『実は9500年前から友達だった? 猫と人間 1(表情と目的』
—よそ者がカメラぶら提げて徘徊、注意深くやり過ごすときの家猫のポーズー
全世界でペットとして愛されているネコ(猫)。 愛らしいその姿は見ているだけで表情が緩み、心が和みます。 ネコは人間の良きパートナーと言えるでしょう。 猫の祖先は約13万年前に中東の砂漠などを生息地としたリビアヤマネコだと考えられています。
ウエブ情報です。
このヤマネコが、約9500年前に人間と接するようになったようです。 2004年、キプロス島にあるシルロカンボス遺跡から人間と一緒に埋葬されているネコ科動物の遺骨が発見されています。この遺骨はおよそ9500年前のもの。 遺骨に近い場所にあり、火打石や人工装飾品が同じ場所に埋められていたため、意図的に人間と共にネコ科動物が埋葬されたと考えられます。 つまり、猫は約9500年前から人間のパートナーとして扱われていたと考えるのが自然でしょう。
ネコは、狭義には食肉目ネコ科ネコ属に分類されるリビアヤマネコ(ヨーロッパヤマネコ)が家畜化されたイエネコ(家猫、Felis silvestris catus) に対する通称である。 より広義には、ヤマネコやネコ科動物全般を指すこともある。
写真は、ヨコハマの下町で撮ったものです。 よそ者がカメラをぶら提げて徘徊するときに、注意深くやり過ごすときの家猫のポーズです。 この猫は、獲物狙ったものではありません。
ライオン(Panthera Leo) は、食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類の哺乳類。 別名はシシ(獅子)。オスの体重は250キログラムを超えることもあり、ネコ科ではトラに次いで2番目に大きな種である。 飼育個体は20年以上生きることもあるが、野生のライオンの寿命はより短く、特にオスが10年以上生きることは稀である。
縄張りをめぐって他のオスと常に争うために傷を負い、それが寿命を大きく縮める原因となる。 典型的な生息地はサバンナや草原であるが、茂みや森などに棲む場合もある。 ライオンは他のネコ科の動物にはあまり見られない社会性を持っている。 メスと子ライオン、そして少数の成熟したオスがプライド(群れ)を形成する。 狩りの特徴はメスの集団が連係することであり、おもに大型の有蹄類を襲う。
捕らえた獲物はその大半をオスが独占します。獲物の量が少ない場合は子ライオンにエサがまわらないこともあります。そのため、子ライオンの死亡率は生後1年以内で60%以上、生後2年以内で80%以上と、とても高いのです。
メスライオンが集団(時にはオスライオンの参加もある)で扇形に散開、狩りをすることは知られているが、この写真、マティクェ・ゲーム保護区、南アフリカで撮られたもので、一頭のメスライオンが見張り兼司令塔のようです。
食肉目ネコ科ネコ属のネコも、食肉目ネコ科ヒョウ属のライオンも、人間に、拘束されて、飼われた方が長生きできることは明白です。 『自然に、野生に』では、長生きできないことは随分皮肉なことです。
(20200514纏め #164)
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