TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

テレマークスキー (23-24シーズン 50回目) 月山スキー場

2024年05月21日 | Weblog
先週お天気が良く、楽しい3日間を仲間たちと過ごしました。
それまで7週連続雨という今まで経験したことのない現実。さて今週は⋯。
予報はやはり雨。やっと雨の呪縛から逃れたと思ったのもつかの間でした。
悩みに悩んでいましたが、このまま終わりたくない気持ちからか、ガソリン入れて食料用意して、ポットに入れたコーヒー持って、おやつ買って8時30分に自宅を出ていました。

天気予報、関東は思いっきり晴れ。しかし、月山は午前中雨で営業が終わる頃に晴れてくるというもの。さらに風が強い。
大雨も嫌だけど、風速18mで止まってしまうというリフトの方が怖いのだ。
そのまま終日運休ということもあります。
この日の風速は平均で15m、最大で23mの予報でした。

午前1時30分、現地着。
入院している娘にトラブルがあり、女房とやり取りしている間にジャンクションを曲がり損ねたようで、仙台経由で山形へ向かうことになってしまいました。
夜間通行止めが無かったので助かりましたが、こんな失敗をするなんてダメなやつです。

何はともあれ、30分ほどのロスで済み姥沢の駐車場に着くと強風。
明日はこれに雨がまじるのかと思うと「これはお帰りかな」と感じました。

ちょっと寝不足が続いたので、起床はゆっくりめに。
7時に起きましたが、外はなんと結構な雨の降り方です。
時間の経過とともに雨はやむ方向と信じてまた寝ようと思いました。

寝ようと思うと娘の容態が気になって眠れませんでした。
こんな雨でも、続々と車が入ってきます。
恐るべし月山。


つい5日前にはあった雪もなくなり、アスファルトが露出しています。
これはまずいぞ。


ええっ?
全然ないじゃん。
途中から少し雪が出てきたものの、信じられないぐらいの溶け方です。


1日券平日(火水木)割引で5,000円。
なんでも高くなりましたね。

リフト乗り場はまだ雪が、ありましたが来週はダメだろうなー。
そうなると板を外して持って乗るのです。
さすがにそこまで出来ないかもしれません。
テレマークスキーは脱着が大変ですから。


ガスガス。
見えん。予想していたけれど、ひどいです。
ただ、唯一駐車場のおじさんが『上は風が無いようです』と言っていました。ちょっと期待感アップ。
まあ、風が強くないという意味ですけどね。


気温は低く5℃ぐらい。
ブッシュも底づきも多数です。

風があるので体感は零℃近いかも。
ただ、コブに入れば暖かくなります。
今日の最大心拍数は140ぐらい。まあこんなもんでしょ。


これだけスキーが立てかけてあるっていうことは、それなりに人が入っているということです。
雨でも滑りに来るおかしな人達の集まりです。


5日前は山盛りだった雪がない。
スタッフさんの背中側にはこんもりと雪が積んであり、乗り場に撒いていたのに現在はこれです。
でも今日は板のままリフトに乗れました。
良かった〜。


昼頃、ガスが薄くなる時間が出てきました。


おおっ!
日が差してきたぞ。
でも一瞬ね。


おおおっ!
青空じゃないか。


その後はこうなったり、また真っ白になったりの繰り返しでした。時折視界が開けるとやる気がみなぎってきました。

今日はパンとおにぎりをリフト飯でやりました。つまり昼休憩無しです。


ザ崖。
スタートで失敗しなければミスしなくなりました。
今日はあまりひどい転び方はしませんでした。

それどころか、なんかちょっと掴んだ部分があるので、これを大事に育てていきたいです。まあ、来シーズンに向けてですけど。
先週は避けていた細かいコブがだいぶ滑れました。
ふだんあまり自己分析しない僕ですが、こうして時々ひらめいたりします。

なかなか上手くならないテレマーク、でもやり続けることで変わっていくものだなと感じています。

今シーズンはこれにてラストになりそうです。
毎週スキーの話ばかりで申し訳ありませんでした。今度はいよいよ登山やトレイルの話題になっていきます。(美容室のブログなのにヘアの話題が無さすぎですね(笑))



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テレマークスキー (23-24シーズン 49回目) 月山スキー場

2024年05月17日 | Weblog
鳥海山BCのあと、再び月山に戻った僕たち。
Tさんは昨日の鬱憤を晴らすべく燃えた滑りをしたいところでしょうか。
僕も頑張ってブログを書いていたので、寝たのは0時過ぎでした。
明日は半日券で早めに上がろうと決めました。
天気も下り坂ですしね。


天気は打って変わって曇り時々小雨。
雨の用意はしてきませんでした。
おそらくそんなに降らないでしょう。


気温が落ちてガスがすごいです。
上に上がるほど霧は濃くなりました。


視界は2~30mです。
これは注意しないと。


トラバース斜面もこんな感じ。
何処に向かうか、どこにどんなコブがあるのか分かりません。
初めてだと危険かもしれませんので、なるべく沢コースから離れない方がよいかもです。


Oさん行きます。
ほんと上手くなった! 今期一番頑張ったのはOさんです。そして激しく上達しました。


Tさん行きます。
元々上手いのですが、昨日の後遺症はありそうです。


おいら。
ダメっす。悪い癖が治りません。
滑りが汚いままでした。

お互いたまに動画を取り合って、それを分析して行けるのが仲間同士の利点です。


今シーズンのMVPはOさんに決定です。
3人ともこうして切磋琢磨しながら少しずつ上達してきましたが、それぞれに他のメンバーには負けないところを持っていて、横並びの実力かと。

Tさんは滑りがきれいですが、すぐに身体が悲鳴を上げます。
Oさんは研究熱心で、それを分析して自分の練習方法に活かしてきます。そして結果に繋げてきました。ほんと上達したと思います。
僕が負けないのは突っ込みの精神だけです。滑りが汚いのはいずれなんとかなるでしょう。


「大井沢温泉」に行きました。
水沢温泉も良いけれど、ちょっと熱すぎたので初日に入ってみて良かったここに再び来ました。

のんびりして今シーズンの疲れを癒してから帰りました。

メンバーのみなさん、今シーズンもありがとうございました。
そして各地でお会いしたテレマーカーの方たち、またどこかでお会いしましょう。
皆さんのおかげで、充実したシーズンでした。

see you again!

おまけ。

『なあ〜、いいだろぅ〜?』と擦り寄るTさん。



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テレマークスキー (23-24シーズン 48回目) 鳥海山バックカントリー

2024年05月15日 | Weblog
連休2日目。
昨夜のうちに鳥海山矢島口祓川駐車場へ3時間かけて移動しました。

祓川駐車場にはそれなりの台数の車が停まっていました。
明日の好天を狙う人達ですね。

メンバーで鳥海山に登るのは初めてです。
朝6時起床、7時出発の予定でしたが少し遅刻。
バックカントリーですから、準備は入念にね。遅刻は想定の範囲です。


駐車場から見える鳥海山。
その外輪山である七高山を目指します。


さあ、行こう!


駐車場から左手の雪の付いたところから入る人達が多い中僕らは木道を進み、積雪期用の登山ルートで登ります。

あとで思いましたが、融雪が進んだこの時期は薮を越えるまでリボンを追った方が良いと思いました。

2ヶ所は必ず出てくる薮漕ぎはこの時期必須です。


ほらね。
板を外し、絡む蜘蛛の巣から逃げようとする虫の如く、もがき苦しむのでした。
ここは苦労しました。


今日も暑い。
そして虫が多いです。
どうしても風がない晴れの日はブヨなどの血を吸う虫がまとわりつきます。
足を止めるとすぐに来ます。


Tさん、休憩後『足がつる』と言っています。
少し揉んであげましたが、なんせTさんに群がるブヨが凄くてたまらなかったです。
血がにじむほど吸われていました。

このTさんの「足がつる」という現象は、普段から悩んでいて、スキーでも登山でも休憩や食事を挟むと必ずつります。
何か良い方法をご存知の方いませんか?
ちなみに「水分をこまめにとる」とか「ミネラル補給」とか「アミノバイタル摂取」とか「漢方薬」などは試していますが、いずれもダメです。
僕的には「すぐに休まずに乳酸を流してから休む」なのかなと思いましたが、これも決定的ではないようです。


日本海が見えます。
ひたすら登るのです。


足元は板の滑走面にシールと呼ばれる滑り止めを貼っています。
そして、テレマークスキーの素晴らしさは本当に歩いているようにブーツの爪先が蛇腹になっていて曲がることです。
アルペンスキーのあの硬いシェルで登るのと比べられないほどの歩きやすさは、山を滑るというよりは登る方に特化しているのかな。
そして、その不安定感が面白く、ただ滑ることすらままならない難しさがとてもそそるのです。

テレマークスキーはただ滑れるだけでかっこいいと思いました。


Oさんも久しぶりのバックカントリーで、今日のこの日をとても楽しみにしていてくれました。
Oさんの準備と山への向き合い方はとてもしっかりしていました。

一方Tさんは準備がちょいと手抜きでした(笑)。
忘れ物あり、シール貼る前にスプレーワックスしちゃったり、そのシールがエッジからはみ出しちゃっていたりしました。

前の晩にそれに気がついて、慌ててシールをカットすることができました。
スプレーワックスは僕の温泉用のボディシャンプーで洗い流しました。

残念ながらTさんのつった足がどうにもならず、下山の事も考えるとここで終了ということになりました。
Oさんが『山は逃げないから』とTさんをなぐさめていました。ほんと、その通りです。
Tさんもさぞかし悔しかったでしょう。

僕とOさんは目の前の大斜面を滑らせてもらうことにし、Tさんが見えるところまで登りました。


それではOさんどうぞ。


上からは僕、下からはTさんが撮影しました。
ライダーOさん。


僕も負けじと頑張って滑ります。


Tさん、少し休むと滑れました。
なんだ、普通に滑れるじゃないの。


Oさんが行きます。


僕も行きます。


足がつりながらもTさんが行きます。
滑っている方が楽だと言いました。


今日は雪質も快適なザラメで、足を取られることも無く楽しめました。
僕らは無線がないので、合図方法を決めて対応しました。これがけっこう使えました。


だいぶ下ると登山者用のリボンが付いているところに出ました。
これ通りに下るのが薮を抜ける最良の方法でした。


片側が切れ落ちている場所に出ます。
ここは登りで使った場所で、シールで下ることが出来たところです。


ここは面倒がらずにシートラします。
安全を優先させることが結局一番早いのだ。


さて、右手を回って駐車場までスキーでいくか、左手から木道を歩くか。
右手に行って足元悪ければ、そこでツボ足になったらもっと大変です。
ここは木道狙いで行くことにしました。


Tさん頑張った!
お疲れ様でした。

駐車場まで再びシートラして歩きます。
駐車場では先行者の方に声をかけてもらいました。
『おっ、テレマーク』
その方は『どこから来たんだ?』と聞いてきて、僕が『茨城です』と答えると『あの車そうかい? 俺も昔は土浦ナンバー付けてたから』と。
その方もテレマーカーで、鳥海山の斜面について教えてくれました。
いいお顔してました。やっぱりこういう趣味を持った人はそうなるんですね。
最後に『また来てください、鳥海山へ』と言ってくれました。


西川まで戻って温泉と食事にします。
風がないので、久々にオープンエアーでやりました。
Tさんのレストランマイカーはこんな食卓でした。


Oさんは完全に青空レストランです。
いい雰囲気。

さーて、僕は今夜カレーです。
お腹好きすぎのため、開封した箱ですみません。

86点。
甘みがよい。さんしょうの香りとあるが、ほんとに香り程度でカレーの味を損なわない程度。
角煮とは少し違うような気もするが、変な謎肉よりは食べやすかったです。。


空のお皿には野菜サラダに「いぶりがっこのタルタルソース」をかけて、チョリソーを添えたものが入っていました。
作りながら食べてしまいました。
皆さんにお見せできなくてごめんなさい。

そして、まったりしたあとに再び月山姥沢駐車場に向かいました。
そう、明日は再び月山で滑ります。
もしかしたら今期最後になるかもしれません。

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テレマークスキー (23-24シーズン 47回目) 月山スキー場

2024年05月15日 | Weblog
華麗なるホームスチールを決めてくれたのはТさん。
5月の連休がやってきました。
そして月山の季節です。
今シーズンはやはり雪解けが早く、毎日数十cmの勢いで沈んでいます。
それでは三連休のスキー遠征の様子を書いていきましょう。


火曜日(僕らのお休みの日)は7連続雨を遂に脱して晴れました。
我慢のずぶ濡れスキーからやっと解放された気分はもう最高です。

約5時間の運転も慣れたもので、到着は午前1時でした。
手際よく寝床を作ってサッサと寝ました。

起きてみるとご覧の通りの月山ブルー(ナイスポイントでの快晴をなんでも○○ブルーと言ってますけど)。


駐車場から歩いてここから雪になります。
いつものパターンですね。


スキーを背負ってスキー場まで歩きます。
なかなかどうしてこれが大変です。
今日も何人にも抜かされました。


やっと見えてきたぞ。


気温も高く、薄着でいきます。


リフト乗り場はまだ雪があるものの、だいぶ薄いです。
時々係の人が雪入れしてキープしています。
恐らく来週にはスキーを外してリフトに乗るようになるかもしれません。

斜面はコブだらけです。
この時期ならではの景色です。


月山に雪がない。
でも姥ヶ岳にはある。なんでだ?


沢コース。
普通に滑れるのはここだけですが、そのうちここも全身コブだらけになります。


やっほー。


暑い。
水分も1回ごとに補給する感じです。


メンバー3人でこれたのは本当に嬉しいです。
3日間楽しみましょうね。


楽しんでます。
さ、行くぜ。


気が付きましたか?
TさんとOさんは恋人同士のペアルック。
って、偶然上下が被ってしまったようです。
Oさん、とても嫌がっています(笑)


写真も撮りたくなるのです。
そりゃそうだ。


大小様々なコブがあって、自分に合ったラインを選ぶことが出来るのもこの時期の月山の良いところです。


Tさん行きます。


Oさん行きます。


僕吹っ飛びます。


「崖」と僕らは呼んでいます。
35°はありそうな斜面に出来たコブは最初は全然出来ませんでした。
ライダーOさん。すごい!


崖も上手く滑るTさん。


崖で吹っ飛ぶOさん!
このぐらい攻めないと上手くなれないのだ。


崖。おいら。


崖上部から。
短いのが精神的に良いです。
長いと怖くて滑れないかも。


リフト乗り場の現状をアップしておきます。
たまに石ころあるので、見つけたら取り除いて下さいね。


16時になろうというところで終わりました。
遠くから見てもコブだらけです。


今日は道の駅にしかわの水沢温泉がお休みだったので、他の温泉に行きました。
そして鳥海山に向かう道すがらあった「道の駅寒河江」で晩御飯にしました。

そう、明日は鳥海山に登ります。


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テレマークスキー (23-24シーズン 46回目) 奥只見丸山スキー場

2024年05月02日 | Weblog
昨夜は雨でしたが、レストランマイカーを開店している時はさほどでもなく、深夜にしっかり降ったようです。
おかげさまで本日も雨です。

朝は深い霧に覆われる場面が多く、気温も打って変わって低めとなりました。


第一リフト乗り場に降りてくるラインは本日閉鎖となり、奥に迂回路が整備されました。


第二リフト沿いのコースはまだ大丈夫です。
コブは完全にフラットにされました。
そこに硫安が撒かれているので、そこに入るとジェットコースターが発車する時のようになります。


しばらくするとご覧のとおり霧の中でのスキーになりました。


コブも3つ先はよく見えない状態です。


それでもTさんは当たり前のように突っ込んでいきます。


ふだんかっこいいシーンが多いので、今回はコースアウトした場面を載せましょうね。
コブに当てて減速するタイプのTさんは、浅いと『よくわかんない』と言って誤魔化しています(笑)。


昨日までの僕。
苦手な左サイドのターン。
左肩が前に出過ぎというか、捻りが甘く
体軸が傾いています。左肩の怪我で脇が締まりすぎてしまい、そのせいでダブルストックを付いてしまうことが多かったです。

これも、自分の動画を見て初めて気がつく症状でした。
やはり仲間に撮ってもらっての分析は大切ですね。


それを意識してみました。
体軸は鉛直になり、左脇も右と同じようになってきました。
まだだいぶ意識しないと出来ないレベルですが、Tさんに指摘されて本当に良かったです。
また気がついたら教えて下さいねー。


そして激しく上手いテレマーカーに会いました。
ポジションもスタンスも完璧。
さらに人当たりも良く、感じが良いです。

ん?
なんかあの声、あの姿、見覚えがあるような⋯。
あ、去年の暮れにYetiで会った人だ!
普段はアルペンレーサーで、その練習のためにテレマークスキー始めたというSさん。

一緒に数本滑りましたが、凄いです。
Sさんは今日でシーズンアウトだそうです。
またお会いできるといいな。

今日は3時30分頃上がりました。
ゆっくり温泉に浸かってから、6時間かけて自宅に帰りました。

いよいよ僕のシーズンアウトも近いです。


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