありがとうこざいます。
今日は立山に行こうと思います。
もちろん室堂までですけど、女房には3,000m級の山を目の前にするなんてのことは初めてです。
6月も半ばの梅雨時でこんなに晴れて風も弱いなんて、まずなかなか無いです。
いよいよ週末あたりから本格的に梅雨入りするかもしれませんね。


今朝はバイキングでした。
6時30分から二番目に案内されて着席しました。
バイキングは色々食べれるけど、お腹いっぱいになり過ぎてしまいがちですよね。
あまり食べられなくなった僕らはだいたいこんなもんです。


小一時間走って立山駅に向かいます。
駐車場は坂の下の無料駐車場へ。


立山駅。
ケーブルカー乗り場へ向かいます。

行きは割と空いていました。
女房は立って最後尾から高度感を楽しむんだと言いました。


確かに下を見た方がゾクゾク感がありますよね。


美女平駅で高原バスに乗り換えます。


バスは称名滝の見えるところでスピードを落とし、少しずつ進みます。
今日は見えて良かったです。
今度は自分の脚で行ってみたいですね。


弥陀ヶ原。
空が青すぎる。


雪の大谷はもうだいぶ低くなってしまいました。
最高地点でこのぐらいです。


室堂ターミナルが見えてきました。
到着です。


バスを降りて〜

すぐにそば屋へ。
お腹が空いては歩けないからね。
富山はちょっとしょっぱい味付けが多いのかな?


ジャーン、室堂平。
快晴!


みくりが池。
すごく綺麗。
とにかく雪の白、岩のグレー、木々の緑、土の茶色のコントラストが素晴らしい。
僕はこの残雪期と秋の紅葉が大好き。

以前筑波山でスズメバチに刺されて以来『山には行かない』と言っていましたが、ここは天国に近い山です。虫もほとんど出ず、ラッキーでした。


みくりが池温泉。
今日は休館日だそうです。
せっかく温泉タオル持ってきたのに残念です。


地獄谷。
現在もいまだ立ち入り禁止が続いています。


山崎カールの解説板。
長い年月をかけて氷河が削ったお椀形の地形のことで、雪が無くなるとこの地形が現れるのです。


みくりが池を1周して室堂山荘でおトイレを借りました。
ここでも温泉がありましたが、14時からということでまた次回にしました。


微妙に滑るので、簡単なチェーンスパイクがあると良かったかな? 用意していたけど、結局置いてきちゃいました。
でも滑り止め付けてる人は1人もいませんでした。


ゆっくりと一周して室堂ターミナルに到着です。

立山ホテルのレストランでナン付きのカレーを二人で分け合って食べました。
量的にちょうど良かったです。

立山駅のショップで帽子を買いました。
「岳」って入ってます。
ちょっとやりすぎかとも思いましたが、ちょうどキャップが欲しかったし、また選びに行くのも面倒だし。


帰りも立って一番前に張り付いて下を見ていました。
なんと運転席は前の赤い箱でした。そうなんだー(驚)。

帰り道は女房がだいぶ運転してくれたので、ブログを書き終えることが出来ました。

また来月立山に来る予定です。
今度は扇沢から黒部ダム経由で入ろうと思います。
雷鳥沢でキャンプして来ようと思っています。


新婚旅行おしまい(笑)


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『私たち新婚旅行も行ってないんだよ』

2024年06月18日 | Weblog
そういうわけです。
女房とひっさしぶりの旅行です。
今回は大切なお友達から富山県のとあるホテルの宿泊券を戴いたので、出かけることにしました。
もちろん「夢の超特急 我が家号」で前夜発です。
我が家号はよもや走行距離29万キロという激しい走行に耐え、時にはホテルマイカー、時にはレストランマイカーとして大活躍してくれています。
今回も頼むぜー。

ということで月曜日の仕事が終わり、自宅に戻るとすぐに荷物の積み込みをしました。
風呂入ってコーヒー持ってマックでハンバーガー買って、高速道路に滑り込んだのは20時半もだいぶ過ぎた頃でした。
今回の運転は片道480km、所要時間は5時間超え。

心配なのはお天気です。
そう、今期の僕は雨鬼も青ざめるほどの雨男。
それに梅雨時とくればもう決まったようなもんです。

出発そうそうの雨。
でも久しぶりに女房を連れて出かけるので、洗車機に入れました。
でも洗ったあと拭き上げたことはたったの2回。いつも洗いっぱなしです。
だってまたすぐ汚れるんだもん。というわけで洗いざらし。

到着は立山インターにほど近い「有磯海(ありそうみ)サービスエリア」です。
午前2時40分就寝。
今夜のホテルマイカーはツインとなりました。

段違いに幅110cmのところに二人寝ます。
これはすごいですよ。上の段の僕は50cm幅の板の上。下の段の女房は約60cmでなんとか寝返りも可能です。
まあ、時折目が覚めますが何とか寝れます。

雨と分かっているので目覚ましもかけずに寝ました。
起床は8時過ぎでした。

朝ごはんは有磯海サービスエリアのフードコート(24時間営業)で「白えびのかき揚げがのった氷見うどん」を2人でシェアしました。


お味は75点。
白えびもうどんもつゆも普通です。
最近、舌が⋯ 舌が わがまま になってしまって高得点を許してくれません。


まず向かったのはお魚屋さん。
富山出身のお友達に聞いてきたここ。
おばちゃんがとてもいい感じでした。
お値段も適当な感じで、高いのか安いのか分かりません。


この商店街には「藤子不二雄A」先生の故郷ということで、モニュメントがあちらこちらにありました。


次に海沿いにある道の駅に行き、アジフライとカキフライを買いました。


それを持って海沿いにいきました。
軽く火で炙ってから食べました。
お味は60点。まあ、そんなもんです。


そして「世界一素敵な景観のスターバックス」が近くにあると女房が言うので、せっかく来たのだから寄ってみることにしました。

こんな感じで、振り返ると⋯

こんなに素敵な風景が目の前にあります。


スターバックスでは、座れるところを見つけてから購入して下さいと言っていますね。なのでタオルハンカチで座席を確保しました。
コーヒーを買って座席に行くと、3人のマダムが腰掛けていました。
女房は自分のハンカチをそこから取りました。
すると『あら、忘れ物だと思ったわ』と言われました。でも、隣が空いていたので椅子を一つ持ってくることでなんとかなりました。
そのおかげで、こんな写真も撮れました。


早めの温泉。
「近くの日帰り温泉」で検索するとここがヒットしました。
「なまず温泉」と言います。
ほとんど地元の人しか来ません。
女湯側の脱衣所から声が響いてきます。
「茨城ってどこー?」とか「ここをよく見つけたわねー」とか聞こえてきます。
そして富山弁はまるで分からなかったそうです。ちなみに取手は千葉県で茨城は知らないけど千葉は分かるそうです。
あとから女房に聞いて笑えました。


きれいな温泉施設もいいけど、地元の人達が通う風呂もいいですね。
また来れたらいいなー。
帰りしなにそこの奥さんから「また来て下さいね」と言われました。


ホテルにチェックインしました。
10階建ての9階でした。
まずまずの眺めで、お天気も回復してきました。雨男返上かー!?


女房が予約してくれたのは「魚料理」のお店。一生懸命探したようですが、このたたずまいは夜の街の一角ですね。
とりあえず予約時間に入ります。
他のお客さんはいません。というか、来ませんでした。
たぶん夜中遅くならないと賑わって来ないと思います。


白えびの刺身。


バイ貝。

女房から言葉でなくLINEが来ました。
「ここを出て仕切り直そう」と。
ちょっと期待はずれでしたね。


ということで、富山駅前のショッピングセンターに来ました。
トイレの前にこんな自販機がありました。
すげー と思いました。


仕切り直しは「富山ブラックラーメン」。
しょっぱくて参りました。
一人前を二人で分けたのでまだ助かりました。


さ、おみやげ買ってホテルに戻ろうね。
すると、路面電車のターミナルがありました。
色んなデザインがあって、なかなか趣がありました。乗ってみたいなー。

とりあえずこんな感じで初日を終えました。


明日に続く。



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テレマークスキー (23-24シーズン 52回目) オマケの月山② 2024.6.5

2024年06月05日 | Weblog
月山に来る皆が気にしているのはこの画像でしょ?
本日2024.6.5午後3時の状況です。
このあと、晴れるはずの天気も僕がいるせいで激しく霧、もしくは時々小雨、申し訳程度の日差しが数秒⋯ってな具合です。


田んぼのようなところを歩かないとリフトに乗れません。
失敗すると足首ぐらいは喰われます。
それでも文句言わないのは、日本で雪で外で板履いて滑れるのはもうここだけだからです。

登山客もぼちぼち出てきてますが、リフトの架け替え(雪なしだとリフトの位置が高すぎるため低くする作業をする期間があります。当然お休みです)をしていないため、登りはリフトで行けますが下りは歩くんです。
まあ、1kmぐらいなので歩けばいいじゃんと思いますが、たったそれだけで山に登るのを諦めてしまう人もいます。
情報入手は大切ですね。


月山ペアリフトの駅舎まで姥沢駐車場から歩きます。
さあ今シーズン本当のラストです。


ガス多めのスタートです。
けっこう肌寒いです。


コブは昨日よりもさらに深くなっていました。
今日の転倒は板を踏むこと数回とコブの頭にトップが刺さるのが2回でした。
やっぱりラインと状況にも順応しないといけないなと感じました。

今日は数人のテレマーカーと遭遇しました。
皆さん上手でした。
もしかしてテレマーク流行ってる?(笑)

田んぼに足を入れたくない人は沢コースを限界まで詰めるとここから上がれます。
そのかわり体力消耗と引き換えですよ。

15時になるところで上がりました。
集中力が切れてきたと感じました。
というのも、ハイクアップが大変で、これならコブのLINE沿いに上がっても変わらないんじゃないかと考えて4本滑ったらそのまま降りる。また4本滑ったら降りるを3回繰り返しました。
4本滑ってもさっき滑った人が来なかったので効率としてはいいんじゃないかな。

ハイクアップは飛び系のときによくやりましたが、コブ斜面がこんなに急斜面とは思いませんでした。けっこう辛かったです。

今日は前回気がついた事を実践しましたが、まだまだ精度が上がっていません。でもテレマークには厳しい細かいラインもきちんと制動を効かせながら滑り切ることが出来ました。
今シーズンの収穫はこれかな。


これにて今シーズンのスキーを終了とさせていただきます。

今シーズンお世話になった皆さん、そしていつもの仲間たち、また来シーズンもよろしくお願い致します。ありがとうございました。

おしまい。


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テレマークスキー (23-24シーズン 51回目) オマケの月山

2024年06月04日 | Weblog
先週板じまいしたはずなのに、何もやる事が無く、ただだらだらと休日を過ごしてしまいそうで怖くなりました。
しかし、ここのところの忙しさでものすごく眠い。
仕事終わって自宅に帰ると、マッサージチェアで午前1時まで寝ていました。
少しすっきりしました。

風呂入って上がると2時。
もう行かないはずの月山の天気予報を見ていました。
『水曜日は晴れるのかぁ』
そうだ、だらだらやろう。
どうせ家にいてもだらだらするんだ。それならスキー場でだらだらしたらいいじゃん。
ホテルマイカーでぐっすり寝て水曜日に楽しめば満足するかもよ。

一度片付けたスキー道具をまたすべて積み込むのはめんどくさいし時間かかりました。
行かないつもりだったので、ガソリンも入れてない。

すべて準備が整ったのが午前3時40分。
ここから約5時間の運転です。
ちょうどオープン時間に間に合うぞ。


月山ペアリフトまで一度も雪を踏むことなく行けます。
これっていい訳じゃなく、つまり帰りも歩くしかないって事です。

もう一つ行きたかった理由としては、先週雨じゃなかったら月山で滑るかもしれないと思って、板にワックスを丁寧にかけてしまったからです。
このシーズンのワックスは柔らかい春雪用だと、樹木から出る樹脂に黄砂や泥が混じってこびりついてしまいます。
むしろ硬いワックスを入れて、スクレイパーで丁寧に削り落としてからのしっかりブラッシング。これが一番まともに滑る気がします。
リキッドワックスは塗った瞬間激しく滑って危ないので、よっぽどのストップ雪じゃないと僕は使いませんね。


朝から小雨。
日本の予報サイトはオールはずれ。
てんきとくら○の判定はAランク。
でもウインディのECMWFは晴れ間ありの曇り時折雨、少し強まる時間ありでした。
当たっています。さすが世界一の精度を誇るヨーロッパの中期予報。
のんびり支度して9時過ぎから滑走開始しました。


遠くから見る山の雪ってきれいだけど、実際はこうです。
こんな風になっても滑る人は間違いなく変態です。そう、僕も変態なのだ。

こんな雪、ただ滑っても全然面白くないけど、コブを覚えてからはとても楽しいのです。
月山といえばコブです。


激しく薮が起き上がってきていて、大斜面にアクセスするトラバースに乗るにはハイクアップするしかないのです。

リフト下駅は今日から板持ち乗車。
なんで今日からなのー。でも昨日の画像見て『これはもう無理だな』と覚悟していました。


リフト上駅にはまだ雪が着いています。
でも板を外さないでトラバースに行くにはカニ歩きで登るしかないです。

3通り試しました。
板履いたままカニ登り、板担いでツボ足、登山道の石畳を直登してから板を履いて滑ってトラバースに入る。
結局ツボ足が僕らテレマークには一番都合が良いです。


板を外して座面に載せ、上から腿で抑えました。これが僕にとって一番楽でした。
居眠りできます。

さて、雨の状況はご覧の通りずぶ濡れ。
今期一番の降り方です。
土砂降りに近い時間帯もありました。


乗り場はこんな感じ。
たぶん明日には田んぼのようになるでしょう。嫌だなぁ。
帰ろうかなぁと思っちゃいます。


もうコブはほとんど選べません。
滑りやすいビギナー向けはもう無いです。
深いしデカい。


出だしは優しそうに見えますが、どんどん深くなったりピッチが狭くなったりします。
テレマーカーは僕一人でした。

カッコよくはまだ滑れないけれど、春のコブはだいぶ通せるようになりました。
人間何でも根気よくやれば出来るようになるもんだなと、ようやく今シーズン思えて来ました。
それもこれも仲間たちのおかげです。
一緒に悩み、一緒に激しく転び、お互い励まし合ったおかげです。
みんな、ありがとう。
楽しくなってきたよ。

15時を回ったところで雷雲が近づいて来ました。
山の雷は恐ろしいので、退散することにしました。
僕としては今日はまったり滑りました。疲労感もあまり無く、ほんと楽しめました。

道具を片付け終わったところで激雨になりました。
あーぁ、これでリフト乗り場は完全にアウトだな。

じゃ、温泉に行ってきまーす。


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