『「地震の震度のこと」震度7以上は区分しても意味がない?』
『「気象庁震度階級」の抜粋・引用を備忘録にして、今後の勉強に!』
ウキペデイア情報からの抜粋、引用;
気象庁震度階級は、日本で使用されている独自の震度階級。 地震の揺れの大きさを階級制で表す指標である。 単に震度ともいう。
震度階級の創設と改訂の歴史
1872年、地震観測開始、
1884年、日本最初の統一様式「微震」「弱震」「強震」「烈震」の4段階
1898年、「無感」「微震」「弱震(震度弱キ方)」「弱震」
「強震(震度弱キ方)」「強震」「烈震」の6段階になり、0から6の
数字が振られ7段階に
1949年、震度7が設けられ、震度0から 7 の8段階に
ウキペデイア情報から引用
震度を津波予報の判断材料とすることが定められ、素早い判定のために震度4と6の体感の様子が説明文に追加された。 後の1978年にはすべての階級に体感が追加されている。
体感から機械計測へ
19996年、体感による観測を全廃して震度計による観測に完全移行するとともに、震度5と6にそれぞれ「弱」と「強」が設けられて10段階に
体感震度と計測震度の関係
震度3以上では旧気象庁震度階と現在の計測震度との間に概ね良好な相関関係が認められ、統計的な連続性をほぼ維持していることが判った。 しかし、震度2以下では相関が悪く、例えば旧気象庁震度階で震度0とされた観測点の強震記録をもとに計測震度を計算すると0 - 2.7(震度0 - 震度3)までバラつきがあり、特に計測震度1.0から1.8(震度1 - 震度2)付近に集中している。 す なわち、計測震度計によって震度1や2が観測されても体感震度では「無感」となることも大いにあり得る。
震度の数値化(1)
震度と計測震度の関係表[21] | |
震度 | 計測震度 |
0 | 0.5未満のすべて |
1 | 0.5以上 1.5未満 |
2 | 1.5以上 2.5未満 |
3 | 2.5以上 3.5未満 |
4 | 3.5以上 4.5未満 |
5弱 | 4.5以上 5.0未満 |
5強 | 5.0以上 5.5未満 |
6弱 | 5.5以上 6.0未満 |
6強 | 6.0以上 6.5未満 |
7 | 6.5以上のすべて |
震度の数値化(2)
震度と加速度の目安 | |
震度 | 加速度 [gal(cm/s2)] |
0 | 0.8以下 |
1 | 0.8 - 2.5 |
2 | 2.5 - 8.0 |
3 | 8.0 - 25 |
4 | 25 - 80 |
5 | 80 - 250 |
6 | 250 - 400 |
7 | 400以上 |
日本以外での使用
気象庁震度階級は、日本独自のものであり、周辺国以外では使用されていない。台湾では、1996年に日本で用いられていたものから震度7を除いた震度階級(震度分級)、すなわち、1949年以前の日本の震度階級とほぼ同じものが長年用いられてきた。 現行の震度階級「中央氣象局地震震度分級」、2000年8月1日公告修訂版では、震度7が定義されているものの、日本と異なり、震度5・6の強・弱の区分がなかったが、2019年4月、中央気象局は同年内を目途に日本同様の10段階へと改める方針を表明した。 また、韓国では、過去に日本のものを模した震度階級が使用されていたが、2001年からメルカリ震度階級に変更された。
メルカリ震度階級
メルカリ震度階級は過去の地震の被害状況をもとに、被害の大きさの違いが明瞭に分かるよう区分されており、日本の気象庁震度階級のように計器観測に基づく数値により厳密に定義されたものではない。 一般に、小さな揺れの場合には人間の感じた揺れの大きさに基づいて判断され、揺れが大きい場合には地形や埴生などの自然、ビルや家屋、橋、ダムなどの建築物、構造物の被害状況に基づいて判断される。
地震が発生するたびに聞いていた専門用語ですが、数値化されているのに驚きました。 後は地震発生に備えることが一番肝要であることが、よく分かりました。 昔から『地震・雷・火事・親父』と言いますが、やはり、地震(津波)が一番怖いのですが、今、最も恐ろしいのは、地球をどんどん住み難くして、災害を拡大し易くしている人間と、それに無関心な『俺・僕・私関係ネー』の世情ではないでしょうか。
(記事投稿日:2024/01/23、#719)
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