TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

雨上がり歩き隊

2020年06月24日 | Weblog
雨上がりです。
今日は遠出は諦めました。
ちょっと前なら晴れ間が出そうな地域まで移動することぐらい何でもなかったのに、やっぱり疲れが出るようになりました。

日本百名山、今なら完登出来なかったかもれません。とにかく移動が大変。
登りきるには勢いってものが必要なんですね。あの時行っておいて本当に良かったです。

それでもって今週のウォーキングは、娘の学校の用事にて家族全員つくばに行くんだそうで、そのあと「イーアスつくば」で集合することになりました。

そう、つまり僕は歩き。
みんなは車。

調べてみるとけっこう近いです。
朝、ゆっくり起きても間に合ういい感じです。
目覚ましなしで起きたのが6時30分。
二度寝して再び起きたのが8時30分。
ちょうどいいやんけ。

ちょろっとお腹に入れてスタートしたのが9時過ぎでした。
ルートは自宅がある龍ケ崎から、後輩の勤める「好日山荘つくば店」経由で「イーアスつくば」までGooglemapに道案内をお願いしました。

前回水海道駅まで歩いた時に聞いていた朗読アプリの続きを聞きながら行きます。
こんな時間がこれまた落ち着くんですよね。



車でばかり走っていると気が付かなかったものがたくさん目に飛び込んできます。

こんな赤い鳥居の並ぶ稲荷神社もその一つでした。



常磐線を渡ります。
このあたりから霧雨を感じるようになりました。



ルートは国道408号に出ました。
弁財天像を掘り込んだ石碑です。
なんとこんな通りの広い国道の脇にひっそりとあるなんて。

ちなみに弁財天とは⋯
弁舌・音楽・財福・知恵などをつかさどるインドの女神様で、その像は美しい顔をもち、琵琶(びわ)をひいています。
美音をもって衆生(しゅじょう→行けるものすべて)を喜ばせるといいます。
七福神の一つでもあります。

いやぁ、僕もブログ書きながら調べたりしますので、ほんと勉強になります。



紫陽花真っ盛りですね。
やっぱり綺麗。



お寺があったり、見どころも少しありました。


ありゃりゃ、ツバメの子供です。
道路っぱたで必死に羽根を動かしていました。
口を開けるので、餌もらってないのかな?
まだ飛べない様子です。
巣から落ちたのでしょうか⋯。

こういう場合、保護して無事に成長したとしても、自力でエサを探し、外敵から身を守り、仲間たちと一緒に飛びまわることのできる「野生の鳥」に戻すことは非常に困難です。
また、野生鳥獣を許可なく捕獲したり飼育したりすることは、法律で禁止されています。

ということで、見守るしかないということになりますね。
ただし、車の通る道のど真ん中や、他の危険が迫っている時はそっと移動してあげましょう。



道はつくば学園へと入る並木道になりました。
ほとんど人が通りません。
けっこう気持ちいいんですけどねー。



さらに常磐道をくぐります。
だいぶ近づいてきました。
雨は強くならず、霧雨が時々肌にミストシャワーをかけてきます。
相変わらず空は鉛色ですね。



公園の中を抜けていきました。
緑はとても鮮やか。



13時30分「ララガーデンつくば」に到着です。
21,000歩でした。
後輩の彼も出勤していて、少しお買い物しました。
山の方も復活の兆しが出てきて、お客さんも戻ってきているようです。

ここからさらに「イーアスつくば」まで歩きます。
そんなに遠くないはずです。



ちょっとした森がありました。
この森の向こうにイーアスはあります。
中を歩いてみましたが、木が茂っているだけでした。


15時、イーアスつくばに到着です。
娘に電話して落ち合います。
車の中に着替えがあるので、身体を拭いて落ち着きました。


歩行距離 26.9km
所要時間 5時55分(お買い物時間含む)
24,000歩

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関東ふれあいの道 茨城5

2020年06月21日 | Weblog
前日の筑波山の画像を見て、Kさんご夫妻の仲良しぶりに刺激を受けた僕らは、久しぶりに「関東ふれあいの道」の茨城県コースを一緒に歩くことにしました。

特別用意もせず、起きた具合で行くかどうか決めるのは我が家の戦法です。

早起きした僕はちょっとだけ準備を進めておきました。

女房はあとから起きてきて『行くよ!』と。
久しぶりです。
茨城県コースの踏破まであと2コースと迫った女房。残ったのはアクセスも行程も大変なこのコース。

でも、さすがにやり切りたいのかラストスパートに出ました。

笠間から羽黒までの山間コースで標高差もそれなりにあります。
昨日と同じようにゆっくりゆっくりと進みます。

まずは楞厳寺(りょうごんじ)の駐車場に車を停めます。
(楞厳寺、行ったものだとばかり思っていましたが、まだだったみたい)
仏頂山目指して頑張ります。

山は緑に覆われ、道もなかなか美しい。
女房は時折吹いてくる風に気持ち良さそうです。

さて、今日の目的の一つ「相棒探し」。
「相棒」とは?
女房が山で持って振り回す枝のことです。
その枝で蜘蛛の巣を払ったり、虫をつついたり、リズムをとったりするのです。

以前僕が車の中にしまっておいて折ってしまいました。
女房はたいそうガッカリして、一生懸命直しましたが折れたところに白いテープを巻いたら包帯のようになってしまい『これじゃかっこ悪い』と。
誰も見てないよ⋯ とは思いますが。


女房は毛虫や変わった色の昆虫を見つけてははしゃいでいます。
しかし変なものよく見つけますよねぇ。

やがて仏頂山の山頂です。

軽く休憩してさらに進みます。
崩落地らしく、巻道がありました。
ここで道を間違う人が多いので、慎重に行きます。
地形図を確かめながら正規ルートに戻りました。
僕もだいぶ地形が読めるようになったな。


ルートはやっと下りになります。
ところが女房、下りが苦手です。
足首が痛くなり、テーピングを施しました。
その時、なんとヤマビルが膝に張り付いていました。まだ血は吸っていなかったようで、頭もポロっと取れてくれました。
そして持ってきた細引き(ロープ)で身体を電車さんごっこのように引きながら降りて行きました。

やっと下山です。
ゴールまで舗装路を歩きます。
ここまで来ればもう安心ですね。
女房は温泉と食事を楽しみに、喉が乾いても我慢しています。
そそ、アルコール燃料ね。

歩きながらタクシーを手配します。
羽黒駅からくる岡田タクシーさん、たしか前回も岡田さんのタクシーに乗ったような気がします。
プリウスのタクシーでした。

電話を受けてくれた事務員さんが感じよかったので、ホッとしました。
こんなところにも接客業の善し悪しが出ますね。
勉強になりました。

間もなくタクシーが到着。
楞厳寺の山門まで乗せてもらいました。
山絡みの土地なのでだいぶ遠かったです。
つまり、そんな距離を歩いたってことですね。

山門でコースポイントの写真を撮って、駐車場まで登ります。
良かった、無事終わることが出来て。

もちろんそのあと地元の人が入るような温泉施設で汗を流しました。
久しぶりだったので本当に気持ち良かったです。

女房は先に上がってビールを呑んでいました。
この時間がたまらないようですね。

また行けるといいね。

歩行距離 11.5km
累計標高差 692m
所要時間 5時40分(タクシー移動含む)
25,000歩
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山復帰/筑波山 その2

2020年06月20日 | Weblog
筑波山の固有種「ホシザキユキノシタ」です。

これを見た僕らは自然遊歩道の方へ入って行きました。
この先にある東屋で食事をするためです。

この日のためにうちの女房がパンを焼いてくれました。
具を挟みやすくするために2つ折りにし、半分に割れるようにバターを塗ったと言っていました。
味も少し付けてあるということです。

僕は「森のこびと(僕がお世話になってるペンション特製)のベーコン」をこの日のために冷凍保存しておきました。
それぞれに具を持ち寄りました。
Kさんご夫妻は朝摘みのキュウリとプチトマト、それにチキンの練り焼きを。ご主人はコーヒー豆を朝挽いて、香りの素晴らしい一杯をいれてくれました。

登山の楽しみの一つは外で食べる食事ですもんね。


バンバン焼きます。
バンバン食べます。
満腹になりかけた時、ご婦人二人がベンチに交ざりました。

コロナ感染を気にしてくれてか、後ろ向きに座ってくれました。
ベーコンを少しですけど焼いておすそ分けしました。
我が家で取れた葉っぱ(なんという葉っぱか忘れました)を添えたらそれなりに見えました。
塩っけがあるので『おいし〜』と言ってくれました。

お返しに黄色いプチトマトとお菓子をいただきました。
そんなつもりじゃなかったけれど、嬉しかったです。
登山中の楽しみの一つはこういったコミュニケーションもですね。


さ、進みます。
すっかり回復したようで、このまま自然遊歩道を周回する事になりました。

仲の良いお二人は時折こうして景色を眺めていました。
夫婦とはこうあるべきですね。


名所の一つに「大石重ね」があります。
ここは願掛けのために麓から持ち込んだ石を積み重ねた石の山です。
現代となりまた注目を浴びて、願いを書き込んだ石が多数見当たります。

緩い木段を登り詰めると御幸ケ原に戻りました。
ここで再び小休止です。

さて、ここでまた選択しなければなりません。
お二人に伺います。
①このまま御幸ケ原ルートを降りて神社に行き、筑波神社のハート型の大鈴を見て、再び白雲橋ルートを登り返し迎場ルートでつつじヶ丘に戻る。
②ケーブルカーを利用して時間に降り、迎場ルートでつつじヶ丘に戻る。
③再び女体山まで戻っておたつ石ルートを降りるかロープウェイで降りる。

まだまだ楽しみたいお二人は①のルートを選びました。
僕はちょっと驚きました。
尖浅間で戻って来たお二人とは思えないほど元気でした。
正直言って無理だと思っていたので、嬉しい誤算です。


足元ふらつくことも無く無事神社まで来ました。
暑いです。
よくここまで来ましたね。
大したもんです。


神社の前にはひっそりと「さざれ石」が置かれています。
日本の国歌「君が代」に出てくるさざれ石。
ここで日本の国歌の現代訳をお話しすると、しきりに頷いていました。
君が代って深い意味を持った素敵な歌詞ですね。

さて、ここからが大変です。
一度白雲橋ルートを途中まで登り、迎場ルートに入るまで登ります。

さらに迎場ルートの緩い木段を登り詰めると終点のつつじヶ丘となります。
さすがに疲労感が出てきました。
それにしても本当に頑張りましたね。
きっと自信がついたことでしょう。

やっとの思いでつつじヶ丘に到着した僕らは満足感でいっぱいでした。

いい経験といい思い出になりましたね。
お疲れ様でした。

歩行距離 10.6km
所要時間 9時間
累計標高差 933m
20,000歩


おしまい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山復帰/筑波山 その1

2020年06月19日 | Weblog
ついに『山』解禁しました。
本当に久しぶりです。

登らなければ登らないでいられる身体になりつつありました。
朝は起きられないわ、腹は出てくるわ、体力使うの嫌になるわで大変なことになりそうな僕を救ってくれたのは、お客様のKさんご夫妻でした。

Kさん『筑波山案内してくれるんでしょー? 日にちは合わせますからよろしくね』
梅雨の晴れ間のこの日、都合が付けばいかがでしょうか?とお話しすると、2つ返事で決まりました。

天気の良い日で行きたいですもんね、僕は今週三連休ですから三日間のどこでもいいですよ。
ということでそのうちの一日を約束しました。


準備運動をして出発します。
コースは王道の「おたつ石ルート」まずは標高542mのつつじヶ丘からスタートです。
ゆっくりと息が上がらないように先導していきます。

今日はお二人にトレッキングポールを持っていただきました。
これがあると何倍も楽。
昔はこれを持つと弱い者の代名詞みたいな感がありましたが、現代ではそういうヤボな解釈はせず、より楽により快適により早くより遠くへ体力を温存しながら進むことを目的として、このトレッキングポールを持つ人が増えています。

もちろん邪魔になることもありますが、この魔法の杖はとにかく慣れです。

僕は平地でも推進力を上げるためと、腕に鬱血を起こさないためにも必ずと言って良いほど持ちます。


森は鮮やかな緑に包まれ、森のいい香りが漂っています。

やがて弁慶茶屋跡に着きました。
ここまでおよそ1km標高差230mです。
先週「宝篋山の尖浅間山」まで登ってぐったりしたというお二人、同じ程度の標高差を登って来たと聞いて驚いていました。
それほどにトレッキングポールの効果と「出だしをゆっくり歩く」というコツに違いを感じで頂けたようです。

この調子なら女体山だけでなく男体山にも行けるかも知れません。
なんせ尖浅間で帰って来たと聞いて「こりゃ無理だな」と思っていただけに、嬉しい誤算です。

休憩しながら筑波山の成り立ちや弁慶茶屋にまつわるお話をさせてもらいました。
その山の歴史や言われを知ると、また山が一層楽しく身近になるというものです。


奇石郡を解説を交えながら抜けていくと、あっさりと山頂に着きました。
女体山山頂までおよそ3時間かけましたが、体力はまだまだ残っていそうです。

なんと山頂は貸切でした。
日本百名山初登頂の喜びは案外あっさりと手の中に収まりました。

『さて、疲労感や身体の違和感はありませんか? 大丈夫なら御幸ケ原まで駒を進めたいと思いますが』

もちろんお二人は何度も頷いていました。

途中にガマ石があります。
『はい、ここでストックを置いて下さい。石を三つ持って下さい』
なんの事やら分からないお二人でしたが『それではあのガマ石の口にその石を投げ込んでみて下さい。入ると大金持ちになります』(笑)。


驚いたのはお二人ともバンバン口の中に石を入れてしまうのです。
さすが金持ち!
筑波山に登ったら絶対やりたい事の一つですよね。

御幸ケ原に出ました。
『あーここ見覚えがある』と奥さん。
はるか昔、子供たちを連れて遠足に来たと言います。
地元の子供たちの大イベントの一つですね。


『疲れましたか? ここでお二人にこれからの行程を選択していただきます』
①ここから男体山に登って「ホシザキユキノシタ」筑波山にしか咲かない花を見て戻る。
②男体山山頂からそのまま自然遊歩道に入り、東屋で食事をして遊歩道を一周する。

男体山に登ってみた感じで決めることになりました。

登りは確実に、そしてゆっくりとね。

またもやあっさり山頂です。
そして「ホシザキユキノシタ」は花を咲かせていました。
他にもこの花目当てで登って来た人がいて、興奮していました。

奥さんは花が好き、なので喜んでいました。
旦那さんは花に興味はないので、別に。なんだけど、やっぱり「ここにしか咲かない花」となれば少しは興味が湧いてくるもんです。
そう、僕もまさにそれでした。
僕はその後分厚い「高山植物図鑑」を買っていました。

『さあ、どうします? とりあえず食事しに東屋まで行ってみますか? 自然遊歩道は僕が好きなルートの一つですよ』


その2へ続きます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関東ふれあいの道 栃木30

2020年06月17日 | Weblog
※この記事は公開を自粛していました。

(R2.4.14の日記から)
新型コロナウイルスの脅威が渦巻くこの頃、不要不急の外出を控えるようひっきりなしに聞こえてきます。

そうは言っても、膨らみつつある胴回りと堕ちてゆく筋肉、身体の不調⋯
やっぱり少し歩かないと。
でも、近所の散歩は意外と人に会うし楽しくない。

途中で頓挫している関東ふれあいの道の中で、人里を離れた簡単なコースは無いかな?
ということで選んだのが道の駅ばんどうから周回できるコースでした。

ゆっくり寝て、自宅を出たのが9時30分頃。
道の駅ばんどうには11時40分の到着。
ウォーキングシューズに履き替えて、歩き出したのが11時50分でした。

少しだけ国道を歩いたのち、脇道にそれで行きます。
もう人影はありません。
どうやらひと山越えるようです。(といっても低い尾根をまたぐだけ)

廃校になった旧和見小学校を通過します。
誰もいません。

また山の方に吸い込まれて行きます。
登山を楽しむような山ではないので、本当に丘を越える感覚でした。

一般道に吐き出され、しばらく歩きます。
この時わずかにコロナウイルスのことが気になりました。
『やっぱり楽しくないな』

やがて「乾徳寺」にたどり着きました。
寺には誰もいません。
裏手に回るとお墓が並んでいました。
その先にニリンソウの群生があるというので行ってみましたが、ちょろちょろでした。
まだ咲ききっていません。

少しずつ登っていきますが、身体が重いです。明らかに運動不足ですね。

裏山の小路はとても静かで癒されました。

そこから「唐の御所」に向かいます。
ここはどういうところ?
ちょっと調べてみました。
すると、
『国指定の史跡で古墳時代後期の豪族の墓と伝えられています。内部には横穴式石室と同様に玄室や玄門、羨道などがあり、玄室全体は一戸の住宅を思わせるような構造で、精巧さでは全国屈指といわれています』とありました。

なるほど、お墓なのね。

裏山を越えて14時12分道の駅ばとうに戻りました。
もう少し歩きたかったけれど、コロナウイルスによる自粛ムードで気持ちが乗らず、このまま帰ることにしました。

一日も早い終息を願っています。


歩行距離 11km
歩行時間 2時間22分
累計標高差 +411m -416m
16,300歩
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小貝川ウォーキング

2020年06月09日 | Weblog
休みの日に早起き出来なくなりました。

何の計画も無いまま休みを迎える虚しさにも慣れてしまったようで、もちろん準備もすることもなく、当たり前のように目覚まし時計すらかけないまま朝を迎えるのです。

女房が起きてお弁当の支度をしているのは分かりましたが、僕はまだ布団の中から出られません。

すると何かにぶつけるような音がしました。
『大丈夫かー』
とだけ目をつぶったまま声をかけると⋯
『ん?何が大丈夫?』と女房。

『え!大丈夫?』
女房の叫び声。
下の子が朝シャワーしていて目まいがしたらしく、倒れていました。
上の子も慌てて出てきて素っ裸の下の子を抱えて部屋に運び込みました。
そのまま少し寝かせました。

立ちくらみのようです。
そういえば子供の頃僕も風呂上がりに脱衣場で1時間ぐらい気を失って寝ていたことがありましたっけ。
気がつくと『なんでこんなところで寝てるんだ』とわけがわからず、居間にいくと『ずいぶん長かったね』と言われました。

騒ぎが落ち着くとゴミ出しを仰せつかって、そのまま出発することにしました。
前からなんとなく地図を見ていて、常総線の旅をしてみようかなと思っていたので、お手軽な小貝川の土手沿いを水海道まで行くことにしました。


つまり、水海道駅まで歩いて行って常総線で帰ってくるというわけです。
水海道にしたのはただ単に小貝川が水海道駅に近づいているからというだけの理由です。

まず「牛久沼水辺公園」に車で行きます。
そこから小貝川の土手目指します。

小貝川橋を渡ってサイクリングロードに入ります。
平日ですから人も少ないですが、それでもジョギングやウォーキング、サイクリングの人達が行き交っていました。

昔、自転車通勤していた頃、よくこのルートで守谷まで行ってから職場に遠回りして行ってました。
今日はそれ以上遠いみちのりを歩くんですね。


岡堰に着きました。
ここまでだってそれなりに遠いです。
旧岡堰に渡ってみました。
ここでおにぎり食べました。

小貝川のこの部分は昔氾濫を繰り返していて、その流れを変えるために様々な尽力を受けたところですね。
地元の人で岡堰を知らない人はいないぐらい有名なところです。

地図を見ると、まだまだ3分の1程度しか来ていないのがわかりました。
なんだか疲労感もあるし、ルートも単調でつまらなくなってきました。

別ルートを調べて牛久沼に戻っていくことも考えましたが、複雑な入り組んだ道を検索しながら帰るのもさらにめんどくさい気分もあります。
結局僕の足はそのまま土手を進む事を選んだようです。


今日のウォーキングはスマホのアプリで本を読んでもらうことにしていました。
自分で活字を追っているわけではないので、登場人物の名前が頭に入って行きにくく、慣れが必要かもしれません。
それでもだんだん引き込まれていくと、面白くなってしまうのです。

山ではこうしたものを聞きながら歩くことは無いのですが、ロングトレイルではたまにやります。ひたすら歩く時には欲しいアイテムです。

守谷市に入りました。
橋を一度渡らないとサイクリングロードは続いていません。
分かっていたのですが、そのまままっすぐ行ってみました。
TXの線路の下を越えたところで道が無くなりました。
川沿いにいくのは無理なようです。

来た道すべてを戻って橋を渡ります。
渡ったところはつくばみらい市になっています。

そのまま左岸を進んでいくと「小目沼橋」があります。


欄干が無く、幅は1.5mほどです。
昭和31年に作られた趣のある橋です。
とりあえずここを渡って右岸を歩くことにしました。
あ、ちなみに右岸左岸ってどっちに向かっている時にそれを示しているかわかりますか?
川の上流から下流を見た時に、右側を右岸左側を左岸といいます。

ここ、もちろん車は通れませんからね。


やがて土手から外れていく時がきました。
時刻は15時を過ぎています。
出発から5時間余りです。

街中に吸い込まれて行き、国道を渡って住宅地の人通りの少ない道を選びながら駅に向かいます。
途中の自動販売機で炭酸飲料を飲みました。
やっぱりこういうものが欲しくなるんですよね。

16時ちょうど、水海道駅に到着しました。
目の前で取手行きの気動車に行かれてしまいました。

次に来たのは守谷止まりで、乗り換えます。
常総線のホームはとても綺麗になっていました。
昔とは大違いになりましたね。

コロナ騒ぎになってから初めての公共交通機関でしたが、やっぱりちょっと不安になりますね。
大勢の学生たち、マスクなんかしてない大人
が乗っていました。

自分の手を何度も何度もアルコール消毒しながら乗っていました。

そして取手。
また乗り換えて「龍ケ崎市駅」。
降りて水辺公園まで歩きます。
1.3kmほどでマイカーに到着しました。

家に帰ると上の娘が開口一発『パパどうしたのー? 松崎しげるに憧れてるとか?』
つ、つまり真っ赤に日焼けしてしまったようです。

歩行距離28.1km
所要時間 7時間
49,800歩
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

胃カメラ大好き

2020年06月04日 | Weblog
この頃食道から胃の上部の調子が少し変。
軽い気持ちでかかりつけの先生に話してみると、真面目な顔で『胃カメラやんなよ』と。

ここらへんでやっておくべきかなと思った僕は、紹介状を手に勇んで胃腸科の先生のところに行きました。

以前にも3回ほど胃カメラ飲んでる僕、そんなに大変な記憶は無かったので余裕しゃくしゃくでやって来ました。
ここは先生が優しいし、即日胃に入れてもらえるらしい。

それはいい。 なかなか時間をつくるのが下手な僕にとっては都合良いではないか。

こちらの病院、看護師さんが少ないので診療の合間に胃カメラやるのは大変だと思います。
申し訳ない気持ちと、すんなりやって迷惑かけないようにしないとならないなという気持ちが⋯。

「胃カメラ大好き」余裕さって思って寝転がった診察台は僕を優しく迎えてくれました。
胃の働きを止めるのかな?とろみのある薬を飲んで、次に麻酔のゼリーを口の中に溜めます。
5分ほどで吐き出して先生を待ちました。

途中、年配の看護師さんが『〇〇先生(僕の主治医)のお知り合いなの?』と聞いてきます。
口に麻酔薬入ってるので返事は出来ずにいると『あ、お口に入ってちゃ答えられないわよね。余計なこと言いました』と言って笑っていました。

やがて先生がピンク色の使い捨て医療ガウンにゴーグルをかけて登場です。
『さ、じゃやりましょう。では先程言っていた食道から胃の中を検査するためカメラを入れていきます』

口にマウスピースをはめて、カメラのホースを入れていきます。
ゆっくりきます。

ここからは言葉ではなく心の叫びです。
「⋯先生、がっと入れてよ。うう〜 おぇぇぇ〜」
『おおおぅえぇぇーっ』
「やべ、えずいちまった」
「こんなはずじゃなかったのに調子狂うなぁ」
「そう言えば、あるお客さんが穴という穴から垂れ流しになると言ってたっけ。まさにそうなりそう」

ピピッ、ピピッ
カメラのシャッター音です。
食道の入り口から撮っていくので、えずきポイントにホースが長居しています。
『ぅおおおぅぇーっ』
あれ?こんなはずじゃなかったのに。

涙がぼわーっと出てきて鼻水が満タンになり、よだれがダラダラと流れています。
さすがに他の穴からは何も出てきませんでしたが、あのお客さんの言う通りの展開にもう笑いが出そうになります。
しかし、出てくるのは唸り声だけでした。

ホースは胃の中に入り、エアを入れていきます。
シワを伸ばして写真を撮るのです。
これが一番大変。
一度でもウッとなると『げぇ〜』っとゲップしてしまいます。

4回ぐらいゲップしてしまいました。

主治医の先生に『寝ているうちにやってもらった方がいい?』と聞かれ『そんなまどろっこしいことしなくて大丈夫ですよ』と言った自分が情けないです。

でも胃腸科の先生は優しく『ごめんなさいね、頑張って下さい』と言ってくれました。

やがて有り得ないぐらいの鼻水とよだれを垂らした顔を看護師さんと先生で拭いてくれ、事態は終息しました。

少し待合室で待ちます。
他の患者さんが呼ばれ、話し声が聞こえてきます。
つまり、僕のえずきもゲップもすべて筒抜けだったということですね。

結果はすぐにプリントアウトされ、説明を受けます。
『うーん、特段悪い所は見当たらないですね。のども食道もきれいです。胃の中部は少し荒れた感じのところもありますが、ピロリ菌の様子もないし大丈夫ですよ。ただ、十二指腸の入り口にポリープがありました。これです(画像を指さして)でも、これはこのまま放置しておいて問題ないです』

『胃酸が多く出て、逆流性からくる胃炎と診断されますのでお薬出しておきますね。消化を助ける薬も念の為服用してみてください』
そう言われ、にっこり笑ってくれました。

いやいや『胃カメラ大好き』なんてもう言いません。

家に帰ってから女房と娘と3人(上の子は来なかった)で食事しました。
実に18時間ぶりの食事は美味かったです。

その後10kmほどウォーキングしましたが、前日に網戸を7枚張り替えたのが効いたのか筋肉痛になっていました。
早めにシャワー浴びてゆっくり寝ることにしますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする