お客様のエンド〇くん、今彼に登山ブーム到来です。
そう、エンド〇くんといえば今年の晩夏に尾瀬に一緒に行きましたね。
今回エンド〇くんの奥さんは不参加で、男同士で雪が残る筑波山に夜景目当てで登ることになりました。
「雪が残る」というのは、前日の早朝まで降った雨は標高700mより上で雪になったという事です。
ライブカメラによると、御幸ケ原で積雪7~8センチ程度に見えました。
日中徐々に溶け、残った雪は凍ることになります。
念の為のアイゼンを装備に加えて、午前3時30分つつじヶ丘より登り始めました。
当然あたりは真っ暗闇。
ヘッドライトひとつで登るのですが、エンド〇くんはナイトハイク初めてで、その期待感はものすごかったと言います。
エンド〇くん、前日にも宝篋山に登ったらしく、生憎の雨でガッカリしたようです。
連日の登山お疲れ様です。
本当に好きになっちゃったのね?
さて、今夜は月も新月に近く星の期待も出来そうで、冬ならではのクリアな視界が楽しみです。
もちろん僕はその撮影もしたいと思います。
登り始めると足元はヌメリのある泥でしたが、次第に雪が出始めました。
山頂直下で岩に張り付いた雪がどうにもいやらしく、アイゼンの登場となりました。
ほんのわずかな距離ですが、怪我をするわけにもいかないので面倒ながらも装着する事にしました。
雪はだいぶ解けていて、山頂には雪がありません。
風で飛ばされて山頂には雪が着きにくいということもありますが。
下から大声を上げながら登ってくる幾つかの灯りが見えます。
やはりナイトハイクする人はけっこういますね。
風が強く、何枚かの夜景を撮影したのち一度風をかわせるところに降りることにしました。
そこで熱いコーヒーを入れて温まることにしました。
すると先ほど声を出していたグループが山頂に着いたようです。
夜景にも声をあげて喜んでいました。
やはり寒いようで、僕らのところへ降りて来ました。
かなりお若い4人組みで、女の子が一人いました。
だいぶ薄着で心配です。
なんと手には懐中電灯を持っていました。
しっかりした装備も無いまま登ってくる人がいるのも筑波山という山の特徴ですね。
あの凍った岩場を滑り止め無しで登ったのでしょう。事故が無くて良かったです。
ちょっと日の出が上がる方を見ると、色が変わり始めていました。
急いで山頂に戻ります
空は日の出前の方が赤くなって、僕は綺麗だと思います。
写真は下手くそですが、色んな設定でなんとか数枚気に入った画像を撮ることが出来ました。
ちなみにエンド〇くんにモデルになってもらった写真が一番気に入りました。
女体山から男体山、自然遊歩道の東屋で食事をして遊歩道を1周し、御幸ケ原コースで下山。さらに白雲橋から迎場コースでつつじヶ丘に戻って終了としました。
真冬から春のような暖かさへ変化する陽気を感じながら今年ラストの登山は終了となりました。
エンド〇くん、ありがとうございました。
またよろしくお願いします。