久しぶりに登山口と下山口を変えて縦走しました。
今日は、親戚の弟分と登りました。
今までも何度か一緒に登ってきましたが、今回は趣の違った登山にしようと西上州の岩稜地帯にやってきました。
妙義山などで有名なギザギザの山が連なるこの山域は標高こそ低いものの、特異な形状の岩山ばかりです。
その代表的な艫岩(ともいわ)は驚くほどの断崖絶壁を従えた風貌で有名です。
かの有名なクレヨンしんちゃんの作者もここで命を落としたことは記憶に新しいかと思います。
断崖とは裏腹にその後側はたおやかな起伏の緩いお散歩のような登山を楽しめるのが荒船山です。荒々しさを隠し持った船のような風貌だからこの名がついたのでしょうか…。
朝5時に待ち合わせ、車を一台置いたまま立岩の登山口に向かいます。およそ1時間山並みをグルッと回って線ヶ滝(画像)の駐車スペースに、もう一台で乗り付けます。
今日はヘルメットとカラビナ、スリングを念のため装備しました。
使わないかもしれませんが、無いと不安になる箇所もわずかにあるためです。
登り始めはなんてことない登山道ですが、見上げると信じられないほどの角度でそびえる岩峰。
その立岩のピークに向かうところは落石多発地帯、痩せ尾根、激しい角度のトラバースが待っていました。
幸い先行者がいないので、間隔をあけて落石多発地帯をゆっくり登り詰めます。その後、幅50cmほどの断崖をトラバースしながら登ります。ここでヘルメット装置、カラビナをスリングで作った簡易ハーネスにつけて安心感を向上させました。結局、わずかな部分だけであとはさほど難しくはありませんでした。
ゆっくり進めば問題ありません。
次に訪れるのが道迷いしやすい荒船山に向かう稜線です。情報では笹藪が遮るという登山道でしたが、笹は刈られてあって見通しは良いと思います。
ただ、分岐に分かりやすい道標があるわけではなく、冷静に方角を確かめ、うすい踏み跡と風化したテープを頼りに進みます。
今日はGPSの精度が悪く、立ち止まっていても位置マークがゆらゆら動きます。信じ込まないで、コンパスと地図、GPSを総合的に見て判断します。
慎重になりすぎるぐらいに進んで来た結果、遅れ気味だったコースタイムをこの迷いやすい部分で一気に縮めることが出来ました。そして荒船山の最高地点(経塚山)に突然到着しました。
弟分はまだ地図読みが不完全なので付いてくるだけでしたが、今度はリーダーをしてもらおうと思います。
艫岩の絶景をゆっくり楽しんだあと、荒船山登山口である内山峠につきました。
そこには、年配の登山者がいらっしゃって、しばらくお話をさせていただきました。なんと水戸の山岳会の方たちでした。
茨城県の山岳国体に尽力されたりした立派な方が色々教えて下さいましたが、偉ぶる訳でもなくとても楽しいお話でした。なんと80歳でいまだ現役の登山者でした。
やっぱり山を歩く人達は身体に貯金が貯まるようですね。
下山後はとある温泉宿で入浴しました。帰るのに都合のよい場所にあったのでここにしました。
古くて銭湯のような感じでした。
シャワーはなく、タライにお湯と水を混ぜながらというスタイルです。
なんと10円のマッサージ機がありました。もみ玉が肩を叩くだけのものです。相当懐かしいです。
昔あった取手駅近くの銭湯にもこれがありました。やってみたかったのですが、全く手入れも掃除もされていない脱衣場を見ると、10円だけ吸い込まれて動かない気がしてなりませんでした。
そして高速道路に乗る手前で蕎麦屋に入りました。立派な店構えです。
かなり期待しましたが、メニューを見たら何でも屋でした。
カツ丼や焼き肉丼まであるのです。
いっきにトーンダウン。
山菜キノコ蕎麦のぶっかけを頼みましたが、…でした。
口直しにセブン○レブンでコーヒーとビスケットを買ってしまうぐらいでした。
さて、親戚の弟分は岩稜の山がよほど面白かったらしく、次は妙義山の稜線に出たいと言っていました。
行けるでしょうが、地元の人も『あんな山登るもんじゃねぇ』と言うほど死人が出ているので、ちょっとためらっています。
今日は、親戚の弟分と登りました。
今までも何度か一緒に登ってきましたが、今回は趣の違った登山にしようと西上州の岩稜地帯にやってきました。
妙義山などで有名なギザギザの山が連なるこの山域は標高こそ低いものの、特異な形状の岩山ばかりです。
その代表的な艫岩(ともいわ)は驚くほどの断崖絶壁を従えた風貌で有名です。
かの有名なクレヨンしんちゃんの作者もここで命を落としたことは記憶に新しいかと思います。
断崖とは裏腹にその後側はたおやかな起伏の緩いお散歩のような登山を楽しめるのが荒船山です。荒々しさを隠し持った船のような風貌だからこの名がついたのでしょうか…。
朝5時に待ち合わせ、車を一台置いたまま立岩の登山口に向かいます。およそ1時間山並みをグルッと回って線ヶ滝(画像)の駐車スペースに、もう一台で乗り付けます。
今日はヘルメットとカラビナ、スリングを念のため装備しました。
使わないかもしれませんが、無いと不安になる箇所もわずかにあるためです。
登り始めはなんてことない登山道ですが、見上げると信じられないほどの角度でそびえる岩峰。
その立岩のピークに向かうところは落石多発地帯、痩せ尾根、激しい角度のトラバースが待っていました。
幸い先行者がいないので、間隔をあけて落石多発地帯をゆっくり登り詰めます。その後、幅50cmほどの断崖をトラバースしながら登ります。ここでヘルメット装置、カラビナをスリングで作った簡易ハーネスにつけて安心感を向上させました。結局、わずかな部分だけであとはさほど難しくはありませんでした。
ゆっくり進めば問題ありません。
次に訪れるのが道迷いしやすい荒船山に向かう稜線です。情報では笹藪が遮るという登山道でしたが、笹は刈られてあって見通しは良いと思います。
ただ、分岐に分かりやすい道標があるわけではなく、冷静に方角を確かめ、うすい踏み跡と風化したテープを頼りに進みます。
今日はGPSの精度が悪く、立ち止まっていても位置マークがゆらゆら動きます。信じ込まないで、コンパスと地図、GPSを総合的に見て判断します。
慎重になりすぎるぐらいに進んで来た結果、遅れ気味だったコースタイムをこの迷いやすい部分で一気に縮めることが出来ました。そして荒船山の最高地点(経塚山)に突然到着しました。
弟分はまだ地図読みが不完全なので付いてくるだけでしたが、今度はリーダーをしてもらおうと思います。
艫岩の絶景をゆっくり楽しんだあと、荒船山登山口である内山峠につきました。
そこには、年配の登山者がいらっしゃって、しばらくお話をさせていただきました。なんと水戸の山岳会の方たちでした。
茨城県の山岳国体に尽力されたりした立派な方が色々教えて下さいましたが、偉ぶる訳でもなくとても楽しいお話でした。なんと80歳でいまだ現役の登山者でした。
やっぱり山を歩く人達は身体に貯金が貯まるようですね。
下山後はとある温泉宿で入浴しました。帰るのに都合のよい場所にあったのでここにしました。
古くて銭湯のような感じでした。
シャワーはなく、タライにお湯と水を混ぜながらというスタイルです。
なんと10円のマッサージ機がありました。もみ玉が肩を叩くだけのものです。相当懐かしいです。
昔あった取手駅近くの銭湯にもこれがありました。やってみたかったのですが、全く手入れも掃除もされていない脱衣場を見ると、10円だけ吸い込まれて動かない気がしてなりませんでした。
そして高速道路に乗る手前で蕎麦屋に入りました。立派な店構えです。
かなり期待しましたが、メニューを見たら何でも屋でした。
カツ丼や焼き肉丼まであるのです。
いっきにトーンダウン。
山菜キノコ蕎麦のぶっかけを頼みましたが、…でした。
口直しにセブン○レブンでコーヒーとビスケットを買ってしまうぐらいでした。
さて、親戚の弟分は岩稜の山がよほど面白かったらしく、次は妙義山の稜線に出たいと言っていました。
行けるでしょうが、地元の人も『あんな山登るもんじゃねぇ』と言うほど死人が出ているので、ちょっとためらっています。