いよいよ僕のゲレンデスキーはラストになります。
かぐらのような混雑も無く、雪は新雪が乗って、それがザラメになった状態でとても滑りやすい。
師匠さんはいつもイメージを持って練習しています。
おっと!
暑い!
ゲレンデはこんな状態。
最後に選んだのは「奥只見丸山スキー場」です。
遠いけど何がいいってやっぱりベースから直リフトって事と、殺伐としていない雰囲気かな。
この時期滑れるスキー場はみんなゴンドラでゲレンデに上がったりするので、車を置いたベースに戻ってくるのにものすごく時間がかかります。
奥只見までの距離は往復650km。
ガソリン満タンにしても空になりそうなぐらい走ります。
それでも行くんですが、夜の運転は結構好きなのでそんなに苦になりません。
突然決めたので今回こそ久しぶりに1人スキーかと思いました。
というのも、翌日は女房の誕生日。たまには一緒にすごそうかなと思っていたのですが、そんなことはどうでもいいとばかりに『スキー行くんでしょ?もう最後になりそうなんだから行っておいで』と。
同じく奥さんの仕事の手伝いがあるはずの師匠さんも「僕も行けます」って。
大丈夫ですか?呪われていますね。
「奥只見シルバーライン」の入り口にある駐車場をねぐらにすることにし、そこで待ち合わせるということにしました。
起床は6時50分。
うーん車中泊気持ちよすぎてなかなか目が開かないです。
なんとか這い出して朝食にしました。
コンビニのネバネバサラダとヤンニョムチキンとおにぎり。
駐車場の端でホイルに包んだおにぎりを軽く焼いて食べます。
シルバーラインにはいくつものトンネルがありますが、そこから雪解け水がボタボタ垂れています。
夜間は凍結の心配があるので、雪は無いけど18時から翌6時まで通行止めです。
さあ、ラスト頑張るぞ!
今日の課題は先日テレマークの先生に注意された「体をフォールラインに向けたまま落ちて行く」ということ。
いつの間にかひねり戻しが甘くなり、コブを滑ることだけに集中していたようです。
これではテンポ良くコブを滑ることが出来ないのでした。
かぐらのような混雑も無く、雪は新雪が乗って、それがザラメになった状態でとても滑りやすい。
いい一日になりそうな予感です。
やはり気温はグッと上がり、動くと暑いぐらいでした。
師匠さんはいつもイメージを持って練習しています。
いろいろあーだのこーだの呟きながら試しています。
この日は三本の板を履きかえながら頑張っていました。
おっと!
急にいなくなったぞ!
どうやら板が重なったようです。
僕は良くあるけど、師匠さんには珍しいかも。「奥義/天地逆転滑り」でした。
暑い!
喉も渇く。水分補給も上達の秘訣ですぞ。
ゲレンデはこんな状態。
滑りだけだったら飽きてしまいそうな春雪も、今シーズン覚えたコブ滑りがあると楽しいですね。
さて、ラスト1本になりました。
陽もだいぶ傾いた中、渾身の滑りをしようと思ったのですが、足腰が持たずに崩れ落ちました。
この先は来シーズンの課題ということで、ひとまず今季のゲレンデ滑りは終了とします。
今シーズンは雪にも恵まれ、コロナウィルスに阻まれ、新しいスキー友達に恵まれてと、中身が濃いシーズンでした。
ありがとうございました。
帰り道はいつものごとく「日本酒」を買いに酒屋に寄りました。
今日も2本買いました。
果たして美味い酒なのか、女房には自分の誕生日をこれで酔ってもらうことにましょう。