TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

筑波山のニリンソウが満開だってさ

2018年04月24日 | Weblog
膝の調子がおかしい僕ですが、今週はサラッと筑波山に行ってきました。

筑波山のニリンソウがどうしても気になる。
年に一度はこれを見ないと落ち着かないのです。

ネットで調べてみたら『満開です』って出てました。

今回は髪を切りながらいつも山の話に付き合ってくれるKさんが一緒に行ってくれることになりました。

筑波山のニリンソウ花畑といえば、自然遊歩道のあそこと、筑波キャンプ場から入っていくあそこ。
ものすごい期待感。

Kさんと打ち合わせて、筑紫湖の駐車場で午前6時に集合します。
今回はもちろん筑波キャンプ場から登る花畑も通りたい。

車2台で縦走する計画を立てました。
1台を筑紫湖に、1台でキャンプ場へ。

そして、あそこの東屋でランチするんだ。
写真だって撮りたいし、ランチは最近やってないホットサンドにするんだ。

ところが当日の予報は曇り雨。

Kさんは曇りだと言ってきかないので、雨を覚悟で出かけることにしました。
上はたぶん雨だよー。

登りはじめると、カタクリの花が終わって葉っぱだけが目立ちます。
ニリンソウはどうかな~。

現場に到着すると『おおー』いいですね。
ところが、花が開ききっていないぞ? これはこれからなのか、終わり間近なのか…

それでもこの群生は素晴らしいです。

するとポツポツと…
ついに雲の中に入ったようです。
下から見るとすっぽり上部は雲に覆われていました。

女体山山頂は真っ白で、ツルツルの岩は滑り落ちそうなほど危険。

とりあえず、御幸ヶ原に向かいます。それぞれのお店はお休みしています。
そりゃそうですよ。だってガマ石だって投げ放題だし、すれ違う人なんていないも同然ですもん。

男体山山頂も乳白色。
ホシザキユキノシタは全く判別できないほどで、まだまだでした。

自然遊歩道に入り、東屋でランチです。
といってもまだ時間は9時過ぎです。
ま、そうなるだろうと思って朝ごはんはおにぎり1個にしておきましたから。

今日の僕は、コーヒーとホットサンド。
ホットサンドは厚切りのパンを袋状に切れ込みを入れ、内側にバターを塗ります。ベーコンを焼き、チーズ、レタス、トマト、ポテトサラダをマヨネーズとガーリックハバネロで味付けして、フライパンで焼き目を入れます。

ウッマー (^^)

デザートにKさんがメイプルのホットケーキを持ってきました。
『これ焼き入れてみませんか?』
おっ、いいね。
ついでに僕が持ってきたチョコレートクッキーも焼いてみましょうよ。

なんだかんだで、満腹になり歩行再開。
目の前をズラリと並んで通り過ぎるパーティーが。
格好を見ると、少なくとも下は降っていなかっただろう的な感じでした。

帰りは薬王院コースを下ります。
名物の800階段を下っていくと、雲の下に出たようで明るくなって太陽もチラチラ覗いてきました。

ゆっくり歩いたので、膝も痛くなる事は無く楽ちんでした。

Kさん、ありがとうございました。
また機会がありましたら登りましょう。

歩行距離 9.7km
所要時間 6時間
18000歩
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関東ふれあいの道 群馬31ー28 その3

2018年04月20日 | Weblog
不動滝はこのコースのチェックポイントです。

いままで多くの滝を見てきましたが、ここの滝はまずまずの落ち方をしていました。
落差25mのフォールラインも悪くないです。

ここには先客がありでした。
小さなワンコをつないで、飼い主は滝つぼの方へ降りていきました。
ワンコはシッポを振ってこっちに飛び付こうとしています。

チェックポイントなので写真を撮らなきゃならないのですが、三脚がないので自撮りが難しいです。

まともな自撮り写真を撮るのに何度も取り直ししました。

あとから2人の男女が来ました。
滝つぼに降りていたおじさんが『滑るから気をつけて』と声をかけていました。

僕は滝つぼへは降りず、そのまま向きを変えて木段を登ってコースに戻りました。

やがて東運動公園でコースは切り替わります。

ここは桐生市の北側に位置するみどり市です。
僕が歩く2つのコースはみどり市(旧 東村)になります。

目的地の花輪駅までは7.1km、渡良瀬川と山あいのはざまを行きます。
ものすごい見所はないですが、静かな植林地を気持ちよく歩けます。

どうやらこのあたり、造林コンクールで知事賞を取っているようです。
何が基準で甲乙付けるのか知りたいですね。

やがて林を抜けると滑らかな土地に出ました。
あたりはとにかく花がきれい。

お屋敷の庭木や道路脇の木々につく花も素晴らしいですし、道端に咲く雑草の類も花畑に見えてくるほどです。

八重桜や水仙、菜の花、ボケ。さらには薄紫色の野草がすごいです。

花にさほど興味があるわけでもない僕がキレイだと思うので、ちょっとポイント高めですよ。

そんなこんなで、やがルートは集落へ入っていきます。
花輪駅はもう間近となりました。

到着とほぼ同時に霧雨が舞うように降って来ました。
なんとかお天気も味方してくれたようです。

さっ、温泉入って帰ろかなー。

色々調べるのは面倒なので、前回と同じ『水沼駅温泉センター』へ。

ゆっくり浸かって上がると、あれ?

着替えが入ってない。

またやっちゃったー。
パン○とシャツがないです。

仕方ないので、フリーに… とも思ったのですが、季節が良かったのでほぼ汗もかいてない。
裏返しという定番テクニックで乗り切ることにしました。
山の中で温泉に巡り会ったとき、下着を替えることなんてほとんど無いからこんなの平気です。

また、もり蕎麦食べてこのブログを打ち込み始めていると…
睡魔が…

そのまま1時間半ぐらい寝てしまいました。
食堂には誰もおらずでした。

今回の蕎麦は水が良く切れておらず、最後は水っぽくて美味しくなかったです。
出された時もブスっとした顔してたので、僕もブスっとした顔で受け取りました。

温泉を出ると、なぜかまたお腹が空いてきてしまったので、持参したインスタントカレーを食べました。

余ったコーヒーを沸かし直して、保温カップに入れて車をスタートさせました。

ヨロヨロ走って(最近はスピード出さないので、圏央道1車線で後から突っつかれます) 家に着く間近で女房から着信ありました。

『予約しておくから、そのままマッサージ受けに行って下さい』と。

僕が『膝のマッサージを受けたい』と言っていたので、機転を利かせてくれたようです。

行ってみると、さっそく案内されてまな板の鯉状態に。
おかげで歩いた後の膝の負担も軽くて済みました。

担当してくれた方が、先日『千葉県の伊予ヶ岳に登ったんですよー』とお話してくれたのをきっかけに、終始その類の話になってしまいました。

家に戻って女房にマッサージ予約のお礼を言って、下着を忘れた事を話すと『またー? ほんとは下着忘れたいんじゃないの?』と。

結局またやっちゃった日になりました。

歩行距離 17.3km
累計標高差 318m
所要時間 4時間32分


おしまい。
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関東ふれあいの道 群馬31ー28 その2

2018年04月19日 | Weblog
駅舎もない駅が多いわたらせ渓谷鐵道ですが、ここ花輪駅は待合室までありました。

僕が乗るのは下り方面なので、桐生から来る始発が到着するのが7時23分とちょいと遅い。
上りの車両が来る時間になるとバタバタと人が集まり、ある人は駅舎をくぐらず、そのままホームの横から上がってくるという感じです。

学生たちがわさわさと集まり始め、この先に学校があるのがわかります。

みんな定期券ですが、僕はビジターなので後から乗ってバスみたいに整理券を取ります。

そして降りるときに料金箱か運転手さんに手渡しします。

『次は沢入(そうり~)』
はい、降ります。
沢入に着いたのが7時46分、料金は440円でした。

出発前に、おにぎり1個とカロリーメイト1本食べました。
パンはザックに2コだけ。

時間があるので、コース31のチェックポイントで写真を撮っておきました。
石原和三郎(童謡の父だそうです)の歌碑のところです。

それでは本日も元気にスタートします。

最初はゆっくりと膝の具合を確かめるように歩きます。

始めは何でもないのですが…
しばらく歩くとやっぱり痛い。

前回は10,000歩あたりで痛くなり始めましたが、今回は5,000歩ぐらいで来ました。
湿布貼って痛み止め飲んだらスーッと楽になりました。

スピードは上げずにとにかく楽しむだけです。
サポーターも持ってきたので巻いておきます。

登り下りはあるものの、ほぼすべてが舗装された道でした。

沢入からのコースは草木湖沿いをずーっと歩くんですよ。
静かな道で行きかう人もおらず、たまに車が通るだけです。

風も穏やかで、草木湖の湖面がグラッシーでした。
向かいの山や赤い橋が湖面に映り、とても美しいです。

9時、サンレイク草木に到着。
ここはレストランと日帰り温泉がありました。
僕は道を挟んで向かい側の東屋でパンとコーヒーを頂きます。
こんな時間も良いものです。

この辺りはまだ桜も多少残っていて、他の草花とのコラボレーションも良い感じでした。

一方、空のほうは薄ねずみ色で、極々小粒な雨が降ったりやんだりしています。
傘ほどではないのですが、薄手のレインパーカーとザックカバーぐらいは対策しておきます。

そしてルートは草木ダムを越え、不動滝へと向かって行きました。


その3へ続きます。
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関東ふれあいの道 群馬31ー28 その1

2018年04月18日 | Weblog
ふれあいの道群馬、引き続き行きます。

今週は連休ですが、相変わらず膝は完治せず、仕事もほぼ毎日MAXで癒える暇なしってところです。

それでも少しは楽しみたい。

今回も前回同様、わたらせ渓谷沿いのコースに行きました。
区切り良く歩けるのが草木湖沿いを歩くコースと、そこから続けて歩ける花輪駅までの2コースです。

距離も比較的短く、膝を温存するには最適なコースとなりました。

まず仕事が終わって家族で食事。
女房の誕生日が今月末にやってくるので、誕生会という名目で出かけます。

我が家は誕生月に入ると、何かにつけて誕生会をします。
僕以外みんな月末なので、延々と誕生会が続きます。

ま、誕生会といっても乾杯するときに『おめでとうー』って言うだけなんですけどね。

ちなみに僕は2日なので、間違いなく1回で誕生会は終わってしまいます。

この日は近所のパスタが美味しいお店に行きました。
おのおの好きなものを注文します。

女房はデキャンタで白ワインを、僕もデキャンタで3杯分のコーヒーを頼みました。

デザートまで特注してお腹も満たされたところで閉店時間となりました。

とりあえず、GPSデータと地図は用意してあるのでザックの中身を点検するだけです。

行程が短いので、食料も少なめで済みます。そのかわり、雨がらみの予報なので傘とカッパが増えました。

出発は22時をどっぷり過ぎてしまいましたが、スタートは花輪駅からの始発に乗って沢入(そうり)駅迄行き、ルートに入ると決めています。
6時すぎに起きれば大丈夫で、それなりに睡眠をとれそうです。

花輪駅の無料駐車場がどうなっているのか分からないので、ちょいと手前にある道の駅を今夜の宿としました。
10分ほど走れば花輪駅に着くという位置です。

『道の駅くろほね・やまびこ』に入ると、見覚えのある場所でした。
僕の記憶だと今回で3回目の利用となります。
『そうか、あの時もここを使ったんだっけ』

6時半に起きれるように目覚まし時計をセットしました。
ところが、目が勝手にさめてしまい5時半に起きることになりました。

結局そのまま起き上がり、買ってきたおにぎりを1つ食べました。
猛然とトイレに行きたくなって、分身を置き去りにすることにしました。

車を出し、花輪駅に行ってみると、舗装されたなかなか良い駐車場でした。
ここで寝ても良かったかもね。

気温が歩くにはちょうど良いので、500mlペットボトル1本で十分かなと思いましたが、やはりコーヒーは持ちたい。
ジェットボイルでサーッと瞬間湯沸ししてザックにポーン。

では行きます。


その2に続きます。
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関東ふれあいの道 群馬32.33.29 その4

2018年04月14日 | Weblog
戻ってくると吾妻公園の駐車場はいっぱいでした。

みんなお花が好きなんだな~。

さて、膝はあまりかんばしくないものの、やっぱりもう1コース行こうかな。

独立したところにあるから次の機会にするのは面倒だし、舗装された林道だし、車も通るから斜度もさほどでもないはず。

ナビに小中駅を入力すると、なんとここから50分かかると。
えーっ、そんなにかかるのかぁ。
でもまあ行こうかな。

時刻は午後2時になろうとするところです。
日も長くなったし、のんびり行こう。

小中駅の交差点を左折して山に吸い込まれて行きます。
コミュニティバスも走っていますが、1日1往復だとか。
なので起点の近くまで車でアクセスして往復することにしました。

なんとなくグーグルマップのストリートビューで把握していたので、停められそうなところがあることも分かっていました。
ただ、停める場合は自己責任でね。

準備してスタートします。

どんどん行きます。
路面は落石の数がすごい。
当たったらタダじゃ済まなそうな大きいものもかなりありました。

1時間ぐらい登ると駐車場が見えてきました。

到着したようです。

そこから山道に入ります。
といってもごくわずかな距離。

素掘りの小さなトンネルを抜けると、飛び込むような感じに下っていく吊り橋が目に入りました。

ここが噂の『けさかけ橋』か。
なるほど、転んだらすごい転がり方するんだろうなー。

真っ赤な橋の色がひときわ目に染みます。

けさかけ橋を降りていくと、お二人のカメラマン(素人って感じ)が鎖を越えたところで写真を撮っています。

行くなってことで鎖が張ってあるのにねぇ。
子供には見せたくないシーンです。
やるなら誰も見てないところにして欲しかったかな。

そこには小中大滝がフォールしていました。

僕も2~3枚シャッターを切って引き上げます。

けさかけ橋の傾斜を感じながら登り、来た道を引き返します。

マイカーがポツンと僕の帰りを待っていました。

帰り支度をしたら、一路温泉に向かいます。

『えーと小中駅ねぇ~。来た道を戻るだけ~』

小中駅は細い路地を入ったところにありました。
道からいきなり駅のホームに上がる感じです。
駅舎も無い無人駅なんですね。

辺りを見回すと、温泉らしきものはまったく見当たりません。

仕方なくナビで周辺検索してみると、わたらせ渓谷鐵道の水沼駅に温泉がありました。

『小中駅って言ってたけど、水沼駅の間違いだな…』
人間の記憶なんてこんなものかも(笑)

小中駅から車で数㎞下ると、水沼駅がありました。

『あれーっ、ここ来たことあるぞ』
そうだ、袈裟丸山に登った帰りに寄ったんだ。

もちろん入ります。
汗を流して、膝をマッサージして、水風呂で脚を冷やしたりしながらケアしておきます。
痛くならないといいなぁ…。

ちょっとゆっくり入って上がりました。
奧にお食事処があります。
やっぱり蕎麦が食べたくなったので食堂に入りました。

冷たい蕎麦は、もりそば1種類だけだったのでそれを頼みます。

なんだか前も同じように蕎麦食べたような…。
そして同じ所に座ったような…。

帰ってから自分のブログで調べてみると、やっぱり水沼温泉で蕎麦食べたと記されていました。

とりあえず、満足して自宅まで車をのんびりと走らせました。

途中のドラッグストアで包帯を買って、膝に巻きつけて圧迫しながら帰りました。

歩行距離 26.3km
所要時間 10時間(移動含む)
累計標高差 1,205m
42,300歩


おしまい。
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関東ふれあいの道 群馬32.33.29 その3

2018年04月13日 | Weblog
誰もいないので、激しく呼吸して激しく独り言をつぶやき、激しくパンをかじりながらひたすら行くだけです。

すると突然、薮の中でこれまた激しく動く生き物を感じました。
げっ!

大きめな物体が逃げていく音でした。

… ま、まさかね。
熊とにらみ合いになった経験がある僕は、まさかの場所での遭遇を恐れています。

あの時も「こんなところで!」という場所でした。

しかし、今回は逃げていく音がするだけではっきりと確認した訳ではありませんから。
『きっと大きめなイノシシあたりかな』程度でそれ以上考えるのをやめました。

そういえば『熊に注意』の看板出てたなー。

それでも気になるらしく、時折振り返っている自分がいました。

やがて吾妻山への最後の登りにさしかかりました。

ここで本格的に腰を据えてパンとコーヒーと甘いもの食べるんだもんね-。

ところが…。
恐ろしいほどのマシンガントークが僕の耳レーダーに反応を示しました。
反応レベルは山頂に近づくにつれてメーターの針を激しく振り切り、遂には煙をあげました。

そこにはマダームa(以降、マa)と捕虜マダムb(以降 捕b)が腰掛けていました。
まさに会話の縄に巻かれ、捕まっちゃった感じに見えました。

僕『こ、こんにちは…』
返事なし。
しばらくしてこちらを見る。
マa『あら、こんにちは。どこから?』
僕『茨城から来ました』
マa『あら遠いわね、で…どこから?』

ん? だから茨城ですって…

マa『どこから登ってきたの?』
あ、そういうことね。
『んーと… (地図を広げながら)上神梅駅からです』
マa『駅ぃ~? どれどれここに座りなさい』
と言って、自分の隣をペシペシ叩きます。

僕『(地図を指さして)このわたらせ渓谷鐵道の上神梅駅です』
マa『あら、何これ』
僕『か、関東ふれあいの道っていって、首都圏自然歩道のことです。今、神奈川県の三浦半島から東京埼玉を抜けて群馬に入ったところです』
マa『ふ~ん、そんなのがあるのね?なかなかいいじゃない』
僕『は、はい。各地のローカルな鉄道に乗ったり、これを歩かなければ一生見ることは無かっただろうなっていう名所旧跡や寺社仏閣、見どころをかすめながら関東を歩いて一周するんです』
マa『そういうのもいいわねぇ~』
僕『山にただ登ることに飽きてきたところだったので、楽しいです』
捕b『ふ~ん(といって深くうなずく)』

それからはお決まりの山トークでした。
この界隈の著名な山はだいたい登ってきた僕も、そのローカルな話についていくことが出来て嬉しかったです。

僕『さ、そろそろ行かないと。まだ時間もはやいからもう1コース歩かなきゃ』
すでに30分が経過しようとしていました。

マa『あらそうなの?じゃまたどこかで。私おしゃべりだから分かりやすいでしょ?』
僕『はい、お顔まで覚えました。またこの近くのコースを歩くのでお会いするかも』
マa『温泉入っていくといいわ』
捕b『私は温泉入らないの』
マa『あら、なんでぇ?私は入りたい方よ』
僕『僕も好きです。風呂上がりにそば食べて…』

マa『そういえば、わたらせ渓谷鐵道の駅に温泉がくっついてるわよ』
僕『今から小中(こなか)の駅から登っていくコースに行くんです。近くにありますか?』
マa『あるある、その小中駅にあるわよ』
捕b『あったわねぇ、小中駅のところに。確かあんまり綺麗じゃない感じだけど』
僕『綺麗じゃないのも、古いのもそれはそれで趣があります。じゃ今日はそこにしようっと』

そんなこんなで楽しい会話を交わして先へ進むことにしました。

ただ…
ゆっくりコーヒー飲んでパンを食べる時間がとれませんでした。
仕方なく歩きながらパンをかじることにしました。

吾妻公園に戻ってくると『チューリップまつり』の真っ最中で、とてもきれいに咲いていました。(画像)


その4へ続きます。
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関東ふれあいの道 群馬 32.33.29 その2

2018年04月12日 | Weblog
コースは上神梅駅を出てすぐのところにある貴船神社に向かいます。

ちょろちょろ登りです。
肌寒いので暖まってちょうど良いかな。

さて、一番の不安材料である膝の具合ですが、余り良くないことは分かっていました。
1週間あけたとはいえ、まだ違和感が無くなったわけではないのです。

でも、やっぱり歩いていた頃の方が調子が良かった。
スキーシーズンの間もウオーキングは必要だったかもしれません。

なるべくいたわるように、筋肉が暖まるまでスピードを上げずにゆっくりと歩きます。
特に今朝は気温が一桁なのでなおさらです。

10,000歩を越えたところで靭帯をサポートするようにテーピングしました。
まだまだこれからなのに…。
今日は大人しく予定通りの2コースで終わらせて帰ろう。

念のためテーピングはしっかりと、鎮痛剤も服用して炎症を抑えておくことにしました。

だんだん気温が上がり、爽やかな感じになりました。
と同時にウオーキングする方々とよくすれ違うようになりました。

挨拶を交わし、お互い気分よくすれ違います。

ただただコースに沿って歩くだけの時間が過ぎていきました。
膝の方が気にかかり、今日の予定を消化出来ないのではという不安感がよぎります。

そうしているうちに渡良瀬川が見えてきました。
ということは、そろそろ高津戸峡なんだな…
コース32ももう終わりか。

終点は大間々駅ですが、次のコース33へ行くため桐生市方面へ向かいます。
桐生市に入るとすぐ路地に入ります。ここにコミュニティバスが来るはずなんです。
時間さえ合えばこれに乗ってみようと思っていました。

約15分後に来るはずです。
ビールケースを裏返したような待合いイスに腰掛けて待ちます。ちょうどよい中休みになり、膝も少しは負担が減るかな。

待っている間、消防車が相当な台数すっ飛んで行きました。大事に至らなければいいけど…。

そんなことを考えていましたが、時間になってもバスは来ません。
もう一度時刻表を見ると、白抜きのところは土日祝日しか運行しないとあります。
時刻表は黒い部分は朝夕しかないのです。
なーんだ、白いところは来ないのか。それじゃ仕方ない歩くか…。
そう思って歩き出したらバスが入ってきました。

危ねぇ-。
なんと7分遅れでした。
今思うと、時刻表の黒い部分は確かに白抜きの数字でした。
なーるほど、この表現は勘違いするな。
赤丸かなにかの方が分かりやすいのでは?

こういうのは、色んな人の立場に立って作らないとダメなんだなと感じました。特に年配者には確実に難しい表現です。

ま、乗れたからよし。
コース33の起点は下車したバス停から割と近いです。
そのまま楽しみにしている『自然観察の森』に向かって歩きます。

あれ?
なんか札が出ているぞ。
なになに?
『本日休園日、関係者以外の立ち入りを禁ずる』と。
がーん(笑)

ここのネイチャーセンターを覗いてみたかったなー。

関係者以外だめとなっていますが、『本日休園日』の看板に隠れて「車両の乗り入れは」となっているのが見えました。

じゃ関東ふれあいの道の通行としては問題ないのかな。

コースはここ自然観察の森を抜けないと吾妻山までの縦走は不可能です。

誰もいない園内を抜けて縦走路へ入りました。
短いけれども何度もアップダウンを繰り返します。

自然観察の森には山頂というものが存在し、そこを越えると一旦大きく下ります。
不思議なことに膝は平地と下りは痛みますが、登りは前側の太股を使うせいか平気なのです。

ただ、登りは相変わらず苦手なようです。


その3へ続きます。
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関東ふれあいの道 群馬 32.33.29 その1

2018年04月11日 | Weblog
一人ぼっちで行く関東ふれあいの道、再開です。

スキーシーズンが始まる前に、神奈川県の三浦半島から始まった僕の『関東ふれあいの道完全踏破計画』。
神奈川県、東京都、埼玉県と踏破してきましたが、いよいよ群馬県に入りました。

茨城県は女房(休暇中)と、千葉県は謎の公務員と同時進行しています。
群馬は赤城山、榛名山、妙義山といった超有名な山をかかえています。

実は群馬県のふれあいの道が最難関と噂されています。
コース数も多く、山岳ステージも盛りだくさん。
もちろんコースの数だけ距離も長く、完全踏破を群馬で諦める挑戦者も多いらしいです。

登山として群馬の山、けっこう登ってます。
もちろん赤城山も榛名山も妙義山も登頂済みです。
ですがですよ、この関東ふれあいの道ってやつは登頂させるだけでなく、山腹をなめていったり普通通らないだろうというような道を使わせたりと、なかなかじらしたコース設定となっています。

道が荒れているところもあるらしく、僕がつちかった山での経験をフル活用して頑張りたいと思います。

さて、埼玉県からの流れで群馬南部から始めるのが分かりやすくて良いのですが、そのルートがまだ冬季通行止めとなっています。

なので、雪や凍結がないコースから入っていくことにしました。

計画の時点からかなり迷いました。
まず、地図にすべてのルートを書き込み、大まかに一日で歩けるルートをまとめてみます。

どことどこをつなげば踏破しやすいか、車で入るか電車利用かのイメージも掴んでいきます。

そこで浮上したのが今回の桐生からのわたらせ渓谷鐵道沿線でした。

ここも電車で行くか、車で行くか何度もシミュレーションしてみましたが、結局移動のし易さと帰りの温泉に軍配があがり、マイカーで行くことにしました。

またもや家でのんびりし過ぎまして、出発が22時を大きく回ってしまいました。
ま、ヨロヨロ行くとします。

あらかじめ調べておいた「吾妻公園」の駐車場は無料でトイレもあります。
ここを今夜の宿としました。
ここは吾妻山を越えて鳴神山へ至る登山口にもなっているようです。

公園内には先客が一台。
一番奥に停めて、移動式別荘の営業を開始しました。
ちょっと斜めなところに停めてしまったみたいで気持ち悪いけど、まぁいいか。

3時間半寝て起床は5時10分。
カップ焼きそば(焼きそば大好き)を作って食べ、コーヒーをポットに入れます。

ちなみにお昼ごはんというものは無く、今日もパンをかじりながら行きます。

公園の駐車場から桐生駅まで20分ぐらい歩いて桐生駅に着きました。
ここで「わたらせ渓谷鐵道」の上神梅(かみかんばい)まで移動します。
そこを本日のスタート地点としました。

最後は公園に戻ってくるように、コース32と33をつないで歩きます。
コース33は低山ですが山岳ステージとなります。

知らない土地にはローカルルールがあるので、ちょっと早めに行ってそこの匂いを嗅ぐようにしています。

わたらせ渓谷鐵道、ちょっと楽しみだな。

6時36分、始発の気動車が入ってきました。
ベンチで待っていたら、1両なのでずーっと手前に停まって、笑いながら移動しました。

ちょっと待って乗り込みます。
うわ~レトロ。

車両内には観光列車としてのトロッコ列車のパンフレットが貼ってありました。
ちなみにトロッコ列車は土日祝日がメインでした。
平日しかない僕には乗れませんね。

運転席からはバスのように車内を見渡せるバックミラーが付いていました。

さあ出発~。

良い感じの音と揺れをともないない、花(雑草なんですけど群生するときれいですね)が咲く路線内を進んで行きました。
まだこのあたりは特筆するような景色は無いけれど、そこがまたのんびりしていて良い感じです。

30分ほどで上神梅駅に着きました。
気動車を降りると、運転士さんが出てきて何か言っています。
そうか… 運転士さんにキップを渡すんだ。
つまり無人駅なんですね。

駅に入ろうとするところを写真に残そうと、ホームの向こうからカメラを構えたおじさんたちが数名見受けられました。

桜と花壇と車両のアングルを狙っているのですね。
画像は上神梅駅のホームから出て行こうとする、わたらせ渓谷鐵道の車両です。


その2へ続きます。
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キャンピングカーを借りてみました

2018年04月05日 | Weblog
女房の提案でキャンピングカーを借りてみることにしました。

家族全員の予定を無理矢理合わせて、春休み最後の作戦会議を開きました。

そして2日間目いっぱいキャンピングカーで出かけようということになりました。

月曜日に仕事が終わって帰ると同時に、寝袋や自炊用品、温泉セット、仕込んだ食材を用意していきます。

やがて女房がキャンピングカーを借りて帰ってきました。

いつか借りてみようと話していたけれど、その時が来たようです。

キャンプほどの準備はいらず、キャンプ場も予約しなくても駐車スペースだけ確保出来れば、とりあえず泊まれます。

今回はプライベートなので、家族の動きは割愛させていただきますが、なかなかのものでした。

鴨川方面とだけ決めて出発し、行けるところまで行ってそこで寝る。
そんな『行き当たりばっ旅』をしてきました。

詳細は髪でもやりながらお話しまーす。
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謎の公務員と行く関東ふれあいの道 第二弾 その5

2018年04月02日 | Weblog
あたりは暗くなりヘッドライト装着となりました。

残り3時間はもたないかなと思いましたが、謎の公務員の謎のパワーに引っ張られスルスルと歩いて行きます。

コース終盤の暗くて狭く、往来する車の交通量が多い道には疲れました。
おそらくほかに道が無いのでしょう。

やっとのことで最後の路地を出て駅までの直線道路が見えてきました。

ここで謎の公務員に問題発生。

どうやら靴ひもの結びが、やる気と比例して強すぎたらしく、小指にテーピングしていました。

『やっちゃったー』
と言っていましたが、テーピングすると『全然大丈夫。こんなに違うんだね』と。
またまたイキイキとしてきました。

一方僕は片膝をかばっての歩きに目まいが起きそうです。

なかなか来ないゴール…。
あと少し、あと少しと思ってからの距離の長さに苦笑いしつつ、弱々しい歩き方でとぼとぼと行きます。

ゴールの土気(とけ)駅は道路左手にありました。
駅はそこそこ立派でしたが、謎の公務員が大好きなコンビニがありませんでした。

そして19時20分、ゴールしました。

謎の公務員は仕方なく駅のトイレで我慢してました。

さて、車を回収するための電車はなかなか面倒で、乗り換えを大網と成東でしなければなりません。

そのため距離こそさほどでもないですが、時間はけっこうかかります。

外房線、東金線、総武線と乗り継いで松尾駅に到着しました。
すでに時刻は21時を回っていました。

えーと車は線路の向こう側なんだけど…。

北側からしか出られない松尾駅。
駐車場は南側にあるのですが、渡れる踏切がえらく遠いのです。

すっかり戦意を失っていた僕は駐車場まで歩くのが、とてもツラかったです。

謎の公務員は僕を置いて軽快に歩いて行きました。
なんなんだこのお方。
まだまだ歩けそうだぞ。

1週おいて、筑波山のガイドを頼まれています。
果たして僕の靭帯は復活するのだろうか…。

一抹の不安を感じながら車に戻りました。

ここから約1時間半の運転です。

やっと現れたセブン○レブンで、謎の公務員は大好きなトイレへ直行しました。

僕はコーヒーを買って運転席に腰を下ろしました。

そうだ、謎の公務員の好きな曲があるかな?

するとクイーンの曲が入っていました。

謎の公務員、ロック大好き。
狂ったように歌い始めました。

ボリューム大きいです。
いや、絶叫かな?

おかげで眠くならずに済みました。

もちろん謎の公務員は前回同様、缶ビールを何本も買ってグビグビ飲んでいました。

もっとゆっくり飲めばいいのに… と思うぐらいの飲みっぷりでした。

今回の『謎の公務員と行く関東ふれあいの道千葉県コース』は、こうして無事終えることができました。

無事かって?
このぐらいは無事ってことで(笑)


所要時間 13時間15分
歩行距離 50.4km
72200歩


翌日、僕は湿布を貼り脚を引きずるようにしながら仕事につきました。

そして謎の公務員からラインが入りました。

そこには桜の画像が貼り付けてありました。
なんと、第三弾に向けてトレーニングを開始したということです。

く、狂ってる(笑)

すでに10,000歩を超えたとありました。
苦笑いとともに、次回も楽しみになりました。


おしまい。
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