TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

続、たんばら遠征 その2

2021年04月07日 | Weblog
ねぐらはこの時期使われることがなくなった「チェーン脱着所」にしました。
トイレもあります。
難を言えば斜めです。

なんと9時間も寝てしまいました。
目覚まし鳴る前に起きました。
トイレの前で食事もなぁと思ったので少し移動しました。

前夜の食事はパリパリサラダと鶏ササミ&カニカマ入りの茶碗蒸し、さらにアメリカンドッグ(セブンイレブンのは生地が甘くて美味しい〜)、それにデザートのメイプルパンケーキでした。
お腹パンパンになっちまったですよ。

今朝は豚汁と筋子のおにぎり。そして昨夜のパンケーキの残りです。

うだうだしましたが、8時前にはスキー場に到着しました。
一番奥の一番遠いところに駐車しました。
遠いのは平気です。
それよりも孤独感の方が大切です。

ウエアはもうどうでもいいので、ビブのパンツに冬山登山の時に着ていた薄手のジャケットです。
ビブのパンツは転倒しまくっても平気なのが良いです。
サイドがフルオープンなのでお尻も出せます。

さて、リフトに乗ります。
何本か硬いバーンを滑って足を馴染ませます。
今日は何故か準備運動しました。っていつも軽くはするんですが、スクールの時にやる準備運動をそのまま真似てみました。
やっぱりやると身体の動きは良いですね。

そう言えばもう一人友達が来るって師匠が行ってました。
師匠の言うことには「本物の師匠」だそうです。
どんな強者が来るんだろう···。

4~5本滑って合流しました。
あまりにも想像していた人物像と一致してしまったので心の中でニヤついてしまいました。
ここから彼を「本当の師匠」と呼びましょう。

若様、師匠、本当の師匠、僕の4人での一日がスタートしました。

本当の師匠と自己紹介をし合って少しお話をすると『コブは練習中なんです』と。
え?師匠の師匠なんでしょ? と思いましたが、急に親近感湧きました。
自分で「平地キング」と言ってました(笑)。

師匠の師匠は理論派で研究熱心なところから「本当の師匠」だと師匠が言ったんでしょうね。
いろいろ知っていました。
いろいろアドバイスしてくれました。
そして僕の弱点も見抜いていて指摘してくれました。
試すと「なるほどそうだったんだ」と言う発見もありました。
ありがたやありがたや。

一方若様は昨日よりも良い滑りをしていました。
『内足にちゃんと乗れない』と言っていたので、僕が練習した方法を教えるのではなくそのまま伝えてみました。
出来てました。
滑りは僕より綺麗です。

今日もコブです。
本当の師匠に教えてもらった方法を試すと、けっこういい感じでコブを落とせました。
それから、一つ先が見えてきました。
上手くなると三つぐらい先を見るんだそうです。
先を見るのはつまり、その次の準備がしやすいからですね。
それと、自分なりの新しい発見がありました。なるほどそうだったのか。


本当の師匠の滑り。
本日のベストショットです。

お昼ご飯は僕だけ駐車場に戻りました。
食事だけは一緒にしない事にしています。
スキーはフェイスマスクしているから良いけど、食事はやっぱりね。
お客様商売の僕がスキー場に行くに当たって課した決め事です。
スキーさせてもらうだけでも有難く思います。

モモがパンパンになるほど滑って、もうちゃんとコブを滑れなくなりました。
最後はフリーランしてリフト終了です。

『今日はご一緒してくれてありがとうございました。とても楽しかったしタメになりました』と行ってサヨナラしました。

すると師匠から連絡があり『ストック忘れたでしょ』と。
ありゃりゃなんてこった。
まったく気付きませんでした。
老化現象でしょうか···。

わざわざ僕のところまで届けて下さり、感謝です。
滑っている時はお顔も分からないですけど、こうやって上がるとテレマークスキーやってるようには見えない普通の人間ですね。
つまり人は見かけによらずってことですね。
まさかこの人があのコブを滑るなんて誰も想像しないでしょうね。
人間って面白いですね。

師匠はまだまだ上達しようとしています。
たぶん上達するんだと思います。
人間先を目指すことがあるとこんなにもハツラツとし、キラキラするんだなと感じました。
僕も出来るかな?

ご一緒させていただいた皆さん、今回は僕にとってとても有意義な二日間でした。
またいつか何処かのスキー場でお会いしましょう。
本当にありがとうございました。


おしまい。

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続、たんばら遠征 その1

2021年04月07日 | Weblog
今週もたんばらスキーパークに向かいました。
連休なので泊まりです。移動式別荘(マイカーね)に荷物を積み込みました。

今シーズンは娘をフルに連れていったので、一人で滑ることはほとんどありませんでした。
しかしながら、今週の娘は『目が痛い』ということで急遽棄権することに。

久しぶりの単独行です。
荷物も少ないので楽だし、食事も簡単で済みそうです。
なんせ食べたいものを準備するなり買うなりして、マイカーで食堂を開くのでちょっと大変でした。

いつものように前夜発。
とりあえず赤城高原SAをねぐらにしました。
起床はゆっくりめの7時30分。
まあ朝のアイスバーンを避けて滑るにはまあまあの時間かもね。

朝食は味噌汁とおにぎり、それにデザート。
スキー場まで移動して、のんびり支度してゲレンデに出ます。

この時期シニアは前回のリフト券割引で2,500円。
丸沼高原スキー場とどっちにするか迷いましたが、金額と近さに負けてこちらにしました。
まあコブの具合もまあまあだったので、とにかく練習しようと思います。

朝一何本かまだ硬いゲレンデを流し、いよいよコブへ。

センターコース上部に短いコブがワンレーンありました。
列に(といっても数人)並ぶと、前にいる方がテレマークスキーを履いていました。
一応挨拶します。
『こんにちはー、テレマークの方だったのでつい声掛けちゃいました』
という先週の出会いだった訳ですが『高橋さん、来週もたぶんたんばらに来ます。良かったらまたよろしくお願いします』と。

その方はなんと僕よりも年上だったにも関わらず、いい滑りをされていてかつコブも上手い。
言ってる事も僕が考えている滑りに近かったし、学ぶこともありました。
水曜日お休みだと言うことなので、火曜日は会わないと思っていました。

するとリフトから下を覗くと『あ!』いるいる。
下から『高橋さん?』と気付いてくれました。

後で合流すると『連休なんです』と。
これでまた単独行無しとなりました。

ほとんど毎回コブ攻めとなりました。
ほとんど毎回転倒しました。
ひとつのイメージがあったので、試しましたがダメみたい。
こういう時は他人の滑りを見たり、話を聞くのもヒントになりますね。

その方のお連れにテレマーク三年目の若者が同行していました。
『彼がその三年目でコブに入る方ですか?
『そうそう』
マジか。
若者は彼を『師匠』と呼んでいました。

ではこれから年上のテレマーカーの方を「師匠」、お連れの方を「若様」と呼びましょう。

若様と師匠はとあるスキー場で隣に停めた車の方がテレマークだったという顔合わせで、若様は臆せず『始めて間もないので良かったら教えてください』と声を掛けたんだとか。
すると師匠は丸一日付いて教えてくれたという事です。
それ以来一緒に滑る事が多くなったという馴れ初めだと教えてくれました。

教えてくれる方が良かったのと、若様のひたむきさが相乗効果となり、驚くほどのセンスの良さでした。

若様はコブもゆっくりですが的確に落としていきます。そして言われた事は一生懸命吸収しようとする姿勢があり、計り知れない伸びしろがあると思いました。
僕も僕なりに頑張ってみようと思いました。

コブを最後まで落とせなくなるぐらいの疲労にてこの日を終了しました。

とりあえず『明日もたぶんいます』という大人の口約束をして別れました。
のんびり帰り支度をしていると、若様が来ました。
『高橋さん、今日はありがとうございました』と一番奥の離れに停めた僕の車まで来て挨拶までしてくれました。
なんていう礼儀正しい人なんだ。

一度山を降りて温泉に向かいます。
混んでいたらやめようと思いました。
スキー場のパンフレットで100円引だというので行ってみました。
ダメでも食料を調達するので面倒くささはありません。

「久屋原温泉」というところですが、ちょっと分かりにくいところにありました。
迷いながら行ってみると、ジム、バー?、レストランが併設されていました。それに託児所?みたいな施設もありました。
空いてます。
温泉の入口も分かりにくいですが、新しい創りでした。

聞いてみるとオープンして半年ぐらいなんだとか。
スタッフの方は全員感じ良いです。
これは流行るぞ。
清潔感もあるし、とにかくみんなニコニコしていてとても気が利きます。

ロッカーのキーを返却しようとフロントに行くと先客がいました。
するとレストランの方からすぐに他の人が出てきて『ありがとうございました』と。
なかなか自分の持ち場じゃないと動かないのが普通ですが、素晴らしいです。
僕も真似しなきゃ。

気になる湯船は清潔そのもの。
シャンプーやボディーソープもいい香りで安物ではない感じでした。
満足してお値段500円でした。
良いところ見つけました。


という訳で貸切のような温泉に浸かり、コンビニで夕食と明日の朝食を買ってねぐら探しをしようと思います。


その2へ続きます。

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