先週の薬師岳の興奮も醒めやらぬ中、立山に行ってきました。
先週の薬師岳はいわば立山の代わりだったワケで、今週はプランを日帰りに変更して出かけました。
いつものように夜出の現地泊します。立山へは長野県側よりアクセスし、あの有名な黒部ダムを通過します。
トロリーバス→ケーブルカー→ロープウェイ→トロリーバスの順に乗り継ぎ、室堂まで入ります。平日の始発は7時30分で室堂に着くのが9時25分です。そこから登山開始ですから、ちょっと遅いですね。ちなみに室堂から扇沢に戻る最終接続は、室堂を16時30分に出ないとなりません。
この日は先週とうって変わっての登山日和です。風も穏やかでゴツゴツした稜線も恐怖感なく通過できます。
立山の主峰は雄山(おやま)ですが、最高峰は大汝山です。この2座は登っておきたいですが、一ノ越から雄山と反対側にそびえる龍王岳にも登ってみたいのです。
龍王岳には正式な登山道はないのかな?地図にも道の記入がなく、どこから取り付くのかよく分かりません。とにかく近づいてみることにします。一ノ越にザックをデポして往復します。稜線に出るとスキーヤーが板を担いで登って来ました。かなり大変そうです。いつか僕も立山を滑りたいと思う瞬間でもありました。
一ノ越から裏側の御山谷はとても滑りやすそうな斜面でした。
さて龍王岳ですが、鬼岳に向かうトラバース道にそのまま乗っかると通過してしまいます。どうやら一ノ越から見て正面の岩場を登るようですね。僕は裏側の傾斜が緩いところを這い上がってしまいました。
山頂は狭く、展望は素晴らしいです。風が強いと危なそうです。山頂からは一ノ越に向かって道が付いていました。やはりこちらが正解なのですね。遠くから見ると登れそうもない尖った岩峰に見えるのですが。
一旦一ノ越に戻って雄山に向かいます。ガレた岩場は落石の危険性が大きく、ヘルメット着用が望ましいですね。すれ違ったパーティーの方に『あ、ヘルメットしてますね。よく分かってらっしゃる。ここは簡単に来れるけど、けっこう危ないですからね』と言われました。
まさに僕もそう思います。
現に外国人(特に中国人、韓国人観光客)が勢いで登って来て、それも登山道を外して(よく見て判断しないと簡単に道を外します)上から石を落としてきました。大声で騒ぎながらガンガン来るので怖いです。
雄山までの登りはけっこうキツいです。またまたフラフラになりました。龍王岳に寄り道してたせいもありますが、一緒にスタートした人達はすでに戻り始めています。
でもそこは都合よく、誰もいない山頂でゆっくりと展望を楽しみました。出来れば真砂岳まで行って大走りを下山したかったのですが、この時点でタイムオーバーしたので大汝山までのプランに変更しました。ちょっと悔しいですが、これが今の僕の実力です。
大汝山は岩が積み重なっただけの危ないとんがりです。あまりゆっくりする場所ではないですね。一旦大汝休憩所まで下って、ちょうど良さそうな石の上に腰を下ろしました。
遅い昼食を誰もいないここで済ませました。ちなみに大汝休憩所はまだ半分雪に埋まっていました。
さて、下山です。
下山は得意ですが、ここはゆっくりと降りないと危ないですよ。浮き石も多いし、ルートを見失いやすいです。自分はいいけど、石を落としたらかなり危険ですね。今日は人がほとんどいないですけど、これからの夏山シーズンはおそらく事故も多いと思いますよ。僕だったらハイシーズンは避けたいですね。
ゆっくりと一ノ越まで降りてきました。ちょっと休憩してスノーシューを履きます。ここから室堂駅までは雪が緩み過ぎてツボ足ではツラいと思います。遠回りかもしれませんが、ブル道を歩った方が結果的には早かったです。
ショートカットした前方のおじさんをパスして室堂駅に戻ります。たくさんの観光客がいました。
扇沢に戻るすべての乗り物はほとんどが満タンでした。
それもほとんどが外国人観光客です(笑)
http://at-tink.com
先週の薬師岳はいわば立山の代わりだったワケで、今週はプランを日帰りに変更して出かけました。
いつものように夜出の現地泊します。立山へは長野県側よりアクセスし、あの有名な黒部ダムを通過します。
トロリーバス→ケーブルカー→ロープウェイ→トロリーバスの順に乗り継ぎ、室堂まで入ります。平日の始発は7時30分で室堂に着くのが9時25分です。そこから登山開始ですから、ちょっと遅いですね。ちなみに室堂から扇沢に戻る最終接続は、室堂を16時30分に出ないとなりません。
この日は先週とうって変わっての登山日和です。風も穏やかでゴツゴツした稜線も恐怖感なく通過できます。
立山の主峰は雄山(おやま)ですが、最高峰は大汝山です。この2座は登っておきたいですが、一ノ越から雄山と反対側にそびえる龍王岳にも登ってみたいのです。
龍王岳には正式な登山道はないのかな?地図にも道の記入がなく、どこから取り付くのかよく分かりません。とにかく近づいてみることにします。一ノ越にザックをデポして往復します。稜線に出るとスキーヤーが板を担いで登って来ました。かなり大変そうです。いつか僕も立山を滑りたいと思う瞬間でもありました。
一ノ越から裏側の御山谷はとても滑りやすそうな斜面でした。
さて龍王岳ですが、鬼岳に向かうトラバース道にそのまま乗っかると通過してしまいます。どうやら一ノ越から見て正面の岩場を登るようですね。僕は裏側の傾斜が緩いところを這い上がってしまいました。
山頂は狭く、展望は素晴らしいです。風が強いと危なそうです。山頂からは一ノ越に向かって道が付いていました。やはりこちらが正解なのですね。遠くから見ると登れそうもない尖った岩峰に見えるのですが。
一旦一ノ越に戻って雄山に向かいます。ガレた岩場は落石の危険性が大きく、ヘルメット着用が望ましいですね。すれ違ったパーティーの方に『あ、ヘルメットしてますね。よく分かってらっしゃる。ここは簡単に来れるけど、けっこう危ないですからね』と言われました。
まさに僕もそう思います。
現に外国人(特に中国人、韓国人観光客)が勢いで登って来て、それも登山道を外して(よく見て判断しないと簡単に道を外します)上から石を落としてきました。大声で騒ぎながらガンガン来るので怖いです。
雄山までの登りはけっこうキツいです。またまたフラフラになりました。龍王岳に寄り道してたせいもありますが、一緒にスタートした人達はすでに戻り始めています。
でもそこは都合よく、誰もいない山頂でゆっくりと展望を楽しみました。出来れば真砂岳まで行って大走りを下山したかったのですが、この時点でタイムオーバーしたので大汝山までのプランに変更しました。ちょっと悔しいですが、これが今の僕の実力です。
大汝山は岩が積み重なっただけの危ないとんがりです。あまりゆっくりする場所ではないですね。一旦大汝休憩所まで下って、ちょうど良さそうな石の上に腰を下ろしました。
遅い昼食を誰もいないここで済ませました。ちなみに大汝休憩所はまだ半分雪に埋まっていました。
さて、下山です。
下山は得意ですが、ここはゆっくりと降りないと危ないですよ。浮き石も多いし、ルートを見失いやすいです。自分はいいけど、石を落としたらかなり危険ですね。今日は人がほとんどいないですけど、これからの夏山シーズンはおそらく事故も多いと思いますよ。僕だったらハイシーズンは避けたいですね。
ゆっくりと一ノ越まで降りてきました。ちょっと休憩してスノーシューを履きます。ここから室堂駅までは雪が緩み過ぎてツボ足ではツラいと思います。遠回りかもしれませんが、ブル道を歩った方が結果的には早かったです。
ショートカットした前方のおじさんをパスして室堂駅に戻ります。たくさんの観光客がいました。
扇沢に戻るすべての乗り物はほとんどが満タンでした。
それもほとんどが外国人観光客です(笑)
http://at-tink.com